スピーカー沼にハマりかけた話
ホームシアターというか、リビングシアターがだいたい形になってきて、気になり出したことがある。それは音響。
そもそものスピーカー構成は
①フロント:BOSEサテライト
②センター:ONKYO BASE-V60のスピーカー
③リア:BOSEサテライト
④プレゼンス:BOSEサテライト
⑤サブウーハー:YAMNAHA NS-SW210
以上のような感じ
設置直後は特に問題はなかったのだが、これで映画を観はじめると少し違和感を感じた。それはセリフの声が聞きづらい感じと、音の定位がうまくいかずスピーカーの存在を意識してしまうという点。そこで、そこのところを、あまり予算はかけずに解決していこうとフロントスピーカーを替えてみることにした。こちらがうまくいけば、センタースピーカーは今のままでもシッカリセリフは聞こえてくるだろうと考えたから、まずはフロントスピーカーに着手したのだった。
ただし、前述のようにお金はかけられない。でも見た目も大事だし、どうせならガラッと雰囲気も変えたい。音質にこだわればキリがない世界だということも知ってる。なので、基本機能がシッカリした安いエントリーモデルの「トールスピーカー」を使ってみようと探し始めた。
結果的にはYAMAHA NS-F210に行き着いた。トールスピーカーなので、見た目もガラッと変わる。もうここまでくると、家族に見つかっても平気になってきたw。某量販店でネットよりも安く購入した。
持ち帰ったのち、さっそく繋いでみた。
音は、低音もほどほどに出る。でも同じシリーズのサブウーハーもあるのでそちらはあまり気にしない。それよりも高音がよく聞こえてくる。これまでの構成よりもきらびやかな感じ。でもやや硬い音質かな? ただエイジングも終わってないので音の感じもしばらくすれば変わってくるだろうと長い目で見ることにした。
ただ、このスピーカーにして、上記の問題点は解決したかというと、そこのところはうまく行かなかった。あいかわらずセリフは聞き取りにくいままだし、定位もピシッと決まらない。きらびやかな音のせいか、左右のスピーカーが前に前に出てくるように感じ、「あ、好みじゃないな・・・」と思い始めた。
その頃同時に某オークションサイトで、かなり古いがワンオーナーで写真もキレイな感じのスピーカーをウォッチリストに入れていた。NS-F210に比べるとかなり大きくなり存在感も増す。ユニットの色もイイw。エイジングも済んでいないNS-F210のその後の変化にも期待できるのだが、ウォッチリストに入れた「SC-T555SA」につい入れ込んでしまい、入札してしまった。ただし、金額は上限を決め、その額までで入札。そのまま何があっても放置の姿勢で翌朝を待った。
結果的には他には入札者はおらず、マソに届かない価格でお手頃なスピーカーが手に入った。
落札の2日後には到着し、開梱、音出しをしてみた。
見た目は本当にていねいに扱われていたようで、キズ一つ見当たらない状態だった。サランネットも無傷。設置後はネットは使わないのであまり関係ないが、ネットも含めてトータルでていねいな扱いがされていたのがわかる状態だった。
肝心の音の方はというと、音出しした直後にはそれまでのきらびやかな高音に慣れていたためか、少しおとなしめに感じられた。しかし少しずつ耳に馴染んでくると、自然に全領域が耳にすんなり入ってくるように感じられるようになってきた。定位もいい感じに収まり期待した部分に正面を感じられるし、スピーカーから音が出ている感じがしない。この部分に一番驚いた。古いものとはいえ、素性の良いスピーカーってこうなんだな、と勉強になった。映画でのセリフも良く聞こえるようになった。
その頃、某オークションでは、、、
同シリーズのセンタースピーカー「SC-C555SA」がウォッチリストに入っていたw。
フロントに入れたSC-T555SAをめっぽう気に入ってしまったため、センタースピーカーもそろえたいと感じたためである。幸いこちらも送料込みでハーフマソでお釣りがくる状態で落札。届いたものもなかなかキレイだったし、音がやはりフロントと合っていて相性ぴったりな感じだった。セリフはさらに聞き取りやすくなったし。
こんな流れでスピーカーの構成については完了。あとは使いながら各スピーカーの音量調節をこまめにやって好みの音場を作っていこうと思う。
さしあたって、プレゼンスとサラウンドのスピーカーを自動設定よりも少し大きめにしておいた。
さて、フロント、センター共に見た目ににも押しの強い同じシリーズのスピーカーでそろえてみた。音は上記の通り期待に沿うものだった。見た目もかなりのインパクトにw。でも昔高校生の頃、オヤジから無理言って譲ってもらったPioneerのスピーカーはもっとデカかった。それに比べれば、まだまだかわいいもんかと・・・。
このスピーカー構成にしてからも、いろんなコンテンツをVODで楽しんだ。その際5.1chサラウンドはほぼ標準といった感じ。検索した作品の多くが5.1chで配信されている。でも、Dolby Atmosでの配信はまだまだ少ない。せっかく環境的には整っているのだからもっと楽しみたいのだが。
素人が 4K HDR Dolby Atmosに手を出した ②
ホームシアター熱再燃
ここまでのところで、「はじめた」時点からある程度予想できたいたところまで展開した。しかし、このあとさらなる惨劇が繰り広げられるw。 その第一弾が、プロジェクターの買い替えであった。。。
視聴環境(第三期)
ホームシアタースペース:リビング
機材構成
プロジェクター:EPSON EB-W05
惨劇が起こったw!
アクティブウーファーを買うと同時に、EPSONのWXGAプロジェクターであるEB-W05も手にしていた。なんかかなり安くしてくれて、ネットで買うよりも安かったし、もう感覚がバカになってしまってたな。
それでも、その性能には大満足。接続して点灯した瞬間、明るくてびっくりした。画面の隅の方までキチンとピンもきてて、鮮明で見やすい。「やっすいヤツ」とは明らかにちがってた。
な感じだったから、本格的にプロジェクターも固定して、スクリーンほぼピッタリの100インチまでセットした。もうしばらく動かすことはないし、その必要もないだろうと・・・。
アンプ:YAMAHA RX-V585(B)
スピーカー構成:BASE-V60のスピーカー(フロント)とBOSEサテライトスピーカー(サラウンドとセンター)(BOSE AM-10から)
サブウーファー:YAMAHA NS-SW210
ソース、再生機器:Amazon Prime Video, NETFLIX, U-NEXT
ほぼ完成かな?
と思われた。
もう、これで楽しむだけだと。 しかし先を考えればキリがない。 4Kテレビもいつか欲しい。映像鑑賞用でチューナーの無い安いのでいいから、4Kを体感してみたい気にもなってくる。設置はスクリーン後ろのフレームに固定で。スクリーンを少し前にずらせばいい。そんな具体的な案まで思い浮かんでくる始末だった。 トールスピーカーもいいな。フロント左右のメインスピーカーはもう少ししっかりしたスピーカーにしたいし。。。 そんなことを考えていたある日、、、というか、EB-W05を入れてから5日後、気になる存在が出てきた。 それは4Kプロジェクター:BenQ TK800。 現在ほぼ最安値の4Kプロジェクター。4Kではあるのだが、その表示方法がネイティブ対応ではないとかなんとかあるが、私ごときがあまり気にする部分ではないので、これならテレビじゃなくても4Kを大画面で楽しめるからイイじゃん!、てなノリで注文してしまった。
ただ、心配な面もあるにはあった。 それは焦点距離。EB-W05よりも長くなりそうなのである。つまり、同じ位置では画面の大きさが少し小さくなってしまう。せっかく100インチ大まで調整したのに・・・。しかも、位置的にはもう窓に当たるギリギリのところまで下がりきっているため、これ以上下げられない。 ということで、100インチ程度あった画面が90インチ弱まで小さくなってしまうことは必至。 それでも、割り切って4Kを優先させることにした。設置して試聴してみるとそれでもオツリがくるくらい、イイ!。このTK800に付け替えた時には、数値的には暗くなっていたにもかかわらず、比較してもかなり明るく感じられた。もちろんピクセルもちっちゃい。特にAmazonプライム・ビデオの最初の画面では小さな四角いブロックが目立っていたが、それが感じられないくらいに滑らか。 設置位置はスクリーン中心の真正面しか対応できないとか、起動とかモードの切り替わりに時間がかかるなど、少し操作性で見劣りする部分はあるが、設置してしまえば動かすことはほとんどないし、再生を始めてしまえばあとは美しい映像に集中するだけなので問題はない。 実は同じBenQから、このTK800に先駆けてHT2550というモデルも発売されている。こちらの方は少し暗くなるが、映画向けのカラーマネジメントがされている。正直迷ったが、基本リビングでの視聴となるので明るさは「正義!」とばかりに、今回のモデルにした。結果はこれで十分だった。値段も2〜3万円くらい安いし。 しかも届いた翌日に販売してたところを見てみると、1.5万円くらい高くなってた。ラッキー!、って思わずにいられなかった。
視聴環境(第四期:完成?)
ホームシアタースペース:リビング
機材構成
プロジェクター:BenQ TK800
例により、背面設置w
再び惨劇が起こったw!
