TeanZWATT Hilly Race (総合4位/19)
二日続けてのレース参戦
お盆休み突入!
前日「WBR Innsbruckring Flat Race 4 Laps」に参戦。そこでBカテ4位入賞を果たし、ちょっと気持ちがアガってる昨日、続けてレースに参戦した。
お盆休みに突入したというのもある。
せっかくなのでできるだけトレーニングは続けたい。かと言って、外は走りたくないw。というか、この猛暑、酷暑の中外でトレーニングして無事でいられる自信がないのだ。なので、この夏はほぼ室内トレーニングのみで終わらせようと考えている。
脚はダルいw
ただし、脚はダルい。
「WBR Innsbruckring Flat Race 4 Laps」のレース前にもなんだか疲れが抜けきっていない感じもあった。それでもちょうどいいパックに恵まれたおかげで「がんばろう!」と思うことができ、なんとか最後までそのパックについていき(先頭集団ではない)、ゴール前ではスプリント勝負に絡んだ。
おまけに昨日は、早朝より松江まで往復して墓参り。
おかげで、脚はダルい。明らかにw。
レース探し
そんな昨日の夕方の帰宅後、この日のZWIFTを頑張ろうと参戦できそうなレースを探した。上位入賞を狙うとか考えず、ほどよい集団に乗ることができればその中で安穏とペダルを回せればいいか、というくらいの感じだった。
Innsbruck2周のHilly
そんな中で見つけたのが「TeamZWATT Race」。InnsbruckのUCIコースを2周するレースだった。その2周の間の獲得標高は1000m近くあるが、8月はじめInnsbruckが公開されてすぐに走ったコースでもあったので、なんとなく様子はわかっていた。なので、様子をみながら、ゆっくり、自分の脚と合う集団で過ごせればいいや、と思ってこのレースにした。
レース参戦にあたって迷ったのは、カテゴリー。いつも通りの「B」だとどうしても厳しくなる。思い切って「C」で走ろうかと思った。
Cカテで行こう!・・・あ、でもやっぱり
というわけで、レース開始予定の1時間半前、スマホからのエントリーで「C」カテにエントリーした。その間、イロイロ考えはしたが、直前までどうせ結果は期待できる脚の状態ではないし、そもそも「B」はきついし負荷をあまりかけても良くないだろうから「C」で、と考えていた。
ところが、ZWIFTにログインしてから、別に「B」でゆっくり目に走ればそれでいいか、、、という思いになり、その場で「B」カテにカテゴリー変更した。
はずだった・・・。
あれ? Cのままになってる
はずだったのだが、レース待機場所に入ってみると、どうやらカテゴリーは「C」でのエントリーになっているような表示になっていた。画面右上のPWRの表示?、あれが多分「C」カテでの表示になっていたと思う。
気分は軽くなって、、、
スタートまで2分きった状態で気づいたこともあり、ここからレースを一旦キャンセルしてとか再度ZWIFTのログインし直してとかめんどくさいしで、そのまま続行することにした。ひょっとするとスタートしてしまえばきちんと「B」カテになっているかもしれないし。
「TeamZWATT Race」スタート
というわけで、最終的には「B」カテエントリーしたかったのに、どうも「C」カテのままになってしまったような状況でスタートの時間。フタをあけてみれば、やはりカテゴリーは「C」のままでのスタートとなっていた。
Zwift Powerでの表示が違ってくるだけだから、あまり気にせず、レースに集中することにした。
スタートダッシュはオケー!
