Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

OAKLEY RACING JACKET

ロードバイク乗車時のアイウェアとして購入した OAKLEY RACING JACKET。ここ何回かのライドで使用してきました。これまではメガネでのライドだったのですが、朝昼のライド時の太陽光を制限するため、サングラスが必要となりコンタクトレンズを復活させました。
ただ、ロードバイク乗車時には、昼だけでなく夜でも必要なアイウェア。夜は日が当たらないので、まぶしくないからOK、ということは全然なく、目をむき出しで走る怖さがあります。そのため昼間でも夜でも、必要な時にはまぶしさを抑え、基本的には目を風やゴミなどから保護することが出来ることを狙い、今回は調光機能のついたレンズが入っている RACING JACKET にしました。

まずはその調光機能について。
これまでに何度か朝と昼間に使っています。実際に走りに出かけて調光の機能のありがたさを感じたのは、トンネルでした。トンネルに入った瞬間にレンズの色が薄くなることはないため、多少のタイムラグはあります。それでも長さのあるトンネルだと照明もあるため、入ってすぐのところを気をつければ、徐々に色も薄くなり、特に問題は感じませんでした。短めの隧道などになると、出入り口からの光でなんとかなります。元々の色が薄めのレンズなので、少し色が取れてくればトンネルの中でも十分視界は得られます。出口に向かっては、色付く方が反応が早いのか、トンネルに入る時よりも、ギャップは少ない感じでした。
また、元の色が薄いからといって、日が当たる場面でまぶしいということもありません。しっかり色付いて、適度な明るさまで落としてくれますので非常に快適です。

ロードバイクに乗るためのアイウェアを考えた時、急な明るさの変化や夜に出かける時にどう対応しようか、正直始めは悩みました。調光の機能がつくととても高価になるためです。しかし、夜に乗ることも多いため、思い切って調光レンズにしたのですが、これはやはり大正解でした。

夜ライドでも既に何度か使っていますが、全く視界に問題はありません。メガネの時に比べ視界も広いため、より安全にロードバイクを楽しめるようになったくらいです。

ただ問題はロードバイク乗車時、後方確認をしようと後ろを向くと、フレームが少し視界に入ります。普通の時ならしっかり後ろに頭を向けて見れば問題ないのですが、首、肩が疲れ、回しにくくなった時にはちょっとだけ、後方確認がしにくくなります。とはいえ最近は慣れてきたため、それほど首や肩が疲れることは少なくなってきたので、このまま行けばこの部分も特に問題はなくなってくると思われます。

装着感も良好。試着もさせてもらって確認したのでとてもフィットしています。私はフィット感の悪いメガネやアイウェアを使うと、耳の上のあたりがすぐに痛くなってきます。しかし RACING JACKET は現在、買ってそのままの状態で使っているのですが、全く問題はありません。RACING JACKET を着けているのを忘れてしまうくらいです。

レンズの曇りについても良好です。私はスキーの時にもゴーグルがよく曇るので困ります。ゴーグルの場合いったん曇ると、きちんと拭くなどしなくてはなかなか曇りは取れません。本来は滑り始めたら、いくらか外気が通り抜けて曇りは解消していくものなのでしょうが、私の場合はちょっとしつこく曇りにつきまとわれてしまいます。
最近寒くなってきました。そのような中で、特に夜ライドに出かけたとき、休憩や信号待ちで止まると、さすがの RACING JACKET でもすぐに曇ってしまいます。しかし、再度走り出すとすぐにその曇りは解消されます。つまり、汗をかいても走っている間は曇り知らずの状態が保てるのです。そんなの当たり前だ、と言われる方もいると思いますが、私の場合は当たり前ではないのです。私にとって、アイウェアが曇るのは当たり前、その曇りの解消の早さが問題なのです。これまでに使ったことのあるサングラスでは(ずっと前、MTBを楽しんでいた頃)、いったん曇ってしまうと、走り出してもしばらく曇りが取れるためには時間がかかっていました。曇りを解消するため、レンズの内側に風を当てようと、顔の角度を横に向けたり上に向けたりしてたくらいだったのです。
思うにアイウェアを考える時、目を保護しようとして目のまわりを覆う傾向が強いものを使うほど曇りに対しては解消しにくい、というジレンマがありました。しかし、今回のアイウェアは曇りの解消が早く、効果的に風が抜けている(目に影響はなく、レンズの曇りは解消できる程度に)のかな、と感じられました。

このような感じであればスキーで使う時にも問題はなさそうです。ただスキーの場合、気温が低すぎると、曇った時点で凍りつき、滑り出しても取り除けなくなってしまいます。しかし、それくらいの状況になるとそもそもゴーグルを使うことになるので、スキーでゴーグルでないアイウェアを使うことができるくらいの範囲では、この RACING JACKET を頼りにしても良さそうです。止まっている時に曇りが鬱陶しく感じられる時には、ちょっとの間外しておけばいいのですから。

スキーでの RACING JACKET の使用感についてはシーズンが始まって改めて書いてみようと思います。

20130106追記
で、実際にスキーでも使ってみました。