Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

カテB 4位入賞!(WBR Innsbruckring Flat Race 4 Laps)

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ZWIFTでカテB、4位入賞!

久々に、ZWIFT、カテゴリーBで4位入賞を果たした。実際のレースでもそうだけど、これまでの最上位は4位。リアルにせよZWIFTにせよ表彰台に立ちたいものだけど、なかなか、ね。
でも今回、カテBでの4位入賞は、はじめは思った展開に持っていけなかったけど、結果的にはまあまあ満足の行く結果に持って行くことができたレースとなった。その展開については記録のために後に書いておく。 f:id:yPhonist:20180811005110p:plain
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今回のレースは「WBR Innsbruckring Flat Race 4 Laps」。今年の世界選手権のコースの比較的フラットな部分を4周回する。Flat Race 4 Lapsとあるが、街中での1分ソコソコの上りが組み込まれており、そこはなかなかキツかったし、コースプロフィールを見ても「ここは、ちょっとな〜」という印象を持った。ここをどういなすかが今回のポイント。一周約9km弱を4周するので、当然この坂も4回上ることになる。そこのところを考えながら走ることとなった。

出走前のコンディションとか

疲れが残ってるな〜、と感じたアップ

ここのところ疲れが溜まっている感じ。ローラー練も一日おきにやっており、昨日も一日あいてからの今日のレースだった。感覚的には、休養もはさんでいるので脚の回りはいいのではないかと思っていたが、どうも調子は良くはなかったようだ。二日あけば、調子が良かったのは実感したことはあるので、レース前とかは二日間は開ける必要があるのかもしれない。ここのところは今後の課題。
帰宅後そそくさと準備を行い、スタート15分前にZWIFTにログイン。十分なアップをしている時間もないので、軽めのギアで、ケイデンス110rpmくらいで回し続けることで、脚のまわりを滑らかにしておこうと考えた。しかし前述の通り、脚、というか脚だけにかかわらずカラダ全体がギクシャクした重さを感じており、今日の「調子」がなんとなくわかってしまった。

展開に応じてなんとでも言える目標しか設定できないw

ということで、とりあえずできるだけ長く先頭集団に残り続けるのをまずは目標にして、その後の展開はその時々に応じて柔軟に考えることにした。 どうとでも取れる目標w。そんな目標設定しかできませんでした。

展開を振り返っておきます

それでは今後のためにも、今回のレースの展開を振り返っておきます。「展開」というほどのものではないのだけど、結果的には満足行くところまで持っていけたので、今後の参考に・・・。

スタート〜1周目

毎回のことだが、ZWIFTのスタート直後は、ツライ!。けっこう踏んでいかないとすぐに千切られてしまう。なので、ここのところのZWIFTレースでは、スタート直後にきちんと先頭集団に残れるかが1つの大きな評価ポイントにしている。
そして、今回は・・・

先頭集団に食らいつくことはできたスタート!

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スタート直後、というかZWIFTレースの場合、スタート直前から出力を上げておいてスタートダッシュを決める。おかげでなんとか先頭集団の後方に張り付くことができた。まずは焦らずその位置をキープしつつペースが落ち着いてくるまでひたすらガマン。しばらくすると少し落ち着いてきたのか、カラダがなじんできたのか、余裕ができたので、位置を上げ、先頭集団中程で様子をうかがうことに。例えばここで逃げとかのアタックがあっても、対応できないので、そうなればそれは諦めることにしていた。

イメージの違った上り(見積もりの甘さあり)

スタートしてから5kmちょっとのところに問題の上りはある。ここに差し掛かるところで、大きな判断ミスを犯してしまったようだ。
スターダッシュからなんとか先頭集団に残ることができ、その分コンディションも悪い中で脚を使ってしまっていたため、上りに入るにあたり、初回だしそんなに攻めないのでは?と思ってしまった。自分が攻めたくないだけだったのだが。
そんなことを思いながら登坂に入ると、集団の前半分から3分の2くらいから差がついてしまった。でもこの時点で、まだ下りで追いつけるだろうからペースキープで!、と考えてしまい、結果的にこれが判断ミスとなり、先頭集団から遅れてしまうことになる。
[1周目の登坂:Ave327W 55sec]

