Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

米子・大山ライド(一日目)

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ずいぶん間が空いてしまった。出張等重なったのと、めんどくさかったのが2:8(笑)。でも一応記憶のためにまとめてみた。なんせ、大切な「夏の思い出」なので。

 

8/6〜8/7の日程で、元プロロードレーサーのMGさんに誘っていただいてた、大山ライドに出かけてきた。自走で米子まで走って、泊まって飲んで、翌日大山を登り、BBQして帰ってくるという企画で、サポートカー付き!

またとない環境で中国山地越えをする機会に恵まれた。

 

一応上記のような予定でのロングライド企画。その中ではあったが、私は体力が許せば二日目も自走で帰路につきたいという思いを持っていた。あくまでも体力次第。一日目と二日目の最初の大山登坂でどれだけ脚と体力、気力を残せるかにかかっていた。こんな思いを持っていたので、準備も、帰路には自分の装備・荷物は自分で持ち帰るというのを前提に組むことにした。ほぼ初となる自転車で移動して泊して帰宅のロングライドなので持参物には心配がつきまとった。色々迷った末、以下のような最小限の構成となった。

デイパックに下着と半パンとシャツ。二日目用のインナーと靴下。ルールボトル(バイクにはドリンクボトル優先)。メガネコンタクトグッズ。ウィンドブレイカー、チェーンロック、タオル、補給用アミノスティック類。モバイルバッテリーとUSBコード類。それにこのデイパックの外にサンダルをぶら下げる形で考えた(このサンダルは夜ウロウロするのに使ったら捨てて帰ってもいいくらいにボロボロになっているもの)。その他、財布、iPhone、カメラはバックポケット。バイクにドリンクボトル三本という構成で準備は完了した。

ちなみに、機材は、

バイク:S5

ホイール:C35

ホイールは少しでも軽いカーボンを、とも思ったが、長い下りのことを考えて、アルミリムのこちらにした。別の局面でこれが大正解となったのであるが。

 

これらの準備を終え、ちゅう吉に集合したのは7時半。

すでに数人集まっていた。ちょっと抜けてコンビニに朝食を買いに行き、帰ってみると、ほとんどの人が集合していた。半分くらい知った人。あとは知らない人。今回の発起人のMGさんも来ておられ、車に荷物の積み込みを行っていた。MGさんは我々と一緒に走って行くので、車の運転はS田さん。呉からサポートカーの運転のために来てくださった女性。そしてこのサポートカーには最後までお世話になりっぱなしだった。感謝感謝。そして知ってる顔では、チネくんとジャイアントさんなど。

一段落ついたところで簡単にミーティングと集合写真撮影を行い、出発した。

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新市を抜けて182号線に合流後、東城、西城を抜けて鳥取県へ入り、日南町を抜けて米子を目指すルートだった。

 

出発したのは、8時過ぎ。まだまだ涼しいだろうと思いきや、すでに暑い。新市の山の中を走るときにはときおり通る木陰が多少涼しさを与えてくれるが、基本上り。

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スピードも出ないので、暑い暑い。

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湧き水の出る休憩ポイントで、サポートカーに積んであった補給用のゼリーやドリンクをいただき、とても助かった。

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サポートカーがなければしばらく続く山道と手持ちのドリンクの量から不安を感じたに違いない。その後も40分程度で一度の休憩を挟みながら進んだ。

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店員Mくんは、いつも通りの想い装備で。二人がかりの人力ドーピングで上りを切り抜けた(笑)

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そして、182号線へ合流。

基本これまでにスキー場へ向かうときに利用していた道。季節は違えど幾らかは馴染みのある景色。でも自転車で進んでいる今の状況にはとても違和感を感じ、不思議な感じでペダルを回した。

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車で通るときにはあまり気にしていなかったアップダウンもやはり自転車ではキツく感じられる。また凍結防止ように切ってある溝がとても強く感じられたりと、車で走っていただけでは気づけない細かなことにも気づかされた。

東城を抜けて、小奴可あたりから山道へ入る。

すばらくすると、これも季節が違うので見える景色は違うが、明らかに馴染みのある風景が目の前に現れた。猫山だった。

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年に数回スキーのために訪れる。ちょうどここで休憩となったので、不思議な気分を味わいつつゆっくりと過ごす。