アンプ:YAMAHA RX-V585(B)
スピーカー構成:BASE-V60のスピーカー(フロント)とBOSEサテライトスピーカー(サラウンドとセンター)(BOSE AM-10から)
サブウーハー:YAMAHA NS-SW210
ソース、再生機器:Amazon Prime Video, NETFLIX, U-NEXT
DOLBY ATMOS環境の実力やいかに
このような流れで、自宅でのホームシアター、、、というよりも環境的にはリビングシアターがほぼ完成した。 「4K大画面」 「5.1.2ch」 「DOLBY ATMOS対応」 「HDR対応」 「3D対応」 と、映画館の4Dとまではいかないものの、環境だけは「映画館並み」に自宅で楽しむことができるようになった。ただでさえ自転車での実走行の機会も減っているのに、さらに引きこもり率が高まってしまう環境になってしまった。とはいえ、あとはその「楽しめ度」(機能的な効果)を検証しなくてはならない。
DOLBY ATMOS環境
5.1.2CHで、天井吊りでトップスピーカーを設置。
検証:DOLBY ATMOS
DOLBY ATMOSについて検証しようと思っても、実はそのコンテンツに触れる機会は今の所まだほとんどない。唯一「LA LA LAND」をU-NEXTで楽しんだ。
VODでは対応しているコンテンツ自体がまだまだ少ない。UHD Blue-rayのプレイヤーを買えばいいのだろうが、VODで見るのであまり必要性は感じていないし、その場合レンタルではほとんど対応してなさそうなので、メディアの購入ということになってしまう。が、そこまではしない。
ということで、「LA LA LAND」をDOLBY ATMOSで鑑賞させてもらった。
その感想としては、音のつながりは良くなったし、様々な効果音やBGMが周りを取り巻いてくれる感じも自然に聞こえた。が、タイトル的にDOLBY ATMOSの効果が最大限発揮されやすい内容かと言われればそうではなく、その目立った効果はそんなに感じられなかった。上からかぶさってくる音が必要な状況となる場面自体がなかったためであるが、音のつながりが良くなり、取り巻かれ感が増したことはその「効果」の一つである可能性は高い。他の5.1chコンテンツでも同様の部分は感じられているので確実ではないかと思われる。
7.1.2chとか5.1.4chのほうが良さそうだが、私の環境ではスペース的に現状で十分効果を得られている。トップスピーカーもトップミドルにひとつでけっこう効果的に感じられる。設置環境によるところは大きいだろうが、運良く?現状で満足の行く取り巻かれ感は出ていると思われる。
7.1.2chとか5.1.4chに憧れる気持ちはなくもないが、チャンネルが増えるとアンプの価格がまた一回り上昇する。コストの上昇と現在のスペースでの効果を考えれば現状維持が好バランスなのではないかという結論を出した。
3D環境
こちらの方は対応はしているものの試してみる環境はまだ整っていない。対応プレイヤーが必要である。レンタルでもいくらかはコンテンツはありそうなので、折を見て挑戦してみたいとは思っている。
HDR環境
これもまだ少なさそうだが、最近観はじめた「LOST IN SPACE」が対応してた。4Kで観ると、これがなかなか美しい。暗いところから明るいところまでつぶれずに階調が残っている。そうと知らずに観はじめて「なんかやけにきれいだな」と感じていたが、あとでこの「LOST IN SPACE」がHDRでの配信となっていることに気づいて納得した。この作品を、今家族でちょいちょい観ている。
今後のもくろみ
まずは3Dも観てみたい
ほぼ完成したらしたで、次々にまた新しいことに目が向く。今、特に向いているのは3D。環境的には、アンプもプロジェクターも対応している。あとは再生機を手配し、Blu-rayなどを借りてくれば、3Dメガネも映画館用のものを持ってるし楽しめるはず。メガネが対応してるかどうかは確認が必要だが。 ところで、自宅で3Dに対応できる環境になるとは思わなかった。これまであまり興味がなかったので。積極的に追い求めてこなかったというのもある。しかし、環境として整っているのであれば機会があれば試してみたいという気にはなる。4Dまで行くことはもちろん不可能だろうが、それでもここまでこのクオリティで映画館のような環境を再現できるとはすごい時代になったものだとつくづく思う。
ソファもあつらえてDIYして・・・?
あと、これは決定事項ではないが、ソファもこの場所にあつらえて自作してみようかと計画のみは進んでいる。手作りであればこの環境で過ごしやすく使いやすいものを実現することができる。家族プラスアルファでの映画やドラマ、スポーツの鑑賞ができるようにするためには必要な計画である。そして、現状では椅子が少し高く、上半身もゆっくりできないので、ローソファで背もたれも高めに設定し、自分ひとりのときには寝そべりやすいものにしたいと企んでいるw。
少し計画と設計に時間がかかりそうだが、年末までには実現して、正月休みをゆっくり過ごせるようにしたいものである。
さて、この環境。スカパーのチューナーからHDMIを引っ張ってくればサイクルロードレースの放送も見ることもできる。
実際に「ブエルタ・エスパーニャ」も観た。
ムスメさんのSWITCHもつないでるw。ジル・バレンタインはじめキャラクターたちが等身大で動き回るw。
モルトもちょっと格上げした。ビンはちっちゃいけどw。
古いけど今あるBlu-rayレコーダーから引っ張ってくれば普通にテレビや録画した番組も見ることができる。
わが家にいきなり訪れた「大画面4K」時代。
高級品からすればハナクソ程度の機材だろうが、家庭で楽しむ分には十分な環境はできたのではないだろうか。実際4Kなんて放送が始まってもいない状況だし。VODで映画とか楽しむのがメインなので、これでこれから秋の夜長と冬の夜を楽しく過ごすことにするよ!
え〜 ちなみに、私、 環境が整って満足すると、いつでも楽しめるやっ、ってなって、他に興味は移っていってしまうタイプです(爆)
素人が 4K HDR Dolby Atmos に手を出した ①
ホームシアター熱再燃
ここのところ封印していた、自宅でのホームシアターへの「あこがれ」が再燃した。「あこがれ再燃」といっても、実際にはこれまでにも二回ほど、場所を移しながらホームシアター「的な」モノは組んでいた。ただ、その間にアンプは古くなり(15〜16年モノ?)、周辺機材も時代遅れに。また子どももできるなど生活環境が変わっていったせいもあり、ここ数年はそのホームシアター「的」な機能を活用する機会もなかった。
先日、やっと自分にとって納得の行く環境(厳密に言えば雰囲気だけのものだが)ができあがったので、過去の投稿とダブる部分は多々あるが、まとめておくことにしたい。ちなみにこれまでは一応5.1chで組んではいたものの、スピーカーの設置状況などのせいで音のつながりに満足はいってなかった。それは、一回目のときも二回目のときもそうで、一応後ろから音は聞こえてくるものの、映画への没入感とまでは至っていなかった。
今回三度目となるこのモチベーションのきっかけは、仕事用に探してみたプロジェクター。安価なプロジェクターを仕事で使おうとネットで探してみたときだった。そしてその結果に驚くこととなった。
その結果とは、、、
安価なものでも、当時(20年近く前)から性能は格段に上がっているという事実。当たり前のことではあるのだが、興味を持ち続けて観察していない限り気づけない部分だった。そして性能的にもホームシアター「的」な用途でも十分使えそうだと感じた。
そこで、試しに購入して使ってみようと考えたのが、まずはじめに設置したプロジェクター。本来なら仕事用を想定していたのだが、すでに本末転倒。自宅で映写して試してみることにしたのが始まりだった。
そこから、「沼」までは行かないものの、お金をかけずに、でも雰囲気は存分に味わいたいと考えはじめたのだった。
実は関連の記事は既に書いている。以下がその記事だが、これ以降で変わってしまったものもあるので、再度まとめ直したのがこの記事となる。安価なプロジェクターと、手持ちのスピーカーからどのように変化してしていくのかお楽しみいただきたいw。
今回の視聴環境(初期)
プロジェクターを使い始めてから現在の視聴環境へとちょっとずつ、でもけっこう短時間で変わっていった。できるだけ出費は抑え、自作等で工夫できるところは自作で凌ぐというやり方でなんとなく雰囲気をつかむことができた。
まずは、今回の視聴環境を構築するきっかけとなったプロジェクター購入直後の機材構成などから。
ホームシアタースペース:リビング
ホームシアタースペースについては、それまではダイニングだったものをリビングスペース 兼 ローラー部屋に移設した。その前も実はここをホームシアタースペースにしていたので、2度めの移設作業となった。
移設といっても、それはあとからのことで、リビングにプロジェクターを設置して、スクリーンをぶら下げただけの簡易なもの。
機材構成
プロジェクター:ネットでみつけたやっすいヤツ
ただこれが案外使えて、ハマっていくことになった。使い始めたときにはこれでいい!、とも思ったものの後にもっと明るさがいるなと感じ、買い換えることになる。視聴環境として、完全に暗くすることができるのは夜だけ。夕方等明るいときにも見たいと思ったためである。夜だけなら、このままでもいいが、細かい点で気になることはあったので、後に決断した。
アンプ:なし
スピーカー構成:Bluetoothスピーカー
プロジェクターの音ではちょっと、、、という点と音が出る位置の違和感から、手持ちのBluetoothスピーカーをちょうどスクリーンの下に設置して使用。家族で楽しむにはこれで十分だった。
しかし、しばらくするとかつて構築した5.1chサラウンドシステムによる臨場感を思い出して、アレコレ考えることになる。
ソース、再生機器:MacからAmazon Prime Video
今回の視聴環境(第一期)
プロジェクターを入れて家族で楽しんでいる間に、あの5.1chで組んだ臨場感を思い出した。決して満足の行くものではなかったけど、それなりに包まれ感があり楽しめていた。そこでまずは音から手を入れていくことにした。
ホームシアタースペース:リビング
このタイミングで移設したのはBOSEのサテライトスピーカー達。もう15年以上使っている(た)。本当は移設するのはめんどくさかったので、サウンドバーなど、もっと簡単な方法を模索していたのだったが、手持ちのBOSEも良かったので活用しないままに置いておくのももったいない。モノがスピーカーなだけにまだまだ使えるので、これを活かさない手はないとの判断からだった。
