Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

2014 X'mas Ride(落車!もありつつ、後半引きずり回される編)

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落車からの復帰・・・

今年のクリスマスライド、万全の準備をして、事前にリハーサルまでして(個人的に)臨んだ。にもかかわらず、前半で脚を使い果たしながらも根拠のない義務感から、平坦区間は先頭を牽くという暴挙を繰り返してさらに脚を消耗。そして終盤の上りで意識をとぎらせつつペダリングに集中しているときに、

 

チネくん落車! の「報」が車列に飛び交った。

 

というか、その落車は目の前で起きてたし・・・。

 

スローモーションのように倒れていくチネくん。

そのチネくんに減速しつつも突っ込んでいくSくん。

そして、Sくんの上に、ほとんど立ちごけのようにしなだれかかる私・・・。

 

基本ほとんどノーダメージで、通常走行に復帰となった。


しかし、しばらくは下りになったとしても、先頭へ出ていってペースアップをしたりする気分にはなれなかった。けっこうビビってはいたのである。その後の往路はほとんどおとなしくしていた。
 
冒頭の写真は、通常走行復帰後の上り終盤。むこうの方に来島海峡大橋の橋脚が見えてきた。この先いったん下って、海沿いを回り込めばすぐに橋へのアプローチへ入ることになる。下り区間は気持ちいいが、さすがにこの時は抑えめに。そして体力の回復を図り、みんなの後をついて行った。
 

「カツカレードリア」を目指してもうひとふんばり!

来島海峡大橋へ向かう上りになると、Sくんが先頭となり、頑張って牽いてくれた。そして橋の上。橋の上へ出ると、強烈な向かい風と上り基調。本来なら景色を楽しみながらワイワイ行きたいところだが、100km弱走ってきた状況、そして風と上り、また落車の影響(精神的な?)もあり、みんな黙々とペダルを回していた。
橋の中盤になると、Sくんも辛そうに、ときおり下を向くのが目立ってきた。Sくんの直後を走っていたチネくんはいっこうに先頭を交代する気配がなかった。その後ろを走っていた私が先頭へ出て終盤を牽くことにした。最後まで上りが続くし、向かい風は強い。速度も出ないが、もうすぐ折り返し地点の「サンライズ糸山」前半の締めくくりにがんばって仕上げようと考えた。そして、なんとか少しだけペースをあげる。
 
あ~、お腹減った・・・

そして11:30頃、サンライズ糸山に到着

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他のグループの人たちは揃っていた。そして確認してみると、やはり伯方島で見たのは、Mくんだったらしい。少しペースダウンした人とともに数名で走ることになったようである。

しばらく待って、レストランに案内され、注文したのはいつもの「カツカレードリア」

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一応二人前。ダッチオーブンの料理なので香ばしくて美味しい。ペロリと平らげる。
 

突然目覚めた?、、、チネくん

食事&休憩後、13:00に再出発。

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まずは胃の中に残ったカツカレードリアが落ち着くまで流して・・・
なんて思う間もなく、車列は加速し、かなりなペースで進みはじめた。いきなり先頭で考えられないペースを刻むのはチネくん
みんなちぎられないように必死で追いすがる。
大島に入ってからの二つの上りも、チネくんのぶっちぎりであった。

やがて海岸線の平坦区間に出た。
今回はさすがに先頭には出ない
さすがに後半、疲弊してるし、チネくんの牽きのおかげでさらに消耗した。休憩後のスタート直後、身体がこなれていない状態でのいきなりのハイペースにやられた感じである。
シャークさんもここでいったんちぎれ、「先に行ってください」とのこと。このあたりから車列は4人になった。

続く大三島でも、チネくんの、後半戦とは思えない強烈な牽きが続いた。そして前方に先にサンライズ糸山を出た別グループを発見。
するといきなり、チネくんが猛然と再加速???

みんな、、、「エ?・・・」 あっけにとられた。
 
必死で追いすがるも、ここでも脚を使ってしまった。

チネくん曰く、
 
「往路はアップ、復路でイク!」
 
なんかそんなこと言ってた覚えはあるが・・・。
まあ、こんな感じだったのでさらに終盤には、ホントにイッちゃうのではあるが・・・。

そして瀬戸田。
ここの平坦区間で、少ししてから先頭に出ることにした。この区間はかなり向かい風が強くなっていたので、さすがに「目覚めた」とはいえ、チネくんひとりに牽いてもらうのは、悪いと感じたのよ。
交代後も当然風は強く、25km/hくらいで踏ん張らなければならない場面も多々。向かい風ってホント進まない。踏んでも踏んでも進まない。まるで固定ローラーの負荷を高め、必死で体重を乗せているかと思うくらい、まわりの景色は動かない感じだった。
この海岸沿いの平坦区間を終え、街中を抜ければ休憩ポイントである。取りあえずそこでの脚休めを楽しみに、ペダルをこぎ続けた。
 
それにしても、みんな無口である・・・。