Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

リビング・シアター アップデート⑨(ZENSORで7chは揃えることにした)

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 フロント・スピーカーとしてZENSOR7を購入した後、ZENSOR1をサラウンド・バックとして購入。そして、もうこうなるとトップ・スピーカーの4チャンネルを除く下の7cHはZENSORでそろえることにした。

 
サラウンド・スピーカーを!

 サラウンド・スピーカーとしての候補は、ZWNSOR3かZENSOR5。オークションで探して入札して・・・、という感じで入手を試みていたが、トラブル発生!w

 「3」と「5」を同時に候補と探していたため、タイミング的に入札がダブってしまった。まだ数日期間がある時期に「5」の方の最高値をつけて入札した。ただ、まだ時間もあるためいずれ最高値は更新されるだろうと思い、あまり時間を空けずに「3」に入札。こちらの方が早く決着がつき、無事?「落札」となった。

 一方、「5」の方はいつまで待っても最高値更新はない・・・。

 あきらめて、もう買うしかないかと思い覚悟を決め、オークション終了の知らせを受け取ると、終了数分前に最高値は更新されていた。場合によっては「7」よりも評価が高い場合がある「5」を味わう機会がなくなったのは残念ではあったが、これではお金がいくらあっても足りないw。そして、もし実際に「5」を落札してしまっていたら、、、実は置き場所に困るという問題もあった。その音には興味はあったが、置き場所が多分視聴位置の真横よりも少し前の位置になってしまう可能性があり、そうなると推奨位置から少し外れてしまう。また、高さの面でも少しかさ上げしなくてはフロントに合わなくなってしまう状況だった。「3」なら、推奨位置に合わせられるし高さも棚で調整可能という点で結果的にはベストだった。そういうわけで、余分な出費が減った点をこの度は喜ぶことにした。

 
一足先に到着したZENSOR3

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サラウンドとして配置したZENSOR3。とりあえず棚上に配置した。本格的な設置は後日にするとして、これでいろいろ微調整を試みることに。NS-F210と隣で。

 こちらは使用されているユニットが、トールボーイであるZWNSOR7と同じもの。ウーファーの数が一つになっているが、視聴したときに衝撃を受けたスピーカーだったので、期待大だった。

 そして、それまでNS-F210が担っていたサラウンド・スピーカーの座を「3」が受け持つことになった。幸い設置場所は確保できる状態だったので、インシュレーターなどはない状態でとりあえず設置して鳴らしてみた。まだエイジングも済んでいないくらいの使用時間らしいので、こなれた音は出ないかもしれないとは思ったが、視聴でのあの感動を再び味わうために・・・。


この状態での構成は

  フロント ZENSOR7

  サラウンド ZENSOR3

  サラウンド・バック ZENSOR1

             という構成。


Dolby Atmosコンテンツを視聴してみると、、、

 んふふふ・・・・

 後方の音が強化されたw。

 フロントとのつながりも良くなり、スピーカーの位置から音が聞こえなくなり、その間から音が聞こえてくるように・・・w。そして、後方を車が通り過ぎていくw。

 NS-F210使用中は、スピーカーの存在が消せないでいた。音がしている方を向くと、そこにはNS-F210があったのである(当たり前なのだが)。しかし、ZENSOR3に置き換えた途端、フロント・スピーカーとサラウンド・スピーカーの間から音がよく聞こえるようになった。位置はその時に応じて。そうすると、あ、今この辺りで鳴ってるな、という方向を見ても、そこにはスピーカーはないw。

 
 完成した!?

 そう思った。

 
気を良くして、、、

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気を良くして、即導入したZENSOR PICO VOCAL。本当ならZENSOL VOCALが欲しいところだが、いかんせん巨大すぎるので躊躇してしまったw。

 しかし、せっかくだから一気に!、と、センター・スピーカー用にZENSOR PICO VOCALも購入した。「5」を買わずに済んだ分でZENSORで揃えておこう、、、と。ホントのところとしては、ZENSOR VOCALがいいと思ったが、設置する場所の制限によって、PICO VOCALにせざるを得なかった。とはいえ実のところ、PICO VOCALでもまだ高さが高く、映画や配信中のドラマならギリギリ大丈夫なのだが、16:9の画面をフルに使うコンテンツでは、下方の真ん中あたりにセンター・スピーカーがかぶってしまう。基本、今のところ大きな問題はないが。

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 音の方はというと、このZENSOR PICO VOCAL、低音がどれくらい出るのか心配はしていた。もともと使っていた、SC-C555SAは少し低音部分のつながりがうまくいっていないように感じられていた。それは、スピーカー設定が「小」であっても「大」であっても変わらなかった。音色の違いもあったのだろう。

 しかし今回は、音色は同一メーカー同一シリーズということで、キチンとつながりが出せた。はじめは「大」設定で試したが、こちらで十分低音も鳴った。ただ、低音部分がやや耳障りに感じられたので、設定を「小」にして、クロスオーバー周波数を少し高いところに持っていった。これで好みの音のつながりが得れた。エイジングも進んでいない状態なので低音部分がうまく出きっていなかったからかもしれない。またエイジングが終わった頃、「大」設定も試してみたい。

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 これで、ZENSORシリーズでフロア7chはそろったが、おかげでスピーカーレベルは初期値に近い状態に戻った。それまではサラウンドとサラウンド・バックからの音がやや耳に届きにくい感じで、レベルを上げていた。それがしっかり耳に届く音になったせいか(大きさだけでないような気もする)、そこまで大きくしなくてもキチンと音の存在を感じられるようになったのである。

 
ZENSOR 1、3、7、PICO VOCLで楽しむリビング・シアター

 結果。。。

 Atmosではないコンテンツでも、Dolby SurroundやNeural:Xで上空を戦闘機がブンブン飛び去っていくw。車がすぐ横や後ろを通り過ぎていくw。雨はしっかり上から降ってくるw。そんな感覚は強まった。Atmosではもちろん、モノの移動や存在感が向上した。まだまだ煮詰める余地はあるだろうが、後は微調整で詰めていくしかない。

リビング・シアター アップデート⑧(DEEZER HiFiは切ってもいいかも? そしてZENSOR1が想像を上回っていた件)

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落札したZENSOR1。これがなかなか。もう先は決まった。

スピーカーセレクターを導入した

 7.1.4ch構成の中でもメインのスピーカーとなるフロントスピーカーを、せっかくZENSOR7にしたので、そのスピーカーでDEEZER HiFiも鳴らしてみたい、と強く思ったので、スピーカーセレクターを導入した。

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アンプからの入力1系統。スピーカーは4つをつなぎ替えることができる。ヒモで固定してあるのはご愛嬌w

 このセレクターのおかげで、RX-V585が担当している、トップ・リア・スピーカーとDEEZER HiFi再生のためのフロント2ch(ZENSOR7)を切り替えて使ってみた。

 

アンプの差?

 こうすることで、DEEZER HiFi(RX-V585)とSpotify(AVR-X4400H)を比較してみた。細かなことはわからないので、あくまでもザックリとした印象の違いにしかならない。

 比較の結果は、正直 Spotify(AVR-X4400H)に慣れてきていた状態でDEEZER HiFi(RX-V585)を聴いたとき、かつて感動を覚えたあの艷やかで繊細な感じは感じ取ることができなかった。無念!

 自分がバカ耳の持ち主だということもあるだろうが、これなら高いDEEZER HiFiの方を続けなくても、Spotifyで十分な気がした。これはアンプのせいなのだろうか? 型落ちで安くなっていたとはいえ、発売当初の価格が20万弱だったモデルと、その一年後の最新となる6万もつれのモデルとではこんなに音が違うものなのだろうか?

