ロードバイクの魅力
Madone2.3購入から約一ヶ月。楽しさをかみしめつつハマってます。
今の自分のこの状況を冷静に見た時、いったい私にとってのロードバイクの魅力って何なんだろう? と考えてしまいます。
思うにその一つは、束縛を受けずに自分の時間を管理すればロードバイクで出かける時間を作りやすい部分だと思っています。以前好きだったテニスについて考えると、週の決まった曜日の決まった時間にスクールに行ってテニスをすることになります。その他にテニスをする機会を設けようと思うと、いっしょにテニスをする人との都合を調整しなくてはなりません。スポーツではないですが、大好きなキャンプも時間と場所の制約から逃れられません。その点自転車なら時間をやりくりすれば一人で出かけて行って楽しんで帰ってくることができます。体調と相談しながら、早朝であれ、休みの日中であれ、夜であれ、時間を見つけて走りに出るのは楽しいものです。もちろん家族の了解は要りますが。
また、ロードバイクが、自分にとっては外に向かって何かをアピールする(見てもらうとか勝ち負けとか)スポーツではなくて、自分自身をそのスポーツにアダプトしていくタイプのスポーツだということも魅力を感じている部分です。その過程でいろいろ考えながら試行錯誤して上達していく、それが大きな楽しみでもあります。
そういった意味でスキーも似たようなところがあり、大好きなのです。どちらにとっても重要なのは、ロードバイクに乗っている時には目の前のロードバイクというスポーツにしか気が向いていないこと、そしてスキーであればスキーをしている時にはスキーのこと以外何も考えていないということ。
あれこれ考えずにただ目の前のことに集中してできるスポーツが私にとってはロードバイクであり、スキーです。そして、本当に頭の中やメンタル面をリフレッシュしてくれています。
更に、ロードバイク、スキーともに自分との戦いといえば聞こえはいいですが、自己責任のスポーツであるということも大きいと思います。他との勝ち負けや比較でなく、自分が思い描いた、満足できる、気分の良い走りや滑りができたか、すべてが自分に返ってくる部分です。結果が悪ければ自分に原因があるはずなので、そこを分析して次は改善しようとするし、よければ何が良かったのかを考えて維持しようとする。その全てが自分の感覚とのつながりで完結する部分がめんどくさくなくて嬉しいのだと思います。
感覚面では、スキーと共通する部分として「風を切る爽快感!」。これは外せません。スピード感と流れて行く景色はたまりません。しかも自分の力が出力の全てで、それを動力として進んでの爽快感なのですから、満足感は高いです。(スキーなら重力を自分の身体によるコーディネートで推進力に変えていきます)
そして最後に、これもともに用具に対するこだわりと愛情、それと裏腹なマニアックな所有欲というのが見え隠れする部分です。走っていない、滑っていない時でも、持っていることを思い浮かべるだけでワクワクしてしまう部分です。そこに新たな物欲が加わるとどっぷりとはまり込んでしまいます。ロードバイクについては今がちょうどそんな感じ。走って楽しい。見て楽しい。欲しくなって楽しい。買って楽しい・・・。
なにかにハマる時って、こんなパターン多いかもしれませんね。