Real Turbo MuinをアップグレードしてZWIFTワークアウト
アップグレードは成功した
昨日気づいた、Real Turbo Muinの「Firmware Upgradable」のシール。
そうとなればアップグレードして、試してみたいと思うのが人情。ということでさっそくアップグレードしてみた。
その様子は後日別でアップするとして、とりあえず、アップグレード成功後の「ERG mode」を利用したZWIFTでのワークアウトについて見ていく。
ERG mode
アップグレードによって変わる部分は私の使用範囲の中では、大きく二つある。一つは、Edge520JでMuinのデータを反映させることができること。つまり、ZWIFTと同様のデータが直接扱え、さらにMuinを520からコントロールできること。二つ目は、EGR modeを使えるようになること。
ワークアウト選択画面の、負荷グラフの下のあたりにある、「Use ERG mode」の表示が追加された。アップグレード前にはこの表示はなかった。
このモードは、ワークアウト時の設定出力に近づけるように負荷を調整してくれるモード。200Wキープなら、その間ケイデンスに合わせて、負荷を200Wに合わせるよう自動で調整してくれる。
さっそくその機能を試してみた。
ERG modeを試してみた
ワークアウトはここのところ絶賛取り組み中の、The Wringer。まともにクリアできないけど、しばらく続けてみようと思っているワークアウト。
実際にこのモードでやってみて、まず気づくのは、ケイデンスが大きく変わらないという点。ターゲットとなる出力とケイデンスに合わせて負荷を調整してくれるからケイデンスを一定にしようと意識していれば、負荷の変更により出力が安定してくる。
ただ、そもそもMuinの値があてにはならないと感じているので、今回は参考のため、同時にEdge520JでVECTORの値を拾い、比較しながら様子を見た。
以下の画像は、同じワークアウトをERG modeがない状態でやった時のもの。
次はERG modeでの、今回のワークアウト。
かなり安定しているのがわかる。
が、実際にはこんなことはなく520ではもっと揺らいでいる。こんな感じ。
ただ、ギアチェンジをしなくても、目標出力までは負荷が勝手に変わっていってくれるので、ペダリングに集中できるし、軽すぎるギアを回すこともなくなるのでワークアウトはやりやすいと感じた。実際には規定の出力のキープはできていないが、続けてみることを優先していくように考えているので、しばらくはこのERG modeを活用してみようと思う。
ただ、出力値の差はある。
なのでこのような高負荷短時間のインターバルでは、出力にこだわらず、回し切る、出し切るのを主眼にやり切るようにしていくのが大切なことだと思われる。
そういう観点ではこの、ERGモードはやりやすい。
また、機会があればFTPあたりキープのワークアウトも試してみたい。このようなワークアウトだと、出力の差はあまりないのではないか、というのを感じている。
環境的には、できるべきことができるようになったという現状。まあ、今後はいろんな場面で使ってみて、その状況によって使い分けることによって活用する必要はあるな、という感じ。
で、今日のワークアウトは?
The Wringerは、とにかく12本やり切った。出力は規定値まで達していない。でもこの状態で続けつつ慣らしていくことにする。ここ何回かのデータはインターバル時の平均値を今後の比較対象とするために抜き出しておかなければならない。
その後は、15分ほど225Wキープ(ERGmodeは使わず)して、合計1時間とした。