 ここのところを考え込んでも仕方ない。自分にとってSpotify(AVR-X4400H)の組み合わせのほうがしっくりきたので、こちらを使っていくことにしたいと思う。コチラなら全チャンネルでの再生も可能で楽しみも広がるし。

 しかし、それならセレクターはいらんかったな。スピーカーの繋ぎ変えで比較しとけばよかった・・・。

 

ZENSOR1が届いた

 この全チャンネルでの楽しみ方、実はオークションで落札したZENSOR1が状況を大きく変えた。

 ZENSOR7を入れてから、その音色に惚れた。同じラインのスピーカーでフロアスピーカーは統一したいという願望が芽生えた。そのため、ZENSOR1か3のブックシェルフと5を検討した。

 そして程度がよくて即決価格がかなり安かったZENSOR1をまずはサラウンド・バック・スピーカーとして落札した。これまで使っていたサラウンド・バック・スピーカーであるD-109XMと比べると大きさ的には少し大きくなるが、ちょっと無理して設置することにした。サラウンド・スピーカーはZENSOR3を入れる予定。いや、そう決めている。本当ならZENSOR5がいいと思ったのだが、スペースの関係上このような組み合わせにならざるを得ない。「3」の方は視聴もして感動しているから間違いないだろうとも考えている。

 で、ZENSOR1をサラウンド・バック・スピーカーとして設置した。はじめは、サラウンド・バック・スピーカーってキチンと機能しているかどうかという点で疑わしく感じていた。D-109XMで鳴らしていたときには、近づけば音はするけど、映画などを観ていて後方から音がするという印象を持ったことはなかった。ちなみにスピーカー構成の設定としては「小」で使用していた。

 そんな印象を持っていたため、果たしてZENSOR1に繋ぎ変えて効果があるのか、というのも疑問に思うところだった。ところが、それは全く必要のない疑問だった。繋ぎ変えて、いつも聴く曲をかけたとき、一瞬で音の鳴り方が違うことに気づいた。音の響きが視聴のときに感動したあの響き方だった。ちなみにこのときも「小」設定だったのだが。。。その後Dolby Atmosのドラマなどを観るときには「大」設定にして視聴してみた。

 

Dolby Atmosコンテツを視聴してみた

NETFLIX配信の「DARK」

 まず感じたこれまでからの変化は、圧倒的な後ろ方向からの包まれ感。少し音が大きすぎる感もあったので、レベルをそろえて再調整した。そうなったからといって、聞こえてくる音が小さくて効果がなくなるかと思えばそうではなかった。D-109XMとは違って、音の密度が高い感じで、低音量の音でもキチンと耳に届いてくる感じになった。

 メイン以外のスピーカーは音が出ればいい、という感じでいたが、いやはや全く違うのだということを実感して驚いている。これまでとちがって、ピタッとハマった印象もある。頭の付近に音が集まってくる感じで、スピーカーの位置を意識しなくなるというのはこういうことなのかと感じられた。スピーカーという点から音が届いてくるのではなく、大きな面から音が聞こえてくる感じになった。

 そして、スピーカーを同一メーカーでそろえる意味もなんとなくわかった。

 

次は、サラウンド・スピーカー?

 この圧倒的な効果を実感したおかげで、サラウンド・スピーカーにもZENSOR3を入れることを決断した。思った効果がないようであれば今のまま、NS-F210でいいや、と思っていたところだった。
 

リビング・シアター アップデート⑦(ZENSOR7でDEEZER HiFiを聴いてみたい)

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DALI ZENSOR7 を入れてから、ガラッと音が変わった!

  アップデートも無事終了し、Atmosコンテンツを含めていくつかのコンテンツを視聴してみた。RX-V585使用での5.2.1ch環境とは違って、繊細な音にきめ細かく取り巻かれる感覚を楽しんでいる。5.1.2chでも、少し気になるところはありつつも、かなりの満足感は得ていた。
 しかし、上にはまだ上がある。機材品質による音の違いももちろんあるのだろうが、そこのところを言ってしまえばもう最果てない世界になる。幸いそこまでしなくても、多幸感を十分感じられる程度の耳しか持ち合わせていないので、機材の品質を際限なく上げて「音質」を求めるようなことはしないですむ。
 一方、5.1.2chから7.1.4chへの構成の変更は多分感じることができる(た)。そして、導入前でも効果は大きい「はず」、というのは多方面の情報から確信していた。だからこそ、個々の質の問題はともかく、7.1.4chを早く体感したかった。そして多分、私レベルの耳にとって現状ではコレ以上ない(というかこれ以上あってもそんなに変わんないだろうという)「構成」を実現できたのではないかと思っている。実際耳に入ってくる音も、前構成と比べれば、コレは全く違うと言っていい。音質ということよりも、「上質な包まれ感」という点でより。
 しかし、AVR-X4400Hにメイン機を交換した部分で、トレードオフとなり失った部分もある。それは「DEEZER HiFi」、RX-V585とMusic Castの組み合わせデフォで視聴できていた。それがAVR-X4400とHEOSでは対応していない。サポートに問い合わせまでしている。しかしダメなのである。

 

やってみる価値はある?

 現状AVR-X4400とHEOSの組み合わせで、DEEZER HiFiを楽しむのは不可。しかし、せっかくRX-V585が残っているし、音を鳴らすためにはこちらも起動しなくてはならないので、そちらの機能を使ってはどうだろうか?、と考えてみた。RX-V585をHDMIでAVR-X4400Hにつなぎ、音を出してみては?、と。
 DEEZER HiFiの形式で果たして元の音源の質を保ったままスピーカーから音を鳴らすことはできるのかは全くわかならないが、やってみる価値はある。現在、AppleMusicやDEEZER HiFiのダウンロードした音源(高音質ではあるがストリーミングの品質よりはかなり圧縮されている)をAirPlayで聴くのに耳が慣れてきている。この状況で果たして、はじめてDEEZER HiFiのロスレス音源の音を聞いたときに感じた高密度なツヤ感を再び感じことができるのか???
 だめなら、Spotifyに乗り換えを検討してみる。Spotify、数字上音質的にはDEEZER HiFiのダウンロードした音源程度らしい。それならデフォでHEOSが対応しているSpotifyに乗り換えてみるのもありかもしれない。

 

RX-V585からの出力の方法を考えてみる

まずはHDMIから

 585から出力できれば、それを4400の方に入力してスピーカーを鳴らすことができる。その方法としてまず試してみたのが、HDMIでの接続である。手持ちのあまったケーブルをつないでみた。585のHDMI出力から4400のあまっているHDMIへ。そして585の音量を調整して鳴らしてみる。
 !、鳴った!?
 一瞬嬉しくて小躍りしたものの、よくよく聞いてみると、出ているスピーカーが想定と違う。585につないだ4400からのプリアウトを鳴らしているトップリアスピーカーだった。。。つまり、HDMI出力からDEEZER HiFiの音は出せない、ということだ。

では直にスピーカー(フロント2ch)で
 となると、直にフロントスピーカーにつないで鳴らす方法しかなくなる。スピーカーセレクターを介して、4400の機能を活用して楽しむ場面ではトップリアスピーカーに。585でDEEZER HiFiを楽しむ時にはフロントに切り替える、という使い方が必要になる。安セレクターを手に入れて試してみようと思う。
 切り替えることができるスピーカーに余裕があるなら、あまっているスピーカーを別の部屋でも鳴らすことができるように配線の工夫もしてみたい。

 

一方で、Spotifyも!

 プレミアムが3ヶ月間で100円という視聴期間がある。その期間を使ってみることにした。せっかくDEEZER HiFiに慣れてたところだけど、SpotifyのUIもなかなか良い。4400で直聴きできるのも良い。

 

DEEZER HiFi ?、Spotify ?

