Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

adonit Jot touch到着!


一昨日、帰宅すると Jot touch が到着していました。
妻、子どもが寝静まるのを待って「開封の儀」をば・・・。
梱包を解くと、プラスチックのケースに入った赤いJot touchが現れました。見た感じの質感、商品としての高級感は価格に見合ったものだと感じられます。


タッチ部分。
右から、Jot、Jot Flip、Jot touchと3本並べてみました。Jotは、ディスク部分が一番古いタイプで、ディスクの中に十字型に金属が入れられています。Flipの方は同じ大きさですが、十字型はありません。そしてtouch。先端のディスク部分は少し小さくなっています。Jot miniと同じ仕様でしょうか?


ペンの後端部分。充電のための接点となっています。


付属品。
スクリュー式のキャップ、USB充電用接点、換えのペン先がケースの裏側におさめられていました。交換用ペン先は、ディスク面に金属の細い棒がついています。ペン先交換の説明を見ると、これごと交換しているようなので、感圧式独自のパーツになるのでしょう。

妻、子どもが寝静まった深夜で時間もなかったので、少しだけ使ってみました。今現在使っているJot touch対応アプリは、「SketchBook Pro for iPad」「Procreate」「ArtRage」「ArtStudio for iPad」などです。これらについての使用感は追々アップしていこうと思います。まずは全般的な使用感から。

このペンの最大、そして限在唯一の特徴といえるのが、Bluetooth経由で、iPadで感圧を可能にした部分だと言えるでしょう。この感圧、確かに対応しているアプリで使うととても自然に感じられ、またiPadでの筆記や描画が楽しくなります。しかし、この部分はアプリでの使用感をレビューする機会があればその時にまわします(アプリの方も近いところでのアップデートが予定されているものもあるようですし)。

件の「全体的な使用感」ですが、これは一言「良い!」ということにつきます。色々使ってきたスタイラスペンですが、その中で総合的に今一番使い易いと評価できるのが、この「Jot touch」となります。「総合的」に、と書いたのはやはり「書き味」だけをとるとSu-Penの書き味は秀逸だからです。それでも、ペン先、接地点の見易さを考慮に入れるとこのJot touchはグッと上がってきます。特に、このtouchでは、先端のディスク部分が少し小さくなり、従来品よりも取りまわししやすい感じを受けます。また、感圧のためのスプリング?による適度な弾力。これはかなり書き味向上に役立っています。従来品のような、カツカツとした感がかなり解消されています。この文章も7notesの手書きで、Jot touchを使って書いているのですが、Su-Penと比べても遜色ありません。ペン先が見易いことから、ストレス少なく文字を書いていくことができています。対応アプリでの使用に限らず、普段の筆記でもこのtouchをメインで使うことになりそうです。

そして、この存在は大きいな、と感じられたのは、グリップ部分にある2つのボタン。対応アプリでの使用時、「ズームイン・アウト」や「アンドゥ・リドゥ」「ブラシサイズ拡大・縮小」などといった機能に割り当てられるものです。このボタン、フツーに便利です。対応アプリ、ということでなくipad標準で対応して欲しいくらいです。このtouchの使用感についてとても大きな部分って、案外ペン先の弾力とこのサイドスイッチなのではないの?と思ってしまうほどです。

正直、感圧が求められるアプリはそれほど多くはありません。だから、そのようなアプリ(たぶんペイント系アプリに多いのだと思いますが)だけの対応では少々もったいなく感じます。その他のアプリでもサイドボタンにだけでも対応してくれれば、これはもう手ばなせなくなりそうです。サイドスイッチに「アンドゥ・リドゥ」や「メニュー呼び出し」などの機能を割り当てることができるととても便利になると思うのです。そんなに難しいことではないと思うので(素人判断ですが)、ぜひ各アプリ対応をお願いしたいものです。