Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

20130623四川ダム・ヒルクライム

  予定通り、と言いたいところだが、一時間遅れで四川ダムヒルクライムに出かけてきた。やっぱり起きれなかった。前夜「ル・マン24H」の中継があったので、しばらく見てしまったし。おかげで寝坊した。

 
 6時起床。本当は5時起床の予定だったが。
 そして7時前に出発した。
 前日の間にホイール交換や、ブレーキシューの調整、荷物の確認はしておいたので手間取ることなく準備はできた。天気予報も曇り。やや肌寒さも感じられ、ちょうどいい感じである。
 肝心の身体の方はというと、少し太腿、ふくらはぎが張っている。前々日のバレーのせいだと思う。前日には回復走として、軽めに小一時間ほど回しておいたおかげか、いつもの雰囲気からすれば、筋肉痛としても軽い方だと思う。
 
 今回は FFWD F6R で出かけた。その他の装備はほとんど持たず。バイクにツールボトル。ボトルに水。バックポケットに携帯とタオルとカメラ(一応)。パンクしたら、電話して迎えに来てもらおうと割り切って軽装にした。
 
 準備を終え出発すると、すぐにポツリ、と雨の粒が頬に当たった。空をみると確かに雲は暑い、が、黒くはない。パラパラならOKということにして行くことにした。本格的に降り始めれば、これまた迎えを頼むことにすればいい、と楽観的に考えた。
 
 四川ダムヒルクライムのスタート地点まで、約15.7km。いったん心拍をあげ、その後軽めに回して疲れを取りながらスタート地点を目指す予定であった。しかし、寝起き間もない時間帯であったため最大心拍の87%までしか上げることができなかった。できれば一度95%弱くらいまでには入れておきたかったのだが。
 
 回しているうちに、少し足も軽くなったものの、張りは残ったまま。「今日はこれで行くしかないな」そう思った。
 
 スタート地点到着。

これから四川ダムヒルクライム。

 
 いったん休憩のため、ガードレールにバイクを立てかけた。
 サイコンをセットし直そうと動くと、足の裏に変な感触が。以前にも味わったことのあるチャリチャリ感。すぐに想像ついたので、ツールボトルから携帯ツールを取り出して靴を脱いだ。
 やはりクリートが緩んでいる。上り始めてからでなくて良かった。いつもはクリートの緩みがないか確認してから履くのだが、この日は知らないうちにテンションが上がっていたのだろう。すっかりチェックを忘れてしまっていた。

アタックの前に、クリートのゆるみ発見! 良かった~、アタック前で。

 
 クリートを固定し、Edge800に前回の走行記録をデータとして呼び出し、差を見ながら走れるようにセットした。
 
 そしてスタート。
 
 とりあえず今回の目標は24分切り。
 前回は24分51秒であったから、それでも1分ほど短縮しなくてはならない。この足の張りで大丈夫か? 心配もある反面、平日もローラー回せていたし、なんとか!、という気持ちと FFWD F6R の恩恵も? という気持ちもあった。
 
 走り出してから、F6Rのおかげか、スピードの伸びがいい感じがした。そして、本格的に坂に入ってからのタイヤ、そしてホイールの回り方も少し軽いような気が。しかしそんな FFWD F6R のアドバンテージを感じられたのもはじめの2〜3分くらいのもの。坂を上り始めれば、やっぱりしんどいのに変わりはない。
 
 今回は、前回の走行データを常時表示し、その走行記録とのタイム差と距離差をペース配分の指標として使って走った。なので心拍数や速度、ケイデンス、勾配は気にせず、常に前回走行時の自分と戦いながら走ったことになる。
 
 スタート後のスピードの乗りのおかげか、ダムの管理事務所前あたりまでで、前回データに約40秒程度差をつけていた。その直後、少し勾配がきつくなり、その後またゆるくなる。ダムを渡る橋につながる部分であるが、そこで今回はダンシングを入れてみた。ギアを三つほど重くして、速度維持しながら、ユックリと回復を試みて・・・。橋のところまでくると差は少し広がり、50秒チョットに広がっていた。そんなにスピードを上げたつもりはなかったが、前回はそこのあたりで少し失速していたのだと思う。
 