 数値的には音質はDEEZER HiFiのダウンロード音質と同程度。なので、スピーカーセレクターを入れてフロントでロスレスで鳴らしてみてあのツヤ感を感じられるのかが、DEEZER HiFiが残るのか、Spotifyが残るのかの決め手となる。現状、DEEZER HiFiの「Flow」はたいへん気に入っているのだが・・・。

リビング・シアター アップデート⑥(スピーカー編)

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シアター・ダイニングにしないとき以外は、テーブルをよけることにした。これでスッキリ!

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そのおかげで、カウンターテーブルの方も活用しやすくなった。

本題:え? スピーカー?

 アンプが変わったから?、それとも急に不調?

 それくらい音の違和感が気になるようになった。特に低音のボワボワ感。そして音の曖昧さ・・・。以前にも書いている通り、フロント周りのスピーカー構成は以下のようになっている。

 
 フロントスピーカー:DENON SC-T555SA

 センタースピーカー:DENON SC-C555SA

 
 このどちらもがなんか不本意な音になってきた。いや、なってきたというよりも、これまでもそうだったのに、5.1.2ch Dolby Atmosの効果や、その後の7.1.4ch化の変化にばかり目がいっていたようである。そして、映画ではそんなに気になっていない・・・。

 SC-T555SAシリーズはかなり古いが、見た目が気に入って中古で購入した。格安で。それが、気がついてみるとこんな音だったとはw

 

ありがとうSC-T555SA

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 低音のボワボワ感を収めるべく、色々試してみた。スピーカー下にインシュレーター入れてみたり、センターを「小」スピーカーに設定して低音が出るのを避けたり。少しスッキリした感じにはなったのだが、どうもフロントスピーカーは同様の傾向が残ったまま。低音が出るには出るのだが、なんか「甘い!」のである。

 まあ古いスピーカーなので仕方ないのかな、と思いあきらめることにした。そもそもこのスピーカーに費用はほとんどかかっていないのも幸いし、見切りをつけるのは早かった。

 しかしこの子には、しばらく視聴して好みの音がわかるまで過ごさせてもらったことにもなる。そして自分の好みが分かった上で次のを探すことができる状態を作ってくれた。

 SC-T555SAシリーズには感謝。 


音の好み

 ここのところはっきりした音の好みはというと。。。どうも圧迫感のある低音は苦手らしい。優しく包み込むような広がりのある低音の響きがあるのが好きなようだ。また中高音のほどほどのキンキンしない程度の伸び。こんな感じが自分の好みなのだとわかってきた。

 予算は7から8マソ程度。上を見ればキリがない世界なので、あくまでもエントリー機のそこそこレベルで。

 
フロントスピーカーを検討

 というわけで次のスピーカー、まずはフロントのペアを探すことにした。

 ところで、音が気になりはじめる前に「気になるニュース」が飛び込んできていた。それはDALIのZENSORシリーズの更新。それを引き継ぐモデル、OBERONシリーズが登場するというニュースだった。

 これらのモデルは狙っている価格帯よりは少し高めになる。でも、スピーカーの変更はまだしばらく先でいいと考えていたので、そのニュースを知ったときには次の候補として考えていた。だからSC-T555SAの音が気になりだし、あきらめる決断をした時、まっさきに思い当たったのはDALIのこれらのシリーズだった。そして、機種更新と重なる時期ということは、在庫処理のため旧機種となるZENSORは安くなるはず、と踏んだ。

 それからはネットで状況調べ。

 候補は以下。

 
 ZENSOR 5

 OBERON 5

 ZENSOR 7


 サイズ的なものと、低音自体そんなに必要ないと考えていた点から、ZENSOR、OBERONのどちらにしても「5」がまずは候補となった。コストを考えてZENSOR5か、最新の技術に惹かれてのOBERON5かという検討の仕方だった。


次のスピーカーはできればエイジングからやっときたい

 今回はお気に入りのスピーカーを新品で購入し、エイジングからしっかりと仕込んでやりたいという気持ちが強かった。ということで、スピーカー選びに失敗しないようにしないといけない。そこで、「さすがに視聴は必要だろう」と考えた。

 しかし視聴してみようにも、近いところで視聴ができるようなところは思い当たらない。どうすればいいかな?、、、と考えていたところ、ふと思い出した。以前AVアンプ RX-V585を購入した時に、店員さんが「DALIのスピーカーが入るはずなのだけど、かなり遅れてる」と言っていた。その時からはかなり時間も経過しているので、今ならさすがにいくらか展示されてるのではないかと思い当たったのだった。


いざ!「新製品が安い」店へ

 店に行ってみると、あったあった。DALIのスピーカー。

 そしてトールボーイも。ただしあるのはZENSOR7。あとはブックシェルフの「1」と「3」だった。この時点では、音が確認できればするのみ。ZENSOR7にするか、「5」シリーズにするかとか決める気はなかった。OBERON5も依然候補であったし。しかしある事で事態は急変する。

 それは、展示品のZENSOR3を視聴してしまったことだった。ZENSOR7は展示のみで視聴できる状態ではなかったので、ZENSOR5とOBERON5のメーカー在庫とか、最終的な価格を聞いて帰って検討しようと思った。そして店員さんがそれらの確認にバックヤードに戻っている間に、展示してあるZENSOR3の前をふらっと通り、つい視聴してみたとき。。。

 衝撃を受けた。。。

 これまで高級な部類に入るモノを聴いた経験のほとんどない貧乏耳だったからだろう。そこらへんにあるオーディオ機器の音とはまったく違って聴こえた。低音も出ているのに押し付けがましくなく、優しく取り巻く感じで聴こえてきた。また音が回り込む感じでスピーカーから音が聴こえてくるという感じでなく、スピーカーの方向の割と広いエリアから聴こえてくる感じで広がりも感じた。それでいてボーカルはしっかり真ん中に定位。店頭での視聴だったからそうなのだろうか。そう思って他の機器も聞いてみたが、どれも今ひとつに聴こえた。あの艶々感と柔らかい広がりがない・・・。

 あれこれ調べてきた情報を頭の中で思い返していると、ZENSOR3はZENSOR7とユニットは同じ。なんならZENSOR7には「3」のウーファーが2個付いているという事実を思い出した。「3」でこの音なら「7」だったらどうなるんだ? 

 この視聴で心は決まった。

 あとは価格交渉。

 この店でのZENSORシリーズの扱いは在庫限りということで、裏にある在庫をも展示品扱いの価格まで大きく下げてくれた。値段は言えないが、この時点での中古の価格よりかなり安い値段を出してくれたので、そこで即決となった。


自宅のリビング・シアター・スペースで聴いてみる

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設置した ZENSOR7。そしてテーブルをどけることにしたので視界スッキリ!

