Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

まるく回すペダリング?

ロードバイク、始めたからには早くはなくとも上手く乗りこなせるようになりたいと思う。身体に大きな負担をかけることなく長距離ライドを楽しみたい。常々そう思ってます。

Madone2.3購入からもうすぐ二ヶ月。はじめは、できているのかは別にして、フォームやポジションについてしか頭にありませんでしたが、最近の実感として、フォームもポジションも結局はペダリングにつながっていくのかな? と。もしくは、これらの要素が上手く絡み合うのが「上手く」なっていくということなのかな? と感じ始めています。

先月始めのしまなみ海道家族サイクリングで子どものペースに合わせて走っている時、ペダリングについてイロイロ考えながら走りました。
本などでは「丸く回す」などといった表現がされていますが、いやいやもともとペダルは丸く回るものであり、だからこそ「回す」という表現で表されているのであって・・・。更に、「回すために三角を意識して」って・・・、まあ、言わんとすることはわからんでもないが、実際にやってみようとしてもそれが果たして正しいのかどうかもわからんし・・・。こんな状態であれこれ考えあぐねていました。

そこで、家族サイクリングでゆっくりついて走っている時、片足ペダリングを試してみました。ビンディングペダルを使っているからこそできる練習ですが、片方の足のビンディングを外し、もう片方の足だけで自転車をこぐという練習方法です。ビンディングでつながっているのだから特に問題なく「こげるだろう」と思いきや、ギクシャクせずに回し続けるのはかなり難しいものでした。

まずは右足のみで挑戦。上死点ちょっと手前で足が止まってしまい、空回り、後追いで足を回すことになり、その結果、急激にチェーンにテンションをかけてしまうことになるというのが繰り返されます。しばらくいろいろ試してみると、太腿をしっかり上へ引っ張り上げてやらないと足が上死点手前で引っかかって前へ出られない状態になってしまうことに気づきます。両足を使っていた時にはこの時点で反対の左足が踏み込みの終盤なので、右足はその力を借りて上死点を超えていたんだと実感。その後太腿をしっかり上へ挙げるのを意識し出すと、ペダルにかかる力を一定に保ちながら足を回すことが少しづつできるようになっていきました。もちろん「身につく」ところまではいかないので、繰り返し練習をしてみなくてはならないのですが、この練習で「これが『回す』ということなのか」というのを感じることができたような気がします。
また、連動して「回すための三角」の動きも感じ取ることができました。私の感覚では、下死点ちょい後ろあたりから上死点ちょい前あたりまでが三角形の一辺。ここは太ももを真上に引っ張り上げる動きにつられて足が真っ直ぐ(実際には回ってますが)上がってくる感覚です。
次の一辺は上死点付近から前下方への一辺。上死点を超えるところで引き上げていた太腿が止まり、それまで膝の後ろ下からついてきていた足とペダルが、膝を支点に前方へ直線的に投げ出されます(もちろん回ってるのですが)。ついでに踏む力を加えながらなので前下方へ行くことになります。
そして三辺目は、前方へ投げ出された一番遠くの方から膝を曲げて、膝の後下方にたぐり寄せるように引き戻してくるイメージになります。

正しいかはわからないのですが、このイメージを持って左足にもチャレンジしたところ、今度は右足よりも早く慣れ、スムーズに回せるようになりました。今回のこの感覚はそれまでの、推進力を得るために、しっかり下死点までペダルを踏んで折り返す、という感覚とは全く違ってました。片足ペダリング練習時の回し方では、上死点、下死点はあまり意識しないのだな、と。単なる通過点として通り過ぎるポイントなのかな、と感じ始めました。

今後も見通しのいいところで片足ペダリングを取り入れて、ペダリング改善に根気良く取り組んでみようと思っています。

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