Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

Live Trainingでモチベーションアップ

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前回記事の「これなら、ちょっとめんどくささはあるかもしれないが、実走でなくてもイマジネーションを働かせることでそれを補い、この冬場の室内中心となるトレーニングを効果的に行うことができるのではないか・・・理想としては『アレ』だけど、現実的には『コレ』かな」という記述の中の「コレ」にあたるもの、その私なりの結論は「MINOURA LR760」。
 
欲を言えば、「Tacx Fortius Multiplayer Virtual Riality ターボトレーナー」に惹かれる。画面にうつされるコース映像、その映像のコースの斜度変化を、電動の自動負荷設定で再現してくれる。もちろん画像も速度に応じて流れ去って行く風景をうつす。ハンドルを切ればその方向に曲がり、そのコースをバーチャルに走ることができる。更にネットを介して他者との対戦もできるという、ゲーセン並みの機材。もちろん高価。
まあ、それ以前に日本での取り扱いはされていないので、手に入れようとすると、自分で個人輸入しかない。そんな状態なので諦める。取扱いができるようになったら、大いに悩もうと思う。
 
一方、件の「MINOURA LR760」。この上位機種に「LR960」というのがあるが、違いはフレームのみらしい。負荷をかける機構部分は同じで、フレームがしっかりしているかしていないか、地面の傾斜に合わせて調整できるかできないか、なんて感じの違いかな。迷わず「LR760」で。
 
この品名の頭につく「LR」、LiveRideシリーズの頭文字。「ライブ」な「ライド」を楽しめるということなのだろうけど、ポイントは、iPhone、iPadアプリ「Live Training」との対応。Wahooキーというセンサ類を感知する受信部分をコネクタに刺して受信。その上でトレーニング中のデータを表示させてくれる。Garminのセンサー類も対応しているらしい。

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このアプリには「Course Training」「Interval Training」「Free Run」というモードが用意されており、その中でも「Course Training」が面白い。事前に用意されているデータをダウンロードしたり、自分が走ったデータ、またはルートラボで作成したデータをコースデータとして取り込み、それを画面に地図として表示させながらローラーを回す。すると、センサ類からのデータを元に、速度、ケイデンス、心拍、計算によって出てきた出力などを表示でき、なおかつ地図画面上では、速度に対応して自分の位置がナビのように動いていくらしい。地図画面上には500mおきにローラーの負荷設定の数値が表示される。その位置でローラーの設定を合わせていけば、コースの斜度を疑似的に体験できるということらしい。手動なのが残念だけど、価格を考えれば面白い、で済みそうだ。この部分がTacxの場合だと電動で自動に負荷が変わるのでその辺に基本惹かれる。高いが。
 
一足先にiPadにアプリを入れてみた。そして、いつかは実走してみたい乗鞍のデータをダウンロード。

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コース上の数字が負荷の設定値となる。その間隔が500m。初っ端から「9」の負荷でスタートし、その後は10、11,12、H(13)ぐらいしかないのね。実際どんなことになるんだろ?

 
LR760のこのあたりの機能でできることを考えると、自分がよく行く山のコースデータを作成し、家で擬似アタックができるようになる。また有名なヒルクライムコースをダウンロードすることで擬似的に試走したり、体験したりできるらしい。山に限らず、走りたいコースを設定し、そこを疑似的に走ることもできる。その際は自分がよく走るルートだと実走した時の記憶が蘇り、より楽しめそうだ。
特にこれから寒くなってくると重宝するだろう。実走の機会も減る中で、効率良く、退屈せずに地図の上を自由に走り回れる。この冬、我が家の家庭の事情というやつで、スキーの準指検定も断念せざるを得ない状況。そんな中、合間の時間を有効活用して、気分だけは爽快にサイクリングに出かけることができる。
また、擬似的ではあるがパワー値も算出してくれる。参考値として使う分には十分なような気がする。パワーメーター導入の数分の一の投資でちょっとだけパワートレーニングに近づける。実走時はPowerCalで。普段から数値の出方の差を見ておけば参考にできるかもしれない。
 
こんな感じの機能が、本体とWahooキー、iPad本体、Live Training(アプリ)で実現できる。iPadはすでにある•••。
 
ということで、早速ショップで注文してきた。数日後には来るのではないだろうか。通販でも考えたが、価格差が数百円だった。後のおつきあいのことも考えれば十分逆転できる価格差に店長が収めてくれた。Wahooキーとともに注文しておいた。
問題は家族へのお披露目のタイミングだな。あとトレーニング用タイヤと安いホイールを探していかなくてはね。