機材構成
プロジェクター:ネットでみつけたやっすいヤツ
使っている間に、はじめは気にならなかった暗さが気になりはじめた。夕方あたりから使いたいこともあるので、そんなときには・・・という感じ。また、中心部分はいいが、コーナー部分になるとピントの甘さが目立ち、気になりはじめるとすごく目についてきた。
サラウンドシステム:ONKYO BASE-V60
これを入れた。
センタースピーカーとサラウンドスピーカーを加えることで5.1chへ発展させることができる、2.1chのシステム。デフォのフロントスピーカーは使わずに、手持ちのBOSEを5本加えて5.1chにした。
このセットのアンプがなかなか使い勝手が良くて、とても気に入った。長く使えそうかな、、、と。
でも、あることを知って心動いた。
それは、Dolby Atmosの存在。
もうすでに何年も経過している規格なのに初めて知ったこのサラウンド規格。天井にスピーカーを設置するなどで、上部からの音も入れての立体的な音響が可能になるのだとか。それが、今回のONKYO BASE-V60ではフロントの上にもう一組スピーカーを置くことで実現できるらしい。フロント5.1ch?。ただ、後ろのサラウンドスピーカーのチャンネルを使ってしまうので、後ろからの回り込み感が少なくなるらしい。
迷うな〜。スピーカーとウーファーは足りるので、必要なのはアンプだけなんだけどな。。。
スピーカー構成:BOSEサテライトスピーカー(BOSE AM-10から)
今回の移設でダイニングからごっそり持ってきた。それにともなって、設置場所の問題と、スクリーンの固定の必要性(「初期」では仮設置だったので)があったので、2×材でフレームを組んだ。センタースピーカーとフロントはこのフレームに固定し、サラウンドスピーカーは後ろの壁にブラケットを使って固定した。
サブウーファー:BASE-V60のもの
BOSEのシステムのものは大きすぎて、この場所では使えない。その点も合わせて、手頃な大きさのウーファーのついたセットと出会うことができた。
ソース、再生機器:Amazon Prime Video, NETFLIX, U-NEXT
お試しも含めて、Amazon Prime Videoに加え2つのVODを試聴してみることにした。これでけっこう観たいものを観ることができる。新作もレンタル開始からそう遅れることなく観られるようになる(ただしそのときには料金が発生するが)。レンタルビデオを使う機会は激減しそう。
視聴環境(第二期)
ホームシアタースペース:リビング
機材構成
プロジェクター:ネットのやっすいヤツ
アンプ:YAMAHA RX-V585(B)
ガマンできずに「新製品が安い」とこに駆けつけた。他も当たったが、オーディオ・ビジュアルの中でもホームシアターに関わっての製品を在庫で取り扱いしているところはなかった。最後にここを訪れて、展示と在庫がソコソコあって舞い上がってしまい、その勢いでRX-V585を購入した。
すぐに持ち帰ってナイショで設置。
しかし、問題が発生。
ここでトラブル発生
ウーファーについては、BASE-V60のものを使う予定でいた。しかし、気づいてみると、RX-V585にはサブウーファー用のアンプは含まれていなかった。このあたりのアンプからはそうなの?、、、って後から気づいた。つまり、パッシブウーファーには対応しておらず、アクティブウーファーを別途購入する必要があるということが判明したのだった。
仕方ないので翌日また買いに出かけるとして、その他のスピーカーを再セットアップして試聴してみることにした。その際フロントにあったBOSEのサテライトを天吊りにしてトップスピーカーとして設置。フロントにはBASE-V60のスピーカーを入れた。
ウーハーなしの視聴の感想
当然低音は響かないが、サラウンドの音のつながりは良くなったと思う。マイクからの音の入力を元に各スピーカーの調整は自動で行ってくれることもあり、これまでの環境とちがい、サラウンド感がかなり増した感じがする。
その夜はこんな感じで終え、翌日アクティブサブウーファーを買いに出かけた。
スピーカー構成:BASE-V60のスピーカー(フロント)とBOSEサテライトスピーカー(サラウンドとセンター)(BOSE AM-10から)
サブウーファー:BASE-V60のものからYAMAHAのアクティブウーファーへ
翌日、再び「新製品が安い」とこへいき、アクティブウーファーを購入。BASE-V60のサブウーハー使うからと情報は与えてあったのに、アクティブウーファーでないといけないことを教えてくれなかったから「安くしてね!」とほとんどいちゃもんのような感じで明るくからんでYAMAHA NS-SW210を購入した。インストールは付け替えるだけなので簡単!
さすがにサブウーファーが入ると低音がしまる。が、なくても映画などを見れないことはなかった。迫力は違うが。
ソース、再生機器:Amazon Prime Video, NETFLIX, U-NEXT
少しずつ足をとられはじめる・・・、「沼」に
こうやって、大きな画面とサラウンド環境で映画などを楽しめる環境ができあがってきた。実は、ここまではある程度想像はできていた。
しかし、サブウーファーの買い替えが、この後のさらなる惨劇?を生むことになるw。
②に続く・・・
というか、このあたりまでは過去記事に書いてある。なのでまとめ直し。機材などの変更がわかりやすいようにしたつもり。。。
ZWIFT RACEにて念願のカテゴリー優勝!
カテゴリー「B」優勝!
ここのところ、自宅のリビングに構築中(ほぼ完成)のリビングシアターにかまけていて、久しぶりのZWIFTレース参戦となった。天気もホドホドな感じになってきたので、外へ出て走ればいいのに自転車の方もすっかりインドア派が定着してきたw。
今年に入ってからの体調不良の関係で、「夏」はもう外には出ないと決めた、というのはすでに報告済み。そして秋からの活動再開を考えていたが、地域行事の関係や仕事、ムスメさん絡みの諸々があり、秋からのレースやイベント事も全てキャンセルすることにした。
もちろん気候が良くなれば昨年同様、四川HCのタイムアップを狙おうと思っているし、今年はまだ一回も行っていないしまなみ往復もやっておきたいとは思っている。
思っていはいる、、、のだが、休みの日の日程が細切れになってしまい、ロラーでつなぐしかない、というのが現状なのです。
今日は、午後からムスメさんの英語の検定の送り迎えがあったので、午前中にZWIFTしとこう!と始めたのだった。
参加したのは「WBR 1LAP Volcano Climb Race」
22.4kmのレースで前半平坦基調。後半に差し掛かって5km弱?くらいの上りがあり、それを下って少し平坦を走ってのゴール、というコースレイアウト。一応ZWIFT POWERでは「Tough」に位置づけられている。
カテゴリー優勝!、、、といっても
一応今回、初めてカテゴリー「B」での優勝を果たすことができた。とはいえ、このレース参戦総勢23名程度。「B」での参戦者は5名に過ぎなかった。しかも途中から3名だけになって・・・。まあ、それでも優勝は優勝なのでいいのだが。
今回のテーマ
ここまでのところ、実走行もしばらくしてないし、ZWIFTレースもほんとに久しぶりという状況だったのだが、日々カロリー消費程度にはZWI活はやってきていた。しかも、ちょっとしたきっかけもあり、朝練を再開できてたりw。
そのきっかけというのが、ムスメさんの「ユニバ旅行」。弟一家についていってしまったのだった。一泊二日で。その初日の出発の朝が早かったため、送り出してから、珍しく二度寝せずに朝練ができた。そしてその後も朝練がちょっと続いてて・・・。そんな状況。
で、昨日は一日休養日となったので、休養日明けの今日ZWIFTレースに参戦した形となった。
今回のテーマはというと、カテゴリーの人数も少ないし休養日明けでもあるので、ズバリ!、カテゴリー優勝を狙う!、ということに尽きた。
もちろん人数が少ないからと言って楽になるとかはあまり関係ない。ただ集団内で複数の同カテゴリーの人がいて、前行ったり後ろ行ったりグルグルされると誰をマークしていいのやらわからなくなっていつの間にか置き去りにされるというパターンにハマりやすいので、気分的に楽かなという程度のちがいである。
で、優勝を狙うために、今回大切にしたことは、、、
1. スタート直後のダッシュで遅れない
2. 上りに入るまでは前に出ないw
3. 上りに入ったら前に出ることもあってもいいので自分のペースで
4. 下りは脚使わないですむような走り方を
5. 最後の平坦では、前に出たらそのまま行く感じで
といったようなところ。
スタートから上りまで
スタートダッシュはほぼうまくいった。というか、上りが待っているからか、かなり低めの強度で平坦区間は進んだ。
そして油断した。
ペースもそんなにきつくない中で、軽い上り区間をクリス・フルームのように呼吸しやすくするために少しうつむき加減で脚を回した。脚が軽くなるまでその状態で行って顔を上げたところ・・・、チギレかけてたw。しかも前方は2つに別れてた。
「これはヤバイ!」ってなって、あわてて追走。2番めの集団になんとか追いついて様子を見た。
どうやら先頭集団に「B」カテの人は含まれていないよう。今いる集団の「B」カテ内で先頭を取ればカテゴリー優勝となるようだったので、さらに先を追うのはやめにした。
先頭集団が6名くらい。今いる集団が6名だっただろうか。その後ろは少し差がついていたので、様子を見つつ、しばらく現状維持でいく。ちなみにこの集団の中に「B」カテが4名集まっていた。
なので、この集団の中でとにかく身を潜めて最終局面まで持ち込むのが当面の目標となった。出過ぎず、チギラれず、脚を使わず、と微妙なコントロールを強いられた。
途中で一人「B」カテの人が遅れて、集団は5人になり、上りに差し掛かった。
自分のペースで行けた上り区間
上りに差し掛かると、予定通り自分のペースで走ることに専念した。そして、それができた。というかしやすかった。自分の走り方をしていれば時おり先頭に出ながらも周りがうまい具合に前後してくれるといった感じだった。心拍もそんなに上がらないし、休養明けというのもあって脚もまだ余裕がある感じがした。
上りの中ほどに差し掛かった頃までに、二人遅れて3名が残った。みんな日本人。一人「A」カテ。もうひとりの「B」カテの人に勝てばカテゴリー優勝となるため、このあたりで色々考えはじめた。最後までもつれ込んでもいいものか?、どこかでアタックを仕掛けてみるべきか?