暑さは和らいではいないが、さすがに標高が上がった分、幾らかは過ごしやすかった。カロリー補給を行い、ボトルの入れ替えを行ってくつろいでいる間に、風も出てきてさらに過ごしやすくなっていったが、遠くから雷の音が聞こえ聞こえてきた。そして分厚い雲もなんだか近づいている様子。明らかに降られる前触れ。

ここで少し止まり、通り雨をやり過ごすか、逃げるように走るかみんなで迷った。

MGさんが、その先の日南町で合流予定の方と連絡を取ると、どうやら先ではすでに土砂降りらしい。

それなら止まっても同じことなので出発しようということになり、降られるのを覚悟の上で再スタートとなった。私にとっては嫌なシチュエーションだが仕方ない。

再スタート後しばらくは空気も少し涼しくなってきており、快適に走ることができた。しかし確実に雨の気配も。やがてポツポツと肌に雨つぶがあたりはじめ、次第に強くなっていった。そして土砂降りに。すべての音が雨の音にかき消されてしまった。激しい雨音が聞こえる。でもある意味雑音の中で感じる静寂感が心地よかった。それまで暑さでやられていた部分もあったのが急に冷却され、頭も身体もスッキリしていくのが感じられた。

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その後、あっという間に県境を越え鳥取県へ。

標高的に一番高くなるあたりは越えた直後なので、あとは下るだけ。

みんな信じられない速度で、雨の中をすっ飛んで行った。私もだんだんと状況に身体と気持ちを合わせて行って速度アップ。やがて、雨の下り基調の中での高速トレインができていた。45km/h程度の巡航。ときおり55km/h越え。先頭を交代しながらの速度維持だが、下り基調ということもあり、全くキツくない。気持ちよく走るトレインに乗った。

土砂降りなのでジャージも靴もずぶ濡れ。これがまた気持ちいい。さっきまでの猛暑が嘘のように涼しいライドがしばらく続いた。

しばらくすると雨も弱まってきた。

そして、日南町でお一方と合流。

初めて会う人だと思っていたが、顔を見てビックリ!

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所属しているスキー場のパトロールの方だった。

人と人をたどっていくと思わぬ人と結びつく。そんな出会い方って案外多いのがロードバイクだな、と最近特に思う。

思わぬところでの再会にテンションが上がり、ますますこのライドも楽しくなった。

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再スタート後も、近くで走りながら色々話して楽しめたし。

やがて雨は上がり、路面もだんだんと乾いていく。米子までは下り基調の中、いくつかの峠を越えてたどり着いた。完全な山道から、いくぶん街中に入った気配を感じると、いよいよ今日のライドも終了!という思いになり、気持ちはそのあとの宴会でのビールに集中する。

うまいビールを楽しみにハンガーノック寸前で美味しい食事にありつけるよう、余分な補給と水分は控えつつ、楽しく談笑しながら走りきった。

 

到着した米子駅前では「がいな祭り」真っ只中。

松江出身の私もこのお祭りの名前はよく聞いていたが、目にするのは初めてだった。今は無くなったらしいが、松江にもこんな感じのお祭りはあったが、それよりも規模は大きいらしい。見たことはないが、そんな話題も家族の中では会話に登ったこともあるこの祭りを目にして、少し懐かしい感触を味わった。

しかし、腹は減り、喉もカラカラ。

ホテルにチェックイン後、シャワーを浴びてすぐに宴会場へ向かった。

 

宴会ではもちろん自転車で大盛り上がり。島根から参加のグループも合流し、さらに人の輪も広がる。

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私自身どんな話をしたかも覚えていないが話は尽きず、ホテルのロビーにおいても話が続いた。気がつけば23時。翌日もあるから就寝準備のため部屋に上がったが、それがなければまだまだいくらでも話は盛り上がりそうな雰囲気だった。

 

今回のライドで大きなミスを私は三つしている。そのうちの二つはこの日に。

一つは、充電しておいたメインのフロントライトを忘れてきてしまったこと。翌日も自走で帰る場合(この時点での体力の残り具合から、ぜひ実行してみたいという思いは持ち続けていた)、暗くなってからの到着の可能性が高かったので心配。

二つめは、なんとアイウェアを落としてしまったらしい。米子に到着後ホテル前の移動の際、ヘルメットにつけてあったものがどこかで落ちた。来た道をたどってみたがもうなかったので誰かに拾われてしまったのだろう。気に入っていただけに、残念。しかし、今後も使い続ける予定ではあるので、すぐに気を取り直して再注文した。そろそろ到着するはず。

