Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

①それは静かなはじまりだった(20130929しまなみ)

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 9月29日(日)、相方ちゃんはバレーボールの試合。ムスメちゃんもそれについて行く。ということで一人で過ごす休日の一日となった。ひとりでどこかへ出かけてもよかったが、前の週の「世羅」で複数で走る楽しさを味わった。今回もご一緒できる人がいればと思い、事前にショップ関係のサイトの方で「いっしょにどこかへ出かけましょう」という書き込みをしておいた。反応があったのはYくん。誰もいないかな?と思ったが、Yくんが付き合ってくれることになり、「世羅同様、高速巡航で楽しめそうだな」などと甘いことを考えつつ楽しみに当日を迎えた。集合時間や行き先は前日、練習コースを走った時に打ち合わせをしておいた。ショップへ7時集合。目的地は「大三島」。海鮮丼で有名な「大漁」に早々に着き、海鮮丼を楽しもうというのが当初の旅の目的だった・・・。

 6時半ごろ、集合場所へ向けて自宅を出発した。自走にするか、車で搬入するか迷ったが、しまなみ方面なら帰り道に近くを通過するので、疲れていたら直帰させてもらおうと考え、自走で出かけることにした。前夜交換したタイヤとバーテープの感触を早く確かめたいという思いもあったし。

 この時間帯、ちょっと前までなら涼しくてちょうどよいところから、そろそろ汗ばんでくる時間帯であった。しかしさすがに10月を目の前に控え、気温は下がってきていた。半袖ジャージでは寒いくらいだったので、インナーとして長袖のコンプレッションを着込んだ。それくらいでちょうどいいくらいだった。出発直後、少し赤みの残っていた太陽も次第に白さを増し、あたりの景色も輝きを増し始めた。

 アイウェアは前日から、OAKEY・ウィンド・ジャケットを使用している。これは以前から持っていたもので、春先、TIFOSIのアイウェアを購入してから使う機会がめっきり減っていた。最近は日も短くなり、帰宅時間がちょっとずれ込むと暗くなってきてしまう。なので、明るめの調光が入っているウィンド・ジャケットの方を再度使ってみたのである。久しぶりだが、さすがに使用感は良い。上方向への視界がしっかり確保されており、目の回りを覆うようにガードされているにもかかわらず、重さを感じない。ここしばらく遠ざかっていたが、冬場の暗空でのライドに向け復活である。

 前日重く感じられた身体の方。相変わらず重い。少しは良くなっているものの「これはアップに時間がかかりそうだな」と感じた。前日のように小一時間ほど走ってやっと楽になるくらいか、と思い、出始めは無理しないように決めた。

 

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 ショップに着くと、Yくんが準備万端、いつでも出発できる体で待ち構えていた。そして出発。朝の光が強まる中、二人のローディーが出発した。

 

 まずは尾道を目指す。芦田川まで出て、石原トンネルを通っていくルート。いつも私がショップからの帰宅時に通るルートを抜けて行った。

 途中のコンビニで私の朝食補給。ぎりぎりの時間での起床となってしまったので、とりあえずゆっぱつを優先せざるを得なかったからである。少しずつではあるが確実に痩せつつあるとはいえ、まだ蓄えのある私のこの身体のおかげか、朝一番にそんなに空腹は感じない。空腹感を覚える前に無事朝食補給を終えることができた。

 尾道までは平地主体の道が続く。車の通りも多い一般道なので信号には引っかかりやすく、ストップ・アンド・ゴーは多い。そのおかげもあり、まだ重さの残る身体を持て余しながらYくんとの巡航で迷惑をかけずにすんだ。

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 尾道、福本渡船に到着し、一便ほど待って渡船に乗り込んだ。いよいよYくんとのしまなみクルージングが始まる。

 向島に渡ると、まずはしまなみ海道の橋の通行料金が半額で済む「チケット」の購入である。前回からコンビニが移転したようで戸惑ったが、見える位置への移転のためすぐに対応でき、無事に購入できた。購入時、お店の控えとして半券のようなものを店員さんが切り取って保管しているのが見えた。すでに数枚たまっている。もう一方のレジにも。どうやら多くのサイクリストとともに走ることになりそうだ。

 チケット購入後は、いつもの通り、向島の海岸線を左回りで因島大橋へ向かった。早朝肌寒かった空気も次第にあたたかくなり、30km/hちょいでの巡航でかなり汗ばんでくる陽気になった。

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 岩子島へ渡る赤い橋の下を抜け、さらに海岸線を走る。キラキラと輝く海を視界の端で楽しみながら因島大橋へ向けてのルートを楽しんだ。この時点ではまだ楽しむ余裕があった。

 そして、因島大橋への上りへ。

 ここまで45km程度走っているとはいえ、旅はまだ序盤。橋への上りもそんなにキツク感じることもなくクリアした。重かった身体も向島に入り、気持ちよく巡航し始めてから少し上り調子に。

 その後調子に乗りすぎて、自分の身体に蓄積されている「疲れ」を思い知らされることになるのだが、そのあたりはまた後日のアップに回すことにする。

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