 持ち帰った後、ひっそりとリビング・シアター・スペースへ持って上がり(すぐにバレると思われるが)設置した。ホントは翌日に設置を決行しようと思っていたのだが、帰宅してBGMとして曲を流した(最近はいつもそんな感じ)時に、やはり低音の乱れが気になり、早く設置したくなってしまったのだった。あのZENSOR3の音色が忘れられなかった。 


 設置はスピーカーを入れ替えて結線するだけなのですぐにすんだ。そして視聴。エイジングから入らなくてはならないので、あまり音は大きくしない。まずは半分の音量よりもかなり小さめの音で。。。それでもZENSOR3で感じた感動を再び味わうことができた。そして一人にニヤけるw。まだエイジングもすんでいないのに好みの音。エイジングとともにどう変わっていくのだろう?。そんな期待と不安を胸にニヤニヤが止まらなかった。

 もちろん、SC-T555SAとの違いは明らか。それまでの曖昧な音像からかなりくっきりした音に変わった。

 設置してみて「7」にして正解だったと改めて感じた。音の好みと合っていて期待通りだったというのもあるが、スピーカーの高さ、これがまたちょうどいいのだ。

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設置途中の写真で、まわりが散らかっているが、ZENSOR7とSC-T555SAの高さの違いは見た目でこれだけある。

 SC-T555SAの時には高さが約85㎝だったが、視聴時の耳の位置からすると15㎝程度低くなっていた。それがZENSOR7では100㎝弱。またツイーターがかなり上に配置されているということもあり、ちょうどいい感じで視聴時の耳の高さにそろってくる。そのおかげもあっての聴きやすさなのだ、とも思った。

 一応、音が出るように設置まではしたが、もちろんコレで完成ではない。ZENSOR7にはスパイクピンが付属されている。せっかくなのでコレを使うことにした。

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 しかし、フローリングに直にやっちゃうと確実に傷が入ることになるだろう。そこで、この度はスピーカーベースを下に敷くことにした。と言ってもホームセンターで買ってきた、30cm四方、厚さ3cmの御影石だが。

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ちょっと遠目の写真だが、御影石の上に乗ったZENSOR7のシルエットはは墓石に見えてしまうw。

 購入してきた御影石をきれいに掃除して、スピーカーの下に敷いた。その上にスパイクピンを固定したZENSOR7をグラつきのないようにピンの出方を調整して設置。一見、墓石に見えてしまうが。。。コレで4.5cmほどさらに高さも稼ぐことができた。

 カンジンのの音質の変化は?・・・

 それがはっきりわかるなら、多分SC-T555SAの音を聞いたときに、「ん??」と感じていたはずであるw。ただ、気持ち音が引き締まったかな?という感じはする。つまりさらに自分好みの音に寄った、ということ。

 あとは、スピーカーの向きの微調整を中心に細かなセッティングを試行錯誤していくのみ。


コレは確実なこと

 セッティンをイロイロ試行錯誤しながら聴き進めていくにつれ、ZENSOR7の音色に惹かれていく。あくまでもエントリー機の範囲の位置づけになるスピーカーだろうが、コレ以上のグレードまで足を踏み入れる気はない。

 しかし、フロアスピーカーはこのZENSORシリーズにそろえてみたい、という野望は新たに出てきた。

 理想としては、

 サラウンドに「5」または「3」

 サラウンド・バックに「1」または「3」

 

 ただサラウンドに置いているNS-F210はしばらく使ってみる線でいくので、まずは早めにサラウンド・バックを変えようと考えている。「3」が理想だが、スペースの関係で「1」になりそうではある。

 

 ただ今、オークションはじめ各所で物色中!

リビング・シアター アップデート⑤(いろんなコンテンツを視聴してみる)

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無事アップデートが完了した

 YAMAHA RX-V585を使った5.1.2ch Dolby Atmos対応のシステムから、この度、AVR-X4400Hを使用した7.1.4ch Dolby Atmos対応のシステムにアップグレードした。

 この構成になってからまだ間がないが、ほんの少し聴いてみただけの今、ファースト・インプレッションを書いておきたい。


あとはイロイロ聴いてみるだけ、そして微調整の繰り返し

 機材は整ったので、このあとはいろんなコンテンツを視聴してみる。一番効果が表れそうな、Dolby AtmosやDTS:Xはもちろん、その他のオブジェクトオーディオでないフォーマットのものも、この4400でアップミックスしてどうなるか楽しみにしてみる。

 これまでのところ、実際に視聴してみて確認したのは以下の通り。


「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」Dolby Atmos

 これまで見たことのない映画でBlue-rayをレンタルしてきた。NETFLIXなどでもみることができるが、こちらは音声がAtmosではない。Atmosで観てみたいのでレンタルしてきた。

 視聴してまずこれまでとの違いを感じたのは、冒頭からしばらく続く雨のシーン。上方全体から雨音が包み込んでくる。585で感じていた真上付近の音のなさは感じず、まんべんなく音が降り注いてきていた。

 そして、「井戸の家」のシーン。階上から呼ぶ声がしっかりとその方向から実体感を持って聞こえてきた。また電灯がパチパチと明滅するシーンでは、屋根を伝って移動していく様子がよくわかった。

 その他、派手さはないものの、聞こえてきてほしい方向から各音が聞こえてきていた。


「ピクセル」DTS-HD Master Audio ⇒ Neural:X and Dolby Surround

 これも観たかった映画で、Blue-rayレンタル。でもAtmosではなく、DTS-HD Master Audioって書かれていた。Atmosではないものの、観たかったのもあるしAtmosとの違いもわかるかもしれない、またDolby Surroundなどでのアップミックスの効果も試してみることができるのでレンタルしてみた。

 全編通して、上からの音はよく聞こえてきていた。もちろん場面に応じて。トップスピーカー4機がキチンと活かされているということだ。平面的な移動感は十分感じられたが、上部での移動感はザックリした感じで個別の音が移動していく感じはなかった。Atmos等のオブジェクトオーディオとの違いなのだろう。


「ザ・ホーンティング  ーオブ・ヒルハウスー」 NETFLIX Dolby Atmos

 NETFLIXオリジナルのドラマでHDR、Dolby Atmos作品。Atmosなので期待してみたが、取り巻かれ感はあるものの、没入感という点でまだ薄く感じられた。上部と後方の音が薄い。なので、途中でトップスピーカーとサラウンドバックスピーカーのレベルを上げてみた。すると、その前までの臨場感とはガラッと雰囲気を変えた。「その場」の中心にキチンと位置づくことができた。それまでは「場」の中では後方に位置して、遠くから前方を見ているようなイメージだったが、ドラマの中での距離感が縮まったように感じられた。

 これだ!、と思った瞬間。

 細かなセッティング無くしてはこの感動は得られなかったと思われる。

 そして、第6話は圧巻だった、全編雨と嵐。雷なるわ、キャスト中心にカメラが回ってる場面が多くあり、音もそれに連れて・・・。Atmos組んで良かった〜!と思った。


「DARK」NETFLIX Dolby Atmos

 これもNETFLIXオリジナルのドラマでHDR、Dolby Atmos作品。時間がなく、どんなもんかと思って最初しか観ていない。しかし、この部分ですごい効果を感じられた。上方の音の移動感と距離感がすごい。上部の音が前後にゆっくり動く感じが出ていた。5.1.2chだったらこの感じは出せただろうか?

 オープニングの部分でも、効果音が動くのがよく感じられた。細く繊細な環境音や効果音がいろいろな方向から聞こえてくる様子は楽しかった。

 後日、第1話全編を見たが、うまいことAtmos使ってるんだろうな〜って感じられるところが随所にチラホラ。ストーリーもさることながら、そういった面に注目して視聴してみるのも一興だな。


 これまでのところはこんな感じ。

 AVR-4400Hに切り替えた効果は大きいと感じられた。たとえ、DEEZER HiFiとのトレードオフだったとしても、あの価格だし、かなりコスパは高いと言い切れる。

 あと感じたのは、スピーカーのセッティングって「ポン付け」&「自動補正」だけではまだまだ入り口に過ぎないのだな、ということ。スピーカーとアンプのインストールを終えてから、すでに何回もスピーカー音量と設置角度の微調整を行なった。その度に新たな驚きがある。特にフロントスピーカーなどほんの1〜2度角度を変えるだけで、音の広がり感は変わってくる。これだけでこんなにも変わるのか!と驚きを隠せない。ということは10個あるスピーカーについてはそれぞれ角度調整などの余地があるということだ。これが完全固定であれば悩むところではないが、幸か不幸か全てを調整できる状況にある。

 フロアにおいてあるフロントとサラウンドスピーカーは角度や位置の微調整ができる。自分で固定した梁に取り付けてあるサラウンドバックは左右の向き

を。そして天井に取り付けているトップスピーカー4つは、BOSEのサテライトスピーカーなので、上下に2つキューブスピーカーが連結されており、1つは固定、1つは左右に振ることができる。

 こんな状況なのでまだまだセッティングを煮詰めるのには時間がかかりそうだ。

リビング・シアター アップデート④(AVR-X4400Hインストール)

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ここからは想像のハナシではない! エッヘン!w

 ある日、自宅に帰ると玄関先にONKYO AVR-X4400Hの大きな箱がおいてあった。

 あれ? こんなモノ注文した覚えは・・・、

 ・・・

 あったわw。。。

 しかも前日。

 翌日に届くとは!

