Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

久しぶりの親子ツーリング(20131208ポタ)

天気も良かったこの日、久しぶりの親子ツーリングへ出かけてきた。相方ちゃんは仕事で家にこもらなくてはならないので、私とムスメちゃん二人での父子ツーリングである。
ちなみに、のせている動画は SONY HDR-AS30V で撮影し、PlayMemories で編集してみた。DashWareと違ってEdge510からのデータはないので、GPSの位置データとその値から計算した速度表示、あと距離とか時間くらいである。家族ポタの時などはこんな感じが楽でいいかもしれない。ただし、動画編集後の書き出しは少々時間がかかっていた。
 
目的は昼食。
遅めの朝食を済ませ、準備をして11時過ぎくらいに出発した。
ムスメちゃんの希望は、近場の回転寿司だったが、距離的に近すぎてテンションが上がらなかったので、遠出してうどんを食べに行くことにした。近くのショップへ寄って、いっしょにライトを探して買ってあげるということで納得してくれた。
 
ムスメちゃんは、GIOS GENOVA、私は相方ちゃんの TCR COMPOSITE2 での出撃となった。今回はムスメちゃんとのゆっくりポタとなるので、ペダルは交換せず、そのままフラットペダルで出かけた。
二日前に60kmちょい走った時にも感じたが、乗り心地はすこぶるよろしい。しっとり感がある。こんなゆるいポタの時にはこのバイクの方が明らかに楽だな、と改めて感じた。
 
ルートは裏道中心で、なるべく車の多くないところを選んだ。特になんのことはないルートだが、ところどころ山がちになり、ムスメちゃんにとっては道幅の狭さと上り下りがちょっとした冒険気分になるのではないか。
 
そしてスタート。
細い裏道を上ったり下ったり。上りのたびに「また上り〜?」とブツクサ言いながらも時折立ちコギを入れて、力強く上っていく。ちょっと前なら絶対に途中で止まってあきらめていたはず。そんな坂も今回は楽々とまではいかないだろうが、それに近い感じでクリアしていった。ムスメちゃんの成長を感じる。
途中、ムスメちゃんが通っていた保育所の前で休憩。
 
「あんときは、ああだったな、こうだったな」
などと回想しながら、
「楽しかったな、またみんなに会いたいな」
などと思い出に浸っているムスメちゃん。これもまた成長の証だと思い、ほのぼのした気分を味わった。
 
裏道を終わり、大きな道に出た。トンネルを抜ける。
 
道は大きく、車の通りも多いが、ゆっくり走る分には歩道が確保されているので子どもが自転車で走るのにも安心できる。ただ、歩道の継ぎ目の段差は何とかならないものかと思ってしまうが。
 
そしてゆっくりゆっくり走りながら、ショップに到着した。
ここまでで走行距離10kmちょい。
往復すると20km以上になる。ムスメちゃんにとっては以前しまなみで20kmほど走った時に匹敵する距離となる。なんせ速度も平均は10km/hは切っている。そのペースで20kmなので時間もかかるし、子どものムスメちゃんにとってはかなりの運動量となったはずである。
そういえば今度小学校で長距離の大会があるとのこと。そこではもっと早く走りたいという希望も持っていたムスメちゃん。いいトレーニングにもなったのではないだろうか。
 
ショップに着くと、顔見知りのお客さんたち10数名がぞろぞろとMTBで帰ってくるタイミングだった。MTBもいいな、と思ってしまう一瞬だった。
そろそろお腹も空いてきたムスメちゃん。ショップへの長居はできなかった。気に入ったライトを見つけ、帰りのトンネルで点けるのを楽しみに昼食へ出かけた。
 
行ったのはショップ近くの讃岐うどんのチェーン店。
 
昼食を済ませ、来た道を帰る。
 
途中で、来る時には気づかなかったが、地面一面に葉を落としたイチョウの木があった。それに目を奪われ、自転車を止めて見入るムスメちゃん。

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いっしょに立ち止まってみると、地面いっぱいに敷き詰められたイチョウの葉。まるでフカフカの絨毯のような足裏の感覚を楽しみながらその上を歩いてみる。視覚では鮮やかな黄色を味わい、同時に足裏ではそのフカフカな感触を感じ、嗅覚ではその湿った空気の匂いを感じた。そうだね、こんな楽しみ方もあったんだよね、自転車って。自分だけだったら、たとえ自転車だとはいえ、絶対にとらなかった行動。ムスメちゃんといっしょのゆっくりポタだからの楽しみ方だった。
 
自宅近くまで来ると、最後の坂が待っている。さすがに疲れている様子のムスメちゃん。前半は自分で頑張ろうとしていたが、後半はさすがに背中を押してやった。
 
それでも家に着くと満足げな笑顔。
「今度はもっと遠くへ行って、ママに車で迎えに来てもらおう」と約束した。