 橋を過ぎると、ちょっとだけ下りがある。前回は前ギアをアウターに入れてかなりペダルを回し、スピードを上げてやり過ごした。その後上りに切り変わったところで、ギア合わせで手間どり、失速してしまった覚えがある。なので今回は、直前にダンシングで稼いだ10秒ちょっとをマージンに、無理せず上りにつなげるようにした。前ギアはインナーのまま。後ろで少し重めにチェンジし、漕げる間は漕いだ。その後はエアロポジション的な感じに身体を小さくして、重力で滑りおりていった。上りに差し掛かるちょっと手前でペダルを回し始め、減速とともにギアを軽くして、再度苦しい上りを始めた。前回よりはスムーズにつなげることができたような気がする。
 
 その後は、ダムを右手眼下に見ながらひたすら上る。相変わらずここは苦しい。しかし、ここで更なるタイム短縮を図りダンシングを試みた。下りで少し落ち着いた体力をもう少し持たそうとしばらく気分を変えてダンシングを続けてみた。そのおかげか、ジワジワとではあるが前回データとの差は広がっていった。ダンシングをやめてからもジワジワ差を広げることができた。多分前回ではここのあたりではかなり足にきており、ペースが上がらなかったと思う。ジワジワ広がる差、それを励みにひたすらペダルを回した。
 
 その坂を上り切ると、折り返しのカーブ。この辺りで残り距離2kmちょっとである。と言っても上りの2kmはかなりきついのであるが、それでも気持ちを切らさずにするための励みにはできる。
 折り返しのカーブを過ぎてからは、少し上の方に見える集落を目標に気力を振り絞る。そこを抜けると林を抜けるカーブがあり、その先は勾配がゆるくなってゴールが300mほど先に見えるからである。
 
 このあたりで、差は1分25秒程度。ペース維持で目標は達成できる。しかし、どれくらいでペース維持になるのかわからないので頑張らざるを得ない。
 
 走行している間に、集落を通り抜け、林を抜けるカーブに差し掛かった。もう少しで勾配がゆるくなる地点でダンシングを試みた。少しでも時間を詰めようとしたからであるが、これはちょっと失敗だったかも。ここで少し加速して、緩やかになったところでスピードに乗せようとしたのだが、体力はあまり残っていなかった。緩やかになったところで、ダンシングを終えてしまったのである。そうなると、加速は十分にできずに終わるしかない。差は開いていたが、最後の直線はその差を維持するだけに終わった。
 
 そしてゴール。

23分17秒。更新!

 
 タイムは23分17秒。
 
 大幅に目標を上回っていた。嬉しい!
 思っていた以上のタイムアップである。
 要因は、ホイール?、ローラー練習?、その両方かな。
 
 しかし、最後のスパートのタイミングが悔やまれた。
 それであと17秒短縮して、22分台に入ることは無理にしても、スパートをもう少し後、勾配が緩やかになったところあたりからにしていれば、と考えてしまう。
 
と、ここで、ゴール付近で休憩中に、少し雨足が強くなってきたので退散。下りで雨、という恐いシチュエーションだったが、路面が濡れるほどではなかったので助かった。
 その代わり、下り切ってからさらに雨足は強くなり、チョット残念な中で走ることになった。それでも何とか被害は最小限に抑え、帰宅後拭き掃除をして終了した。
 
 ただ、帰って気づいたのだが、左足のクリートカバーがなくなってしまっていた。多分、下り途中に、再度クリートの取り付け調整した時に忘れてしまったのだろう。まあ、予備のカバーを先日購入してあったので、そろそろ付け替えることにする。しかない。
 
  ローラー練習が、実際に効果があったのかはわからないが、これからも続けていくモチベーションは十分に高めてくれた。 次回への課題も残しつつ、何となく手の届きそうなところに22分台。またローラー練習を重ねて、トライしたいものである。最終的には21分台突入を目指したい。
 

 

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