 アッパレ!


ここから長くも楽しい戦いがはじまった

 届いてしまったものは仕方ない。幸い休前日。朝まで時間はあるのでその日の夜からインストールの開始である。 


写真で見る、5.1.2chリビングシアター構成

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5.1.2ch構成でのフロントとセンター。基本的に7.1.4chでもここの部分は変わらない。フロントSP:DENON SC-T555SA 、センターSP:DENON SC-C555SA

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トップミドルスピーカー。5.1.2ch構成。けっこう適当な距離感で取り付けたので、位置が対称にはできていなかった。

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プロジェクターと、サラウンドスピーカー。こちらも位置関係は案外適当なので、左右の対称は取れていなかった。

 このような感じでの、5.1.2ch構成でしばらく楽しんでいたが、いよいよ7.1.4chへ向けて GO!w。

 

22:00インストール準備開始

 まずは届いたAVR-X4400Hはしまっておいて、スピーカー配置の変更からはじめなくてはならない。 


5.1.2chでの最終構成

フロントSP  :DENON SC-T555SA

センターSP  :DENON SC-C555SA

サラウンドSP :BOSE サテライト

トップミドルSP:BOSE サテライト

7.1.2chでの構成(今回)

フロントSP     :DENON SC-T555SA

センターSP     :DENON SC-C555SA

サラウンドSP    :YAMAHA NS-F210

サラウンドバックSP :ONKYO D-109XM

トップフロントSP  :BOSE サテライト

トップリアSP    :BOSE サテライト

 今回の構成ではフロントとセンターはそのまま、あとは上記のような変更となる。これらの中で今回再登場となったYAMAHA NS-F210とONKYO D-109XMはこの夏に使ってみたものの、結局他の機材に変わり部屋の片隅に眠っていたもの。エイジングも終わっていないほとんど新品。NS-F210にいたっては2日間だけ設置。鳴らした実時間は6時間にも満たない状態なので設置後はエイジングから、といった状況だ。

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サラウンドバックスピーカーは手持ちの、ONKYO D-109XMを使用。窓枠に梁を渡し、その上に固定。サラウンドスピーカーは、この写真の右端に見えるこの位置。

 そのNS-F210をサラウンド(ほぼ真横のチョイ後ろ)に使い、D-109XMをサラウンドバックに使うことにした。これまでサラウンドとして使用していたBOSEサテライトはトップリアに持っていき、トップミドルで使っていたBOSEサテライトはトップフロントに移動した。

 このとき問題になったのは、サラウンドバックスピーカーの位置。コレまではサラウンドとしての位置だったので後方やや広がった位置の少し高めの位置(視聴時の耳の高さの35cmくらい上)に設置していた。今回は横方向への広がりはサラウンドスピーカーが担ってくれるはずなので、サラウンドバックは後方少し狭めの角度に設置したいと考えた。しかし、そこには窓があるので、そのままでは固定できない。なので、窓枠に梁を渡してそこに固定するようにしてみた。余っていた2✕材とステーでがっちり固定。向きは、コレまでの経験と勘から視聴位置に向けて内振り。

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これまでのトップミドルを少し前寄りに、そしてサラウンドとして使っていたものをトップリアスピーカーに配置換えした。かなり細かく位置を測って左右対称になるように位置決めをした。せっかくだから・・・

 またトップのフロント、リアともに今回はかなり正確に位置を測り固定した。こちらも経験と勘wから内振りで設置。

 そしてスピーカーケーブルの取り回しを見直してスピーカーの設置は完了。今回はかなりきれいに左右対称にスピーカーを配置できたと満足感を得た。このあとセッティングを追い込んでいくときに、少しの移動はあるかもしれないが、Dolby推奨の設置位置を参考にしつつセッティングできたのでそう大きくは変わらないで済むのではないかと期待している。ただ、トップスピーカーが天井形状の関係から少し広がり気味にはなっているが。自動補正にかけることでなんとかしてくれるに違いないw。

 そして、後に自動計測・補正にかけたところ、視聴位置からの各スピーカーまでの距離はほぼ正確に左右対称の数値になっていたので、ここでも大自己満足w。

 ここまでで日付は変わって午前2時。ちなみにサラウンドスピーカーはケーブルがなくて、まだ結線していない。「ない」というか、あるにはあるが、注文して届いたケーブルが太すぎて、取り回しに苦労しそうだったので追加注文した少し細めの物が翌日に届くのを待っている状況だった。

 この日は片付けもそのままに、3時就寝。 


9:00作業再開

 スピーカーの設置は深夜に済ませたので、いよいよAVR-X4400Hを出す。まずはRX-V585につながっているケーブルに4400付属のケーブル分類用のシールを貼って間違えないようにする。そして棚の下にもう一段棚を増設し、そこへRX-V585を移動した。コンセントを抜き、配線はそのままで。空いた上の段に4400を載せ、ケーブルを移し替えた。

 この棚。スクリーン用の枠組みの下に即席で作ったものだが、背面には電子ピアノが置いてあり明けておかなくてはならない。そのおかげで今回のような機材の入れ替え時には裏から直接作業ができるのでとても楽に作業は進む。

 そして、残すはサラウンドスピーカー用のケーブルと、プリアウトから外部アンプとしてのRX-V585へ入力するためのRCAケーブルの到着待ちということになった。しかし、この時点でまだ届かない。

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仕方ないので、この太いヤツを取り回すことにした。でも、やってみるとそんなに難しいものではなかったかも。

 午後、、、最悪の場合には夕方に着く可能性はあるので、それまで作業が中断するのはアレなので、仕方なく太いケーブルを使うことに。あとはRCAケーブルが来ればすぐに次の作業に進むことができるところまでは終えておくことにした。

 そして、ふっといケーブルを結線し終わった頃、、、

 ピンポ〜ン!

 まあ、こんなもんだ。

 届いたRCAケーブルを接続して、あとはAVR-X4400Hの電源を入れ、設定を済ませるだけ、という状態になった。

 ここで、家族で外出のため、作業中断。

 スピーカーと4400Hの機材インストール。ここまでで、約7時間の作業。


23:40帰宅後作業再開

 あとはAVR-X4400を起動してセッティングをすればとりあえず音を鳴らすことができる。この夜の作業の目標は、まずはそこまで。そして、できればこのセッティングでなにかのAtmosコンテンツを再生して聴いてみるところまでいければ、という感じ。

 まず最初に、一番の懸念事項であった、外部アンプとしてRX-V585が使えるかという部分。問い合わせでは「できる」という回答だったが、それでも心配は心配。まずは音量をテストトーンでそろえるという段階からはじめるはずだったが、起動後に即ガイドによるセッティングに入ったため、それに従うことにした。

 使用するスピーカー構成を指定し、正確に音が出せるかテストする段階になった。ここで、きちんと接続されているか確認。緊張の瞬間だったが、なんとかすべてのスピーカーから音が出ていた。ただ、やはりプリアウト出力からRX-V585経由のトップリアスピーカーの音が小さい。なので、ここでボリュームを上げてとのスピーカーと音量をそろえることにした。

 その後はガイドに従ってWi-Fi設定やその他の細々した設定をして終了。 


Audysseyで自動音声計測・補正

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手前にあるのが、紙製のスタンドで、この上にマイクが乗っている。折りたためばかさばらないので、コレが案外イイ!w。画面の指示に従って測定を進めていった。

 集音マイクを視聴時の耳の位置に合わせ、8箇所での測定と計算を行ってくれる。RX-V585では視聴位置一箇所だけだったので、なんかすごいな、という感じ。多ければいいというものでもないだろうが。

 コレも時間はかかったが無事終了して、一応音は出せる状態が出来上がった。

 一応の目標は達成したが、せっかくなのでコンテンツも視聴して確かめてみようと、NETFLIXでAtmosコンテンツを流しつつ・・・、落ちた。

 本格的に視聴するのは後回しにして、午前3時就寝。 


ヒスノイズがひどい!