いつもの通り、スタートダッシュにはなるべくついて行って、行けるところまでは行くつもりでスタートダッシュ。前日のフラット気味のレースと違って、今回は20数分の上りが2回含まれ、距離も少し長い。ということもあってか、幸いなことにスタート直後の強度はダルさのハッキリわかるこの脚でもそう苦労することなくついて行くことができた。
ただ、序盤は気を抜けばすぐに「おいてけぼり」を食らってしまうことになりかねない。なので「これくらいでついて行けるかな?」という感じより少し強めに踏みつつ集団内に残れるよう気を張りつめた。
10名程度の先頭集団に!、、、でも上りに入ってバラけるw
結局スタート直後から山に入るまでの間に、先頭集団は約10名となった。とはいえ、エントリーは22名ほどいたが、出走したのは実際には19名。その中での10名なのではあるが。
それでもその先頭集団にはできるだけ長くいつづけたいと思い、どうやって目前に迫る「山」を攻略しようかとか考えていた、、、その間に集団の前方の方ではポツリ、ポツリと抜け出して行く人が見えはじめた。
「あ〜、これはついて行くと最後までもたんな」ということで、そのままにした。
時に、本格的に「山」に入る直前の緩めの上りの区間だったw。つまり、スタート後、3〜4kmの間に見送ってしまったというわけ。
当初の「上位入賞を狙うとか考えず、ほどよい集団に乗ることができればその中で安穏とペダルを回せればいいか」という心の声に忠実に従ったというだけのはなしw。
集団は、5名、そして3名へ縮小される
10名程度だった先頭集団は、本格的に「山」に入る手前の緩い上りの区間で一人抜け、二人抜け、、、結局3名が抜け出した形となり、残ったのは5名程度。この時点で少し後退した人もいたのかな?。
この5名のパックで1周目の「山」を上って行くことになった。
が、上りはじめて半分弱のところまでで、二人が後退。
この「山」の半分あたり少し前のところで、3名のパックとなった。
構成は「C」で参戦の自分と、残りは「B」の2人。
ここらあたりでイロイロ考えはじめる
どうやら、このパックの先頭は5位になる。
状況を見ると、前を行く4人のうち3人とはすでにかなりの差がつけられているので、少々がんばっても追いつくことは難しいだろう。残りの1人は追いつけるかも?。一方、後ろの方も差は開きつつある。加えてしばらくは単独になるであろうことを考えると、今いるパックの3名で強調して走ればなかなか追いついてくるのは難しいと思われた。
そうすると、このパックの3名の中でどれだけ上位に食い込めるかがその後の問題となる。
しかし問題は山積み。
まず、自分の脚の状態。正直キツイしダルイ。。。たぶん状態からして本来の「B」カテで求められるほどの実力は到底出せないだろうと思われた。一方で残りの2名は「B」カテ。コンディションにもよるところはあると思うが、たぶんいっしょに最後までいけば確実にちぎられるのはこちらの方だと思われた。
でも、こんなちょっとした駆け引きをしながらペダルを漕ぐのは楽しい!
だから、当初の予定は置いておいて、最後までハリキッテ行ってみることにしたw。
あとで荒らされると嫌なので、先行しておこう
そんなわけで、少しでも上位を目指してみる動きを作ることにした。ここで考えられる手は、最後までこの3人で行ってスプリントに持ち込むか、早めに動いて先行しておくか。もちろんどちらにもリスクはある。
ただ、自分の体力的なところから、最後ヘロヘロになった中でのスプリントは考えられなかったので、先に動いておくことにした。
仕掛けどころが問題だが、自分自身やられて嫌なのは、上りきった後の下りでの加速。しかも頂上手前であえて加速しておいてからの下り。
ということでコレを狙ってみた。
上り終了間近から加速して先頭で下りへ飛び込む
上りの後半は2人について行くの中心で、たまに前に出たりしながら、基本的には淡々とペースを刻んだ。そして、頂上が近くなり、斜度がゆるやなになりはじめたあたりから前へ出て、ジワジワと加速。少しずつスピードを乗せておいた。
頂上を超えたところで短時間スプリント。
スピードを上げて下りへ入り、いつもなら楽をするところを強目に踏み続けた。
後ろの様子を見てみると、少し差は開いている。ただ、二人が同じ距離のところにはいない。つまり一人は距離を詰めようとしているということっぽかった。
そして案の定、しばらくするとスウェーデン人の方が追いついてきた。もう一人とは差が開いており、しばらく様子を見ていると追走を断念(この時点では)しペースを落ち着かせている様子。しかも単独なのでまた追ってきてもなんとかかわせそうかな、ということで差は気にし続けるも、意識はいっしょに走るスウェーデン人のみに向けることにした。
この後しばらくはこのスウェーデン人と二人で強調?(相手がどうとったかわからないが、こちらとしてはいっしょに協調して走ってたつもりw)しながらしばらく走ることに。
少しポジションも上がったりして気分は盛り上がる
2周目に入り「山」を迎える前に、そうは言ってもこのスウェーデン人、なんとかしなくては最後までいっしょにいるわけにはいかないな、と思いながら、ちょいちょい探りを入れるためにプチアタックとかで動いてみるも、特に問題なく追いついてくる。そんな動きがあっても、その人の心拍は低めだし、この人強いわって思った。
その間に、前方4名いたうちの二人が後退してきて、一人はパックに加わり、一人はそのまま下がって行った。しかししばらくするといっしょになった一人もいつの間にかいなくなっていた。コレでこのパックでの争いに勝てば3位。負けても4位ということになる。できれば3位を狙いたい気分が高まった。
が、、、
どうもこの区間、けっこう先走ってしまっていたようだ。調子に乗って先頭を引き続けたりもあり、その分相手に脚を残す手助けをしていたのではないか?と思われる。それがなくてもとても強い人だったのだが、ここのところは今後の反省点。
高まった気分は「山」で、チ〜ン!
