Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

高速グルメ・ポタ?(20130924世羅ツーリング再び)

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 この日は予定では、高梁ヒルクライムコースの試走の予定にしていた。しかし、工事のため走れる区間が限られるようなので、計画変更。相談の結果、前日に続いて再度世羅へ向かうことにした。途中の上りでヒルクライムの練習、その他の平坦なところでは巡航を楽しもうという考えだった。昼食は世羅にある美味しいレストランで、というグルメ・ポタ。

 ただし、私の都合で、帰りの時間は16時前。そんな制限付きでのポタとなった。集合時間は10時、出発10時半くらい。帰着までに5時間半ほど。その間ゆっくりした昼食もはさみ、往復100km弱を目指す。だめそうなら私だけでも離脱して帰ってこなくてはならない状況であった。

 前述のとおり、10時にショップ集合で、相談の後、10時半過ぎに出発した。3人で回しながら巡航すれば何とか行けそうだ、という感触を持っていたが、旅は別な意味でハードな局面を迎えることになる・・・。

 出発直後は、31km/h程度で回した。前日よりも約1.5割増しである。しかしこの3人、次第にペースは上がり、府中を抜けるころには33~34km/h程度になっていた。そして国道486線を走行中、尾道自動車道が見え始めたあたりで事件が起きた。突然SRさんのアタック! 不意を突かれたが、気持ちよさそうなのであとについてみた。完全に不意を突かれた感じになったYくんはちょっとちぎれた。

 その後も速度を緩めないSRさん。私も調子に乗り、先頭を代わって速度を落とさぬよう二人でしばらく回した。後ろを見るとはるか後方にYくん。ひとりで風と戦っている。ちょっとペースを落とし、Yくんが追い付いてくるのを待った。つらそうな呼吸で追いついてきたYくんの放った一言がSRさんに再び火をつけた。

Yくん :「おに~、あくま~!」

SRさん:「・・・」

SRさん:「よっしゃ~!、インターバル終了!」

私  :「了解!」

Yくん :「ご、ごめんなさい~~~」

 という感じで2度のアタックで、うちのエースはあえなく撃沈してしまったのであった。

 クロスロードみつぎに到着してしばし休憩。当然前日よりも随分と早い。

 そしてその後は世羅まで国道184号線を上る。ここでは集合場所だけ決め、各自のペースで上った。私は前半抑え気味にし、ここのところのテーマになってきた感があるケイデンス重視で上った。以前はケイデンス重視で走ると心拍がどんどん上がって心肺がいっぱいいっぱいになっていた。トルクをかけられないと回転をあげることもできない。それを無理して上げようとしていたからである。

 しかしここ最近、ちょっと前にトルクで踏む練習をした分が功を奏したのか、回転を意識しながらちょっとだけトルクをかけることができるようになってきた感じがする。つまり、上りの最中でも、少し速度を上げたい時など、トルクを加えることで多少加速する余裕ができてきたということである。トルク、ケイデンスの意識を交互に高めていけば、次はもう一つ重いギアに切り替えることもできるのではないかと、ちょっとだけ成長を感じることができた上りだった。

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 上りの終盤、ケイデンスは82rpm程度キープで、斜度に応じてギアで調整し、自分の体のペースとしては一定のリズムで上り切ることができた。今後こんな上り方が身につけばもう少し何とかなるのではないかと思える一本となった。

 上りを終え、経由地のコンビニで落ち合い、昼食へ向かった。

 行った先は「かいずみ」というレストラン。

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 質の高い広島県産の牛肉を提供してくれるフレンチのお店で、たまに家族で食べに来る。ランチだとほどほどの値段で美味しいものを食べることができるのでちょっとお得なのである。

 当然、ここまでのペースも前日とは大違いのハイペース。帰りの時間的にもかなり余裕な感じもした。

 ところが、このお店、シェフがすべて調理を賄っている。その分料理が仕上がるのに時間がかかってしまうのである。料理を楽しむ分にはゆっくりできていいのだけど、帰り時間に制限のある私にはちょっと焦りを感じさせるくらいである。それでもいざ料理が運ばれてくるとじっくりゆっくり楽しんで、Yくん、SRさんとの会話も弾んだ。

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 食事を終えると残された時間は2時間。14時にお店を出た。ここまで来るのに、約2時間半。下りが多くなる分、2時間あれば余裕はあるだろうと気持ちを落ち着けるものの、やっぱり気は焦ってくる。

 ルートは前日と同様に、八田原ダムを回って府中へ抜けるルート。

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 ここでも結構なハイペースでの巡航となった。

 3人で回したり、なぜかちぎりあったりして楽しみながらの帰路。レストランから府中まで、スタート市街地、その後平坦から若干の上り。その後下り基調というるーとで、一時間かからず府中までたどり着くことになった。下り基調メインとはいえ、信号待ちも少々ある中でAVE33km/h。随分と楽しんで・・・、疲れ果てた。

 コンビニ休憩後も30km/hちょいの巡航でショップへ到着。目標時間には随分と余裕があった。

 私にとってはかなりの高速グルメ・ポタとなった。ひとりでは到底できない。本当に三人での高速巡航は楽しかったし、牽いてもらうときには楽だった。私が引く時にも、すでに速度が乗っている分、加速の必要もない状態での「維持」になるので、一瞬ペダルにテンポよくトルクをかけることで維持できた。三人で走ることができたおかげだと思う。

 そして、私の時間制限に付き合ってもらって、少々せわしない「ポタ?」となってしまったが、YくんとSRさんには感謝である。また機会があれば、こんな高速巡航を体験してみたいものである。

 ちなみにタイトルの「高速グルメ・ポタ」、グルメポタとしては高速だったと言うだけで、「速い!」というのを強調しているわけではないので念のため・・・。

 

 ところで、この日と前日、それぞれ約90kmと約110km、合計200kmほど走った計算になる。前日のゆっくりペースでの「擦れ」の影響からか、この日の後半も「擦れ」て違和感があった。

 以前このブログで、11月はじめに行われる「四万十ドラゴンライド」に参加したい旨書いたと思う。エントリーはまだしていないが、まだ日程調整の最中である。前後の日に、仕事とスキークラブの行事が入っており、行って300km走って帰ってきて行事参加はいかがなものかと思案中である。でも、四万十川が好きな私はぜひ行ってみたいのではあるが・・・。

 これまでの心配は日程の問題だけであったが、ここへきて、300kmという距離が重くのしかかってきている。体力的にはぎりぎり行けるのでは?という希望的観測はあるものの、こと「お尻の問題」についてはちょっと疑問が残る。ロードバイクに乗り始めた当初の痛みはほぼ解消されている。今感じるのは、衣擦れによる違和感である。痛くないものの、これが結構不快。

 二日に分けての200kmでもこの不快感である。連続しての300kmだとどうなるのだろう?

 以前購入した、「アソス・シャモアクリーム」がある。申込期限までに、これを使って様子を見ようと思う。買ったはいいが、そんなに長距離走る機会も少なく、あっても塗るのを忘れたりしていたため使っていない・・・。効果があるようなら、当日も途中で何度かヌリヌリしながら走るというのもアリだと思う。

 なんにせよ、次のロングライドの機会は・・・?

 ・・・ないかも・・・?

 

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