 このとき寝落ちしながらも確認できたこと。それはヒスノイズがひどい、ということだった。デフォの9チャンネルは問題ない。問題になるのは外部アンプを経由したトップリアスピーカー。無音状態で「サーーーーー・・・・」という音が結構大きく聞こえてくる。これがパワーアンプでなくAVアンプを経由する弊害なのか? パワーアンプ仕入れなくちゃだめなのかな、、、と思いながら寝た。

 翌朝、自宅床のワックスがけ作業の合間に音楽を聞いていたときにひらめいた。外部アンプの音量を絞って、AVR-X4400Hのスピーカー設定で音量を持ち上げてはどうだろうか?と。

 そこで、ヒスノイズの出ないギリギリのところまでRX-V585の音量は絞り、AVR-X4400Hでテストトーンを出して補正してみた。なんとか補正可能範囲で収まったので、ヒスノイズの問題は解決と言っていいだろう。そしてこのときの音量をRX-V5858の起動時の音量に設定しておいた。当面、こちらのアンプは外部アンプとしてしか使う予定はない。ひょっとすると、こちらのDEEZERをスピーカーにつないで音を出すという荒業もやることになるかもしれないが、そのときには調整方法を考えようと思う。 


以上。

インストール完了。 


そしてこれは、想像上の出来事ではないw。

後悔もしていないw。

リビング・シアター アップデート③(AVR-X4400について知る)

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「ピクセル」オモロかった!

 

想像のハナシだけど、候補となる機材が決まった

 なので、その機材に変更すれば、なにをどのようにしなければならないのか勉強しておく。

 候補となった機材は、DENON AVR-X4400H。今年モデルとして4500が出ており、それが170,000円ほど。その型落ちモデルであるAVR-X4400は某大手ネット通販で10万円を切る価格になっている。機能的にはこれがないと困る!といったアップデートはない。

 

取扱説明書を読み込んだ

 まず、もしこの機材を導入することになれば、今使っている構成(YAMAHA RX-V585で5.1.2ch)のなにを変更してなにを追加すればいいのかをはっきりさせなくてはならないので、取扱説明書を読み込んだ。あくまでも想像上のことなのでここまでしなくてもいいのだが、こうやって具体的にイメージしながら楽しむのを「妄想」というのだろう。

 
AVR-X4400Hでの構成

 取扱説明書を読み込んだのち、スピーカー構成、外部アンプの仕様などについて具体的に検討した。

 この機材を使う場合、現在の5.1.2ch構成から一気に7.1.4ch化をすることになるだろう。その際、デフォとして内蔵されているのは9.2ch分なので、残り2ch分を外部アンプに頼らなくてはならないというのは既知の通り。この外部アンプには純粋にパワーアンプを充ててやればいいのだが、そうなると余計な出費が必要(あ、あくまでも想像の・・・)となる。そこで今あるRX-V585を使ってみることとした。

 AVR-X4400からの2ch分のプリアウトをRX-V585のオーディオ入力端子につないでやれば、多分可能なのではないかと思われる。それがだめならまずは9.1chを楽しんでおいて、機を見てパワーアンプを追加。スピーカーが増えていく変化を楽しむことにする。この構成で可能であってもいったん9.1chを試してから11.1chに増やしていくというのもありだが、私の場合は行けるのなら一気にいく。大きな変化を楽しみたいし、9.1chを経由する場合、5.1.4chにするのか7.1.2chにするのか、はたまたそのどちらも試してみるのか「選択」が必要になるからだ。何かに書いてあった。「選択」することは大きなストレスを伴うことだと。その選択の機会を減らせば不要なストレスは軽減される。

 
なぜかサポートに問い合わせるw

 ここで、想像上のことであるがゆえに「気になる事」があると先に進めないため、DENONのサポートに電話したw。「選択」の必要があるのかないのかハッキリさせるためである。以下が訪ねたポイントの3つとそれらへの回答。

①外部アンプとして、AVアンプ(プリメインアンプの機能)が使えるのか

 使えることは使える。ただ本来はパワーワンプを想定しているが、今回の場合だとプリの部分を一回通すことになり、そこのところで弊害(音質の低下?)があるかもしれない。

②使えるとして、その音量はどちらで調整していくのか

 まず、11個のスピーカーを繋いで、それぞれのテストトーンを出して大まかに出力を合わせる。その際、プリアウトされる信号はスピーカーを鳴らすのには小さな信号でしかないので、RX-V585のボリュームはかなり大きくする必要があると想定される。以下、手順。

 1.テストトーンで音の大きさを揃える

 2.その際の585のボリュームを固定しておく

 3.AVR-X4400の自動計測・補正(Audyssey)で調整

③HEOSのDEEZER Hifiへの対応

 現時点で対応していない。今後のこともわからない。

 

 ヒマなわけでもないのだが、こんな感じで問い合わせは終わった。冷やかしのつもりはない。だけど、こんな私に丁寧に対応くださったスタッフの方、ありがとうございました。そしてゴメンなさい。

 
と、そんなことをして遊んでるうちに・・・

 AVR-X4400が自宅玄関においてあった・・・。

 え???

 あれ???

リビング・シアター アップデート②(なぜか機材選定に入る)

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はじめに

 前記事「リビング・シアター アップデート① (想像の中で計画を立てる)」では、現在のリビング・シアターをアップデートするなら、こうありたい!、という希望を書いた。今回は更に具体的に機材候補の選定もおこなってみたい。もちろんあくまでも想像の中でのハナシ。。。 

候補となる機材

やっぱ高!

 基本的にたとえ想像上であったとしても、AVアンプに20万円以上出す気はない。というか出せない。20万以下なら出せるのかと言われれば、それも出せないが、そこはちょっと夢見てもいいじゃん!、という感じで、その価格帯以下、できれば10万円台前半の方向で機材選定してみた。

 が、世の中そんなに甘くはないようだ。ネットを見てみると、、、、

  ①9.2chまで 15万円弱、20万円とか

  ②11.2chプリアウト 30万円弱、17万円とか

  ③11.2ch 30万円〜

 と、こんな感じ・・・(定価で)

 ③11.2chは最初からもう無理。①9.2chは後々やっぱり11.2ch化したいときにできないので候補からは外れる。やはり②11.2chプリアウトのモデルになる。その中でも価格差はあるが、安い価格帯のものにしか目は向かないw。

 以上は定価ベースでの比較だが、それらの実売価格はどれくらいになるのか、某ネット通販大手で見てみた。

 すると。。。

あ、コレなら・・・

 某ネット通販大手で見ると、最新機種だけに限らず一つ、二つ型落ちになっているものも多くあり、これらはかなり価格も下げられていた。お?、と心が躍る瞬間。型落ちなら実際に手の届く範囲に入る(モノもある)。

 ということで、現行品は無理なモノも多いので、型落ち品も候補に入れることで、「候補となる機材」を以下に挙げてみる。あくまでも想像上でのハナシである・・・、念のため。

