Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

①レースに出ている自分が不思議で・・・(20131013中国サイクルグランプリ2013)

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 10月にしては強い日差しの中、それでも爽やかな風のおかげで心地よく過ごせる。道路脇に駐車し、アウトドア用のチェアを出して空を見上げながらくつろいでいた。くつろぎながらも頭の中では、「なぜこんなところにいるんだろう」「本当は場違いなんじゃないか」などといった疑問がグルグル渦巻いて止まらなかった。

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 目の前では、ダンシングで加速しながら過ぎ去っていくロードバイクの集団。上り坂なのに・・・。

 

 この日は「中国サイクルグランプリ2013」に参戦のため、広島空港近くの、中央森林公園サイクリングロードに来ていた。ちょうど一か月前くらい前にショップのロード部長Yくんから「広島空港でレースあるんですけどいっしょに行きません?」とお誘いを受けた。出場クラスはビギナークラスというのがあり、昨年彼はそのクラスで10位くらいでフィニッシュしたらしい。そのビギナークラスでさらに上の入賞圏内を狙っている状況のようだ。「ビギナー」という言葉にちょっと惹かれ、うかつに答えてしまった。

 「この日は、相方ちゃんもバレーの試合でいないから予定は空いてるよ」

 そして、ついネットで申込み、入金を済ませてしまった。

 で、会場に到着したのである。

 ビギナークラスのスタートは13時20分だったので、その30分程度前に到着しておけばよかったのだが、ショップの常連さんで「エキスパートクラス」というトップカテゴリーに出場されるM井さんを応援するため11時前には現地入りしていた。現地入りしてすぐに受付をして、チェアを引っ張り出し、まずは気持ちを落ち着かせようとしてみたのである。

 現地入りしてビビらされたのは、みなさん三本ローラーとか、固定ローラー持参で、アップに余念がないその本気度。エキスパートだからだろうが、今シーズンからレースやらその他イベント関係に出始めた私にとってはなかなか衝撃的だった。

 チェアに座り、一息つくといろんなことが頭を駆け巡り、ずいぶんと不安になったものである。けっこうビビりなもので・・・。それでもいっしょに行ったYくんやS江さんと談笑しつつ、気持ちを落ち着かせてようとした。

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 その頃、エキスパートクラスに出場のM井さんは、準備を済ませ、スタート位置へ。

 そしてスタート。数十台のロードバイクの集団がスタートダッシュをかけ、彼方へ消えていった。一周約12㎞ちょっと。このコースをエキスパートクラスは五周する。ちなみに私たちの出る、ビギナークラスとレディースクラスは一周。その他にはノービスが二週、インターミディエイトが三周となっている。

 エキスパートのスタート後、しばらくすると、軽くアップしようということになり、自転車を組み立てて短時間走ってきた。いったん下り、再度上ってくるというのを二本ほど。試走していないのでわからないが、このコースの中には数か所脚を消耗する上りがあるらしい。アップした場所は短かったが、心拍をある程度上げておきたかったので、一生懸命こいだ。この二本でアップは終了。この週出張で全く自転車に乗れていない。前日に30分ほどローラーを回したのみである。脚はサラに近い状態だと思うが、身体は明らかになまっていた。それ以上アップで消耗するのは避けておいた。

 時折目の前をすごいスピードで過ぎ去っていく、エキスパートの集団。同じように走れるはずもないが、自分もそこにいるかのようなワクワク感と同時に大きな不安を持ちながら眺めていた。周回を重ねるごとに集団もばらけがちになり、集団に属する選手も少しずつ変わっていく様子が見て取れた。

 先頭集団が4周回を終え、最終周回に入った頃、私たちビギナー・レディースクラスのスタート準備のため、装備確認、出走サインをしに本部へ移動した。そして、いよいよスタート位置に。

 エキスパートの先頭集団がゴールを終え、その後の集団もゴールラインを過ぎ、残りの選手がパラパラとなってきたころ、コースを半分に分け、ビギナー・レディースのスタート位置が設置された。残りの半分をエキスパートが通過していく。スタート位置が設定された直後、何気なくラインに並んだ。気づくと、一列目にYくんと並んで陣取ってしまっていた。

 「やばい、一列目じゃん!」とYくんに言ってしまったが、Yくんは何気ない顔でいる。クリートキャッチ失敗すると後続の人に迷惑かけちゃうな、とか思いつつ、とにかく腹をくくって集中することにした。

 

 「3分前です」・・・「2分前」・・・「1分前」・・・とコールが続く。

 「スタート30秒前です」・・・「10秒前!」

 「よ~い!」・・・「パ~ン!」

 

 そして、スタートが号砲とともに切られた・・・。

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