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ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

初クリテリウムで感じた五つの反省点

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7月12日(日)に行なわれた,「第5回〔カートコースクリテ&キッズロード〕」。その様子については,前の記事で上げた。

ydroid.hatenablog.jp

 

この記事を書きながらレース参戦を振り返る中で,いくつかの反省点が挙がったので,それらを整理しておく。

 

 前エントリーでの振り返りの中では五つの反省点を上げている。記事中【反省1】~【反省5】として記している部分で,簡単に言うと以下のような内容で,今後気を付けておこうと思われる部分である。

 

 【反省1】 流しているときとアタックするときの速度とラインは変わる件
 【反省2】 過去データを分析し,どうアプローチすればいいのか検討する件
 【反省3】 集団からコーナーで離れて,また追いつくというのを繰り返した件
 【反省4】 レース勘を体感しておかなくてはならない件
 【反省5】 興奮するとケイデンスを高くしてプチ・スプリントを繰り返す件

 

【反省1】 流しているときとアタックするときの速度とラインは変わる件

まず,はじめに感じたののがこの点。予選TTに入る前の試走は行なっていない。現地到着が試走時間後だったためである。そういう意味では,時間が許すのであれば試走は有効に活用したいものである。ただ,今回のTT時間帯の10分でもできることはあった。私は流して一本のみアタックしたのだが,特にここのように細かなコーナーがあるコースでは,流して覚えたライン取りがアタック時に役に立たなかった。流すなかでももう少しスピードを上げて試しておくべきだった。

【反省2】 過去データを分析し,どうアプローチすればいいのか検討する件

チネくんを車に乗せてサーキットへ向かっている途中,いろいろなデータについてチネくんは話をしてくれる。今回もこれまでも。

「昨年のデータだと,耐久で何周回すれば上位に食い込めます」

「昨年のデータだと,一周何分何秒で・・・」

「予選TTで流して準決勝で頑張るか,予選TTがんばって準決勝で流すか・・・」

「決勝で何分なので,1周あたり何分何秒になって・・・」

などなど。

いつも研究熱心だな~,と感心しているだけだったのだが,このあたりのデータ集めと分析が今回のチネくんの優勝には役に立っていたのだと思う。決勝へのアプローチの仕方が私は「予選TTで流して準決勝で頑張る」方だったのに対して,チネくんは「予選TTがんばって準決勝で流す」方をとった。たぶん,それを狙っていたのだと思う。

よし!,これからは自分で調べて分析して作戦をきっちり立てよう!

・・・

とは思えない。

もう少し真剣にチネくんの話を聞いて,自分のレース展開に生かす方向で考えよう。

【反省3】 集団からコーナーで離れて,また追いつくというのを繰り返した件

この部分は,試走または流すときの速度の問題とケイデンスとかかわっていると思われた。レーススピードに近い試走や流しができていればもう少し早い段階からスムーズなコーナリングができたと思われる。ケイデンスについては詳しくは後に回すが,高すぎると,スムーズについて行けないような気がする。この反省点については,試走とケイデンスをもう少し低めにするということでなんとかなりそうな気がする。

【反省4】 レース勘を体感しておかなくてはならない件

レースに出る機会は年間総多くはない。都合がつかない場合もあるが,ついても出ずにおいて,他の出場するレースに向けて,,,と思ってしまっていた部分もあった。しかし,レースに出ないとレース勘はうまく働かない。

これまでに出るのは耐久レースが多かった。今回のようなロードレースに近いクリテリウムなどはまたずいぶんと雰囲気が違うものである。ロードレースやクリテリウムを走る機会もちょっと増やしていかないといけないのではないかと感じている。

その点,チネくんはクリテリウムこそ初だったが,ロードレースには目標を定めて積極的に出ている。この差の大きさを今回は痛感させられた。

私にとってのネックは,手続きがめんどくさい,という点もあるので,そこのところはチネくんにも手伝ってもらって,ロードレースにももう少し積極的に取り組んでみたい。

【反省5】 興奮するとケイデンスを高くしてプチ・スプリントを繰り返す件

今回のレース,途中で気づくまでケイデンスが高すぎた。コーナーの立ち上がりから加速して巡航に乗せるまでのケイデンスが,はじめは120rpmを越えていた。たまにならいいが,細かなコーナーが続くし,直線自体短いのでこのパターンの繰り返しが延々と続くのである。なので,ひとりでプチ・スプリントをして遊んでる状態が続くのである。

ケイデンスが高いと,脚への負担は少ない傾向はあるかもしれない。しかし高すぎるとこれも結構つらい。しかも時間的にも短いレースなので,少々踏むペダリングでも十分持つな,というのが印象だった。おまけに,ケイデンスが高すぎると安定感を失う気もする。ペダリング時代が安定していないし,スカスカに近い負荷をひょこひょこ回している状態になってしまっていたのだから。

そのおかげでコーナーでの立ち上がりも思ったような加速ができずに遅れていたのだと思う。早めに回してもペダルに力が伝わらず,空回りに近い状態でふあんていにまわすだけになって,コーナーを抜けて安定できる状態になってから本格的にまわせるようになる。

少し重めのギアにしてクリアした時には,早めの入力もジワっと効いて,そのおかげで立ち上がりで遅れるのも最小限で済んだ。その後の入力の増加にもきちんと反応してくれる。脚はけっこうもつ。130rpmで加速していたのに比べ,100rpmいかないくらいでおさまっているので,あれこれ使う筋肉を変えながらというのもできるのも大きかった。ケイデンスが高いときなら「しんどい~(心臓的に)」と感じていそうな場面でも心臓的には少し楽で,その分脚にキツサは感じたが,「もう少し頑張れ!」くらいで済んだ。

そもそも私の技術では,高ケイデンスは効率がまだまだ悪いというデータが出ている(VECTORのデータでは)。それは知っていたはずだった。おまけにS5に乗って体重を乗せてグイッと行く乗り方があってるのかな?とも感じていたはずなのに,,,そんなことはすべて頭から消え去り,ひたすら不安定に軽いペダルを回してしまっていた。気づいた後もところどころケイデンスがやたらと高くなる場面はあったので,ギアチェンジとともに意識して修正していかないとな。

 

ま,チネくんだのみだな・・・。

 

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