Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

三本ローラーに挑戦 1

注文した三本ローラー、ELITE arion mag が届いた。

相方ちゃんと娘ちゃんがそろって寝静まった後、そそくさと箱を開け、開封の儀を行った。

入っていた説明書は日本語なし。なので英語のパートを読んで組み立てに取りかかった。説明書を読むとホイールベースの長さにローラー間の距離を合わせるのに手間がいりそうだったが、これはデフォルトの設定で、変更する必要はなかった。しかも、私の VELENO RN と相方ちゃんの TCR COMPOSITE2 のホイールベースはほとんど変わらず、どうやら arion mag は特に設定を変更することなくどちらでも使えそうな感じであった。

早々と組み立てを行い、そのあとは早速試乗?してみた。

外は雨。ちょうどいい。

このために、先日しまなみに行って以来、車に入れっぱなしにしていた VELENO RN を家に持って入っていたが、まずは相方ちゃんの TCR を拝借した。TCR はフラットペダルのまま、サドルも当然低いので、まずはこれで、ということである。

ローラー台を窓際に持って行って設置。窓枠につかまりながら回し始める。
なかなかビビる。窓枠につかまりながらであるが、なかなか安定しない。しばらくつかまったまま漕ぎ続けてみた。前輪はちょっとしたことでバランスを崩しブレてしまう。
ブログでは10分くらいで支えなしで回せるようになる、と書かれているのをよく目にしていたが、なかなかそうはいかない様相を呈してきた。
そこで、そのままつかまったままではらちがあかないので、思い切って窓枠をつかんでいた手をハンドルに持っていってみた。

!!!

すぐにバランスを崩し怖くなって足を付いた。
でも、ゆらゆらしながらも、怖がらずにローラーの幅いっぱいを使って態勢を修正していけば回し続けることができるのではないかと感じた。

二回、三回と繰り返す。だんだんと時間が伸びてきて、四回目、そのまま回し続けることができた。
ここまでで約10分。本当だった。

コツ、というわけではないが、感じたことは、ブレを怖がらず、とりあえず回し続けてみるのが大切ということ。所詮素人。ローラー中心を維持して回し続けられるわけはないし、ブレが出たのをすぐにローラー中心に戻すなんてことはできない。なので、例えば右に寄っていったら、怖がらず、いつも実走でやっているようにバランスを戻して、前輪が揺れ戻ってくるのを待つ。すると前輪が戻ってきて、中心を行き過ぎる。今度は左に触れたのが揺れ戻ってくるのを待つというのを、ローラーの幅いっぱいを使って繰り返すしかない。そうやっているうちにその振れ幅が小さくなって安定してくるのだと思う。

しばらく、回し始めの練習をして、途切れ途切れではあったが、TCR は約20分くらい回した。

そして、いよいよ VELENO RN である。

シューズを履いてまたがり、右足のクリートをはめる。
窓枠につかまって、左もはめておく。
そして漕ぎ出す。

ビンディングでつながっているので、ちょっと怖い。でも、TCR の時と要領は変わらないはずなので、思い切って行く。と、同じようにできた。途中休憩をいれながら、正味30分ほど回した。
固定式はやったことはないが、家にはなぜかフィットネス・バイクはある。それと比べて、ずいぶんと楽しい。自分のロードバイクにまたがっているというのもモチベーションを高めるし、「実走」に近いといわれるだけあって、自然にペダルを回すことができた。バランスをとるのがために集中力も必要なので、案外時間が経つのも早い。

この時は、その前々日に行われた娘ちゃんの運動会の大縄跳びの縄を回し、背中を痛めていた。前日には起き上がれないくらい痛みがあった。この日は少しずつ良くなっている様子はあるが、まだ背中の筋肉は腫れている状態だった。なので、もっと回していたかったが、ホドホドのところでやめにした。
本当だったら、組み立てだけ終えて、ちょっとだけ TCR で試して終わるはずであったのを、ちょっと乗れそうな雰囲気を感じたので調子に乗ってしまったのである。
なので、何の準備もせず回し始めたので、水分補給もできず、汗もかき放題であった。ほんの少し回しただけであったが、風がない分汗はかきやすい。これから汗対策のタオルも必要になるだろう。また、オケツ対策にレーパンも必須である。

とりあえず今回はちょっと試して、調子に乗ってみた感じで終えたが、始終回し始めは窓枠につかまってであった。TCR の方ではつかまらずにスタートはできたが、ビンディングのある VELENO RN ではまだ無理だった。VELENO RN で普通にペダリングから回し始めることができるようになるのが当面の目標となる。
また、回している途中、汗を吹いたり、腕時計で時間を確認するのも怖くてできていない。やってやれないことはないのだろうが、チョットためらってしまった。まずは片手運転。いずれ水分補給もできるようになり、最終的には手放しで回せるようになりたいものである。

今回はとりあえずサイコンは使っていないが、次回からは HRM とセットでキチンとエクササイズのデータも記録しておくことにしたい。あとでデータを眺めて見るのも楽しいものである。

今年は例年よりも早く梅雨入りをした。
当然雨の日が多くなるのだろう。
でも、これで天候に左右されることなく、準備もサクッと終えて VELENO RN に乗ることができるようになる。楽しみである。

しかも、ソロソロ別に注文していた「ライダーズ・eye 2」というDVDも届くはずである。栗村修さんがしまなみ海道を走る様子をオンボードで記錄したものである。これを流しながら、擬似しまなみツーリングをするのが当面の楽しみである。
こうやっていくと、なんだか、インドア・サイクリストまっしぐらな感じもするが、あくまでも色々なところで実走する楽しみを補うためであるのは言うまでもない。

当面、梅雨の時期には使用機会は多くなると思うが、ペダリング技術を高め、慣れたら負荷も高めながらトレーニングをしていこうと思う。


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