Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

血迷ったよ・・・、恐ろしくて言えない・・・

去る9月10日。。。

この日付は2年前、私のロードバイク人生の始まりとなった日。ちょうど2年前のこの日、Madone2.3が納車されたのである。

  

ということで、すでに私のロードバイク人生は丸二年を終え、新たに三年目に突入したということになる。本当なら、その日ジャストでこんな記事をアップしたかったのだが、レース直後で、頭の中はその後どうやって強くなろう?ということでいっぱいだったので失念していた。

そしてこの内容には触れずに三年目を終わろうかとさえ思っていたのだが・・・。突然状況が変わり、関連してこんな内容を記事にしてみているところである。

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今更ながらに納車の時の様子と胸の高鳴りを思い出してみる。

乗り出し時の講習で初めてビンディングペダルを使った時のドキドキ。初めてペダルを回し、タイヤが滑りだすように回り始めた時の意識の高揚。そして乗車中の風の感覚。それらすべてが新鮮で格別の感動を与えてくれた。

思い返しながら、実はその感覚を「懐かしんでみよう」と考えていた。だが、残念ながら、それはできなかった。なぜなら、その感覚は今でも毎回味わい続けているからである。考えてみれば走りに出かける度にいつも『新鮮』な感動を感じている。懐かしさを感じることではないのである。

違っているのは操作への慣れだけだろう。

だからこそ、同じモチベーション・・・、いや、モチベーションのさらなる高まりを常に感じ続けていられる。ロードバイクって、そんな乗り物なんだ。

はじめた頃、こんなにのめり込むなんて誰が予想できただろう。三本ローラーや固定ローラーまで使い始めている姿を想像できただろうか?

その頃は夜な夜な出かけてはナイトライドを楽しんでいた。それだけで楽しかった。それからモチベーションや走行時の速度も上がっていき、それに応じてさらにのめり込んでいった。

 

その時その時の自分に合った楽しみ方やモチベーションが得られる。それがロードバイクの魅力のひとつなのだろう。来年の今頃はどんなモチベーションで、どんな楽しみ方をしているだろう?・・・

 

・・・なんて考えていた9月半ば、その事件は起こった。そして私のモチベーションは変な方向に向かおうとしている。

 

ちょっと前から新しいバイクには興味があった。今乗っている VERENO RN に特に不満があるわけではない。パーツのアッセンブルからいろいろ考えて組んでもらったので、むしろ愛着がある。しかし、気になるのはトップグレードといわれるクラスのフレームである。いつかは乗ってみたい。できれば、身体がそこそこ動く間に。そしてできるだけそれを長く楽しみたい。そう思っていたのである。

気になっていたのは「NEILPRIDE ALIZE」。その色とエアロフォルム、コスパにやられた。フレームを買って乗せ換えようか、とも考えたが、VERENO RN にはできれば今ままで同様に乗り続けたい。そう考えると完成車で踏み切る気持ちにはなれなかった。しかも、名称も変わるようだったし。

そんな話をショップでしていた頃、S-WORKS TARMAC SL4、S-WORKS VENGE などが在庫限りでかなり安くなるという情報をいただいた。完成車であるがトップグレードのバイクなのでついてくるホイールも魅力的だった。かなり本気で考えたが、SL4にするかVENGEにするか迷っている間に、私のサイズはなくなってしまっていた。この時の幻の英断は S-WORKS VENGE。山は捨てかけていた。

その後しばらく時間が経つが、その間に四川を上った。タイムは縮めたものの、思っていたタイムまではまだかなりあった。。クライマーになりたかったが、体格からしてそもそも無理な話だったということに改めて気づかされたのだった。

 

そんな頃、目にとまったのが「cervelo S5 テストバイクキャンペーン」の雑誌広告。キャンペーンなしでは手が届かなっただろうが、このキャンペーンなら何とか行けそうだった。狙ったのは「S5 アルテグラDi2 完成車」。サイズは54か56。ちょうど私の身長的にはこのあたりになる。できれば少しだけ小さめでいきたいので、54のサイズが第一希望ではあった。

 

そもそもこの「cervelo S5 テストバイクキャンペーン」

「試乗車(テストバイク)として使用されたサーヴェロ S5VWD、S5を、ご購入希望者様に大変お求めやすい価格でご提供させていただく」

という感じのもので、以下のような注意事項が書き添えられていた。

《注意事項》
※試乗車(テストバイク)として使用済みの車両となりますので、汚れや傷などがある場合がございます。予めご了承の上お申込みください。
※キャンペーン期間中でも、試乗車(テストバイク)の在庫が無くなり次第終了とさせていただきます。

 まずは指定先へメールにて在庫確認や購入希望店などを伝えると、在庫状況など返信されてくる。そこでのやり取りを経てショップより購入という手はずになるらしい。

 

キャンペーン期間は9月1日~10月末。すでに9月も後半に入っているので、在庫もはけてきているのでは? なくなっているならそれでいいので、とりあえず問い合わせをしてみることにした。VENGEの時のように、覚悟を決めてしまってから在庫がなくなっていることに気づいた時の喪失感は、できればもう味わいたくはない。

ということで希望車種とサイズ(残っているサイズの中から)、いつもお世話になっているショップでの購入希望を書いてメールを送った。ちなみにこの時の希望は以下の通り。

 ・「S5 VWD デュラエース 完成車」サイズ54

 ・「S5 アルテグラDi2 完成車」サイズ54,56

夜遅くにメールをし、返信はその次の日には返ってきた。

結果は。。。

「S5 アルテグラDi2 完成車」のみ在庫有り、とのことだった。また「すぐにショップへも連絡を入れておくので煮詰めてください」とも。

こうなってくるとさらに心は動く。

しかし、気になるのはいわゆる『中古』であるという現実。そこのところを質問してみたところ、すぐに以下のような驚きの返信が帰ってきた。

 

「今回のものは新品未使用品となりますのでご安心してご乗車いただけます。」

 

展示のみに使われていたということなのだろうか?

よくわかんない。でも「新品未使用品」だなんて言われると、なんかラッキー!みたいな気分になってしまう。

後にショップで店長と話をしたときに、「問い合わせメールをいただいたタイミングが良かったです」と言われたらしいのだが、何がどうタイミングが良かったのかもよくわからない。それでも「タイミング」という単語を出されると弱い私。詳細を確認して後、すぐに店長に発注をお願いしてしまった。

ついでに質問してわかったことは、付属してくるホイールは「コスミック エリート」という30mmハイトのアルミリムホイールらしい。こちらは練習用に回して、S5ではF6Rをメインで使うことにしよう。

機材が届いたらポジションを出して、せっかくのROTORクランクなので、Q-RINGSを入れてやろうと思ってる・・・。

 

そして、このバイクの発注を終え、決断したことがある。

 

その1

クライマーになりたいとはもう思わない。

(もちろん、より速く、というのは目指さざるを得ないが)

 

その2

しまなみ海道スペシャルとして、平地を走り倒す。

 

というのが、ロードバイク3年目に入っての今の状況。ほんと、あらぬ方向に進んでしまった。

 

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