Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

追いすがる光から逃げるように(20130823朝練、芦田~松永周回)

 予定通り、Yさんと朝練に行ってきた。

 汗ばむ室内で準備を済ませ、出掛けたのが4時25分。室内ではむせるような暑さを感じたが、外へ出ると空気は少しひんやりとしていた。少しずつではあるが秋の気配は近づきつつある。しかし、走り始めは心地よい気温ではあったものの、走り続けて汗をかいてくると、湿度の高さには辟易した。いつもならかいた汗も走行風で乾いていくのだが、この時にはボタボタと遠慮なくフレームや太腿の上に流れ落ち、少々不快な思いをした。そして、日の出も確実に遅くなってきていた。

 約束の5時には少し余裕があったので、アップがてら少し遠回りをして集合場所である石原トンネルへ向かった。5時になる5分前、約束の場所には到着したが、すでにYさんは到着していた。

 合流し、軽くあいさつを交わして、即スタート。

 これまでに何度か一緒に走ったことのある、福山市立動物園へ抜ける道から府中松永線を経て、松永へ出て帰ってくる一周をコースとした。

 この日は、負荷をしっかりかけたかったので、基本的に全線先頭を走った。

 スタート後、府中松永線に合流するところまでをノンストップで行った。5%程度の上りと、その後の下りをいくつか繰り返しつつ、トータルとしては標高が上がっている、そんなコース。

 もちろん先頭を行く私がYさんを牽く形になったが、これがいけなかった。当然Yさんは私のすぐ後ろについて走る。まだ夜も明けきらない薄暗い中なのでライトを点灯して走ることになるが、後ろからのライトが気になってしょうがなかった。Yさんにしてみれば、そんな気はないというのはわかってはいるが、なんだかアオられているような、この速度では遅いんじゃないか?とか、いろいろ考えてしまい、結果、必死でペダルを回し続けることになってしまった。おかげでかなりの負荷を与えつつの走行となったが、府中松永線への合流のランプをそのまま上る気力は残っておらず、ここでいったん休憩とした。

 少し呼吸が落ち着いたところで、ランプの登り坂に挑んだ。

 上りを淡々と一定のペースで上り続けていくYさん。この上り坂ではかなりの差をつけて置いていかれた。あの乱れないペースで、ペダルを確実に回しながら上っていく姿は、一見ゆったりと見えて、なかなか追いつけない。いっしょに上る者にとっては脅威である。一方私は、足を使ってしまっていたこともあるし、きつい勾配ではかなり速度は落ちる。緩やかなところでなんとか少し速度を取り戻す、といった何とも落ち着きのないペースで上りきるしか術はなかった。

 頂上へ着き、そのまま下りへ。Yさんはかなり前の方に小さく見える。そうはいっても、お互い下りでは無理しない意識を持っているのを知っていたので、私の方が少しだけマージンを削って下ることで、ほどなくして追いつくことができた。

 ちょっとの間雑談を交わし、また、私が前を牽いた。このあたりは気持ち下り基調となっており、前回40km/h巡航ができたので、今回もチャレンジしようと考えたからであった。途中上りも少しあるので、そこで速度を少し失いはするが、前回よりはトータル巡航速度は少し上げられたのではないかと思う。

 そして、2号線へ突き当たる。

 ここからは、車も増え、信号機もあるので、高負荷な走行はしづらい。帰るまでの間、回復走で行くことにし、いろいろ話をしながら走った。

 その後、私からこの朝練を誘っておいて申し訳ないのだが、途中に自宅があるため、分かれて帰路につかせてもらった。

 

 トータル40km弱。結構負荷もかけることができたし、なかなかいい練習コースだ。この40km弱をTTのコースとしてタイムトライアルをしてみたいものである。ただ、信号があったり車の交通もあるので無理だな。

 石原トンネルから府中松永線を経ての松永までの区間ならどうだろう? 25kmくらいかな? 四川ダムのヒルクライムだけでなく、これくらいの距離のタイムトライアルも面白いかもしれない・・・。頂上からの下りは気を付けなくてはならないが。

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