Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

しまなみエンデューロ・DUO

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8月30日(日)午後の走り出し。

午前中は6時か7時くらいまで前日からの雨が残っていた。絶好のローラー日和になるかな?とか思いながら二度寝して,10時前に起き出すと,雨は完全に上がり,路面も乾いている風。空には雲が多かったが,天気予報では降るほどではないらしい。

せっかくなので距離は乗っておきたかったため,昼前に走りに出かけることにした。

準備の途中,例によってチネくんに連絡。すると,50kmほどローラーを回した直後だったらしく,二つ返事で「いっしょに行く!」と反応が帰ってきた。

 

時間を調整し,12時に落ち合い,しまなみへ向かった。

ペースはL3メイン。らく~に距離を伸ばし,要するにカロリー消費するのが目的だった。それと,先週導入したPOWER エリートサドルの実走での確認。ローラーではなかなかな感触だったが,どうだろう?

 

尾道へ到着直前,前方を走るそろいのジャージを着た二人組を抜いた。ゆっくりとロングライドを楽しんでいる感じだった。いつものように,追い越すときには「おはようございます!」と声をかける。

しばらくしてチネくんが,

「普通に日本語であいさつしたんだけど,日本人じゃなかったですね!」

って。

なるほど,インターナショナルな「しまなみ海道」なのでそういうこともあるよね,なんて話をしながら信号待ちをしていると,後ろから声をかけられた。英語で。

話をしてみると,オーストラリアから長期の休暇で日本へきて走っているらしい。二人ともTREKのDOMANEを空輸して走ってるらしい。大阪から・・・。他にもツアーのメンバーがいて,それぞれに行動。この日の目的地は大三島ということだった。

フェリーで向島に渡るまでごいっしょした。

「STRAVAやってるか?」って聞かれて,「やってるよ」と答えたら,ハンドルネームを教えてくれた。「ライドデータがアップロードされたらフォローするよ!」と約束して,フェリーから下りて分かれた。

私たちは流して走り続ける。彼らはいろいろ寄り道しながらライドを楽しむ。それぞれ目的も走り方も違うので,それぞれの「やり方」を優先させた。

「Later !」

「See you !」

と声を掛け合い,それぞれのライドに戻っていった。折り返してからまた会えるといいな。

 

二人と分かれてからは,ひたすら巡航。

事前に50kmほどローラーを回しているチネくんをリスペクトして,意識的に長めに私が先頭を牽く。L3メインで,上りになると一瞬L4やL5に達する感じだったので特にきつい感じもなく進んでいった。ソロではなく,二人旅なので休ませてもらうこともできたし。風は少しだけ。ただ,雲は空を覆っている。そのおかげで走っていると心地よく感じられた。止まると湿気にヤラレそうだったが。

 

休憩らしい休憩も取らず,瀬戸田のコンビニまで走り続けた。本当は大三島まで行く予定にしていたが,チネくんが昼食をとっていなかったので補給のために休憩を入れた。そして,帰りは生口島をぐるりと回って帰ろうということになった。

 

ここでも抑えめに,36km/h~38km/h。楽なのとキツイのとちょうど半々な感じで,楽しく巡航を楽しむことができた。

また,ここ生口島では,前傾を深くする機会が多く,POWERサドルの真価を十分に堪能することができた。

話は戻るが,今回の実走に出かけた直後,POWERサドルにまたがって,はじめに思ったのは,「安定してる」ということだった。デフォルトのアンタレスだと,座る位置を見つけるのに少々時間を要していた。POWERサドルだと,座ったらそこでとりあえず落ち着ける。もちろん,本当にいい場所にたどり着くまでには少し時間はかかるのだが,最初にお尻を置いたところでも違和感や痛みを感じずに走り出すことができた。

しばらくして「良い位置」が見つかってからは,脚が回しやすい。骨盤が安定しているので,それを支点に脚がロスなく動かせる感じだった。

そして,生口島での深めの前傾姿勢が続いた場面でも,「快適!」。ノーズが短いおかげもあるだろう。以前だったら圧迫されていたはずの感覚を感じずに済んだ。

生口島では,単に下ハンを持っての巡航だけにとどまらず,肘をハンドルバーの上に置いてさらに低めの姿勢をとって走ってみる時間帯も多かった。そこでもオマタは快適。ゴリゴリした当たりは感じなかった。

この感じなら,S-WORKSの方でも良かったかも。正直そう思った。今後検討だな。

ただ,深めの前傾姿勢がとりやすくなると,ちょっとした問題も。

なんかハンドルが近く感じられてきたのである。なんか窮屈というかなんというか。ステムを伸ばしてみようと決意した。

 

生口島での楽しい巡航(しかもちょっとだけ追い風)を終え,帰路に就くために因島へ渡った。しばらくすると,遠くから見たことのあるジャージ姿の二人組。オーストラリアからの二人であった。すれ違いざまに二言三言挨拶をして再会を祝した。

「Later !」

「See you !」

という別れの時に交わした挨拶が現実のものになった。

いい言葉である。

ちなみに帰宅後,アップされたこの二人のデータを見つけ,無事フォローすることができた。日本での旅の様子を見守りたい。

 

このあたりで,チネくんに疲れが出はじめる。

「33km/hまでなら行けます!」

「30km/hまでなら行けそうです!」

とどんどん速度が落ちていく。

松永あたりで再度休憩して,緩めのペースで帰ってきた。

距離にして107km。その間,休憩が二回で済んだのは低めの気温のおかげと,前回から意識している,抑えめのペースのおかげだろう。もちろん二人でローテーションしながら,というのもあったが。そのおかげもあり,疲れも最低限でいいペースで走ることができたライドとなった。

 

さて,ステムをどうするか・・・。2cmほど伸ばしてしまおうかと考えている。ついでに,Clip onも注文して,冬に備えようかな~。

 

なんてね。

 

 

オーストラリア人二人組と走った件

 
チネくん朝ローラーのあとの件
 
サドルいい感じの件
 
100kmが楽に感じられる件