Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

20130601雨足と戦ったしまなみライド 1

天気予報では微妙な感じになっていたこの土曜日、私の朝の動きも天気予報と同様鈍いものとなった。
起床後空模様を確認した。暑くはないが雲が空を覆っている。
午前中くらいまでなら雨も降らずに持つだろうと思われたが、できれば距離を走りたい。しかし、天気予報では午後から崩れる感じで出ていたような・・・。天気予報を確認すると、午後降ると予想されていた雨が曇りに変わっていた。
出ようかどうしようか迷っていたが、急遽決断した。出発!

9時に出発し、自宅から大三島まで行ってくることにした。距離にして約115km。久々の100km越えライドとなり、気持ちも高ぶる。

まずは、尾道駅前渡船を目指す。曇っているため、暑くはないが、多分に湿り気も含んでいるため、汗が滲んでくるのも早い。尾道駅前までの約18kmをウォーミングアップを兼ねて進んだ。いや進むつもりだった。
しかし、ここ数日、小一時間程度であるが三本ローラーを回していたおかげか、足の周りが思いの外良いように感じられ、速度もスルスルと上がっていった。当然いつものように交通ルールは守って、信号待ちも普段よりも多いくらいであったが、アベレージ速度約30km/hを超えた。これまで走った中では最速であった。
三本ローラーの成果?
イヤイヤ、まだローラーを始めて日も浅いし、それよりも最近坂を上ることが多かったからかもしれない。

なんてことを考えていると、すぐに尾道駅前に到着。

空も相変わらずな感じであるが、天気予報を信じ、渡船に乗った。

向島に渡ってからいつもの青線に沿って因島大橋を目指した。
走り出してしばらくは特に変わったこともなく順調に距離を重ねて行ったが、島を回り、因島大橋が視界に入ってくると、歩く人たちがパラパラと目に付くようになってきた。今日はそんなイベントがあるのかな、まあでもこれくらいの規模ならそんなにペースを落とさずに行けるだろう。気軽にそう考えて進んで行ったが、因島大橋に近づくにつれ、人数が多くなっていくように感じられた。どうも、かなり大きな規模のイベントが行われているようである。
先週に引き続き、今週もイベント。季節柄様々なイベントが組まれるのだろう。

因島大橋では、その人影はまばらな状態であった。数人の歩行者を抜き、順調に進めた。

因島に渡ってからの下り、少し人影が増えてきた。右に左に避けながら下って行くことになった。右に左に、というのは道幅いっぱいに並んで歩いている人が多かったからであった。マナーは問われるが、イベントであるので仕方ないと思うしかない。声をかければ「すみませ〜ん」とすぐに寄ってくれたし。しばらく後になるが、こちらも気分を切り替え、追い抜きざま「おはようございます。頑張って!」と声を掛けると、苦しい中でも「ありがとう!」「おはよう!」とか声を返してくれる人もいたりして、お互いスポーツを楽しむもの同士、そういった些細なコミュニケーションを介して楽しくいければいいか、と考えを改めた。

因島へ渡ると、海沿いに出て生口橋を目指した。ここは何度も通っているが、何と無く好きでない。多分、ちょっとだけ車通りの多いところを通らなくてはならなかったり、帰路、因島大橋への道へ行こうとする時に斜度のきつい坂を上らなければならないからだと思う。しかし、この時は、自宅から尾道駅までの感覚が残っていたためか、思ったよりも楽しく走ることができた。

しかし、生口橋が見えてくる頃には様相は一変。
歩く人、そして走る人が増え始めたのである。シャツには「しまなみ100kmウルトラ遠足」なる文字が見える。どうやら100kmほど歩いたり走ったりするイベントのようである。一日で?、それとも一泊で?。そんな疑問を感じつつ走ったが、その疑問が解消されるのは帰路についてからであった。

生口橋への上り。人はかなり増えており、ユックリユックリ、気づいてもらってよけてもらった間を抜けて進んで行った。橋の上でも同様。おかげで、どこかで休憩を取ろうと思っていたが、生口橋を渡るのがいい休憩となった。結果的には次の多々羅大橋も同様となり、結局、自宅から尾道を経て大三島まで、渡船を除いて休憩なく走り続けることができた。

生口橋からの下りも人が多かったのだが、私も次第に要領をつかんできて、ちょっと後ろから大きな声で爽やかに「おはようございます! お疲れ様です!」などと存在をアピールしながら避けてもらうという技を覚えた。これが案外楽しい。声を返してくれる人もいるし、お互い、なんだか爽やかな気分になれたような気がした。

生口橋を渡ってからは、瀬戸田の街中を通って多々羅大橋へ向かうルートをとった。
途中、有名なアイスクリーム屋さん、「ドルチェ」を通り過ぎたが、今日は時間的制約はないし、帰りに寄って帰ろうと思って通り過ぎた。

街中を抜け、再び海沿いに出てしばらく行くと、若干の向かい風となってきた。ペースが落ちつつも、淡々と進む。歩道を歩いている人たちも多く、正直、無様な様子を見せる訳にはいかないという気持ちも働いた。人の目は大事である。

そして、多々羅大橋を渡り大三島へ。

2へ続く。

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