このスウェーデン人を抑えれば、総合で3位入賞じゃん!
そう思って気分が盛り上がったのもつかの間、2周目の上りに入ったところで、明らかにスタミナ切れの気配。いつものように淡々とペダリングすれば追いつけそうな感じもあるのに、もうひと粘りができない。そんな感じに気づいたのが、件のスウェーデン人がアタックという感じではなく、ジワ〜っと差を開きはじめた時だった。1回目はなんとかこちらもジワっと追いついた。2回目も得意な斜度に救われて追いつくことができた。しかし3回目、もう離されるままになってしまった。
そう、2周目の「山」の半分ほどで離された。
そこまでいくと、もう脚残ってないし、諦めるしかなかった。
次のターゲットあらわるw!
ここまでのレース展開で、自分自身けっこう満足はできていた。いや、むしろ褒めて上げたいくらいw。
しかし、スウェーデン人に置いていかれ、あとは後ろとの差を気にしながらこの順位キープでゴールできればいいや!、と少しお気楽モードに入ったところで、次の試練が現れた。そう簡単にお気楽モードに入らせてはくれないのか?。
ちょっとの間、前方のスウェーデン人は気にしないで走っていた。そして、どれくらいの差になているのか確認するため見てみると、あれ?順位が入れ替わってスウェーデン人、2位に上がっちゃってる!。その前にいた「C」カテの人が3位に下り、どうも足を休めつつ後退してきているらしい雰囲気を感じた。
たぶん、上りの間で後ろとの差を気にしつつ脚を休め、下り以降踏んで順位キープを狙っているのだろう。
ということは、頂上までに追いつけなければチャンスはなくなる。この人を捉えれば総合3位も狙うことができるのだから。
そんなわけで、また頑張らなければならないシチュエーションが準備された。
上り切るまでに少し出力を上げて、少しずつだが差を縮めていった。
しかし頂上到着時、わずかに及ばず。
2秒ほどの差を残して下りに入った。
この差は明らかに計算されたマージンを残した差だったのだと思われる。そして、その通り、下りに入って少々出力を上げても差はもう縮まることはなかった。それでも疲れが見えれば差を縮めようと、気は抜かずにペダルを踏み続けたが、あの上りを脚を休めながら上った相手と、差を縮めるようにペダルに力を入れ続けた自分には大きな余裕の差があった。
問題再び?、最後まで休ませてくれない
ということで、総合表彰台は諦めてこの位置でゴールを目指すことにした。
となると気になるのは後続の様子。少し前に様子をうかがったときには2分ちょっとの差があったので、あまり注意していなかった。
ところが、川沿いのスプリント区間の前あたりで気づくと、後続は3人のパックとなっていた。そして差は明らかに縮まっている。その差1分30秒。
さらにスプリントポイントを過ぎたあたりでは1分ちょいまで縮まっていた。
ヤバイ! ゴールまで流して行きたかったのに、ここでも問題発生である。また、意に反して頑張らなきゃ。
ヤバイ気配が漂ってきたので、できる限りのペースアップを図った。
最終的には1分の差を保ったまま、やっとの思いでゴール!
後続の動きに気づくタイミングが遅れていれば完全にやられていた感じだった。
というわけで、スタート前から自分の意思と違うところへ転がっていった今回のレース展開。
結果としては、
総合4位
カテゴリー「C」2位
「B」であったとしても2位
という結果となった。
ZWIFTレース、キツイ!
けど、
いろんな展開を考えながら少しでもポジションを上げようとしながらペダルを回すのって、楽しいな!
で、今日はさすがにリカバリーでした。