Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

01紆余曲折の四川アタック・そして陥落の日(20130804)

 この日曜日は3名ほどで弓削方面へ行く予定であると、先日のエントリーで書いた。
 しかしショップの他のメンバーが四川ダムへ行くとの情報を得た。集合後相談の上、こちらの3人も合流することにした。私たちの集合場所と四川メンバーの集合場所は近かったので、急な変更も特に問題なくできた。
 こんな紆余曲折があり、急遽 四川に行くことになった。
 最終的な四川メンバーは6名。Yさん(部長)、M久さん(コーチ)、IZさん、Iさん(前日にショップに顔を出して引き込まれた新顔さん)、S江さん、そして私。
 天候は曇り。日が差さず、走っていると風が気持ちいいくらいであった。ただし湿気は多く、何だか空気は重い。
 
 そして、スタート地点へ到着。程なくしてスタート。
 スタートはM久さんとほぼ同時に。その他の方々もその後随時スタートしていった。
 
 スタート直後、足を残すためか抑え目のペースのM久さん。
 いつも私はスタート直後の坂の上りがけは、スピードを上げて入っている。自分のペースを守っていこうと考え、M久さんをパスして前に出た。
 加速してしばらくはなんだかとてもいい感じ。しかし、次第に苦しくなってくる。これまでの四川アタックよりも苦しい感じで、次第に身体が重くなってきた。これまでとの違いは、アップが十分でなかったこと、そして最近は実走が少なかったこと。やはりアップが大切だという実感と共に、実走の大切さも身に染みた。ローラーだと走った気にはなれるが、やはり不可のかかり方、変化が少なく、ダラダラした感じに甘んじてしまう。もっと実走を増やすとか、ローラーでも負荷をかけていく走り方を増やさなければならないと思った。
 
 右手にダムが姿を現す少し手前で、Iさんが出た。追って行こうと、少し負荷をかけたが、なかなか距離を縮めることはできなかった。後半どこかでチャンスがあるのではないかと様子見に転じたが、チョットここで足を消耗した感がある。一方のIさんは前日に注文していたビンディングペダルが届き、そのペダリングのし易さに元気いっぱい、という感じであった。
 
 ダムの上の橋を渡り、ちょっとの下りの部分で加速、Iさんを抜いた。しかし、上りにかかって少し行ったところで、再度Iさんに抜かれた。そしてしばらく後、今度はM久さんにも。距離は少しずつ開いていった。「諦めてはいけない」と頭は考えてはいるが、身体は諦めかけていた。それでもなんとかもちこたえ、後半に入ってペースを落としてきたIさんをパス。
 できればM久さんにも追いつきたかったが、最後のあたりで距離を多少詰めたものの、15秒差をつけられてゴールとなった。
 いや〜、楽しかった!
 一人で黙々と上るよりも断然楽しい。
 ただ、課題として、抜かれた時の気持ちの切り替えと、コーストータルとしてのタイムのための自分自身のペースを強く意識しなくてはならないと感じた。
 
 結果、M久さんは23分14秒。私は23分29秒。ここ最近の最高タイムもM久さんに持っていかれた。彼が代わって、ショップ内でのKOMである。
 
 タイトル奪還のために・・・。
 まずは四川に上る回数を少し増やさなければならないだろう。そしてアップの意識してしっかり目に。また、ローラーだけでなく、実走も少し増やしていかなくてはならない。夜連復活かな? もしくは通勤?
 
 などとダベりながら休憩していると、他の方々が順次上って来られた。
 中でも印象的だったのが、Yさん。昨年ショップでも最速タイムとなる23分半のタイムを持つ人。ここのところ自転車に乗れておらず、最近また久々に乗り始めた感じであったが、その方の上りの最後が凄まじかった。200mほど先から近づいてくる様子は鬼気迫る感じ。「ぜぇぜぇ」呼吸を荒げながらゴールに近づいてきた。様子を見ていると完全に過呼吸じゃないの? という感じ。ゴール後もしばらく倒れこみ動けない様子。結果的には過呼吸までにはいっていなかったが、バックポケットには過呼吸対策のビニール袋も・・・。ここまでの追い込みを繰り返すことでタイム短縮を図ってきたのだろうな、と感じた。
 でも実際にはあそこまで追い込むのは結構怖いものがある。その気持ちの差がまたいずれタイムの差となって、追いつけないタイムを出されてしまうのだろう。
 
 しばらく休憩後、私とIさん、S江さんの三人はここから山野を目指そうと別道へ分け入った。
 しかし、さらに道を間違えて行き止まりに行き当たり、引き返しているうちに、雨がパラパラ、そして結構な土砂降りになった。四川を上り終えたあと暗いから空模様が怪しげだったが、何とか持って欲しい、という希望的観測で、出発したのだが。
 結局、雨がひどくなったので、山は無理、ということになり、ショップまで引き返すことになった。ショップへ戻って雨が止めば再度出かけようとも考えた。
 
 結構な土砂降りの中で山を降りたが、ショップに近づくと、いくらか雨は落ち着いてきた。ショップに到着後、しばらくダベっていると雨は完全に上がり、路面も乾いてくる。Yさんが約束していたN田さんもショップへこられ、その後出かけるというので、そちらに入れてもらうことになった。はじめは鞆の浦を目的地に、ということであったが、最終的には尾道へのポタリングとなった。
 
つづく・・・

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村