 

こんなミスを犯しながらも、1日目を無事終了。

 

翌日は大山登坂と、体力があれば自走による帰宅である。

1日着たジャージ類を水洗いした後、ベッドに身体を横たえると、す〜っと眠りに落ちていく心地よさを感じた。そのまま朝まで起きることはなかった。

気になりだすと次から次へと・・・

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写真は、先日の「米子&大山ライド」で振られた豪雨で濡れ、そのあと擦れてはげてきてしまったバーテープ。ドンドン広がってくるよ〜(笑)。

次の実走の時までには巻き替え(てもらわ)なきゃ。

 

さて、昨日、一昨日は墓参りのためトレはできなかったので、今日午前中にワークアウトを行った。内容は、FTPで5分を2回、400W-30秒を2回、VO2Max域2分を4回の組み合わせ。ちょうど1時間。

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写真はVO2Max域繰り返しの一本目から三本目。一本目はコンスタント。二本目ははじめの方でやや高めの出力で後半落として調整。三本目は抑え気味に入り、後半上げていったというのがよくわかる。理想的には三本目だろうか?  でも、このペースで上げていって間に合うのか?という焦りは感じてしまう(笑)。

 

ところで、先日、サドルを少し後ろに下げ、その分高さも少し落とした。前回も感じた通り、出力を出しやすくなったかなというのと、いろいろな筋肉を使い分けしやすくなったようにも感じる。いい感じ。

ところが、ワークアウトをやってる最中、微妙にハンドルの角度が気になりだした。気になりだすといてもたってもいられなくなり、ワークアウト終了直後にハンドル角度を少し変えてみた。ほんの少し、ハンドル(バーエンド)を送るように角度を上げてみたのである。結果として、ブラケットが少し起きてきて近くなり、ほんのちょっと高くなった。

変更直後にしばらく軽めに回し、その感触の違いを確かめた。ブラケットを握るときの手首の角度がしっくりくる。そしてブラケットを握った状態で深い態勢が取りやすくなった。変更前よりも明らかにいい!、と思う。

しばらくまたこれで乗り続けてみよう!

ポジション調整がてら今日もLONDON

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米子&大山までの往復ライドも無事終了し中二日。そろそろ脚を回しておこうと、

ZWIFT LONDON RIDE !

 

土日の二日間で、距離337.2km、獲得標高4032m(内二日目で2439m)を走ったことになるが、その疲れはそこそこ残った。当日と帰宅の翌日はアミノ酸サプリをしっかり摂ったおかげもあり、多少ふくらはぎとかハムあたりにハリがあるな、程度で済んでいた。アミノ酸サプリがなければ経験上もっと大変なことになっていたに違いない。しかしやはり、全身の倦怠感は二日目からやってきた。かなり身体全体がダルかった。仕事で紛れており、一日あけたこの日に軽くアクティブリカバリーとして回しておこうと考えたていたが、そんな元気は帰宅後には残っていなかった。

 

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そんなわけで、二日あいた昨日にローラー練を入れた。

一見快適なポジションと思われていた米子&大山ライドだったが、もう少し楽になるかもしれない、と考えポジションを多少いじってみた。

サドル高はちょっと前に5mmほど下げている。そのおかげでしっくりきてはいたので、高さ的には今のところ問題はない。気になるのは前後位置。今回少し下げてみた。8mmほど。それにともなって高さも5mmほど下げてローラー練に入った。

 

特にワークアウトを設定せず、軽く回しながら負荷を決めていこうと考えた。

10分はアップ。

その後は少し負荷を上げ、20分230W平均になるよう、220W程度から徐々に上げていった。はじめはキツかったものの少しずず慣れてくると、もうちょっといけるかも、と、目標設定を235W、240Wと、上げていくことになり、最終的には20分間を243W平均に持っていけた。かなり余裕を残して。中二日ということもあるが、間があくと心拍ばかり上がって妙にハァハァしてしまい、キツく感じていたが、今回はハァハァせずに出力も出せた感じがしている。ポジション的にパワーが出しやすくなったのかもしれない。もうちょい様子見してみる。

 

その後、軽く流しつつ、途中でVO2Maxを2分入れて、ダウンしてる間に、雨が降り出し、雷も鳴りはじめたので終了!

