Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

★001プロローグ(20131222クリスマスライド)

ついにこの日がやってきた。。。
 
「クリスマスライド」・・・
「寒さと風に翻弄され、まるで修行のようなショップ・イベント」。
 
そう聞かされていた私は、一週間以上前から防寒対策や足先、手先の冷え対策を講じてきた。
走る場所、時期を考えても、当然寒さと風は覚悟しなければならない。せめて雨や雪だけは勘弁してほしい、という思いをもって当日の天気予報を気にしてきた。
 
今回は
  • Windslam Blade Long sleeve Jersey
  • Vaeon Zero Padded Bib Tight
  • Amberley II Glove
  • Winter Sock       以上dhb
  • キャノンデール モーフィス ジャケット
  • インナーにナイキのDrifit製品
  • BBBシューズカバー
といった装備で臨んだ。
これに、耳まで覆うサイクル用キャップ、そしてSALOMONのネックゲイターで寒さに立ち向かう。
 
前夜から支度をはじめ、VERENO RNも整備を済ませ、玄関先に持っておりておいた。今回のホイールはC35をチョイス。横風にあおられると怖そうなので、F6Rは避けることにした。ウェア類も起床後すぐに着込むことができるよう完璧に準備。
 
そして就寝・・・。
 
となるはずであったが、何だか目がさえて寝付けない。遠足前の気分だ。
布団の中でモゾモゾしながら朝を迎えた。
 
といっても起床時間は4時半。外はまだ真っ暗。
そんな中、家族を起こさぬように最新の気遣いをしながら、身支度を整えた。
 
まずはマッパに・・・。
dhbの靴下を履く。このとき初めて足を通したが、適度な厚さがあり暖かそうだ。
そしてハートレートモニターPowerCalを装着。
それからインナーを着てビブタイツ。ジャストフィット。肩ひもがやや突っ張るが、ライディングポジションを真似るとしっくりくる。
その上にdhbジャージ。ピッタリ!
ちなみに私は身長180で体重は73。購入したサイズはビブタイツ、ジャージともにMサイズである。
基本的な準備は以上。
出かける際、モーフィスジャケットを袖付きのまま羽織り、ネックゲーターを被る。キャップ、ヘルメット、アイウェア(今回は暗い中も多いのでウィンド•ジャケット)を装着。仕上げに、シューズカバー裏に靴下用貼るカイロを貼ってシューズの上からかぶせ、グローブで終了!
 
バイクを持って外へ出た。
 
寒!
 
とりあえず走り出す。
 
寒!
 
やっぱ寒いわ。
 
さすがにクリスマス時期の早朝5時出発は寒い。でもショップに5時半集合なので仕方ない。
 
それでもペダルを回すごとに段々と体が温まってきた。
 
ここしばらく夜に走ることはなかったが、ロードバイクに乗り始めた頃はけっこう乗りに出ていた。その頃は夜でもまだ暑いくらいの頃からだったので、徐々に寒さに慣れていった感じであった。その時のキーンと研ぎ澄まされた空気と緊張感を楽しみながら走っていた感覚を思い出した。たまにはいいもんだ。
とはいえ、多分今後もよっぽどの機会がない限り家でのローラーで済ませることが多いだろう。
 
暗く、まだ車の通りもほとんどない芦田川沿いに出た。いつもなら気持ち良く速度を上げて行くところだが、今回は先が長い。ほどほどに体が温まり、寒くない程度にペダルを回し続けた。
流れる空気の音、ホイールから発せられる甲高い走行音が身体の周り50cmほどを取り囲む。まだくらい空には星もチラホラ。放射冷却のせいで気温も低くなっているのだろう、Edge510のデータでは気温は0℃を下回っていた。
 
ここで、以下のジャージ、ビブタイツの初期インプレ・・・
 
  • Windslam Blade Long sleeve Jersey
このジャージ、Mサイズでの上限いっぱいのところで着ている。下には発熱素材のインナーを着た。とりあえずフィット感は上々だった。袖先もきちんとしまっているので風も入ってこないし、胸のところにベンチレーション用のジッパーもあり、ムレも解消できる。
はじめに感じたのはこれくらいか。実は上にキャノンデールのモーフィスジャケットを終日着ていたので、このジャージ単独でのインプレにはならない。
  • Vaeon Zero Padded Bib Tight
一方、こちらのビブタイツ、いろいろ感じることがあった。この製品云々もあるが、「ビブタイツ」そのものに対する印象もおおくふくめることになるが。
まず、履いてはじめてロードバイクにまたがり漕ぎ出した時の感触から。
滑る・・・。
ビブとサドルの表面素材の相性によるものなのか、嫌に滑る印象を持った。ツルツルする。ペダリングが荒くなると、サドル上でお尻が滑って安定しない。何かの拍子に、お尻とサドルの摩擦を期待している場面では、期待外れにツルッと行ってしまい、ちょっとヒヤリとした場面も数回あった。この辺りは無意識に頼ってしまっていたんだと、反省する部分もある。
出発直後から、「滑った」ので、その後は気持ちを切り替えて行くしかなかった。滑るなら、滑らずに済むよう、体幹をフルに動員して走ってみよう・・・。
あ、思い出した。
スキーのオフトレの意味も込めたロードバイク。体幹を鍛えなきゃ。
前回の「チャリダー★」でも、体幹を使った走り方を身につけるため、サドルを外して浮かせてペダリングするというのをやっていた。実際にはこのクリスマスライドの翌日の放送だったので、知ったのは後になるが、そんな意識を持って、滑る状況でも滑らぬようペダリングすることを試みた。その後慣れていくとそんなに気にはならなくなった。
話を戻すが、装着感について。初のビブタイツとなった。この点ではとても気に入った。肩紐が多少突っ張る感じはするが、乗車姿勢になると違和感はない。むしろフィットしていて運動しやすい。また、お腹周りの衣服のもたつきがないため、上ジャージの裾部分を気にする必要がなく、おかげでスースー風が入り込んでくることもなかった。もちろん常に上方へ釣り上げられている状態なのでズレる感覚はない。ただ、たま〜にある◯ンポジ修正がしにくが、それはそれこそ「タマ」の話だからほら・・・。この着心地なら、夏もビブタイツありだな、という感じだった。
防風性能はというと、、、どうだろう、、、こんなもんかな。フル装備の効果もあってか足回りから寒い、と感じることはなかった。汗もかいていたはずだが、足回りでのムレは記憶していない。
 
と、そうこうしているうちに、ショップへ到着。定刻ちょっと前。すでに多くのメンバーが集合していた。今回のツーリング、参加者は総勢20名程度。二班に分かれての行動となる。まずはショップ集合のメンバーで向島へ向かい、そこで車で移動してきた人たちと合流する予定だった。あれこれ話に花が咲き、正確には覚えていないが、6時過ぎくらいにショップを出発した。約10名、ライトを連ねて。
 
談笑で過ごした時間のおかげで、すっかり冷えた体を再度温めるところからのツーリングのスタート。少しずつ空の端っこの方から明るさが顔を覗かせ始める気配の中、今回の長い旅が始まった。
ダラダラと書いてみて、まだやっと集合完了まで。
 
あまり長くはしたくないけど、つづく・・・。