アミティ生活2か月:生活は大きく変わった
早いもので、アミティが納車されてから2か月が経過しようとしている。
これまでのアミティ出動であるが、納車されたその日に前泊でスキーに出かけたのをはじめ、その翌週には墓参りで松江、境港あたりをウロウロ。その後泊りはしないが花見に出かけ、さらには自転車のレースイベントに前泊で参加した。そしてついこの間のGWには前泊プラス2泊キャンプにも出かけている。その合間にもガレキャン5回。つまり、この2か月の間に、何かあればもちろんアミティで出かけ、ないときにもとりあえずアミティでガレ泊という感じで、ほぼ毎週確実にアミティのお世話になっているといった状況である。
もちろん通勤でも活躍してくれている。
こんなアミティが来たおかげで私自身の行動様式は大きく変わった。
アミティ納車までは、かなり活発な消費者活動を行なってきたと自分でも思っている。お金を回すという点で社会にとっては健全なお金の使い方、私自身にとっては無駄遣いといえる消費者活動であった。
今振り返って、それらの無駄遣いを考えてみると、明らかに「キャンピングカー生活」に憧れ、そちら方向に集約されていたようである。
例えばキャンプ用品。キャンピングカーがあればなくてもよかったものが、その代替行為としての所有欲となり、なんかいろいろ買ってしまっていた。ロードバイクについても、あれこれ欲しいパーツがありキリがなかったが(今でも欲しいのは欲しいが)、それらを買うより、ロードバイクに乗ること自体が楽しく、それによる満足感の方が大きくなってきている。
つまり、キャンプであれ、スキーであれ、ロードバイクであれ、PCであれ、装備品を購入して充実させることによる満足感(キャンピングカーを持てないことへの代償)よりも、「活用」する満足感の方が大きくなってきているというのが現状である。
それが本当にアミティを買ったおかげかと言われると、違っているのかもしれない。しかし、明らかにアミティ納車直後から、私の中での志向が変わったのを強く感じているのは確かなのである。
アミティ自体についても、アレコレあれば便利で欲しくなってしまうものは後を絶たない。それでも実際に購入に至るまでは時間がかかるようになった。そして買わずにすますことも多い。それまでだったら、欲しくなってしまえばその衝動に耐えることができなくなっていたのだが・・・。
こうやって考えてみると、キャンピングカーのある生活が、私にとってはある意味、これ以上ない究極の生活だったのかもしれない。そしてアミティを使って、スキーに出かけ、ロードバイクを楽しみに出かけ、キャンプや旅を楽しみに出かける、その行為が私のベクトルとなっているような気がする。
なので最近、衝動買いというのが減ってきた。ある意味私にとってはアミティが究極の衝動買いであったので、その危機感もあるのかもしれないが。
そして、生活自体もずいぶんと変わってきた。まず、朝が早くなった。出勤時の混雑を少し避けるために早めに出るようになった。また、行動に余裕を持つという意味でも時間的な余裕を考えた早めの行動を優先するようになってきた。アミティの走行性能が一世代も二世代も前の状況なため、割り切ってゆっくり行動できるように生活がシフトした感じである。
また、「節約」という意味でも新たな展開が出てきている。
4月終わりから「ジテツウ」を入れ始めたのである。これまでにもジテツウの機会はうかがってきた。しかしなかなか実行に移すことはできずにいたところ、この「節約」というキーワードをヒントに行動に移すことができたのである。
ライトキャブコンとは言いながら、やはりこの燃費は痛い。前車のセレナではそこまで気にしていなかった燃料代が、チクチクと胸を刺し始めるようになった。タンクも小さいため給油の回数が多くなるのもその原因の一つではある。
そこでその部分の解消と趣味を合わせてジテツウを始めたのだった。
そうなってくると、さらなる変化も加わってくる。ちょっとした外出も自転車を使うようになり、ジテツウの時にはできない用事はアミティ通勤の時に効率よくするようになった。そして、そもそもその用事が本当に必要なのか?という部分の吟味もしたうえで別の機会に回したり、必要なしと判断すれば取りやめにしてみたりするようにもなった。車を使わないように工夫したり、使うときには効率よく動く、などといった行動様式に変わってきたのである。今考えてみるとこれまでの行動、なんと無駄な時間と費用、動きの多かったことか。
たぶん多くの人には当たり前の行動様式なのだろうけど、かなりシンプルな生活パターンになったのではないかと思う。
そして、それは、たぶん・・・
アミティのおかげ、なのである。