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実走だとこんな感じでグダグダになるんだな!

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今日は、以前何かの本を読んでそのまま組んだVO2Maxを刺激するワークアウトを行った。

しかもEdgeシリーズのワークアウト機能を使って。一応ZWIFT で走るが、今回のワークアウトは520の指示に従う。加えて違うのは単にGARMINを使ったというだけでなく、そのことによってZWIFTの方は傾斜に従って負荷が変わることになる。つまりいつもよりも出力を一定に保ちにくい状況になる。

 

その中で、以下のワークアウト。

10min UP

290W〜3min - Z3 5min × 6

10min

DOWN

 

「何かの本をそのまま」ということで、気にかかったのは「290w〜」という部分。負荷が変わらないならなんとかなるかもしれないが、ちょっとキツそうだな、と。はじめてみてマジできついようなら数値を調整しようと考えた。

はじめて見ると案の定、キツかった。その上に負荷の変化。下では足りなくなるし勾配が上がるとふみ加減に。それを繰り返すうちに、あっという間に脚は消耗していった。一本目が終わった時点で「あ、ダメかも」と気づいた。その後なんとか控えめの出力で四本ほどつないだが、最後の一本は全く出力が上がらない状態となってしまって終了。

すぐに数値の設定を下げたさ!

 

ここで気づいた。

パワトレを行う上でのローラーの効率の良さを。負荷が一定の中でのターゲットゾーンキープがいかに楽なのかを。そして実走のように負荷の変化がある中ではどれだけ脚を使ってしまうのかということを。

 

限られた時間の中でのトレーニングならやはり効率の良いローラーでのトレーニングに軍配があがるな、と思った。

実走の時のパワートレは現実的ではない。特に私の走るエリア近辺ではフラットな場所が続く、または周回できるようなところはないし、あっても危ないし。

 

ということで、やっぱ効率求めて、ZWIFTのワークアウトの機能を利用させていただくことにする。ガーミンに入ってるワークアウトも時間があるときに移植して、ZWIFTでできるようにしていこうと思う。

 

あ、負荷調整の機能ってキャンセルできるのかな? 今思いついたわ。できるなら今回のやり方でもやりやすくはなる。ちょっと調べてみなきゃ!

 

本日のワークアウト中に、TRECK EMONDAが、使えるようになった。

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S5まではまだまだだけど。がんばる!

ローラー練をやってると、自分の記憶を恨むことがある

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今日はムスメさんの学校のプール当番の日。その用事は昼からなので、午前中に1時間ほどローラー練をやった。メニューはZWIFTのワークアウト「The Gorby」。280W5min-140W5minを5回ほど繰り返すやつ。ちょっと前にもやった覚えがある。たとえそれが少々きつくても、多少丸められた記憶が残ってしまうのが私のいいところ。今時期にはちょうどいいだろうと安易に始めてしまった。

結果は・・・

やりきったものの、まさに冒頭の写真のような感じで意識が飛びそうになる程ツラかった。多分前回やった時もそうだったのだと思う。しかし、私の記憶はうまい感じで丸められているのだった。やってる最中には、ホント自分の記憶の丸さを恨んだ。そもそも覚悟もなかったので、それくらい最終場面では辛く感じられた。

 

そしてワークアウトを終え、画面の景色に目をやることができる状況になると、ちょうど差し掛かったのがタワーブリッジ。きれいな景観に癒されながらクールダウンも終了した。

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Edge520の表示するVO2Maxも最高値更新。時間は短いのだけど頑張ったんだな、と自分でも思う。

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後に、前回このThe Gorbyをやってみたときの、平均パワー、平均心拍数、最大心拍のデータを比較してみた。

 

前回(7/12)

平均P  278 279 281 276 275
平均H  161 163 167 168 171
最大H  170 173 177 178 179

 

今回

平均P  282 281 283 283 283
平均H  150 155 160 164 167
最大H  158 168 170 173 179

 

前回は軽めにという意識もあり、180W5分キープの目安だったが、そこまで上げていないにもかかわらず、心拍は平均も最大も今回よりも高い数値だった。逆に言えば、今回は前回に比べて少し高めの出力を維持きていても心拍は低く抑えられるようになってきたということ。最後の5本目の最大心拍数が同じ179になっているのは、最後に少し上げていったから。それがなかったらもう少し低い数値になっていたと思う。

前回からの2週間半の間にやってきたワークアウトによる効果は出ているのかも。数値的には上記のVO2Maxも高値更新してるし。

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ゾーンもねらった感じになっていると思う。がんばろ!

