Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

私のロードバイク紹介 4 (Madone 2.3 はじめに感じた不安を整理)

ロードバイクに乗りはじめて感じた不安。それらを整理してみると、以下のの4点でしょうか。

1. お尻の痛み
2. 首、肩、上腕部の凝り
3. 路面の振動
4. 長距離どうなんだろ?

1. お尻の痛みについて
はじめに感じていたお尻の痛みは、その後、約1ヶ月弱程度続きました。と言っても、かなりの痛みを感じ、苦痛に感じたのははじめの3回目くらいまで(それぞれ20km、34km、42km)で、その後は徐々に収まっていき、今ではサドルにお尻が当たって痛い、という感覚は全くなくなりました。しかし、その3回の間は、前回の痛みの上にさらに押し付ける感じで、特に乗車し始めの時間帯はちょっと我慢が必要でした。それでもしばらく乗っている間に(20分程度?)慣れてくるのか、その後も乗り続けることができるくらいの感覚には収まってくるのでした。
その頃、色々なサイトや本を見ては、お尻の痛み対策を考えました。しかし、お尻の痛みについて、その説は種々様々。「慣れるまで待つ」「ガマン」「ポジションを正しくする」「慣れるものではないのでサドル交換で対応」などなど。また、ポジションについても、「骨盤を立てる」という考え方もあれば、「寝かせる」というものも。結局、どれが正しくてどれが正しくないのかということではなく、自分に合っているのはどれか、そしてどれに拠り所を求めて心の支えとして「信仰」していくかなのかなと私には思えてきました。
そして私のとった対応は、「骨盤を立てるポジションを拠り所とし、そのポジションが身につき、慣れるまで待つ」というものでした。単にできるだけお金をかけたくなかっただけなのですが、心の拠り所があったおかげでなんとか「お尻の痛みに対処する」という当初の目的は達成できました。この心の拠り所がなければ、ポジションも確定せぬままあれこれ試し、自分に合うサドルを求めていろいろ試していくつもサドルを購入していたかもしれません。もしくは最悪、痛みの解消にメドが立たず、ロードバイクに乗るのが億劫になっていたかもしれません。

2. 首、肩、上腕部の凝り
元々私は首回りが弱いのか、凝りまくってて首を回すといつも痛いタイプです。スキーの時のような態勢で長時間いると、頭痛にまでつながってしまうことはしょっちゅうです。なので、当然ロードバイクの態勢も首まわりの強い凝り、首が回りにくくなる(借金のためではなく)などといった症状が出てくることは予想されていましたし、実際、納車時にちょっと周りを走っただけでコリコリになりました。
これにはどう対処すればいいのか、今だに思案中ですが、元々はスキーのオフトレの意味も込めて始めたロードバイク。ロードバイクで首への負荷に慣れ、スキーの時には少し楽になればいいな、というくらいで騙し騙し続けている現状です。
しかし最近、以前ほど首回りの凝りが気にならなくなってきたな、という変化を感じ始めています。ロードバイクで出かけている間には相変わらず凝ってきます(それでもその程度も少しずつ収まっている感じもしますが)。しかし、そのおかげで鍛えられたからなのか、単に慣れただけなのかはわかりませんが、普段の生活での凝りが楽になってきた感じがします。凝りからくる頭痛も頻度は減っている気もしますし。
はじめに感じていた不安は単に運動不足からの不安で、少しずつ動くことによって解消されてきつつあるのだと思い込んで、続けていってみます。

3. 路面の振動
カーボンバイクはアルミロードバイクに比べて、振動吸収性能が高いため乗り心地が良く、長距離走っても疲れが少ないと言われます。他のロードバイクに乗ったこともない私には比較のしようもないのですがそうなんでしょう。なので、いずれ自分で買って乗り比べてみたいものだとは思っています。
しかし現状はアルミの Madone 2.3 のみが私の愛車。はじめに感じた振動とショックの大きさに恐れおののいているわけにはいきません。ましてや自分の技量を棚にあげてせっかく私の愛車になってくれた Madone 2.3 がアルミだから、と終わってしまうわけにもいきません。
というわけで、慣れるまでガマン、でした。慣れるまでガマンといっても、「振動とショックの大きさ」のどこが怖いのかというと、私にとってはまず「お尻の痛み」、そして腕などへ伝わってくる振動によってより首に負担がかかるのではないか、という点でした。なのでお尻の痛みへの対処でだんだん慣れてきたこと、首の凝りも少しずつ解消してきつつあることから、徐々にその怖さも薄れていきました。
そしてロードバイクで走り慣れるにつれ、大きな段差やショックを与えそうな部分を通る時の、「いなしかた」もだんだんとわかってきます。これはできるだけパンクしないで済むように、そして愛車をいたわる意味も含めてショップの方にも教えてもらったり、自分なりに工夫したりしています。ポジションとペダリングが少しずつですが上達(本当に上達しているかはわかりませんが、身体への負担は減ってきているので)したおかげか、衝撃や振動を身体の各所へ分散できるようにもなってきました。

こうして、はじめの段階で感じていた不安を整理してみると Madone 2.3 というバイクは、ポジションを意識したり、いなし方を覚えたり、ロードバイクに乗る時の基本的なことを自然と意識させてくれる(しなければちょっとしんどくていやになりそう?)、基本性能のしっかりしたバイクだったのだな、と改めて感じます。

何度もいうように比較対象がないので私自身わからない部分ではありますが、上記のような心配が感じられるくらいのシビアさを素人に感じさせる作り(アルミロードバイクとしては乗り心地が良いとは言え)であるが故に、しっかり踏み込んだ時のブレやヨレ、それによる不安定さを感じないような気がします。私自身の感受性の問題もあると思いますが、体重がそんなに軽い方ではない私が登りで立ちコギ(ダンシングと言いたいところですが)をする時にも、タワミやウニャッとした感じを受けません。タワんだらタワんだで、そのタワミのリズムに合わせて利用してみようと思ってしまうのがスキーヤーのサガなのでしょうが、そのあたりは私には感じられません。踏んだらその分ロス少なく進んでいくという感じ(ダイレクト感というのでしょうか)です。

4. 長距離どうなんだろ?
そして、私自身気になる長距離ライドでの様子。
長距離走った時の疲れは、、、やっぱ疲れます。もちろん、運動をするのだから体力的にきついのは当然のことです。走っただけ、その距離に応じて疲れていきます。でもその疲れの激しい部位や疲れ方がやはり、「振動」による割合は大きいかな、と感じつつあります。長距離ライド後は腕がジンジンする感じがやはり残ります。また、身体の各部位で衝撃や振動を分散しようとするからか、下半身の疲れは大きいように感じます。はじめのしまなみ海道ライドの復路後半では「振動に気を使わなければもっと楽に後半走ってるだろうな」と思いながら足を回してました。
フルカーボンのロードバイクの振動吸収性がいかほどのもので、どれくらい疲れにくいものなのかは想像つきませんが、今の感じよりも疲れ方が少ないのなら、味わってみたいものだとは思っています。

しかし、ここまでの印象は、ホイールを WH-9000-C35-CL に変えてずいぶんと変わることになります。

続きは5へ


私のロードバイク紹介 1 (色で決めました!)

私のロードバイク紹介 2 (Madone 2.3に乗っている私はこんな感じ)

私のロードバイク紹介 3 (Madone 2.3 はじめの印象:実は不安からの始まり)


私のロードバイク紹介 5 (Madone 2.3 と WH-9000-C35-CL:Madone 2.4と呼ばせて!)



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