Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

これが本当なんだろうな。。。20140506練習ライド

 

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5月6日(火)、この日は暦通りのGW最終日。

前日までGWキャンプへ出かけ、その前後の前泊とガレキャンを含めアミティで4連泊となった直後のこの日、ロードバイクで出かけた。

GW中は当然乗れていないので、軽く距離を走ることができればいいかな、と思っていたのだが、思いのほか、いやカナリキツイ練習ライドとなった。

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この日はK原さんの呼びかけで集まった。総勢4名。SURLYを駆るK原さん。おなじみチネくん。わたし。そしてAR-Kさん。このAR-Kさん、すごい人で、かつて(と言っても割と最近?)「ツール・ド・おきなわ」で入賞も果たしているツワモノ・・・。最近ショップへ顔を出し始め、うわさは聞いていたのだが、私は初めてご一緒する機会を得た。

ショップへ到着するとチネくんがいた。雑談しているとAR-Kさんが、FELT AR-1に乗りさっそうと登場した。

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脚の筋肉は美しいし、もちろんすね毛もなく・・・。話しかけてみるととても気さくな人であれこれ話をすることができた。ほどなくしてK原さんが到着。その日のコースをおおまかに決めて出発となった。

冬場乗れておらず、通勤も週のうち少しずつ始めたとはいえ、この時も前4日間はキャンプのため乗れていない。そんな状態でついて行けるのか、と心配になったが、とにかく後ろに張り付いて行かせてもらおうと考えていた。

芦田川沿いを走り、府中で国道486号線に出て御調に向かった。

芦田川沿いではチネくんが牽く。35km/h以上の速度で・・・。これまでと比べて何だかペースが速い。最近チネリを購入し、普段もしっかり走り込み調子が良いらしい。しかも結構な長い距離を牽いてくれた。とちゅうからK原さんに交代したが、今回私はついて行くのみで、先頭を牽く気は全く起こらなかった。申し訳ないけど・・・。もう少し乗り込んでからにしてください。

348号線に出てちょっとして、AR-Kさんが先頭に出た。この道は御調に向けほんの少し上り気味の道が続いている。その中でも徐々にスピードが上がっていく。そしてやがて40km以上巡行に・・・。この速度域までくると、なんか周りの景色を見ている余裕はなくなり、ひたすら前の人の背中越しに前方の様子をうかがいつつ距離の微調整を行っていた。牽いてもらっている感覚的には、ただ風をよけてもらっているだけではなく、本当に引っ張られていく感じ・・・。そして速度は維持しつつも心拍は低めで推移。なんか不思議な感覚が残った。

やがて、御調のコンビニに到着し休憩をとった。この後尾道までの峠越えをする。

K原さん、間をおいてチネくんとAR-Kさん、そしてちょっとあいて私の順で出た。チネくんとAR-Kさんは速度を上げ、K原さんにすぐに追いついてしばらく後には抜いて行った。速い。とくにAR-Kさんは体格も小柄でダンシングを多用する上りスタイル。見るからに軽快に加速していった。

一方私は、出だしでK原さんとの距離を少し詰めたが、その後は追い込めず、ほとんど同じくらいの差で上り切ることになった。チネくんはAR-Kさんによくついて行っていた。かなり追い込んでいると思われた。

そして頂上。遅れて到着した私がその先の下りを先頭で行くことになった。下りならいいや!。休憩もあまりとらずにスタートした。追い込んでいない分、回復も早かった。下りは体力温存も兼ねて、低い姿勢でできるだけ空気抵抗を少なくし、重力の力を借りた。途中信号で途切れたチネくんを待ち、そこでK原さんに先頭をお願いした。

そして尾道まで出た。あとは平地に近いところを走ってショップへ向かうだけだと思っていた。しかし、ここでK原さんが恐ろしい提案をし、その提案は快く受け入れられた。府中松永線を上り府中まで出てから芦田川沿いを戻ろうというのである。仕方ないのでついて行ったが、ここまでで結構脚は使っていて、あとはタラタラ上るしかないなとあきらめた。

序盤は軽めの勾配で、とにかく後ろについて行くことで脚を温存した。次第に勾配が増してきたところで、先頭はK原さんからAR-Kさんに交代。

というか、ここからは各自のペースで、ということらしい。AR-Kさんにチネくんもついて行く。私は・・・、無理しない。追ってもちぎれるので、イーブンペースを心がけた。が、若干右足太もも裏の上部が攣りはじめた。力の掛け方によってはピクピクする。K原さんとともにしゃべりながら上った。そのおかげで気もまぎれ、ひと山越えることができた。ここでちょっと休憩。

攣り始めた足を何とかしようと、この休憩中に「梅丹電解質パウダー」をボトルに入れ飲んだ。

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これは先日の4時間耐久でもらったものである。味はしょっぱい感じで合う人と合わない人がいるだろうな、という印象。私は飲める。この休憩の間でほぼ飲み干し、この後に待ち構える下り後の再度の上りに備えた。

そしてスタート。AR-Kさん、チネくんに続いてスタートした。下りではできるだけ前の人について足をためた。下り切り、上りに代わる。脚を踏み込むが、さっきまでのピキピキはない。なので、できるだけ前の二人について行こうと試みた。下りに切り替わり、速度もまだ残っている間にもっとぴったりついておけばよかったかもしれない、と後で思ったが、ダンシングが入るタイミングで一瞬速度が落ちるのが怖く少し車間をあけた。その途端、もう元には戻れない距離が開いてしまった。実際の距離は車間一台分くらいだが、その間にあって容赦なくぶつかってくる空気の層がその距離を縮めさせてくれなかった。ジワジワと開いて行く距離。それを最小限にとどめようと必死でペダルを回した。ダンシングをする体力も気力も残ってはいない。そのまま頂上へ到着となった。力不足ではあったが、視界に残る範囲で後を追えたし、久しぶりに追い込めた感も残ったので満足のいく登坂となった。

その後は下りがしばらく続く。何とか後ろにつこうとして加速した。ジワジワと距離を詰め、チネくんの後ろについた。それまで立ちふさがっていた空気の層が、ふっとその扉を開き招き入れてくれた。

芦田川まで下りると、川沿いに福山方面へ向かった。直後、せっかく列車で走っているのになんだか落ち着かない雰囲気を感じた。どうも前を牽くAR-Kさんが加速していっているようであった。それでもついて行く方がちぎれて単独になり風を受けるよりは楽なのを知っていたので、その加速について行った。しかしだんだん苦しくなってくる。一体いつまで加速が続くのだろう・・・?

そして、いよいよ、ついて行くよりも自分で風を受ける決断をしたとき、47.2km/hというガーミンの表示が目に飛び込んできた。そして私はちぎれた。チネリくんはその後しばらく追走し、でもやっぱりやがてちぎれた・・・。あとで聞くと50km/h位で離れたらしい・・・。

その後再度集まり、ホドホド、と言ってもやっぱり40m/h巡行ありで、芦田川沿いを終えた。

そしてショップへ向かい、この練習ライドは終わった。

感想は・・・

 

きつかった!

 

の一言である。

でも楽しかった。

あの速度域で走る一団に自分がいる(牽いてはいないが)というのがとても楽しかった。普段一人では、いやショップの友人たちといっしょでも立ち入ることができない世界を見せてもらったようで、妙にうきうきしてしまった。

「練習ライド」というからにはこれが本当のペースなんだろうな、とも・・・。

 

次に一緒に走る期間があったら迷惑かけることが少なくなるよう、精進しておこうと、ちょっとモチベーションを高めた午前中であった。

 

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