 候補となる機材

①DENON AVR-X4400H-K

  99,000円、9.2ch(11.2ch可)、Dolby Surround・Neural:X アリ、

  一つ型落ち、DEEZER HiFi未対応

②ONKYO TX-RZ830

  101,000円、9.2chのみ?、DEEZER HiFi対応、今年度モデル

③DENON AVR-X6300H

  140,000円、11.2ch、Dolby Surround・Neural:X ナシ、二つ型落ち

④DENON AVR-X4500H

  145,000円、①4400の後継、今年度モデル

⑤YAMAHA RX-A3070 

  160.000円、9.2ch(11.2ch可)、DEEZER HiFi対応、一つ型落ち

⑥DENON AVR-X6400H

  180,000円、11.2ch、③6300の後継モデル、一つ型落ち

 いろいろな条件に当てはめる

 以上のような候補で、価格、使い勝手を比較したところ、は11.2chに対応しないのでナシ。も心動くが、Dolby Surround・Neural:X ナシなのでナシ。Dolby Surround・Neural:Xを条件とする理由はのちに書く。も良いが、どうせここまで出すならまでいって、DEEZER HiFiに対応したい。は高い。元の価格よりも大幅に安いのは認めるが。

 というわけで最終的には、のコスパと、のDEEZER HiFiのどちらを取るか、という選択になった。の方だと使いなれたYAMAHA という点も加わってくる。

 Dolby SurroundとNeural:X

Dolby Surround

 Dolby サラウンドは 2 チャンネルや 5.1 チャンネル、7.1 チャン ネルのコンテンツをあなたのサラウンド環境に合わせてアップ ミックスし再生する次世代のサラウンドテクノロジーです。Dolby サラウンドは Dolby Atmos を再生できるシステムだけではな く、従来のスピーカーレイアウトにも互換性があります。(marantsだっかな? その取説より)

 DTS Neural:X

 DTS Neural:X は 2 チャンネルや 5.1 チャンネル、7.1 チャンネ ルのコンテンツを、お使いのサラウンド環境に合わせてアップミッ クスし再生します。DTS:X のコンテンツだけではなく、従来のコ ンテンツでも、立体感あふれるサラウンドをお楽しみいただけま す。(marantsだっかな? その取説より)

  と、このような説明があった。要するに「2 チャンネルや 5.1 チャンネル、7.1 チャン ネルのコンテンツを」自分の環境に合わせてすべてのスピーカーを活かしてくれる、というものらしい。そしてそれはトップスピーカーについても同様で、Atmosのコンテンツでなくてもそれに近い感じに聞こえるようアンプが頑張ってくれるようだ。

 RX-V585による5.1.2chの構成で、トップ・ミドルスピーカーを設置した状態でDolby Digital+のコンテンツを視聴したときに、音のつながりが良くなったことに驚き、音の移動感も出てるな、上からも音は出るな、と感じていたが、どうやらそれはこのDolby Surroundによる効果のようである。

 せっかく天井につけたスピーカーなのでぜひ活用したいし、アンプにも活躍してほしい。それがDolby Surroundで使ってくれるということだ。そしてその効果は決して小さなものではないと感じているし、他のレビュー記事などを見てもコンテンツによってはとても大きな効果をもたらすものも多いようだ。

 そしてNeural:Xについても同様の傾向にあると思われる。なので、今回の選定の中ではこれらの、Dolby Surround、Neural:Xが使えるかというのが大きなポイントだった。そういった意味で③DENON AVR-X6300Hにも心はぐらついたが、二つ型落ちになるためか、これらについての記載が見当たらないため候補には残らなかった。

最終候補決定!

 というわけで最終的に、候補は以下の二つにしぼられた。

①DENON AVR-X4400H-K

  99,000円、9.2ch(11.2ch可)、Dolby Surround・Neural:X アリ、

  一つ型落ち、DEEZER HiFi未対応

⑤YAMAHA RX-A3070 

 160.000円、9.2ch(11.2ch可)、DEEZER HiFi対応、一つ型落ち

 これらを比較すると、価格とDEEZERのトレードオフという感じになってきている。その上で決断を下すとすれば、、、価格を取る。もちろんそれ以外の機能的な面での違いはあるだろうが、注目しているポイントはそんなに多くはないので単純にこの比較になる。 

 この価格差でDEEZER HiFiがないということなら気持ちよくあきらめる。サブスクリプションも切ってしまえば、決して安くはない料金を省くことができる。Spotifyに鞍替えしても安くすむ。こんな風に前向きにとらえれば自ずと結果は①DENON AVR-X4400H-Kに決まってくる。

 
あくまでも想像上の話だってば!

 だから今、自宅のリビング・シアターを11.1chにアップグレードするなら、DENON AVR-X4400H-Kを選ぶことになる。

 うん。そゆここ!

リビング・シアター アップデート① (想像の中で計画を立てる)

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あくまでも「想像」するだけの話ですから・・・

最近、ブログに書くネタもないから、妄想話を書いてみることにする。

 

今のところ落ち着いた機材構成

 現在、AVレシーバーはYAMAHA RX-V585を使用。5.1.2chでDolby Atmosを楽しんでる。この構成でのDolby Atmosは非常にコンパクトにまとまっていて、これまでのDolby Degialと比べてもとても音のつながりがよく感じられる。もちろんAtmosコンテンツ視聴の際、それ特有の上方から降り注ぐ音も十分感じることができ、これまで以上に映像に引き込まれる。

 特に最近観た「レディー・プレイヤー 1」では上方向からの音が立体的に表現されており、とても楽しめた。上からの音があるだろうな〜、こっちの方から音が聞こえるんだろうな〜などといった期待に見事応えてくれた感がある。


 そして、そのことが心に火を灯したw。


 いつかは「9.1ch、可能であれば11.2chのアンプで、7.1.2ch、5.1.4chまたは、7.1.4chの音像がどのようになるか体感してみたい!」と。。。


以下、あくまでも想像上の話として妄想を膨らませる

 現在の構成でもこれまでに比べればかなり満足感は高いのは事実だ。設置したそのままのポン漬け状態では想像していた効果は味わえなかったが、それでも少しずつ各スピーカーの角度や音量などを調整することで、かなり包まれ感は高まり、没入感が増した中でコンテンツを楽しむことができるようになってきた。


課題と希望はある

 しかし、未だに解決できないでいる部分もあるのだ。アップグレード(あくまでも想像上ね)に際して課題と希望が一つずつ・・・。

 課題は、後ろからの音の少なさ。斜め後方からはきちんと音が伝わってくる。まあ、そのあたりの位置にサラウンドスピーカーがあるので当たり前なのだが、それにしても真後ろに近い部分の音があまり聞こえてこない。なので、映像の中で車などが後ろから迫ってきて、前方へ抜けていく感じが少し弱く感じられているのである。この部分を解決するには現状に2ch足して7.1.2chにする必要があるのだろう。サラウンド・バックのスピーカーを設けることで後方からの音が強化されるはず。

 もうひとつはアップグレードするならぜひこの部分を改善して体感してみたい、という願望になる。現状で上方からの音はある程度満足しているものの、ときには少しスカスカした感じを受けることがある。やはりスピーカーの位置がわかってしまうのだ。現在トップ・ミドルだけの構成なので密度の関係もあるのだと思う。それをトップ・フロント、トップ・リアに振り分けるとさらに音のつながりがよくなり包まれ感が増すのではないか?、と。そんな風に妄想は膨らむのである。

 これらの2つの点は、5.1chベースの5.1.2ch構成という最小限のスピーカー構成での限界だと思われる。ただ、部屋の規模からすれば妥当な構成とも言える部分ではある。ただ課題と希望ははっきりしているので、それらを解決してみたいという思いは強い。しかしチャンネル数を増やすということは、実はそれ相応のスペースが求められるということ。今のスペースに無理やりインストールして思った効果が得られるのか、かえってデメリットが出てきてしまうのではないかというのが躊躇される部分ではある。


課題を解決して希望を叶えるなら・・・

 課題解決の方法:ベースとなる5.1chの部分を7.1ch化

 希望を叶える方法:トップスピーカー2chを4ch化

 このように、これらの課題と希望をクリアする方法ははっきりしている。だからこそチャレンジしてみたいのだが、それらを同時に満たすには11.2chのDolby Atmos対応のアンプを導入するしかない。しかし、これはかなりハードルは高い(予算的にヤバイ)!