 

 

なんにせよ日々の積み重ねが大切なんだ

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パワーメーター、GARMIN VECTOR導入後すでに1年半ほど。その間のVECTORの活用の場は、トレーニングと実走後の確認が主なものであった。先日行われた、「2016ミッドナイトエンデューロ」で初めて「レース中にパワーメーターあって良かった〜」と思える出来事があったのでメモしておく。

はじめの頃のVECTOR活用

 はじめの頃は、実走では値を見ながら走ることはなかった。かなり値も揺らいでいるのでその瞬間その瞬間に見てもよくわからない。一定時間様子を見てれば傾向はつかめるかもしれないが、実走の時にそんなことしてると危ないし。なので実走については帰ってからだいたいの傾向を見るだけ。細かな分析はできないので。

そしてローラーの時に、ターゲットゾーンを設定してそこをねらって回す。ラップ平均を表示させておいて、その値をねらった出力に近づけるようにするとやりやすいというのには最近気づいた。ローラーなら安全に可能だし。

ここのところのVECTOR活用

 出力のラップ平均を参照しながら走る方法に気づいてから、いろんな場面で目標出力を定めて走ってみる機会を増やした。ローラーはワークアウトとしてやるので当然として、最近は実走でも使い始めた。チラ見する中で平均値を見て、低ければもっと頑張る、高ければちょっと抑えるという具合に。特に上りの時にそれをやる。例えばしまなみを走っている時には、橋までのアプローチが必ず数分の上りとなっているので、そこで目標平均出力を決めて走りきるようにするとか。

こうすることで、ローラーでの出力キープと実走でのキープが段々と繋がってきた。

そのおかげか、レース(ミッドナイトエンデューロ)でも、出力値の傾向がわかるありがたさを感じられるようになってきた。

レースで感じたありがたさ

レースでの活用はこれまでほとんどなく、たまに出力を見ても、「あ〜、今それくらいの出力なんだ」くらいにしか感じることはなかった。もっぱら後で、これくらいの平均で走って、どう推移していってるのかをみるだけだった。

しかし今回のエンデューロでは、走行中にかなり役に立った。

例えば、キツイなと思った時、出力をチラ見して、

「これくらいならあと〇〇分、この上りの先の直線が終わるあたりまでは持つな、ワークアウトでも〇〇分くらいの実績はあったし。そこで先頭交代してもらおう」

などと、目安を立てることができた。

また、後方に下がった時には、

「これくらいならワークアウトでもレストとして設定している出力なので脚を少し回復させられるな」

とか、安心できる要素をイメージして、脚が疲れてきたからといってことさら、行き詰まってしまう感覚にとらわれることなく自分の周回数を完遂することができたのだった。

これはかなりありがたかった。

このような感じで値を見ることがなければ、どれだけ脚を使っていて、どれくらい休めばいいのか、などといったことがわからず、闇雲に走り回るだけになるところだった。

ただ、エンデューロというレース形式であったため、値をチラ見する余裕があったが、クリテやロードレースになるとそんな余裕もないのかもしれない。

日々の活用が大切だった!

 上記のような感じで、今回のエンデューロで、値を見ながらレースの中で脚をマネジメントする有用性を感じることができたが、そのためにはただパワーメーターを導入すればいいということではない!というのは明らかなことだった。

今回ありがたく感じるに至るのに必要なことは日々の活用(日々のデータ)だった。

トレーニングとして行ってきた「〇〇W、〇〇分キープ」のワークアウト。トレーニングとして自分の体力を向上させるため、という側面は大きいのは間違いない。しかしそれに加えて、自分の実績値という側面もあり、それが今回生かされたということなのではなかろうか。

「〇〇W、〇〇分キープ」がローラーでできていれば、それと似たような数値が目に入ってきたときの目安になる。さらに「〇〇W、〇〇分キープ」のバリエーション(時間と出力の組み合わせの)が増えればいろんな状況での脚の消耗に「予測」が立つ。今回はその「予測」のおかげで自分にとってはやや速めのスピード域の集団についていくことができたと言ってもいいだろう。

ただパワーメーターを導入しただけでは値を参照して、こうだったんだな、という見方しかできない。そこに日常で活用した時のデータの蓄積をしていくことで、よりアクティブにパワーメーターを役に立てることができるのだと感じた。

次のレースまでに、予想される時間と出力の平均の組み合わせをいくつか試しておこうと考えている。予想するのは過去のデータを参照すればいい。

パワーメーター導入から1年半ほど。「前回の走行データ」を参照できる期間には入っている。さらなる「活用」を目指して、 今日もハムスター活動(通称:ハムカツ)をがんばるのであった!