下りで離され、お見送りw

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上りを終えたら、少し緩まるだろう。これも自分がそうしたかっただけ、そこを突いて先行する集団は下でも差をつけて行った。
この時点で自分の判断ミスを認め、先頭集団は丁寧にお見送りすることにした。

その後4〜6名程度での小集団形成

先頭集団を見送るという判断をした後に周りの様子を見ると、近いところに数名。まずはこの数名でパックを作り、様子を見ることにした。気になるのは前後の集団との差の推移。特に後ろの集団との差は気を付けなくてはならなかった。追いついてくる気配はあるのか、見送ってくれるのか。それによってその後の走り方も変わってくる。特に今回は後ろの集団にAカテの人もいる。その人が周りを引き連れて追い上げてきたら、追いつかれる可能性も高くなる。レース終了まで気を抜かずにチェックし続けなくてはならないだろう。
幸いなことに、その後しばらく様子を見ていても、前とも後ろとも差は十分w。少しずつ差は広がって行っていた。
となると、最後はこの集団で勝負に絡むのが最終的な目標となる。
しかし、その前にやらなければならないのが残り3つある上り区間をどうこなすか。 そのあたりを考えながら小集団に紛れて Innsbruck の街中を走り抜けた。

2周目

小集団を維持しながらクルージング、いや、これがけっこう必死

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先頭集団を見送ってから形成された6名程度のパック。積極的に先頭を牽いてくれるAカテの人もおりなんとかその集団内に身をひそめることができていた。とはいっても、ときおり後ろから急に前に出てきたり、また下がっていったり、はたまた中切れを起こしそうになったりとペースの安定しない人もおり、結果ペースを乱されて、これがかなりキツかった。

心配していた上り

そうこうしているうちにパックは2回目の登りに入った。1周目にはダンシングで上り、そして相当キツイ印象を持ったのだが、今回は淡々とイーブンペースで上るのに徹した。そのおかげかキツイ思いも少なくパック内でまとわりつきながら上りきることができた。ペースも1周目の時よりは少し緩んでいたし。
[2周目の登坂:Ave366W 50sec]

3周目

なんとなくペースも落ち着いた

2周目の後半あたりからペースも少し落ち着いてきた。そのおかげでその後の展開を考えながら走ることができた。
とりあえずはこのままこのパックで走り続け、4周目の後半のどこで、仕掛けるか・・・。
まあ、ほぼ結論は出ていたのだが。エアロアイテム持ってたからね。

坂に入る前から軽めのアタック?

3周目の上り区間。
この坂に入る前、1名がパックから飛び出した。4秒くらい差がついただろうか。でも誰も追随しなかったためか少しペースが落ちて、さも縮まってきた。そのあたりでもう一人パックからアタック。抜け出して先行する一人と合流した形となった。
追う脚はないので、見送り決定。
しかしその後、差はそんなに広がらないまま上りに。PWRを見ても、脚は使っているであろうことは見て取れたので、上りで追いつけると考え、少し踏み気味に、でも淡々と登坂した。そして坂の中程で追いつき吸収。
[3周目の登坂:Ave318W 62sec]

4周目〜ゴールスプリントまで

ほぼ淡々と

3周目後半からは、ほぼ淡々と事は進んだ。
みんな最終周回を目前に牽制しあっている感じでもあった。
そんな中、このちょっと手前でのことだっただろうか、後ろからAカテの人が猛烈な勢いで抜いていった。そしてその後もいいペースを刻んでいる。もう無理という判断をして、ここは目の届く範囲でのこのパックでゴール勝負をするしかないと気持ちを固めた。
また、先頭集団からも2名程度落ちてきて、このパックに吸収またはさらにそこからも千切れている。