 そこで現状で可能な方法を考えてみた(あくまでも想像上ね!)。。。と言っても、困難を極めることには変わりはないが。


調査開始!(あくまでも想像力を満たすためw)

 いろいろ調べてみると、デフォでは9.2chのアンプを持ち、11.2chプリアウトを搭載しているものがあるらしい。コレはそのアンプ自体で出力できるのは9.2chまでだが、11.2ch分は処理する能力は持っているというもので、足りない2ch分は外部アンプにつなぐことで合計11.2chを可能とするというもの。これなら、、、といった感じか。つまり標準では9.2chで、5.1.4chまたは7.1.2chでの設置が可能。外部アンプをもう2ch分増設すれば11.1ch化ができるということになる。

 これなら、11.2chのアンプを持つ機材よりも安価である。と言ってもまだまだ高いけど。

 そして幸いなことに、なぜか手元にアンプはあるのです。AVアンプが2台も。使えるかどうかはわからないが(多分使えそう)。そうすることで、いきなり11.1ch化が我が家で可能となる。これなら全て解決する。。。それでも高いから、想像上のハナシだけど。

 もし、今あるアンプが使えない、または相性が悪い、などということになれば、当面5.1.4chか7.1.2chでAtmosを楽しんでおいて、のちにアンプを買い足すことを考えることになる。オークションとかで数千円のモノでもいいから。そして、それはそれでスピーカーが増えていくことによる変化を感じることができて楽しそうでもある。

 さらに幸いなことに、スピーカーも高級品ではないが、トールが1ペア、小型のブックシェルフが1ペア、加えて5ch分のサラウンドスピーカーセットが1組、なぜかあるw。これらから組み合わせれば十分対応できると思われる。

 あくまでも想像上の話なので、なにが幸いなのかはよくわからなくなってきたw。


ただし、良いことばかりではない

 ただ今、RX-V585ではDEEZERにハマり中!

 この高音質、そんなにこだわりもなく、繊細な部分を聴き分けることができないこの耳でも明らかに音質の違いを感じることができた。で、ただいま絶賛愛用中なのでもある。RX-V585だと直接DEEZER HiFiのロスレス音源を再生することができる。

 メーカーが変われば、このDEEZERをあきらめなくてはならなくなる可能性も出てくるのだ。


 まあ、あくまでも想像上のハナシなので、問題ないけどね。

ペダリング・スキル向上の効果を検証する(結果は春だけど)

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ここのところ、というか、この秋から冬の間にじっくり取り組んでおこうと考えて取り組み始めた、ペダリング・スキルの向上。1ヶ月ちょっと経過した。

 

今シーズンは体調不良が2ヶ月おきに襲い、その回復に1ヶ月要す、というのを繰り返した。また夏前後が記録的な猛暑だったということもあり、自転車で走る回る機会は少なかった。その分映画はたくさん観たがw。

そしていつしかスキーシーズンは目の前に。こうなると必然的に私の自転車はオフシーズン入りということになる。

 

昨年の反省を踏まえ、今回のスキーシーズンの入りはユルっといくことにした。冬が本格的になるととにかく体力の消耗が激しい。その前段となる今頃の時期をあまりハードに入ってしまうとたぶんもたないのだ。昨年は四川のタイムアップを狙って、高負荷トレーニング+減量に明け暮れていた。その結果が年度明けくらいからの体調不良に続いたのだろう。今回は同じ轍は踏まないようにしたいものである。

 

とはいえ、体力維持とペダリングの感覚をこの身にキープしておく必要はあるため、全く何もしないというわけにはいかない。何もしなかったら、スキーでの体力も低下してしまうだろう。

ということで、この冬は負荷は低め、その代わりペダリングスキルをしっかり身につける期間とすることにしたのは既報の通り。

オフトレ、スキー準備、そしてペダリング効率について取組む - Daily Sketch with...

じっくりと負荷の低い状態、もっといえばLSD的な感覚でできるだけ疲労少なく体力維持は図っていくというのが目的となる。LSDに時間を割く意義については疑問視される部分もあるだろうが、事情によりw「疲労少なく体力維持」という目的のためには有効な取り組みになるのではないかと思っている。そこにもうひとつの目的「ペダリングスキルの向上」を足せば、十分この冬に取り組む意義も出てくるだろう。

このペダリングスキルだが、もちろん、Pioneer ペダリングモニターシステムでその推移を見ていくことになる。ペダリングの効率をできるだけ高く保つ意識を持ち続けるのだ。このペダリング効率も高いにこしたことはないが、イコール「強くなれる」かどうかはわからない部分がある。しかしそこのところを自分で体験、実証してみるのもこの冬のテーマとして取り組んでみるつもりでいる。

 

冒頭との通り、このあたりを意識しはじめてからの1ヶ月ちょっと。ペダリング効率の推移を見てみたい。

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ちなみに全く意識していなかった時の効率は、左39.8%、右42.2%。

約一週間ごとのデータを拾ってみた。(もう少しデータはあるがそんなに大きく変わるものではない)

意識するだけでこれだけ数値は変わってくるということだ。

ただ、この部分の数値が上がってどういう効果が出るかという部分はこの冬取り組んでの結果を待たなくてはならない。

ただ、意識するだけでこれだけ、ポンと上がる値。この値の向上は簡単なのではないかと感じられるが、案外これを意識し続けることが辛い。意識すること=普段と違う身体の使い方が求められることになるからだ。

なので、この冬の目標として挙げた「ペダリング・スキルの向上」、もっと砕いて具体的なものに落とし込んでいくと、「ペダリング効率の向上」→「無意識にこの感覚のペダリングができるように身につけることができる」という感じになるだろう。

 

そこのところでの効果は既に少しづつ感じられつつある。

このデータを取るためのワークアウトは、200Wー5分、170Wー5分を5回繰り返すもの。アップとダウンで5分ずつ、合計1時間である。出力の上下があるが、170Wに落ちる時に、意識が途切れると効率は50パーセント以下に落ちがちになる。

11月に入るまであたりは、その傾向が強く、かなり意識しないとキープできず、またキープしようとすること自体にツラさも感じていた。しかし、繰り返しの中で身体が馴染んでくるとともに、170Wに落ちる時にもあまり効率を落とすことなく回すことができるようになってきた。そして最近ではあまり意識せず、「ウォーキング・デッド」を観ながらでも効率キープできるようになってきた。

 

そして、最近実走の機会があったので、実走の中で同じようなペダリングができるのか確認してみた。

平坦1.2kmの周回コースを17周ほど。出力は上記ワークアウトと同様、200Wで11周、その後クールダウンとして170Wで6周走った。バイクがS5で、ペダリングモニターが付いていなかったので、ペダリング効率は見られないが、身体の感覚としてみると、あまり違和感なく同じようなペダリングができたのではないかと思われる。

ただし、やはりケイデンスは70rpmチョイと低め。今後、春までにはケイデンスを上げつつ効率もキープするという課題に取り組まなければならないだろう。