「私が彼を殺した」
東野圭吾の小説。
ちょっと前の小説ですが、相方が少し読んで、なかなか時間がないためにしばらく手を着けていなかったので読み始めました。たま〜に無性に「何か」読みたくなることがあるのですが、ちょうどそんなときだったのかもしれません。
この小説、ちょっと変わっていて、本編の後に「推理の手引き」として袋綴じの解説がついています。
これまたタイミング良く同じ職場の人が読んでいるのをみかけ、ネタバレにならない程度に様子を聞いてみたところ、本編ではやはり結論までは至っていないとのこと。「解説」をみて「ああこういうことなんだな」というめどが立つ程度であるということを教えてもらいました。
そこまで知ってしまうと、なんとなく自分でわかるまで袋綴じを開けたくなくなってしまいます。
なんとか自分で納得のいく結論を出してみたいと思い、後半一気に読み込んでみたのですが、結局ワカラズジマイ。
そしてまたはじめから読み始めてしまいました。
二度目になるとやはり、はじめに読んだときには気付かなかったことに気付いてきます。なんとか二回目で納得のいく結論が出るといいのですが。このこだわりようは、三回目にも突入してしまいそうな勢いを持っています。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/03/15
- メディア: 文庫
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