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Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

決着は思わぬ形で(もみのき耐久120分のソロ)

Bicycle Bicycle,レース cervelo S5 LWC 38×50 レース

f:id:yPhonist:20160912212123j:image

レース合間で寛いでくれちゃってるムスメさん。は〜生意気になりました。

決着は思わぬ形でつくものである

120分の終了時のイメージを持ちつつ、どう身を処していくのかということを考えはじめた後半戦。状況は思ったようには進まないものである。ヒラメがグイグイダンシングでピット後の坂を上りきったのである。ここで距離を詰めておくはずだったのに距離が開いてピット後の上りを終了という形になってしまった。ということで、残り数周。状況的に、2.の戦略をとらざるをえなくなってしまった。「ムリ」もした分、いずれペースも落ちるはずだから、残り周回、脚をためながら距離を縮め、最後に賭けよう。そう思った。この辺りで、記憶は定かではないが、赤はもういなくなっていた。抜かれたり抜き返したりの繰り返しの中で、後方に下がっていったらしい。
とりあえず集中するのはヒラメだけ。しばらくは遠くに姿が見える。しかし、下りに入るとまた距離が開くのは目に見えている。そこで、乗り方を変えてみることにした。上りだからといっても、最終のひねり上りとピット前後の斜度ほどはない。下ハンを持ちこれまでの回転重視の回し方から、トルクを使った回し方に変えてみた。案外これが楽。斜度がきつめのところだけ気をつけて、こんな方法で斜度のないところと下りの速度を上げた。
そして問題のコーナー。思い切って、切り込んでみた。
大丈夫!
そう思えれば、その後は楽なものだった。それまでコーナーの後半で外へ外へ膨らんでいたのがなんだったのかと思うくらい、スパスパ切り込める。そして、抜け出しもコース幅の半分も使わないところまでの膨らみ方で立ち上がることができた。おかげで早めにペダルにトルクをかけることができるようにもなった。そうこうしている間に、ヒラメとの距離が縮まる。
もう一息、というところでピット後の上りに突入した。そこでまたヒラメが加速。距離が少し開いた。でも疲れもあるはず。私は、前周と同様に緩い上りで速度アップを図り、コーナーでも攻めて追いつこうときめ、ここでは自分のペースを守って上りきった。
上り返しから少し走って斜度が緩くなったところで下ハンに切り替える。距離が詰まってくる。そして下り。それまでよりも少し強めに行く。そして、下り区間の半分くらいのところで追いつくことに成功した。一旦そこで脚を休める。抜くのは、次の上り・・・? でもこの周回が最後ではないはず、残り1周。場合によってはギリギリもう一周加わりそうな時間帯。ちょっと迷った。
ヒラメも後ろを気にしつついる。でもコーナーでは相変わらず速く、なんとかラインを合わせて距離を開けられずにするのがやっとだった。ただ、私の方も多少は余裕を残していた。コーナーでのスピードがアップした分、追いつくために使う脚を節約できていた。コーナーでは終盤でもうひとタイミング早めに踏み込みはじめれば抜ける、と思った。迷ってはいたのだけど。
そうやって幾つかのコーナーを抜けた後の、左ヘアピン。
二人でコーナーに突っ込む。
と、
ヒラメが少し膨らんだ。私は自分のラインを守ったため、そのままインに切り込んでいく。
視界の端のヒラメのバイクが一瞬減速した感じがして、視界の右側外へ消えていった。直後に、ガサガサ、という草の上をタイヤが転がる音(たぶん)。落車した気配はない(たぶん)。
確認する余裕もなくそのまま走り抜けた。落車していないのならまた追いついてくる。そう思った。
思っていないタイミングで前に出てしまった私は、チョット焦る。
追いついてこられて、抜かれでもしたら心が折れちゃうかも。
なのでその後のコーナーもちょい攻め気味にいった。
そして最後のひねり上り。後ろを気にしつつ、でも自分のペースは守って・・・。気持ちは焦っていたが。
そしてこの周回を終える時、次の周回が最後になることを知った。あと10分。10分で一周はできないからね。とりあえずこの最後の一周を守り切ろう、そう思って最終周回に入る。
ピット前を過ぎる。応援の人数も増えてた。240分参加者が到着したのだろう。
そしてピットの列が途切れるチョット前、補給のドリンクとゼリーを手渡そうとしているひとが準備していた。え?後ろにすぐ来てるの? 確認はしたくても、ギリギリなので振り向けない。気配で感じ取るしかない。
その後のチョット斜度が上がる右カーブに差し掛かった時、ピット前を赤いジャージの二人が上ってくるのが見えた。まだ遠いが。ヤッパリか・・・。
「わ、まだ諦めてない、しかも二人って!?」
ヒラメに赤も合流しちゃったのかも・・・。
これはヤバイよね。。。
最終周回だし、出し切らないとヤバイ!
そう思ってペダルに脚を込める。上りきるためにダンシングもおりまぜるが、結構アシパン。思うような力が出ない。上り返しもクルクルしながらしのぎ、斜度が緩くなる手前で振り返ると、距離は縮まっている。斜度が緩くなるまで耐えながら、その後の身の振り方を考えていると、すぐ後ろに気配が。
抜かれる〜
そう思いながら気配を伺った。
右後方から視界に入ってくる。
赤いジャージの二人。
なんかしゃべりながら。
え?、協調しながら追ってきたということ?
で、完全に視界に入ってきた。
すると、それは全くの別人。たぶん、トップを走る二人だった。スタート前に120分の参加の高校生が最前列にいるのを見た。そのジャージを着ていた二人。。。ややこしいわ!
すぐに後ろを振り返り、ひとの気配を探す。当分見当たらない。それでもまだ追ってくる可能性はあるので速度を上げ、さっき周回遅れにされた二人のあとに着いた。
と、なぜか速度を落とし始めるその二人。
そんな状況になると話をして確認せずにはおれないオッサンがひとりここに。
「トップのひと?」
「はい、そうです」
「さすがに速いね〜」
なんて緊張感のない会話をしながら、これが最終周回の私と違って、頑張ってしまうと優勝はほぼ決定しているのにもう一周余分に走らなくてはならない二人だから速度を緩めたんだろうな、と悟った。ピットで後続との差は聞いてて把握してるだろうし。後ろは当分来そうにないし。
一方の私は様子がわからず、いつ追いついてきてもおかしくはない状況。
なので、加速。
「チョット、ひいてくれる〜?」
なんて、言ってる場合でもない。
とにかく走りきらなきゃ。
後ろを気にしつつ、最後まで気の抜けない孤独なライド。
言葉にすると、チョットかっこいいけど、走っている間は気が気じゃない。
ひねり上りまで達して後ろを振り返り、やっと一安心。
ペダルを踏む脚の力も自然と強くなる。
ダンシングしながら上って、ゴールラインを越えた。
アイカタさん、そしてムスメさんもいてくれた。
しばらくしてSくんも。どうやらSくんはもう一周走ることができたらしい。

