車中泊スキーへ

　週末土曜日、スキーへ行ってきました。
　ほとんど毎週末スキー修業のため山へあがっている我が家では普通のことではあるのですが、この度はちょっと様子のちがうスキーとなりました。
　金曜日の晩、相方がちょっと山に入ったところで飲み会があったのが事の始まりでした。相方の職場近くでの飲み会であったため、迎えに行ってそのまま山へ入っちゃおう！ということになったのでした。相方の車は帰りに取りに寄ろう、と。その結果、前の晩からの車中泊スキーとなったのでした。
　考えてみると、我が家ではこれが初めての車中泊スキー。ウキウキ・ワクワクでした。
　このプランが決まったのが火曜。出発の金曜までの間に車内の装備を少し変更しました。変更前のスキー仕様は荷室の底上げ棚にブーツやストックなどを置いて、3列目シートベルトが吊ってあるフック部分に取り付けているフレームに小物をぶら下げていました。
　今回は、ここを少し改良。

　これらがそのアイデアスケッチ。もちろんそのままうまくいっているわけではありませんが、こんな雰囲気でブーツ、ストック、こどものスキーなどを置く棚を作り、サードシートは倒してフラットにして就寝場所を確保するようにしました。木の板に穴をあけ、フック部分のフレームにくくりつけ、前の方は3列目のグリップから吊っただけのものです。それでも3人分のブーツとストック、こどもの板はスッキリおさまりました。

　さて、金曜の夜に出発し、こどもと夕食と入浴を済ませ、妻と合流し、県民の森を目指しました。途中朝ごはんを買って現地到着は23時半くらい。焦らなくてもいいので、とても楽な行程でした。就寝準備を済ませ、DVD「LIST」を見て寝たのは1時半頃。マットや寝袋、窓に自作のシェードでなかなか快適でした。

　翌朝6時半起床。相方とこどもはまだ寝ている間にスキー場のセンターハウスで顔を洗い戻ると、起き出してきた相方が交代で洗面へ。その間に朝ごはんの支度。といってもカップスープとカップ麺、コーヒー用のお湯を沸かすのみでしたが。

　3列目の片側だけを起こし、その裏側でお湯を沸かしました。この写真が今回の車中泊スキーバージョン。上部の棚にスキーブーツが見えます。

　さすがにスキー場の朝。寒いのでカセットガスヒーターを足元に置き、手を温めながら作業しました。

　こどもも、車内のぬくぬくの中でリアゲートからの雪景色を見ながらの朝食にテンションあがりまくりでした。相方も、朝暖かいものをお腹に入れることができると喜んでくれました。

　その後は一日スキーを楽しんだわけですが、久々に朝一からのリフト乗車ができました。その分午前中が充実。夕方は早めに切り上げ、ゆっくり帰宅しました。

　もちろん帰る時、こどもはシュラフにくるまって爆睡。帰宅後寝室に連れて行くのもシュラフにくるんだままで連れて上がりました。

　今回、初の車中泊スキー（こどもが生まれてからは）でしたが、こどもにとってはスキーとキャンプが一緒になった体験となり、かなりテンションが上がったようでした。
　今回作った棚ですが、今後春くらいまでに折り畳み式の2段ベッドに改良してみようかといろいろアイデアを練っています。以下、そのアイデアスケッチをいくつか……。