仕事の疲れをワークアウトで散らす!

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広島日帰り出張4連チャン最終日の今日。オマケに家を出たのは朝4時半。ほとほと疲れたものの、この脚の疲れには軽い運動が効きそう。

ということで、帰ってすぐにワークアウトに取り組んだ。

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今日のメニューは、VO2Max〜BuildUp。

ちょいきつのインターバルののちに、レース終盤にかけて上がっていくペース〜ラストのスプリントまでを意識したビルドアップを付け加えた。トータル50分程度に収まるように少し短めにアレンジしている。

UP 10min

235W2min - 315W30sec

237W2min - 310W30sec

237W2min - 310W30sec

235W2min - 307W30sec

182W5min(rest)

218W7min

256W5min

284W3min

314W50sec

フルもがき 10sec

DOWN 10min

255W(FTP)キープ時には、やっぱやるんじゃなかった!とも思ったが、なんとか。280W3分キープでは最後の30秒は「永遠の30秒」を感じ取ることができた!

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終了時には大雨。雷もなっていた。

 

プロテイン補給して終了!

今日のワークアウト

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SST

10min UP

10min Ave.247W

5min Rest Ave.197W

10min Ave.250W

10min DOWN       45min

 

245W平均10分を2本。2本目の方で出力が出るように。一昨日もSSTで苦しんだので、今回もキツイかな〜?と思ったのだけど、案外いけた。規定の出力よりも少し高めにキープできるとともに、最後に向けて上り調子で上げていくこともできた。もうしばらく続けると、さらに慣れるかな?

また別の記事にまとめようと思ってるのだけど、こうやってワークアウト時に溜まっていくデータはレース(ミッドナイトエンデューロ)の時にも役に立った。目標値をキープして身体を慣らしておくといいことあるな。もうしばらくはSST〜FTPがんばって、その後インターバルを繰り返していこう!

次のレースで役に立つよう、データを取っていくという意味も含めて。

 

ただいま、広島出張4レンチャンの真っ最中。明日が最後だが、車での往復に加え、立ち姿勢キープからの炎天下での待機と合計2時間程度の徒歩も。脚は変な疲れ方してる。

ワークアウト直後ということもあるし、アイシングマニアの私としては場所をこまめに変えながら2時間半ほどかけてアイシング中。早くスッキリしてほしいもんです!

ZWIFT UK に上陸!

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ZWIFTやろうと思って起動したら、今日のコースはLONDON。アップデートが実施されたらしい。前々から告知されていたLONDON。こんなに早かったんだ。知らなかった。

 新たなコースでさらに充実のZWIFT。今後も色々コース増えていくのかな?楽しみでもある。 

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このコース、ロンドン市内を走る感じのコース。上の二つの写真はタワーブリッジ通過時のもの。実は私、学生時代にロンドンを訪れている。この橋も間近で見た・・・、はず。もう何十年も前の話、懐かしい景色のはずなのだが、正直あまり覚えてないな〜。

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有名な二階建てバスも。

ちょこちょこ走って、いろんな景色も楽しみたいものである。

 

今日はワークアウトでSSTだったので、そんな余裕はなかった。

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SST30分を二本。

キツかった〜。なんとか★もコンプリートできたけど。

次のレースは9月。

耐久(たぶんソロ)とヒルクライム。それらに備えて練習開始となる。8月はじめあたりまではSST〜FTPに重点を置き、その後VO2Maxへ。その間体調を見ながら高強度のインターバルを挟んで9月を迎える。その後はヒルクライム対策で、FTPとVO2Max中心にシフトするかな?、モチベーション保てれば。

 

ミッドナイトエンデューロを挟んで少し休養を入れたので、トレ再開となる。トレはローラー中心で、この夏はロングのファンライドも何度か予定してるので、楽しみながら乗り込んでいきたい。