上りでダラダラアタック

さて、最終回に入ってからは淡々と、でも気を抜けばすぐに置いていかれるかも、とはいえ抜けだそうとするまでは決断できず、お互いの様子を見ながら牽制しあって微妙な空気のまま、最後の上り区間を迎えた。
このあたりで残り距離4km。なんか頑張れそうなので、この上りで動いてみることにした。 f:id:yPhonist:20180811005939j:plain
上りに入ってからすぐに、少し強めに踏んだ。
ジワジワとパック前方にせり出し、一応先頭に立って上りを終えた。そしてそのまま下りでもしばらく踏み続けて後続の様子をうかがう。2秒くらい差はついたものの、すぐに追い上げてきて差を詰められた。ただ、上りは少し踏み加減とはいえ、自分のペースで上っているのでかなり余裕があった。また下りでもその上りでの踏み加減をギアチェンジにより調整することでしばらく続けたので、自分自身にとっての影響は最小限に止めることができたはず。そう考えると、追いつかれたとはいえ、その分追走に脚を使ってもらったと考える。そもそも振り切れるとは思っていないし。そのおかげかその後、このグループでの先頭に立つことも少し多くなってきた。
[4周目の登坂:Ave351W 62sec]

ゴールスプリントに備えて

上りを終えてからの注意事項は、とにかくゴールスプリントに備えて、あまり位置を下げないようにすることだった。この時点で6〜8人のグループになっていた。その中であえて先頭に立つことも覚悟の上で、3番手以内をキープしつつ、スプリントに備えた。
計画していた仕掛けどころは、ゴール前500m。そこまではとにかく人について行く。そして最後に出し切ることに。

ゴールスプリント

ゴールスプリントまでは計画通りの位置どり

ゴール手前1km。
ここまではゴールスプリントに向けてはほぼ計画通りの位置どりをキープすることができていた。もちろん先頭集団ではないので、このパック内での先頭でゴールしても16位に過ぎないが、Bカテではまあまあの順位に入れるのではないかと期待を抱いた。
自分の判断ミスで早々に先頭集団を見送ってしまったというのはあったが、その後の気持ちの持ち直しはうまくいったので、満足のいく結果を残せそうなところに執念を燃やしたw。

残り1kmで、視界の中でエアロアイテムが見えた

残り1kmを切ったところで、視界の中でエアロアイテムのポップアップが表示されるのが見えた。いよいよ仕掛けてきたのだ。
ただ、残り1kmもあるからか加速はそんなに鋭くはない。後ろに張り付くべくこちらも加速した。その横でもう一人エアロアイテムのポップアップが視界に入ったものの、こちらも追いつけずにほぼ同じ位置どりで止まっていた。

ゴール前500m! 予定通り仕掛けることができた

なんとか最初にアイテムを使って加速した人に食らいつきながら、残り500mのところまで待つ。そこで自分の持っているエアロアイテムを発動させるつもりだった。先行する人の番手につき、エアロアイテムが最後まで効き続けるギリギリのタイミングで発動させる作戦だった。
そしていよいよ、500m手前。
キーボードのスペースバーを叩いた。
気持ちペダルを踏む力を強め、先行者にジワジワと近づく。
そして追いつき、抜き去る。
その頃には先行者のアイテムの効果も切れていた。
残りの距離を見ながら踏み続けた。
しかしふと後ろを気にすると、10倍パワーで追ってこようとする人も。対して自分は7倍程度がやっと。少し加速するももう脚はスカスカ。そんな状態でその追走者との距離をうかがってみるが、思ったほど差は縮められていない。ほぼ変わらずか。アイテムの効果もありスピードは乗っていたおかげだろうか。
そんなことを考えながら、最後は脚を緩めつつゴール!
[ゴールスプリント:GS Ave437W 31sec](弱!w)
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この感じのゴールなら、ガッツポーズもありだな、とは思ったが、16位なのでやめといたw。