上りが終わる頃、ちょっとだけ様子を見てみることにした。
脚に余裕も感じられたため、上りが終わる少し手前にアタックを仕掛けて、下りのスピードにつなげてみようと試みた。離すことができればそのまま行くし、ダメならまた考え直す。
下り区間
頂上に差し掛かる少し前、果敢にwアタックを試したが、、、
その結果は、、、、、ダメだった。
アタック直後に少し間を空けることができたものの、その後しっかり追いつかれてしまったw。そんな予感はしていた。実は上りの後半部分でも少しでも脚を使っておいてもらおうと、プチペースアップを繰り返していたのだった。前に出たタイミングではその度に気持ちペースアップして(自分自身の許容範囲の中で)、追いつかせるというのを繰り返してた。そのどれも安定して追いついてきてたので、頂上前のアタックでも、こうなるだろうな、とは予想できていた。
なので、その後はおとなしく後ろについて決して前には出ないで楽をさせてもらった。お互いが牽制にはいって少々ペースが落ちても後ろとの差はまだ開いていたので、正々堂々、ツキイチで最後尾をキープさせてもらうことに専念したw。
ゴールに向けて
下りを終えて、ゴールに向けてはこれまでとは違うタイミングで仕掛けてみることにした。いつもよりも少し早めの仕掛け。
残りが2kmになったあたりで先頭に出る機会があったので、ここで軽くアタック。でもふたりともついてくる。なので、いったん下がり再度様子見。しかしペースはあまり緩まない。ゴールに向けてペースは上がっている感じだった。
そうこうしている間に、再び先頭に出るタイミングがやってきた。残り距離600m。ちょっと長いけどここから仕掛けることにした。直前、「A」カテの人が抜け出そうとするかのような動きを見せていたので、ここで行っとかないと再び下がりはじめたところでカウンター気味に出られる恐れがあると思われたためである。
残りの距離を考え、最後にさらにペースアップする余裕も残しつつ、6〜7倍程度で。
そのペースを維持しながら後ろの様子を見る。「B」カテの人とは少しして1秒開いた。ドラフティングは使えないだろうからそのまま行けばいい。もう一方の「A」カテの人は食い下がってくる。PWR的には少しこちらのほうが高めで推移しているだろうか? しかし、ドラグティングを考えれば差が広がるほどではないだろう。むしろ詰められているかも。おまけに最後の局面で一発来るかもしれないと警戒した。
ガマンどころ。
こちらも最後の一発を準備しながら様子を見ていると、その人の出力が下がった。ゴール直前。後はもう気にせずキープするだけと思い、一発は出さぬままにゴール。それでも少しさは開いてゴールできた。
結果、、、カテ優勝!
総合では7位。カテは優勝できた。
こうやって見ると、「A」カテの人はやっぱ速いな、と思う。
でも油断してしまったあのとき、うまく先頭についていればどうなっただろうか?とも思う。
その集団にとどまってゴールまで行けたか?、それともやっぱりチギレてしまってたか?
そこのところは、やはり先頭集団に居続けなくてはわからない部分。またの機会に食らいついていきたいものである。
お盆休み最終日はZWIFTレースで締めくくり
お盆はホームシアターの仕上げで!
お盆休みの間、時間を使ってホームシアターの仕上げをした。見たかった映画とかドラマとか見て楽しんだ。
もちろん合間では家族で出かけたり、お墓参りも。
そうこうしている間にお盆休みはあっという間に過ぎ去った。
お盆休みの締めくくりに、ZWIFTレースに参戦した。といってもいつも良さそうなレースがあったらちょいちょい出てたんだけど、お盆の間はやすみがちだったから。。。
ということで、今日はZWIFTレース!
WBR Lutscher Hilly Race 1 Lap (24.2km)
Innsbruckの上りを使ったレース。獲得標高900mちょいのなかなかハードなコース。しかも同じ坂を2度上って、最後は山頂ゴール。
面白そ!w
作戦は?w
作戦、というほどのものではないが、一応頭を使ってみたw。
といっても、やることは単純。
「上り区間ではなるべく一定ペースを保つ」ということ。
ただ、レースではそれが難しい。周りに惑わされてついペースが乱れてしまう。でも今回はなるべくペースの上げ下げを控えて自分のペースで走ってみることにした。何度か上っている山なのでどれくらいのペースが適正なのかは雰囲気をつかめている。着順はあまり気にせず、ペース第一で行くことにした。
スタート!
20分ほど軽くアップして、スタート位置についた。スタートでやることはいつもといっしょ。山までは先頭集団について行くこと。
これはうまくいった。
2回ほど山を上らなければならないので、そこまできつくないペースで始まった。
いつもならここで
しばらくすると、山の序章とでもいう感じで少し斜度が上がってくる。いつもならここでは無理しない。で、結果、先頭からは置いていかれるw。
でも今日はここから自分のペースで行く。幸い、それでも離される感じではないのでなんとかここでは集団に収まることができた。
山、1回目
本格的な山に入る。
このあたりで、集団の前の方はばらけ始めた。
でも気にしないw。
今回は自分のペースで、それとそのペースに近い人で・・・。
というわけで、とにかく自分のペースを心がけた。
すると、なんとなくペースの合う人たちでパックができた。5名程度でしょうか?。とりあえず、これで。
その5名の中で、先行されたり追いついたりを繰り返しながらも、自分のペースを貫き、まずはこの1回目の山をクリア。
途中、半分くらいのところで、5名だったグループは3名に。その3名で下りを一気に。
下りきったところで、お互いにエール交換w。まずは1回目の登坂終了を祝った。
そして、2回目の山へ
今回も、あくまでも自分のペースで。
そうすると先頭で走るのが一番自分のペースで走りやすい。お盆の間は結構休んでいたので脚の調子はなんだかいい。前半は積極的に前に出て先頭を引くことが多かった。
坂の中盤に差し掛かる前に、ひとりは遅れはじめた。残された二人でゴールを目指す。
とはいえ、できればこの二人のううちでは先にゴールしたい。そうするとその仕掛けどころが気になるところだった。
坂も後半に入ると、先頭キープは辛くなってきた。そこへもう一人がチョイチョイ仕掛けてくる。
正直辛いものがあるが、なんとかついて行ったり、たまにはこちらから仕掛けたり。
ただ、例によって、あまり早くから仕掛けると持ちません・・・。
なので、今回もいつものようにラスト1km切ってからタイミングを見計らうことに。そこまでは二人でついたり離れたり、前に出たり下がったりで頂上を目指した。
ゴール
残り1kmを過ぎた。
でも、仕掛けるにはまだ早い。
タイミングを計る。
できれば、カウンター的に引き離しにかかって、残りを逃げ切りたい。そう思った。 残り距離も短いしそのタイミングがうまく訪れるかわからなかったが、そんなタイミングが来ればそこで、そうでなければ、最終200mmくらいをもがくことにした。
ただ思ったよりも早くに「その時」がやってきた。
特に脚を緩めたわけではないが、彼はスッと前に出た。ただ、アタックとかそんな感じの決定的な出方ではなかった。でも、このタイミングに乗ってみることにした。
残り距離800m。
気づいて、ちょっと早かったかもしれない?と思ったが、もうどうしようもないので踏み続けた。じわじわと広がった差は、最大3秒。でも残り300mのところでその差が縮まりはじめ、1秒まで。そしてその姿が画面に入ってきた。残り距離200m切ったところで並びかけられた。
もうしょうがないので、さらに踏んだ。それまで、5倍、タレて4.5倍弱。さらに最後に踏んで7倍程度。
秒差がまた開いて2秒くらいになった。もう持たないかな、というところでやっとゴール!
出し切った。
結果は・・・
総合6位、Bカテ4位。
前とは1分半以上差が開いていた。その中にはもちろんBカテの人もいたが、別次元のところなんだろうな〜。
あとでデータを見てみたが、自分的にはいまの上限に近い走り方ができていたと思われる。
こんなことを続けていけば、もうちょい先までいけるのかな?
ホームシアター再び、いや、三度目か! ②
この度、ホームシアターを構築した! というか、移設した。様子見を経て、このまま使い続けることはできるのかということを確認しつつ、色々改善点を検討した。 その上で、特に問題なく使い続けることができそうだ、という結論に至り、気になる各所のリファイン、そして本格的に「設置」作業に入ることにした。
ONKYO BASE-V60にした
リファイン検討の結果、「ONKYO BASE-V60」のセット購入に至った。
レシーバーとフロント2スピーカー、サブウーファーがセットになったもので、あと3本スピーカーを加えれば5.1chにも発展できるというもの。これまで使ってた、BOSEのサテライトスピーカーがあるので、これをつないで5.1chに仕上げることにした。ただ今回はBOSEのサテライトスピーカーのみ使用することにした。5本同じ品質のスピーカーがそろっている方が何かといいだろうと・・・。なので、このセットに入っていたONKYOのスピーカーはまだ緩衝材を解いていない。
それならばレシーバーのみ買って、BOSEのシステムを使えばいいのだが、どうもあのシステムの核になるウーファーがデカすぎて、現状使えない。結果的には今回購入したONKYOのサブウーファーくらいで自分の使用環境においてはちょうどいい感じがしている。
結果的に残っているONKYOの1ペアは、ゆくゆくはアンプだけ買い換えて7.1chとかもありということで、それまでとっておく。
その前に、このONKYOレシーバー、Dolby Atmosに対応しており、後ろの代わりに上部へのスピーカー設置で高さの表現もできるのだとか。ということで、上部へのスピーカー設置を試してみるのに余ったヤツを使ってみるのもいいかもしれない。
結果、BOSEのサテライトスピーカーの移設と、再度のスピーカーケーブルの取り回しに手間はかかったが、終わってしまえば音質は当たり前だが向上。各種結果に満足している。
ついでに、このシステムには視聴する予定位置に付属のマイクを固定することで、各スピーカーからの音を取り込み、距離や届く音のレベルや位置関係を計算して補正してくれる機能がある。上位機種にもあるのだろうが、これまでこんなことやったこと(できたこと)がなかったので、なんか本格的で嬉しくはあるw。
スピーカーの設置場所はカッコよく目立たなく!
