Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

お気に入りチェーン・ルブ

f:id:yPhonist:20141110162909j:plain

お気に入り、といってもまだそんなに種類を使ってきたわけではないので、本当にこれでいいのかは不明。ただ、今の使い方と効果のバランスでいえばこれといった不満はないので、ほかを探してみる必要性は感じられない。だから「お気に入り」。

 

さて、ロードバイクに乗り始めて、初めて自分で買って使うようになったチェーンオイルは、FINISH LINE セラミック・ワックス・ルブだった。

汚れがつきにくいということで、これにした。使っている間は特に何も感じずに使っていた。月に一度程度、チェーンを拭 き取ってはこのワックスを注油し、余分なものを拭き取る。そして3〜4ヶ月に一度程度、チェーンを外して清掃して、サラの状態からワックス、といった感じ で使ってきた。

その後あるイベントで、Vipro's Du muonというルブを知った。セラミック・ワックス・ルブ自体にそんなに不満はなかったが、残りも3分の1を切ってしばらく経っていたので試してみようと購入したのが1年3ヶ月前だっただろうか。
はじめはセラミック・ワックス・ルブの残りを使い切ってから、と思っていたが、新しいものが入るとすぐに試してみたくなるタチなので、さっそくDu muonの方を使ってみた。
が、その時に変化は、あまり感じられなかった。他のバイクで試してみる機会があった時には、お、静かになった!という感覚があったので楽しみにしていたのだが・・・。
そしてそのまま、つい数週間前まで、このDu muonを使っていた。
 
冬を前にして、ふとセラミック・ワックス・ルブの残りを使っておかなくてはな、と思い立った。寒いと成分が混ざりにくいため、使い切るなら今の時期だろうと思ったのである。
そして再度使いはじめたのであるが、アレ?、こんなに「キャラキャラ」いってたっけ?、という感じであった。
使い方は、チェーン洗浄後、一度注油。少し走って再度注油。その後は走る度(実走でい週間おきくらい)に軽く拭き取り、再注油していた。はじめは馴染んでないのかと、様子見で注油を繰り返したのだが、そのうちワックスはなくなった。最終的にはいくらか馴染んできたのか、わずかにキャラキャラ音が残る程度に収まったが、完全に消 えることはなかった。使い方が間違っているのかもしれないが・・・。
 
そして、再度Du muonに戻る。キャラキャラ音が消えないので、その上から。チェーン洗浄までしなかったが、できるだけていねいにチェーンを拭き取ってからDu muonを注油した。
すると、気になるキャラキャラ音は見事に消えた!
これらのワックス・ルブとDu muon、そもそも使いどころというか、使うべき場面は違うはずなので、いっしょに扱うべきではないのだろうが、私にとっては、Du muonの方が相性が良さそうである。回していて気持ちがいい。耳からの情報でスルスル回っている気はする。
オイルの持ち、という点でも、ここ最近の使い 方でいれば、そう大きな問題はなさそう。ここのところ実走の度に軽く拭きあげて汚れをとり、その後軽く注油するようにしている。平日のローラーではそのままで、土日で一度注油するというペース。こんな感じだと、チェーンもいつもきれいで油切れなく、なかなか快適だ。
ただし、雨の中での走行ではすぐに油切れしてしまうという感じを受けた。雨天でのレース後、翌日に注油をしたのだが、その時にはすでに油分は切れていて、少しサビも浮いていた。あの豪雨といっていい中では、どんなルブも流れてしまったのだろうけど。
まあ、雨で走るのはレースやイベントの時だけで、それでさえも積極的にDNSとすることも多いと思うので、あまり出会うことのない状況ではある。もし再び出会ってしまった場合には、できるだけ早く清掃と注油をしてやろう。

 

というわけで、今のところ私のお気に入りはDu muonで決まり。ちょっとお高い感は否めないが、浸透しやすいため、注油の時は一コマ、二コマ飛ばしての注油で十分。ちなみに走行後の再注油のときは 3〜4コマ飛ばしで、本当に軽めに注油して拭きあげる感じでいいので、案外使用量は少なくていい。
新たな出会いがあれば、また試してみる気にはなるだろうが、大きな不満を感じない現状では、積極的に変えてみる理由は見当たらない。
まだまだ半分以上残っているしね。