そして最終結果

Sくん4位。
私5位。
そして、5位までソロ。
6位からチームが多かった。
なので、青紫の二人とか、赤とかヒラメとかチームで走っていた可能性も高い。そう考えれば、ピット前の上り以降での急激なキャッチアップにも納得がいく。上りでヘロヘロになったあとの(いかに斜度が緩くなったり下りになったりとはいえ)猛追はキツイはず。私も走っているのだから。
この混乱、いっしょに戦った人たちが、順位を争っていたのかが疑わしいのが少し悲しい。

ゴール後はキッズレースを見届け、


240分がスタートし、アイカタさんとムスメさんの走りを見届けて、、、風呂!
貸切状態の風呂!
うん、来年からもこれでいこう!
午前中頑張って、午後は風呂!
店長、テンムス、ムスメさん、アイカタさんも、なぜか早めに切り上げて、早めの風呂へ。

そして、ショップ絡みで240分のチームに出場していた3人組が見事優勝!
かのAR-Kアニキもそのチームの原動力。さすが!

今回感じた諸々

  1. 上りはまだまだ課題があるが、少しずつ改善はされてきている?
  2. コーナリングの感覚は実走で
  3. あの流れでアタックがかかったら?
  4. この冬のトレーニングの課題

1.については、今回の実感。ここのところのテーマ「速くなくても、あまり脚を使わずについていくことができる上り」を意識できた。さらに上位は速さが加わっているだろうが、とりあえずはテーマを忠実に再現することができたと思う。今回競った人たちとは、自分は自分のペース(決して無理はしないが落としすぎもしない程度で)を守りつつもピット前で距離を詰める、または抜くということができていた。意識して加速されるともちろん差は開くが、その後のペースダウンにつながり、結局最終的には追いつき追い越すことができていた。今後は上りで維持できる負荷に注目し、それに耐えられる範囲を広げていくのがテーマになるだろう。ここのところZWIFTで取り組んでいた、20分平均の出力の向上(というか復活)はいい練習になっていたのだと感じた。上りが戦える場ではない私のようなモノにはそんな感じ。
2.について。こ、これは、私にとっては新たな事実?というわけでもないが、意外な落とし穴だった。暑い夏場、雨の季節とローラー練を中心にしてきており、さらにZWIFTがあれば、実走なくてもいいわ〜とか思い始めていたところだった。ところが、実際にタイトなコーナーを抜ける度に差をつけられていく。
後半のタイトコーナーに対する感覚が序盤からあれば、もう少し楽に走れたのではないかと思われる。これは普段からきちんとした意識を持って実走では知っておかないと身につけられない「感覚」の部分なのだと実感できた。季節によって実走が少なくなるのは仕方のないことだが、実走に出た時には集中して練習しておくことが必要だし、同じような高速タイトコーナーでなくても、ひとつひとつのコーナーをきちんと基本を押さえて走っておけば、思い出しやすい感覚なのではないかと思う。実走が今年ほど少なくなっていない去年は、今回のようなことはなかったので。
3.上りを淡々と上り、コーナーを安全に速く抜けることができればいいのかというと、必要なことはそれだけではない。今回の展開ではなかったし、「耐久」というレースの中では少ないと思うが、もし今回の流れの中で「アタック」がかかる場面に遭遇していたら・・・。正直全く対応できないくらいいっぱいいっぱいの状況でした、ハイ。ベースの脚力アップと、インターバルに耐える力はまだまだなのだろうと思う。特に上りでアタックかけられたらもう見てることしかできそうにもない。不安におののきながら走る状況は、案外ストレスになり、イザ!という時に、脚が残っていても出遅れてしまいそうだ。
4.ということで、今回のレースが終了した今、この後はオフシーズンという位置付けになる。が、今年はその概念をなくさねばならない。オフだからLSDから、ということではなく、もうこの続きで負荷高めチョイチョイ挟んで、FTP向上を狙っていきたい。3月まではこれだな。3月くらいからベースアップに裏打ちされたインターバルでレースに対応していく感じで。
なのでしばらくはWatopiaの山コースを週一。Watopiaでない時にはワークアウトとかで20分走を週一程度。間で耐久そう程度の負荷で流す日週一程度。土日はスキー。こんなバランスでいかがかと。
ますます実走は減りそうだが、季節的には仕方ないかな。秋の間の週末に実走をできるだけ入れて感覚を取り戻すようにしようと思う。