スピーカーの設置については、BOSEのサテライトスピーカーを使った。そのため、もともと使っていたブラケットを利用して特に無理することなく設置できた。フロントはスクリーン設置のフレーム(後述)に、リアは壁にブラケットを使って固定した。かっこいいかはわからないが、そんなに目立たない感じで設置できた。
スリーンしっかり!
最大の難関とも言える、スクリーンの固定。
これには色々アイデアを出した。結果的には2×材とそれ用の「ディアウォール」(材の上下につけるバネ入りのツッパリ機能のあるパーツ)という製品で柱を作り、それをフレームにしてスクリーンを設置することにした。
スピーカー置けるように?
スピーカーを設置するにあたって、問題なのはフロント側。リアは壁につけるしかないし、コードの取り回しがめんどくさいだけで、スピーカー自体はブラケットで固定するだけなので難しくはない。しかしフロントは、本来なら設置する場所がないという問題に行き当たる。
今回は上記のような柱を組んだので、その問題はクリアできた。その柱に固定すればいいだけ。センタースピーカーもそのフレームを工夫することで良い位置に設置することができた。
ラック
レシーバー、そしていずれはDVDやBlu-rayの再生機器を置く場所が必要になる。それも今回の柱を中心としたフレームに付属する形で作りつけた。その下にはウーファーを。今はレシーバーのみだが、いずれ再生機器が入れば段を増やして対応する。
現状はここまで
以上がこれまでの成果。まだやり残したこと、改良点はあるが、基本的にはこれで長く楽しめそうだ。
忘れてた!
Fire TV を買ったんだった
安くなっていたので、再生機器の一つとしてFire TVを買ったんだった、そういえば。基本主なソースはこれまで通り Amazon Prime ビデオ。ただ、これまで通りにMacで見ていると、5.1chに対応はしていないらしい。ところがFire TVだと対応しており、スピーカー構成を変える必要はあるが、Dolby Atmosにも対応しているらしい。せっかくこのシステムを組んだので、せめて5.1chを楽しめるようにという意味でもFire TVを購入した。
当たり前だけど
設定は簡単。
そして再生。
まあ、当たり前だけど、後ろから音が聞こえるw。
うん、5.1chだ!
ついでに他の楽しみ方も
このレシーバーBluetooth接続でiPhoneから曲を流すこともできる。これまでのスピーカーからすれば、当然いい音。
あと、意外といいのが、Prime Music。普通に曲を流すのだが、画面にジャケット、背景写真、歌詞が出てくる。ミュージックビデオだと動きが気になってしまうときがあるが、これだと手元作業に集中しながら音楽を楽しめる。画面付きなので賑やかさも加わる。
今後
いったん落ち着くところまで行ったが、いくつかやり残しと改善点がある。
プロジェクター
これは、プロジェクターの買い替えとかというわけではなく、専用のケースの問題。収納用ケースと設置時の台を兼ねる物を作らないといけないとは思っているのだが、今回は時間が取れなかった。これができれば今回の「ホームシアター プロジェクト」はほぼ完成と言える。
ただ、ここで途切れてしまった今、実は今の状態でそんなに不便は感じていないので、このままほっておいてしまいそうでもある。
再生機器
DVDやBlu-rayなどの再生機器が必要だと考えていた。Prime ビデオで5.1chを視聴するまでは。でもこれで十分なのかもしれないとも思う。今後これで楽しみつつ、新たな刺激が欲しくなったら、もう少し上位のサラウンドコンテンツのメディアをレンタルして再生できるように準備していけばいいかな?、と。
せっかくだから、、、
あとはレシーバーを変更すれば7.1chまでのアップグレードは簡単である。その際ウーファーがどうかな?と思っていたが、私にとってはどうやら今ので十分すぎるくらい。これ以上低音が響くのは現実的にムリ! な感じである。なので、その気になればレシーバー変更でアップグレードを狙う。かなり先だが。
まとめ
ということで、今回「ホームシアター構築」に取り組んだ。必要なものの購入は最低限の出費で。そして自作も多く取り入れることにより、素人がそれなりに満足のいくシステムを構築することができた。特にスクリーン固定は壁や窓などが使えなかったため、空間的に、またフレーム作りにかなりの工夫を強いられたが、その分とても満足しているし、見栄えもよろしいw。
気がつけば、サイクルロードレース界では、ブエルタ・ア・エスパーニャがはじまるころ。せっかくなので、ツールの時と同様にこのシステムで鑑賞したいところだが、時間的に深夜から未明までの時間帯でムリ!。基本的にグランツールはジロが一番見やすい時間帯なのだが、ジロはJスポーツでは見られなくなったしな・・・。
まあ、これからの楽しみもいろいろ広げながら、このシステムを楽しんでいこうと思う。
ホームシアター再び、いや、三度目か! ①
ホームシアターを構築した! というか、移設した
以前のブログでもすでに書いたが、またもや思い立った
今回が3度目となる。
1度目は、今の自転車部屋 兼 現ホームシアタースペースにて。15年以上前、この家に転居してくるにあたり準備したSONYのプロジェクターと「BOSE AM-10 Ⅱ」を利用した。
しばらくして、プロジェクターの使いにくさから、新調したテレビで楽しむべくスピーカーをリビングダイニングに移設した。これが2度目。
この2度目のシアタースペースでしばらく楽しんだが、そこはやっぱりテレビの限界。でっかい画面が欲しくなった。
ydroid.hatenablog.jp
そこで今回、3回目のシアタースペースの作成。 場所は元に戻った。
まあ、突然思い立ってしまったわけだが、予算はほぼないw。
なので、必要なものは自作しつつ、でも今回は長く使えるようしっかりしたものを目指すことにした。
とりあえず、様子見で簡単に移設
その件については、過去記事で取り上げてるので様子はそちらで。 ただこの時は、とりあえずそのまま使い続けるにあたって不都合はないかという確認を含めての簡易的な試行だった。
画面=プロジェクター!
今回はこれ一択。でっかい画面で楽しみたい!、と再び思った。なのでプロジェクターで。ただし、安いやつ。それでも十分な感じ。ひと昔に比べれば何の問題もない。上を見ればキリはないがこれでいいのではないかと。
スクリーン
プロジェクターを使うにあたり、これが一番問題。
最初の時には壁に映していた。でも今回はプロジェクターと一緒に安いスクリーンを手に入れた。
しかしその設置場所には一工夫必要だった。以前のように壁があいていればそこに貼り付ければ済むが、今は、自転車が並んでるw。なので、せっかく落ち着いてきたローラースペースをそのままにスクリーンの設置を考えると、空間をあけて吊るすしかなかった。そう、こんな感じで。出入りには少し困るが。
プレイヤー
まずはMacBookからの映像をHDMIで繋いだ。ソースは主にAmazon prime ビデオ。フルHD十分。
スピーカー
問題はこれだった。
プロジェクターにもスピーカーはあったが、これだとさすがに・・・。後ろから聞こえてくることになるし。
そこで思い出したのがBluetoothスピーカー。音はこれにつなげば前から聞こえる。低音もまあまあ出るスピーカーなので、映画の迫力には不足するにしてもとりあえず「お試し」にはいいかと思い、画面の下に設置。
「様子見」総評
この環境、まずはプロジェクターで約90インチくらいの大きさになったことで、画面の大きさには満足。スクリーンの設置方法もローラースペースの邪魔にもならず、娘さんのピアノの邪魔にもならずでちょうどいい感じに収まった。
この時点でスピーカーはお手軽接続なので音質を求めなければ特に問題なし。見るときにつないで(Bluetoothで)終わったら電源を落とす、それだけ。
プロジェクターの設置場所はカウンターテーブルの上。保管は別の場所にする。使う度に設置するが、ほぼ位置は決まっているので手間はかからない。ただ、プロジェクターを使う機会は多くなったので、ほぼ設置したままになってはいる。それでも邪魔にはならない。
つまり、このような感じであれば、これまでの生活と活動に大きな支障はなく、プロジェクターによる大画面でのシアター環境を生活に取り入れることが可能である、ということ。
次のステップへ
この環境なら大きな支障なくホームシアター生活を送ることができそうだというのが確認できた。そこで、次に手をつけることにした。手をつけなくてはならない点はいくつかある。音をどうにかしたいし、スクリーンを単にぶら下げるだけでなく、きちんと設置したい。また、プロジェクターもきちんとした台を作ってより保管と設置のやりやすさを求めたい。
音をどうにかしたい!
やっぱ、サラウンドを!
まずは音。これには少し出費が必要となる。
できれば、5.1ch以上のサラウンドを実現したい。とはいえ、上を見ればきりがない世界でもあるので、最新のものを求めるわけではない。BOSEのシステムを使っていた頃のような感じになればいいと考えている。
それならば、これまで使っていたいシステムをそのまま使えばいいと思われるが、できればHDMIを使って簡単に接続したいと思っている。そういう意味では以前のシステムでは対応できない。AVアンプがかなり古いので。
スピーカーを!
というわけで、スピーカーの購入を検討した。BOSEのスピーカーの再利用も考えたが、訳があって・・・。
スピーカー検討、部屋の規模
まず、部屋の規模。そんなに大きなスペースではないので、今はやりのサウンドバー を検討してみた。これ一本でサラウンドが実現するらしい。サブウーハーもついているものであれば十分なのではないか、と。
サウンドバー
サウンドバー については、YAMAHAのものとSONYのものを検討した。基本、どちらも良さそうだし、メーカーの情報では良いことづくめのことが書いてある。かなり心踊った。
が、今回のスペースは天井が斜めに吹き抜けてる。なので天井への反射とかを使ってバーチャルなサラウンドを実現しようとするのには無理がありそうでもある。
無線?、有線?
