サクラサガシテ
4月6日(日)、桜を探しに旅に出た。実はそんな大げさなものではなく、車で1時間ほどのところに桜の名所があるということで行ってみただけなのだが。
この日は朝9時から子ども会の集まりがあったため、本当なら前日夜に出発も考えたのであるが、実現できなかった。そのため、その集まりに出席したのち、10時過ぎの出発となった。いつもの通り、+バアちゃんで合計4名での出発となった。
天気はほどほど。ただ、思ったよりも気温は低く、風もあったので案外寒く感じられた。
向かった場所は「井原堤」。井原市内を流れる小田川沿いに約2kmほどの桜並木がある。駐車場を探すのに手間取ったが、商店街脇の臨時駐車場に車を停めて少し歩いて桜並木に出かけてみた。
すると、なるほど桜が川沿いの並木を覆うようにしなだれかかり、桜のトンネルが出来上がっていた。
対岸では「桜まつり」と称して催し物や屋台も出ており、良い匂いが漂ってきた。並木を歩いてみるのもほどほどに、そそくさと橋を渡って対岸へ。時間的にもお腹がすいている時間帯。何か食べようということになったのである。
対岸へ渡ると、公園があり、そこではグループで輪になり、手作り弁当や仕出し弁当、バーベキューなどを楽しむ人の姿が見られた。もちろん催し物ステージもあり、屋台もそう多くはないがいくつか見られ、そのうちのいくつかで買い物をした。綿あめ、焼きそば、フランクフルト、コロッケ、焼き鳥などである。大人三人が手分けして列に並び、早く手に入れたものは配って回り、ちょっとずつ味わっていた。時間がかかったのは相方ちゃんとムスメちゃんが並んだ綿あめで、機械の故障もあり、かなりの時間待つことになってしまった。その間、急な雨あり、突風でひっくり返る屋台ありと、幾度か命を狙われたが、何とか無事に狙ったものを手に入れ、味わうことができた。最終的には焼きそばは持ち帰って車内でいただくことにして、綿あめをつまみながらもと来た道を歩いて帰った。
途中、お茶を買って、焼きそばをアミティに持ち込んでいただいた。
直前にいくらか焼き鳥やコロッケ、フランクフルトなどをつまんではいたので、これで昼食としては十分である。
しばらく車内でゆっくりと過ごし、そののちの予定を立てた。そのまま帰ってもいいし、どこかへ寄ることも考えられる。すると、相方ちゃんが、美星町が30分程度のところにあるということを調べ出してきた。では、そこへ行こう、ということになり出発。美星町へは以前も何度か行ったことがある。ムスメちゃんもまだ、さらに小さい頃、セレナに二段ベッドを組んで車中泊で行ったことがある。前泊をし、市場で買い出しをして朝食をいただいた。その時の思い出が懐かしく思い出される。静まり返った中、ムスメちゃんは夜泣きをして焦ったものである。
途中、池がありそこにも桜がきれいに咲いていた。少し散り気味ではあったが、ちょっとした公園もあり、穴場的な感じもする。来年はこちらをメインに花見を楽しむのもいいかもしれない。
そして美星町の「星の郷青空市」に到着した。
以前来た時よりもいくぶん整備された感じがする。
そこで、少し買い物をして、車内でお茶して、昼寝して、、、。まあ、こんな感じで帰路についた。
結果的に今回の旅、桜をめぐるドライブとなった。これまでのようにセレナで出かけるのと違って、やはりキャンピングカーであるアミティが一緒だと、行動パターンが違ってくる。さらに、来年に向け、早めからアミティで出かけ、良い場所を確保し、花見を楽しみながらカーサイドでバーベキューなどもしようか、などといった計画も出てきた。実際に十分可能そうな現場である。実行するにはマナーの点などから再考しなくてはならない部分も多分にあるだろうが、そんなことを考えてみるだけでも楽しいものである。