Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

①上り調子の前半戦、いきはよいよい、かえりは?(20131124再びのうどんツーリング)

f:id:yPhonist:20131124155345j:plain

前回の「矢掛うどんツーリング」からちょうど一週間経った11月24日(日)。この日は再び「うどんツーリング」が行なわれた。ここのところ「うどん」づいており、前日の土曜日には昼食、夕食ともにうどんだった。
言葉としては同じ「うどんツーリング」ではあるが、一週間前のモノとは全く様子は違った。
まず大きく違うのはその距離。今回は福山発で岡山県の児島にある「いしはるうどん店」といううどん屋さんを目指した。往復160km。矢掛の時には往復で50kmちょいだった。
もう一つの違い、それは天気。前回は「晴れ」→「曇り」→「雨」という流れで、帰ってくるタイミングで雨は止んだものの、雨前の曇りでの走行が多く、決して晴れやかな気分でのツーリングとはならなかった。それが今回は全行程において「快晴」。その分早朝と夕方以降の冷え込みは大きく、温度変化に対応するため荷物は多くなってしまったが、さわやかなツーリングを楽しむことができた。
 
早朝6時前に起床し、そそくさと着替えを済ませて出かけた。バイクその他の機材は前日に車に積み込んでおいた。雨も降らなさそうな予報だったので、ホイールは巡航で楽なように F6Rを選択。ブレーキシューも付け替えた。早朝の冷え込み対策として、バーミッツのハンドルカバー「通称 "エビ"」も装着しておいた。ウェア類はもちろんウィンドブレイク素材の上下。それにウィンドブレイカーを準備した。加えて厚手のBBBのシューズカバーも。ほぼ冬のフル装備に近い状態である。
 
コンビニで軽く朝食を済ませ、ショップに到着したのは6時40分頃であった。総勢12名の参加予定者のほとんどがそろっていた。みんなのやる気がうかがえる。
外はまだ薄暗い。周りの建物の輪郭あたりから少しずつ明るみを帯びてきている。そして、もちろん、寒い!。ピーンと張り詰めた冷たい空気が容赦なく肌を刺す。
ほどなくして、ショップ集合の参加者がそろったので出発となった。
 
まず初めに目指すのは入江大橋付近のコンビニ。そこで一名と合流して全参加者がそろう。
 
朝食をまだ済ませていないYくん、そして最近バイクを新調したM久さんのセンサー取り付けに付き合い、後発組でショップを出発した。M久さんのニュー・バイクは CARRERA NITRO SL。前のフレームに傷が入ったためのフレーム替えとなったが、これで「チーム・カレラ」がショップ内に誕生。うれしい限りである。
 
普段決して通ることのない、こまごました道をYくん先導で抜け、合流地点に到着した。空は完全に明るくなっていた。日も当たり始めたので、ここでウィンドブレイカーは脱いだ。しかし空気はまだまだ冷たい。ハンドルカバーを使っているので大丈夫だろうと、ハーフフィンガーのグローブを使用していたが、身体が温まるまではやはり指先に冷たさを感じていた。
 
全員揃ったところで改めて出発。
ルートは笠岡を抜け、海岸線を走り、水島を抜けて児島へ、というルート。はじめはなかなかいいペースで28km/hくらいでの巡航となった。「これは助かる、遅すぎるとお尻が痛くなるからな」と思い始めた頃、SO親子のところで間が空き始めた。SOは高校生。ショップでクロスバイクを購入し、初めて参加した世羅ツーリングでいきなり100km走ったことがある。そしてその息子に触発されて自らもロードバイクを購入したその父、SO父。どちらかというとSO父の方がしんどい様子だった。SOの方は以前に100kmの経験があるが、SO父の方はまるっきり初めてのロングライドで、いきなりのセンチュリーとなる。とはいえ、このショップ関連ツーリング、いきなりで200kmというのも普通にあるらしいので、驚きはしない・・・。

f:id:yPhonist:20131124091409j:plain

f:id:yPhonist:20131124091404j:plain

f:id:yPhonist:20131124091412j:plain

途中の休憩でハンドルカバーを外した。身体も温まり、気温も上がってきたためである。ペースダウンもあったとはいえ、そこからは快適に海岸線を走った。天気もいいため本当に気持ちがいい。
しばらく走っていると、「倉敷」に入った。
これはちょっと感動ものである。
自転車でここまで来れるのか、という新鮮な喜びがある。
 
県境を越えて笠岡までは行ったことがある。また、しまなみを渡り今治まで行ったこともある。
しかし、自転車での倉敷以東は私にとっては別世界という印象が残る。こんな機会がなければ自転車ではいかないだろうな、というところなのである。
 

f:id:yPhonist:20131124102608j:plain

f:id:yPhonist:20131124102622j:plain

f:id:yPhonist:20131124102720j:plain

f:id:yPhonist:20131124102709j:plain

道中、ショートカットのため、バイクを抱えてかなりの段数階段を上る場面もあった。シクロクロスを彷彿とさせる、こんな行動もまた楽しいものであるし、淡々と走り抜けるロングツーリングではアクセントになる。
 
このあたりで昼食の時間を考えると少しペースが遅いのでは?、という判断の元、少しだけペースアップを余儀なくされた。
しかし、ここからのルートは市街地。信号待ちに加え、大きな幹線道路を通ることになり、歩道をゆっくり走ることが多くなり、思ったほペースを上げることができなかった。
何とか歩道メインのルートを抜け、巡航ペースの上がる道に出た。しかし、ここからはちょっとした峠を四つ越えなくてはならない。そんなに厳しいものではないが、ここまでで数十キロ走ってきている身にはそれらの坂の一つ一つが身体にこたえた。ただ目に入る美しい景色のおかげで持ちこたえることができた感じである。
 
タイミング的にもちょうどおなかのすき始めた頃。到着前の最後の休憩ではコンビニ羊羹で補給した。お腹を空かせてうどんに臨みたいところだったが、ハンガーノックになっては元も子もない。
 
早朝からのライドで80㎞弱。前半抑えめで体力も温存しつつ折り返し地点間近まで来た。早朝の寒さから晴天の日差しの中へ。行程の中ではよい材料がそろった中での前半戦となった。
帰路は・・・。
だんだんと蓄積される疲れと、暗くなっていく景色。
それを支えてくれたのは、美しい景色と久々となるナイトライドの楽しさだった。
 
細かくはまた後日・・・。