ただ、設置に手間をかけたくはないのが正直なところ。そう言った意味でサウンドバー 1本でサラウンドまで実現できるのはとてもいい。そんな中、SONYの「HT-RT5」を見つけた。サウンドバー (フロント+センター)に入力すれば、サブウーファーとリアスピーカーにはBluetoothで繋いでくれる。つまり配線がほとんど入らない状況でリアル5.1chが実現する。これに最後まで心動いたが、いかんせん高い!。
一方、サウンドバー を検討していたものの、やはりリアルのサラウンドにはサラウンド感という点ではなかなか及ばないというのが現実のところっぽい。
そこで、リアルの5.1chの構築を考え始め、「配線」やむなし!と覚悟するに至った。その中で最終的に候補に上がったのは、、、
ホームシアター再び、いや、三度目か! ② へ続く
日頃、メンテの意識を持たないとこうなる?w
お盆休みに入り、ZWIFTレースを楽しんでいる。さすがに2日連続でレースを楽しんで、足パンパンになってきたので、昨日はリカバリーライドで軽く流した。
そして今朝、家族がまだ惰眠を貪っている間にゴソゴソと起き出して、孤独に「Ride ON !」。
ところが途中で機材トラブルに巻き込まれ、そのせいででサッパリな結果になってしまったのか、はたまた、そのおかげで結果オーライになったのか判断の難しい展開にw。
そういえば、昨日のリカバリーの時に、この右のようなメッセージが出て焦ったし、なんか良からぬことが私の自転車環境に起こり始めているのではないかと、少し恐怖を感じながらいる今日この頃。
突然現れた謎のメッセージ
昨日リカバリーのためと、ZWIFTにログインしたところ、Bluetoothにかかわってこんなメッセージをいただいた。こんなメッセージが、3つ程度連続して出てくることもある。その前の日まで特に問題なくできていて、この日初めて見るメッセージだったので焦った。幸いなことにZWIFT中はあまり出なかったし、出ても「OK」ボタンを押せばすぐに消えたのでそんなに邪魔にならずに済んだが、気にはなってしょうがない。
他の人によっては、これが連続して何枚も出てきてけっこうたいへんだとかという人もいるらしいし。
そこで、Facebookでお世話になってるグループ「ZWIFTライダース (JAPAN)」で質問してみたところ、対応策を調べてみてくださった方がいらっしゃり、そのおかげで今日のZWIFTは集中してこなすことができた。本来のグループのあり方とは違うのかもしれないけど、とても助かりました。ありがとうございました。
ただ、このおかげで普段使っているBluetoothスピーカーを使うのに不便になるし、根本的な原因とかはわからないので、しばらく様子見は必要だとは思われる。
こんな不幸のメッセージを乗り越えた、今日の不運w
それは、今日参加したレースの序盤、「山」に入って少ししてから起きた。
今日参加したレースは、「WBR UCI Worlds Hilly Race 1 Lap」。一昨日に参加したレースのコースを1周で終わる感じ。体力的にもこれくらいしか持たなさそうだったのでこれにした。
そして、「事件」は「山」起こった。
その前からちょいちょい兆候はあったのだろう。
なんかやけにフロントがインナーに落ちるな、、、と。
その度にアウターに掛け直していたが、どうやらバッテリー切れの前兆だったようだ。Di2のバッテリー残量が減ってくると、フロントはインナー固定になるらしい。
そんなわけで「山」に入って3分の1も行かないところで、フロントはインナー固定になってしまった。予備のバッテリーに変えるとしても、レース中だしめんどくさい。幸い上りなのでそのまま行って、下りやその後の平坦区間は惰性で行くしかないという感じになってしまった。
今回のレースを振り返ると、このインナー固定が自分にとってなかなか面白い展開を見せてくれた。
スタート直後はいつもの通り
スタートはいつものように、ダッシュをかまして集団にかじりついた。
その後もいつも通り、「山」に入る直前でちぎれるw。と言っても、今日ははじめから無理はしないつもりだった。脚パンパンなので、頑張れるだけ頑張って終わろうと。
「山」に入るとひとり旅決定!
「山」に入ると周りには誰もいなくなった。
前とも後ろとも30秒くらいの差がついている。一人で淡々と走るしかない状況。今出せる力を出しきる感じで上っていくのみだった。
と、ここらあたりでトラブル発生!
途中少し斜度が緩くなるところで、フロントをアウターに上げて加速したい場面。ここで、フロントがウンともスンとも言わなくなった。あ、例のヤツか、とすぐ気付いたが、どうしようもない。そのままインナー固定で最後まで走りきるしかない。
そうなると上りはいいが、下り〜平坦になる後半部分、後ろから詰め寄られるかもしれない。後続を気にしながら上りで差を詰められないようにし、下りから平坦で一定程度ケイデンスを上げて対抗しなくてはならない。
なぜか、流してゴールというパターンに収まってはくれないものだ。
そんなわけで、上りで抑えつつもできれば差を広げて終え、下りでペダリングを止める区間をうまく使って回復させながらも大きく失速しないように走った。そして下り後の平坦区間。
いつもよりクリクリ回しw、なんとか出力を上げる方法で対抗した。
けど、案外これが良かったのか、一定ペースで走る中で、差も大きく縮められることなく終盤を迎えることができた。追いつかれないギリギリのペースをなんとか保つことができたのだと思う。ただ後続も「追う気」は満々だったようで、最後まで出力が上がったり下がったりしていた。
今後の環境に不安
このような感じで、二日続けてプチトラブルに見舞われた。すぐ対処でき、大きなことにはならなかったが、なんか今後のローラー練、いや自転車ライフの環境に何か起きないか不安を感じる。
というわけで、明日からは家族サービスすることにするw。
なんとかそれで許してもらいたい!
TeanZWATT Hilly Race (総合4位/19)
二日続けてのレース参戦
お盆休み突入!
前日「WBR Innsbruckring Flat Race 4 Laps」に参戦。そこでBカテ4位入賞を果たし、ちょっと気持ちがアガってる昨日、続けてレースに参戦した。
お盆休みに突入したというのもある。
せっかくなのでできるだけトレーニングは続けたい。かと言って、外は走りたくないw。というか、この猛暑、酷暑の中外でトレーニングして無事でいられる自信がないのだ。なので、この夏はほぼ室内トレーニングのみで終わらせようと考えている。
脚はダルいw
ただし、脚はダルい。
「WBR Innsbruckring Flat Race 4 Laps」のレース前にもなんだか疲れが抜けきっていない感じもあった。それでもちょうどいいパックに恵まれたおかげで「がんばろう!」と思うことができ、なんとか最後までそのパックについていき(先頭集団ではない)、ゴール前ではスプリント勝負に絡んだ。
おまけに昨日は、早朝より松江まで往復して墓参り。
おかげで、脚はダルい。明らかにw。
レース探し
そんな昨日の夕方の帰宅後、この日のZWIFTを頑張ろうと参戦できそうなレースを探した。上位入賞を狙うとか考えず、ほどよい集団に乗ることができればその中で安穏とペダルを回せればいいか、というくらいの感じだった。
Innsbruck2周のHilly
そんな中で見つけたのが「TeamZWATT Race」。InnsbruckのUCIコースを2周するレースだった。その2周の間の獲得標高は1000m近くあるが、8月はじめInnsbruckが公開されてすぐに走ったコースでもあったので、なんとなく様子はわかっていた。なので、様子をみながら、ゆっくり、自分の脚と合う集団で過ごせればいいや、と思ってこのレースにした。
レース参戦にあたって迷ったのは、カテゴリー。いつも通りの「B」だとどうしても厳しくなる。思い切って「C」で走ろうかと思った。
Cカテで行こう!・・・あ、でもやっぱり
というわけで、レース開始予定の1時間半前、スマホからのエントリーで「C」カテにエントリーした。その間、イロイロ考えはしたが、直前までどうせ結果は期待できる脚の状態ではないし、そもそも「B」はきついし負荷をあまりかけても良くないだろうから「C」で、と考えていた。
ところが、ZWIFTにログインしてから、別に「B」でゆっくり目に走ればそれでいいか、、、という思いになり、その場で「B」カテにカテゴリー変更した。
はずだった・・・。
あれ? Cのままになってる
はずだったのだが、レース待機場所に入ってみると、どうやらカテゴリーは「C」でのエントリーになっているような表示になっていた。画面右上のPWRの表示?、あれが多分「C」カテでの表示になっていたと思う。
気分は軽くなって、、、
スタートまで2分きった状態で気づいたこともあり、ここからレースを一旦キャンセルしてとか再度ZWIFTのログインし直してとかめんどくさいしで、そのまま続行することにした。ひょっとするとスタートしてしまえばきちんと「B」カテになっているかもしれないし。
「TeamZWATT Race」スタート
というわけで、最終的には「B」カテエントリーしたかったのに、どうも「C」カテのままになってしまったような状況でスタートの時間。フタをあけてみれば、やはりカテゴリーは「C」のままでのスタートとなっていた。
Zwift Powerでの表示が違ってくるだけだから、あまり気にせず、レースに集中することにした。
スタートダッシュはオケー!
