けっこう気になる PCO(Platform Center Offset) の左右差
Edge510のアップデートとVECTORの組み合わせで実現した、Vector Cycling Dynamicsのサポート。大きいのはPP(Power Phase)で、クランク回転のうちどのあたりで力が入っているのか、というのがわかるもの。Edge1000ではグラフィカルに表示されるのでわかりやすいが、今メインで使っているEdge510では数値でしか出てこない。それを時計の文字盤に当てはめて想像力を最大限に発揮して自分のペダリング時の出力の出方の傾向を見ているところである。
そしてもう一つ、PCO(Platform Center Offset)という項目。
この図のように、VECTORのどのあたり(内側か外側か)を踏んでいるのかの表示。上の図はEdge1000のモノなのでグラフィカルだが、510ではこれも数値のみ。それでもPPに比べるとまだ見やすいので、たまに見ては自分のペダリングと足裏の感覚を確認している。
すると、どうも左右差があってどうも気になってきた。これまでの値を平均すると、左足は「-2」程度。それに対して右側は「-10」程度の値となっている。気にしなければよかったのだが、いったん知ってしまうとなんか気になってしょうがない。
そこで、クリートと靴の間にシムをはさんだりして調整してみたがなかなかうまくいかないので、SPEEDPLAY、VECTOR通してはじめてクリート位置を調整してみた。これまでは、どちらもクリート位置は最先端、最外側で使ってきていた。つまり、一番つま先寄りで、脚も一番内寄りで使っていたのである。
今回は試しに右脚のクリートを少し動かし、右脚をちょっとだけ外に移動してみた。すると、
左「-1」:右「-5」というPCOの値となっていた。では、もう少し動かしてみようとしているのだが、これがどういう効果があるのか、はたまた無条件に左右をそろえていけばいいものなのか少し気になるところではある。
とりあえず気になる左右差をちょっと落ち着けてその他の様子を見てみようとは思うが、こんなあたりを調整しながらローラーを漕ぐのも楽しいものである。
そして、ある自転車雑誌には、2月にはEdge1000Jもアップデートされるって書かれていた。早くあのグラフィカルな表示でトレーニングしてみたいものである。