MINOURA LR760 と Live Training(iOSアプリ)で四川ヒルクライム・シミュレーション(20131109)
待ちに待った、「Wahoo Key Wireless ANT+receiver for iPhone」が届いた。
これで本格的に固定ローラーLR760を活用できる。
さっそくiPadにつけて使ってみた。
箱はでかいが、本体はちんまい!
なくしてしまいそうで怖い気もする。
LR760活用の場面。
負荷設定のリモコンをハンドルにつけ、iPadはカメラ用の三脚に。
これはなかなかいい。
ハンドルのすぐ前に設置できるので操作もバイクにまたがったままで可能。回している最中でも、視線は自然な感じで画面を見ることができる。
手始めにCogmon BIKE(iOS用アプリ)でウォーミングアップ。
アップと言いながら、ついレースに参戦。一周5kmのコースを回った。その後、LSDペース維持で30分。これもレース同様このコースを2周半ほど。ペースを維持してくれる先導のライダーについて走った。つい調子に乗って追い抜いたり、ちぎれたりしてしまうと怒られる。コースはこれと、トラックしかない。今後もっと増えると楽しいのだけど。
そしていよいよ、「四川ヒルクライム・シミュレーション」!
実際のコースを模した地図上のコースを走ってきた。500mおきに負荷設定ダイヤルを変えるのだが、思ったほど煩雑ではなかった。500mって案外長いものである。ただ、500mごとの平均斜度になる感じなので、実際のコースとは斜度の変わり目が違っていた。このあたり、手動でいいから調整できるとさらにいいと思う。負荷設定の変更の間隔が狭すぎるとめんどくさくなるだろうが、200mおき、せめて300mおきくらいで変わるともっと斜度の変化を忠実に再現できるのではないだろうか。
難しければ、基本500m。その代り、大きな斜度の変化の時には500mにこだわらず200mでも300mでも設定指示を出してくれるとうれしい。そこんとこどうでしょうか? MINOURAさん。今度メールでもしてみよ!
という感じで約6.3kmのヒルクライムを走り切った。
結果はこんな感じ。タイムも23分05秒。しばらく乗っていなかったこと、そしてしんどいながらも、心拍の上がり方が本番に比べてそれほどでもなく、追い込めてはいない状況からすると妥当なタイムだと思う。
走ってる最中のハァハァ感や、走った後の出し切った感も、四川実走の時に見に覚えのある感覚だった。特に上りき切った後の脚のプルプルまで忠実に再現?されていた。これは使える!
このタイムを追い込んで徐々に詰めていくのが今後の課題。次からはベストタイムのゴーストが出るので、それを指標に走ることができるのでいやでも追い込んでいくことになるだろう。
うん、なかなか楽しい。合計で1時間ちょっとのトレーニングになったが、ただ漫然と回していたときに比べると楽しく過ごすことができた。
今後、ローラーや実走を織り交ぜていくとして、回復走やつなぎ練習では三本ローラー。負荷をかけるときには主に固定ローラーという棲み分けをするようになるだろう。
そして「棲み分け」について一つ、固定ローラーを回していて思った。負荷がかかると、結構雑な乗り方になってしまう。きちんとしたフォームを意識するという意味でも、三本ローラーは外せない。崩れたら三本ローラーで感覚を取り戻し、疲れない程度に回し、ポイント練習では固定ローラーによってしっかり負荷をかけるというのを両輪として組み合わせていく必要があるなと感じた。そしてもちろんたまには実走も。
そこのところ都合と気分に合わせて自由に組み合わせて、楽しい「冬ごもり」にしたいものである。