いつもの通り、スタートダッシュにはなるべくついて行って、行けるところまでは行くつもりでスタートダッシュ。前日のフラット気味のレースと違って、今回は20数分の上りが2回含まれ、距離も少し長い。ということもあってか、幸いなことにスタート直後の強度はダルさのハッキリわかるこの脚でもそう苦労することなくついて行くことができた。
ただ、序盤は気を抜けばすぐに「おいてけぼり」を食らってしまうことになりかねない。なので「これくらいでついて行けるかな?」という感じより少し強めに踏みつつ集団内に残れるよう気を張りつめた。
10名程度の先頭集団に!、、、でも上りに入ってバラけるw
結局スタート直後から山に入るまでの間に、先頭集団は約10名となった。とはいえ、エントリーは22名ほどいたが、出走したのは実際には19名。その中での10名なのではあるが。
それでもその先頭集団にはできるだけ長くいつづけたいと思い、どうやって目前に迫る「山」を攻略しようかとか考えていた、、、その間に集団の前方の方ではポツリ、ポツリと抜け出して行く人が見えはじめた。
「あ〜、これはついて行くと最後までもたんな」ということで、そのままにした。
時に、本格的に「山」に入る直前の緩めの上りの区間だったw。つまり、スタート後、3〜4kmの間に見送ってしまったというわけ。
当初の「上位入賞を狙うとか考えず、ほどよい集団に乗ることができればその中で安穏とペダルを回せればいいか」という心の声に忠実に従ったというだけのはなしw。
集団は、5名、そして3名へ縮小される
10名程度だった先頭集団は、本格的に「山」に入る手前の緩い上りの区間で一人抜け、二人抜け、、、結局3名が抜け出した形となり、残ったのは5名程度。この時点で少し後退した人もいたのかな?。
この5名のパックで1周目の「山」を上って行くことになった。
が、上りはじめて半分弱のところまでで、二人が後退。
この「山」の半分あたり少し前のところで、3名のパックとなった。
構成は「C」で参戦の自分と、残りは「B」の2人。
ここらあたりでイロイロ考えはじめる
どうやら、このパックの先頭は5位になる。
状況を見ると、前を行く4人のうち3人とはすでにかなりの差がつけられているので、少々がんばっても追いつくことは難しいだろう。残りの1人は追いつけるかも?。一方、後ろの方も差は開きつつある。加えてしばらくは単独になるであろうことを考えると、今いるパックの3名で強調して走ればなかなか追いついてくるのは難しいと思われた。
そうすると、このパックの3名の中でどれだけ上位に食い込めるかがその後の問題となる。
しかし問題は山積み。
まず、自分の脚の状態。正直キツイしダルイ。。。たぶん状態からして本来の「B」カテで求められるほどの実力は到底出せないだろうと思われた。一方で残りの2名は「B」カテ。コンディションにもよるところはあると思うが、たぶんいっしょに最後までいけば確実にちぎられるのはこちらの方だと思われた。
でも、こんなちょっとした駆け引きをしながらペダルを漕ぐのは楽しい!
だから、当初の予定は置いておいて、最後までハリキッテ行ってみることにしたw。
あとで荒らされると嫌なので、先行しておこう
そんなわけで、少しでも上位を目指してみる動きを作ることにした。ここで考えられる手は、最後までこの3人で行ってスプリントに持ち込むか、早めに動いて先行しておくか。もちろんどちらにもリスクはある。
ただ、自分の体力的なところから、最後ヘロヘロになった中でのスプリントは考えられなかったので、先に動いておくことにした。
仕掛けどころが問題だが、自分自身やられて嫌なのは、上りきった後の下りでの加速。しかも頂上手前であえて加速しておいてからの下り。
ということでコレを狙ってみた。
上り終了間近から加速して先頭で下りへ飛び込む
上りの後半は2人について行くの中心で、たまに前に出たりしながら、基本的には淡々とペースを刻んだ。そして、頂上が近くなり、斜度がゆるやなになりはじめたあたりから前へ出て、ジワジワと加速。少しずつスピードを乗せておいた。
頂上を超えたところで短時間スプリント。
スピードを上げて下りへ入り、いつもなら楽をするところを強目に踏み続けた。
後ろの様子を見てみると、少し差は開いている。ただ、二人が同じ距離のところにはいない。つまり一人は距離を詰めようとしているということっぽかった。
そして案の定、しばらくするとスウェーデン人の方が追いついてきた。もう一人とは差が開いており、しばらく様子を見ていると追走を断念(この時点では)しペースを落ち着かせている様子。しかも単独なのでまた追ってきてもなんとかかわせそうかな、ということで差は気にし続けるも、意識はいっしょに走るスウェーデン人のみに向けることにした。
この後しばらくはこのスウェーデン人と二人で強調?(相手がどうとったかわからないが、こちらとしてはいっしょに協調して走ってたつもりw)しながらしばらく走ることに。
少しポジションも上がったりして気分は盛り上がる
2周目に入り「山」を迎える前に、そうは言ってもこのスウェーデン人、なんとかしなくては最後までいっしょにいるわけにはいかないな、と思いながら、ちょいちょい探りを入れるためにプチアタックとかで動いてみるも、特に問題なく追いついてくる。そんな動きがあっても、その人の心拍は低めだし、この人強いわって思った。
その間に、前方4名いたうちの二人が後退してきて、一人はパックに加わり、一人はそのまま下がって行った。しかししばらくするといっしょになった一人もいつの間にかいなくなっていた。コレでこのパックでの争いに勝てば3位。負けても4位ということになる。できれば3位を狙いたい気分が高まった。
が、、、
どうもこの区間、けっこう先走ってしまっていたようだ。調子に乗って先頭を引き続けたりもあり、その分相手に脚を残す手助けをしていたのではないか?と思われる。それがなくてもとても強い人だったのだが、ここのところは今後の反省点。
高まった気分は「山」で、チ〜ン!
このスウェーデン人を抑えれば、総合で3位入賞じゃん!
そう思って気分が盛り上がったのもつかの間、2周目の上りに入ったところで、明らかにスタミナ切れの気配。いつものように淡々とペダリングすれば追いつけそうな感じもあるのに、もうひと粘りができない。そんな感じに気づいたのが、件のスウェーデン人がアタックという感じではなく、ジワ〜っと差を開きはじめた時だった。1回目はなんとかこちらもジワっと追いついた。2回目も得意な斜度に救われて追いつくことができた。しかし3回目、もう離されるままになってしまった。
そう、2周目の「山」の半分ほどで離された。
そこまでいくと、もう脚残ってないし、諦めるしかなかった。
次のターゲットあらわるw!
ここまでのレース展開で、自分自身けっこう満足はできていた。いや、むしろ褒めて上げたいくらいw。
しかし、スウェーデン人に置いていかれ、あとは後ろとの差を気にしながらこの順位キープでゴールできればいいや!、と少しお気楽モードに入ったところで、次の試練が現れた。そう簡単にお気楽モードに入らせてはくれないのか?。
ちょっとの間、前方のスウェーデン人は気にしないで走っていた。そして、どれくらいの差になているのか確認するため見てみると、あれ?順位が入れ替わってスウェーデン人、2位に上がっちゃってる!。その前にいた「C」カテの人が3位に下り、どうも足を休めつつ後退してきているらしい雰囲気を感じた。
たぶん、上りの間で後ろとの差を気にしつつ脚を休め、下り以降踏んで順位キープを狙っているのだろう。
ということは、頂上までに追いつけなければチャンスはなくなる。この人を捉えれば総合3位も狙うことができるのだから。
そんなわけで、また頑張らなければならないシチュエーションが準備された。
上り切るまでに少し出力を上げて、少しずつだが差を縮めていった。
しかし頂上到着時、わずかに及ばず。
2秒ほどの差を残して下りに入った。
この差は明らかに計算されたマージンを残した差だったのだと思われる。そして、その通り、下りに入って少々出力を上げても差はもう縮まることはなかった。それでも疲れが見えれば差を縮めようと、気は抜かずにペダルを踏み続けたが、あの上りを脚を休めながら上った相手と、差を縮めるようにペダルに力を入れ続けた自分には大きな余裕の差があった。
問題再び?、最後まで休ませてくれない
ということで、総合表彰台は諦めてこの位置でゴールを目指すことにした。
となると気になるのは後続の様子。少し前に様子をうかがったときには2分ちょっとの差があったので、あまり注意していなかった。
ところが、川沿いのスプリント区間の前あたりで気づくと、後続は3人のパックとなっていた。そして差は明らかに縮まっている。その差1分30秒。
さらにスプリントポイントを過ぎたあたりでは1分ちょいまで縮まっていた。
ヤバイ! ゴールまで流して行きたかったのに、ここでも問題発生である。また、意に反して頑張らなきゃ。
ヤバイ気配が漂ってきたので、できる限りのペースアップを図った。
最終的には1分の差を保ったまま、やっとの思いでゴール!
後続の動きに気づくタイミングが遅れていれば完全にやられていた感じだった。
というわけで、スタート前から自分の意思と違うところへ転がっていった今回のレース展開。
結果としては、
総合4位
カテゴリー「C」2位
「B」であったとしても2位
という結果となった。
ZWIFTレース、キツイ!
けど、
いろんな展開を考えながら少しでもポジションを上げようとしながらペダルを回すのって、楽しいな!
で、今日はさすがにリカバリーでした。
カテB 4位入賞!(WBR Innsbruckring Flat Race 4 Laps)
ZWIFTでカテB、4位入賞!
久々に、ZWIFT、カテゴリーBで4位入賞を果たした。実際のレースでもそうだけど、これまでの最上位は4位。リアルにせよZWIFTにせよ表彰台に立ちたいものだけど、なかなか、ね。
でも今回、カテBでの4位入賞は、はじめは思った展開に持っていけなかったけど、結果的にはまあまあ満足の行く結果に持って行くことができたレースとなった。その展開については記録のために後に書いておく。
今回のレースは「WBR Innsbruckring Flat Race 4 Laps」。今年の世界選手権のコースの比較的フラットな部分を4周回する。Flat Race 4 Lapsとあるが、街中での1分ソコソコの上りが組み込まれており、そこはなかなかキツかったし、コースプロフィールを見ても「ここは、ちょっとな〜」という印象を持った。ここをどういなすかが今回のポイント。一周約9km弱を4周するので、当然この坂も4回上ることになる。そこのところを考えながら走ることとなった。
出走前のコンディションとか
疲れが残ってるな〜、と感じたアップ
ここのところ疲れが溜まっている感じ。ローラー練も一日おきにやっており、昨日も一日あいてからの今日のレースだった。感覚的には、休養もはさんでいるので脚の回りはいいのではないかと思っていたが、どうも調子は良くはなかったようだ。二日あけば、調子が良かったのは実感したことはあるので、レース前とかは二日間は開ける必要があるのかもしれない。ここのところは今後の課題。
帰宅後そそくさと準備を行い、スタート15分前にZWIFTにログイン。十分なアップをしている時間もないので、軽めのギアで、ケイデンス110rpmくらいで回し続けることで、脚のまわりを滑らかにしておこうと考えた。しかし前述の通り、脚、というか脚だけにかかわらずカラダ全体がギクシャクした重さを感じており、今日の「調子」がなんとなくわかってしまった。
展開に応じてなんとでも言える目標しか設定できないw
ということで、とりあえずできるだけ長く先頭集団に残り続けるのをまずは目標にして、その後の展開はその時々に応じて柔軟に考えることにした。 どうとでも取れる目標w。そんな目標設定しかできませんでした。
展開を振り返っておきます
それでは今後のためにも、今回のレースの展開を振り返っておきます。「展開」というほどのものではないのだけど、結果的には満足行くところまで持っていけたので、今後の参考に・・・。
スタート〜1周目
毎回のことだが、ZWIFTのスタート直後は、ツライ!。けっこう踏んでいかないとすぐに千切られてしまう。なので、ここのところのZWIFTレースでは、スタート直後にきちんと先頭集団に残れるかが1つの大きな評価ポイントにしている。
そして、今回は・・・
先頭集団に食らいつくことはできたスタート!
