Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

上り、上り、平地(20130814四川とか)

 前日の山野ライド+裏鈴池で少々足に来ていたが、ショップの何人かで四川へ行くというのでご一緒させてもらった。7時に四川のスタート地点集合。

 予定では5時半には家を出て、鈴池でインターバルをやってから向かうつもりだったのに、身体が疲れていてついつい甘え心を出してしまい、6時出発となってしまった。さすがに身体も重く、イメージ通りにケイデンスを上げきることができなかった。途中インターバル的な走り方を取り入れるも、心拍も83パーセントくらいどまり。90パーセントに放り込んでおいてから四川を迎えたかった。

 四川スタート地点には20分ほど早めに着いた。止まって待っていても暑いので、四川の上りの序盤を事前に走ってみた。この日はフロント・アウター縛りで練習しようと考えていたので、勾配のきつくなるあたりがフロント・アウターで大丈夫かどうか確かめておいた。結果としては、何とかいけそうな感じであった。

 その後、元の位置に戻るも、まだ他の人は来ていないようだった。山野方面へ数百m程度行っては帰りを2度ほど繰り返した頃、ようやくYさんが姿を現した。この日の参加はYさん、私、そして女性のS江さんの三人だということだった。参加予定だったM久さんは前日の山野二往復で撃沈したらしい。確かにあの暑い中での二往復は身体に来ると思う。一往復の私でも足に来ていたし。

 しばらくするとS江さんも到着。スタートとなった。Yさんとの事前打ち合わせで、タイムを狙っていく走り方ではなく、練習として上っていく方針を決めていた。Yさん曰く、「四川貯金」ということらしい。重めのギア縛りで上り切るのを練習として数度(Yさんは9回)、その後タイムを狙ってのアタックを通常のギアで行なう、そのための貯金という位置づけだった。ちょうど私もフロント・アウター縛りで行く予定だったので、私もこれからの数回の四川はフロント・アウター縛りで上り、その後通常ギアでアタックしてみようと決めた。

 Yさんから少し遅れてスタート。

 いつもなら初速を上げて少しでもタイム短縮を狙うところであるが、今回は淡々とペダルを回し、Yさんの後ろについた。Yさんも前半アウター縛りのようだった。しかし、同じくらいの回転数で行っていたはずなのに、徐々に距離が離れていった。ここの所はやはり地力の違いが出るところだ。練習を重ねてここで離されることのないようにしたいものである。その後も距離が少し縮んだ所はあるが、最終的にはYさんとは1分ちょっと差がついていた。ダムを越えてから、その地力の差に焦りを感じたが、どうしようもない。ただ、ゴール後の話では、Yさんはダムまでの前半はフロント・アウター縛りだったが、その後はフロント・インナーで、リアはいつもより少し重めにして上っていたらしい。そして私がアウター縛りで最後まで来た、というと少し驚いていたので、少しほっとした。

 タイムは24分47秒。

 スタートで加速せず、フロント・アウター縛りでは私には上々の結果だった。途中明らかにフロントをインナーに落とした方が、もう少しスピードも出せるだろうというところも数か所あった。

 そして、今後に向けて考えてみる余地がある点がもう一つあった。

 前日のライドでもそうだったが、フロント・アウター縛りで上ると、いつもよりも心拍の上りが抑えられた。いつもの四川なら、スタート直後に最大心拍数の90%をすぐに超え、そのまま推移していたが、今回は80%台前半から徐々に上がっていって、最後のもがきで90%を超えるくらいだった。確かに途中2度ほど、そして最後の数百mはスパートをかけるためにダンシングを入れたが、いつものようにすぐにくずおれてしまうことはなかった。脚の残り具合もいつもと比べて、少し筋肉が張ってきてるかな?、というくらいで、それは前日の影響が残っているだけだったかもしれない。こんな感じであった。

 つまりフロント・アウター縛りでも、脚はいつもとあまり変わらない感じの残り具合。反面、心拍にはまだ余裕があるという感じだった。この心拍の余裕をどう使うかが今後の課題になる。脚は変わらず、と言っても残っているのは微々たるもの。これと同じくらいな感じで心臓も使い切ることができればいいのではないかと・・・。

 フロント・アウターのように少し重めのギアで心拍を押さえてスピードもある程度維持できるところと、重めでは維持できない勾配のところの使い分けをしていけばもう少しタイムは伸びそうである。そんな、明りが見えてきたこの日の四川であった。

 

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四川の下り

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四川ダムの上に架かる橋

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帰りにマッタリと安全運転で!

 四川終了後、一旦ショップへ戻り、しばし休憩した。まだ走り足りない感じのあった私は、Yさんがいつもの練習コースを行くというのでついて行くことにした。福山市立動物園へ向かう、アップダウンの多い道を経て府中松永線で松永へ抜けるコースであった。お互いに足を消耗していた状態だったので交代しながら牽くことにした。何度も繰り返される、5%程度の坂。ちょっと後悔はあったものの、意地もあり、とにかく必要以上にスピードを落とさずに一気に府中松永線への合流のランプまで行った。ランプは8%程度の坂。ここをアウター縛りで上った。見てみるとYさんもアウター縛りのようである。それでも前回にここを登った時(かなり軽めのギアで回していた)よりも幾分楽に感じられた。

 その後は下り基調で40km/h巡航 で松永へ入った。さすがに街中では速度をセーブしたものの、行先を鞆に据え、境ガ浜あたりを抜ける海沿いの道へ入ってからは30km/h~35km/hくらいで巡航した。お互い疲れているのに、なぜかスピードを落とさず走り切った。

 最後、芦田川沿いに出たあたりで、お互いに足に違和感を感じ始めたので、ややペースを落としての巡航になった。このコースで行くと先に私が帰路へ分かれていくことになる。そのため、その後の帰り道が20km程度残っているYさんの足を少しでも温存するため、そこからは私が牽くことにした。

 そして、別の道へ分かれ、帰宅終了。

 帰宅後ログを見てみると、走行距離は100kmを越えていた。ツーリングでの100kmと違い、今回は結構なペースを維持しながら、そして上りもしっかり含みながらだったし、最後には足に違和感を感じるくらいの走り方だった。トレーニングとしてはなかなか濃いトレーニングをすることができたのではないかと思う。

 いっしょに走ってくれたYさんに感謝。

 一人ならきっと、速度もそこそこでダラダラ走ったに違いない。いっしょに走って、お互いに牽きあう人がいたからある程度の負荷を維持できた。

 一人でも気軽に出かけられるからと始めたロードバイクだが、やっぱりひとりより複数の方が楽しいし、テンションは上がる。

 このテンションを9月、10月のイベントごとの増える時期までキープしたいものである。

 

 

 

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