スタート直後、というかZWIFTレースの場合、スタート直前から出力を上げておいてスタートダッシュを決める。おかげでなんとか先頭集団の後方に張り付くことができた。まずは焦らずその位置をキープしつつペースが落ち着いてくるまでひたすらガマン。しばらくすると少し落ち着いてきたのか、カラダがなじんできたのか、余裕ができたので、位置を上げ、先頭集団中程で様子をうかがうことに。例えばここで逃げとかのアタックがあっても、対応できないので、そうなればそれは諦めることにしていた。
イメージの違った上り(見積もりの甘さあり)
スタートしてから5kmちょっとのところに問題の上りはある。ここに差し掛かるところで、大きな判断ミスを犯してしまったようだ。
スターダッシュからなんとか先頭集団に残ることができ、その分コンディションも悪い中で脚を使ってしまっていたため、上りに入るにあたり、初回だしそんなに攻めないのでは?と思ってしまった。自分が攻めたくないだけだったのだが。
そんなことを思いながら登坂に入ると、集団の前半分から3分の2くらいから差がついてしまった。でもこの時点で、まだ下りで追いつけるだろうからペースキープで!、と考えてしまい、結果的にこれが判断ミスとなり、先頭集団から遅れてしまうことになる。
[1周目の登坂:Ave327W 55sec]
下りで離され、お見送りw
上りを終えたら、少し緩まるだろう。これも自分がそうしたかっただけ、そこを突いて先行する集団は下でも差をつけて行った。
この時点で自分の判断ミスを認め、先頭集団は丁寧にお見送りすることにした。
その後4〜6名程度での小集団形成
先頭集団を見送るという判断をした後に周りの様子を見ると、近いところに数名。まずはこの数名でパックを作り、様子を見ることにした。気になるのは前後の集団との差の推移。特に後ろの集団との差は気を付けなくてはならなかった。追いついてくる気配はあるのか、見送ってくれるのか。それによってその後の走り方も変わってくる。特に今回は後ろの集団にAカテの人もいる。その人が周りを引き連れて追い上げてきたら、追いつかれる可能性も高くなる。レース終了まで気を抜かずにチェックし続けなくてはならないだろう。
幸いなことに、その後しばらく様子を見ていても、前とも後ろとも差は十分w。少しずつ差は広がって行っていた。
となると、最後はこの集団で勝負に絡むのが最終的な目標となる。
しかし、その前にやらなければならないのが残り3つある上り区間をどうこなすか。 そのあたりを考えながら小集団に紛れて Innsbruck の街中を走り抜けた。
2周目
小集団を維持しながらクルージング、いや、これがけっこう必死
先頭集団を見送ってから形成された6名程度のパック。積極的に先頭を牽いてくれるAカテの人もおりなんとかその集団内に身をひそめることができていた。とはいっても、ときおり後ろから急に前に出てきたり、また下がっていったり、はたまた中切れを起こしそうになったりとペースの安定しない人もおり、結果ペースを乱されて、これがかなりキツかった。
心配していた上り
そうこうしているうちにパックは2回目の登りに入った。1周目にはダンシングで上り、そして相当キツイ印象を持ったのだが、今回は淡々とイーブンペースで上るのに徹した。そのおかげかキツイ思いも少なくパック内でまとわりつきながら上りきることができた。ペースも1周目の時よりは少し緩んでいたし。
[2周目の登坂:Ave366W 50sec]
3周目
なんとなくペースも落ち着いた
2周目の後半あたりからペースも少し落ち着いてきた。そのおかげでその後の展開を考えながら走ることができた。
とりあえずはこのままこのパックで走り続け、4周目の後半のどこで、仕掛けるか・・・。
まあ、ほぼ結論は出ていたのだが。エアロアイテム持ってたからね。
坂に入る前から軽めのアタック?
3周目の上り区間。
この坂に入る前、1名がパックから飛び出した。4秒くらい差がついただろうか。でも誰も追随しなかったためか少しペースが落ちて、さも縮まってきた。そのあたりでもう一人パックからアタック。抜け出して先行する一人と合流した形となった。
追う脚はないので、見送り決定。
しかしその後、差はそんなに広がらないまま上りに。PWRを見ても、脚は使っているであろうことは見て取れたので、上りで追いつけると考え、少し踏み気味に、でも淡々と登坂した。そして坂の中程で追いつき吸収。
[3周目の登坂:Ave318W 62sec]
4周目〜ゴールスプリントまで
ほぼ淡々と
3周目後半からは、ほぼ淡々と事は進んだ。
みんな最終周回を目前に牽制しあっている感じでもあった。
そんな中、このちょっと手前でのことだっただろうか、後ろからAカテの人が猛烈な勢いで抜いていった。そしてその後もいいペースを刻んでいる。もう無理という判断をして、ここは目の届く範囲でのこのパックでゴール勝負をするしかないと気持ちを固めた。
また、先頭集団からも2名程度落ちてきて、このパックに吸収またはさらにそこからも千切れている。
上りでダラダラアタック
さて、最終回に入ってからは淡々と、でも気を抜けばすぐに置いていかれるかも、とはいえ抜けだそうとするまでは決断できず、お互いの様子を見ながら牽制しあって微妙な空気のまま、最後の上り区間を迎えた。
このあたりで残り距離4km。なんか頑張れそうなので、この上りで動いてみることにした。
上りに入ってからすぐに、少し強めに踏んだ。
ジワジワとパック前方にせり出し、一応先頭に立って上りを終えた。そしてそのまま下りでもしばらく踏み続けて後続の様子をうかがう。2秒くらい差はついたものの、すぐに追い上げてきて差を詰められた。ただ、上りは少し踏み加減とはいえ、自分のペースで上っているのでかなり余裕があった。また下りでもその上りでの踏み加減をギアチェンジにより調整することでしばらく続けたので、自分自身にとっての影響は最小限に止めることができたはず。そう考えると、追いつかれたとはいえ、その分追走に脚を使ってもらったと考える。そもそも振り切れるとは思っていないし。そのおかげかその後、このグループでの先頭に立つことも少し多くなってきた。
[4周目の登坂:Ave351W 62sec]
ゴールスプリントに備えて
上りを終えてからの注意事項は、とにかくゴールスプリントに備えて、あまり位置を下げないようにすることだった。この時点で6〜8人のグループになっていた。その中であえて先頭に立つことも覚悟の上で、3番手以内をキープしつつ、スプリントに備えた。
計画していた仕掛けどころは、ゴール前500m。そこまではとにかく人について行く。そして最後に出し切ることに。
ゴールスプリント
ゴールスプリントまでは計画通りの位置どり
ゴール手前1km。
ここまではゴールスプリントに向けてはほぼ計画通りの位置どりをキープすることができていた。もちろん先頭集団ではないので、このパック内での先頭でゴールしても16位に過ぎないが、Bカテではまあまあの順位に入れるのではないかと期待を抱いた。
自分の判断ミスで早々に先頭集団を見送ってしまったというのはあったが、その後の気持ちの持ち直しはうまくいったので、満足のいく結果を残せそうなところに執念を燃やしたw。
残り1kmで、視界の中でエアロアイテムが見えた
残り1kmを切ったところで、視界の中でエアロアイテムのポップアップが表示されるのが見えた。いよいよ仕掛けてきたのだ。
ただ、残り1kmもあるからか加速はそんなに鋭くはない。後ろに張り付くべくこちらも加速した。その横でもう一人エアロアイテムのポップアップが視界に入ったものの、こちらも追いつけずにほぼ同じ位置どりで止まっていた。
ゴール前500m! 予定通り仕掛けることができた
なんとか最初にアイテムを使って加速した人に食らいつきながら、残り500mのところまで待つ。そこで自分の持っているエアロアイテムを発動させるつもりだった。先行する人の番手につき、エアロアイテムが最後まで効き続けるギリギリのタイミングで発動させる作戦だった。
そしていよいよ、500m手前。
キーボードのスペースバーを叩いた。
気持ちペダルを踏む力を強め、先行者にジワジワと近づく。
そして追いつき、抜き去る。
その頃には先行者のアイテムの効果も切れていた。
残りの距離を見ながら踏み続けた。
しかしふと後ろを気にすると、10倍パワーで追ってこようとする人も。対して自分は7倍程度がやっと。少し加速するももう脚はスカスカ。そんな状態でその追走者との距離をうかがってみるが、思ったほど差は縮められていない。ほぼ変わらずか。アイテムの効果もありスピードは乗っていたおかげだろうか。
そんなことを考えながら、最後は脚を緩めつつゴール!
[ゴールスプリント:GS Ave437W 31sec](弱!w)
この感じのゴールなら、ガッツポーズもありだな、とは思ったが、16位なのでやめといたw。