Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

自分のペースで走れないと案外辛い!(20130321ナイトライド)


(今回のよる装備、ハンドルの先にライトをつけてみた)

春分の日、雨と風の強さの影響で走るのを断念した。夜は無理をすれば走れたかもしれないが・・・。
しかし、スキーシーズンも終わり、運動らしい運動も減っている中で、走りたいという欲求は高まっている。
翌日、職場で同僚のMくんと話をした。Madone2.3 を譲った人物である。彼も走りたい気持ちが高まり、春分の日にはショップへ装備を買いに行ってきたということであった。
「では、走ろう!」
ということになり、急遽その日の夜ナイトライドに出かけることとなった。
その日は、夕食準備をしなくてはならない日であった。職場を定刻に出て、材料を買い出し、帰宅後すぐに夕食を作った。この日も娘ちゃんのリクエストで「ガパオライス」。娘ちゃんにもすこぶる評判が良く、いつもペロリと食べてくれるので作り甲斐がある。程なくして相方ちゃんも帰宅。相方ちゃんの食事の準備とお風呂の準備、そして着替えを済ませて、ロードバイクを担いで外へ出た。

案外寒い。

まあ、でも走っているうちに身体も温まってくるだろう、と気軽に考えて合流地点へ向かった。しかし走り出してしばらくして、Edge800 の温度表示を見て驚いた。
「温度3.0度」
「寒いはずだ〜」
しばらく走ってもなかなか身体は温まらない。ちょっと甘く見てたかな?と考えてしまった。久々のナイトライドということもあったし、ここのところの昼間の気温の上がり方などからすっかり油断してしまっていた。
しかし、出発してからもうすぐで合流地点。引き返すわけにもいかない。幸いデイパックの中にウインドブレークジャケットが入っていたので、合流時に上から羽織ることにした。

程なくして合流地点に到着したが、Mくんはまだ到着していない。ジャケットを羽織り、電話をしてみると、あと10分くらいのところだと言う。身体が冷えてもいけないので、こちらも動いて合流することにした。

芦田川沿いの道をちょうど5分程度走ったところ、向こうから眩しい光が近づいてきた。すれ違いざまに見えたのは見慣れたライムグリーンのバイク。「Mくん!」と呼び止め、無事に合流を果たした。
春分の日に購入した装備の一つはライトであったらしい。私と同じ「MOON X Power 300」。そのライトの一番明るいモードで走ってきていた。反対から見て眩しくてビックリであった。かなり明るい。周囲に存在を知らしめる意味では効果は高い。自分で点けて走っている分にはわからないことではある。しかし、逆に眩し過ぎるかも???。私はいつも、三番目の光度のモードで使うことが多いが、それでも十分。バッテリーの消費を抑える、という意味も含めて(貧乏性なもので)。

さて、合流後は、そのまま府中方面へ走り続け、府中〜松永線を少し松永方面へ向かって坂を上り、途中から市立動物園へ続く道へと下りて、Mくんの住む新市あたりへ戻る30km弱のコースを取ることにした。
この時すでに、足先、手の指先は冷えてきていて痛みを感じつつあった。Edge800 の温度表示は「1度」。さらに気温が下がっている。

まずは府中方面へ、芦田川沿いを遡って行った。ライトがあるので、ついて来ているかいないかわかりやすい。前回、初めていっしょに走った時には、気がつくとかなり距離が空いていてしばらく待つということも何度かあった。今回はライトの様子でどれくらいの距離でついてきているかわかりやすく、離れてきたと感じたらスピードを落として調整しやすかった。
でも、寒い!
余計に寒い!

自分のペースで走れないと、思ったよりもしんどいのだとはじめて知った。しかも寒い。Mくんのペースに合わせていると全然体が温まらなかった。元々気温の低さを甘く見ていたので、着るものも一生懸命走ってちょうど良くなるくらいしか着込んでいなかったこともあり、かなりさむかった。一方、Mくんは汗だくで、しかも結構着込んでいたようである。

しばらく走ってちょっと休憩したあと、府中〜松永線の上り坂へチャレンジ。最大で 7% 程度の勾配の坂道が 4km程度続く道である。二度ほど休憩をいれつつ上り切った。この坂は何度か登ったことがあるが、VELNO RN では初めてであった。

上り切ったあとは、しばらく下りを楽しんだ(寒くて痛かったが)。そして、平地にさしかかったあたりで一つ提案。ドラフティングを試してみようと・・・。車もほとんど走っていないし、ほぼ平地でたまに緩やかな下りになるので試してみたくなった。といっても私が先行で牽き、Mくんが後ろ。25km/h くらいから徐々に加速して 35km/h 位まで速度をあげていった。Mくんの話によるとタイヤひとつ分くらい開けて走っていたらしい。もっと近い方が効果は大きいだろうが、なにぶんどちらも素人なので、こんなもんだろう。それでも意図的にラインから外れてもろに風を受けた時にその音の違いと風圧の違いに驚いたらしい。今度は私が引いてもらって体験してみたいものである。

その後、Mくんのペースに合わせて最終目的地まで走り切って、約30km弱のナイトライドは終わった。Mくんと別れ、私はそこから帰路へつく。寒かったので、その後は自分のペースで、身体が温まるくらいの運動量で走って帰った。

今回の VELENO RN の感じ。
良い!(もちろん私の比較対象は Madone2.3 しかないが)

Madone2.3 でも何度も走ったルートも多かったが、身体に伝わってくる振動や衝撃は半分程度という感じだろうか?。その分疲労も少ない。硬いと言われる CARRERA のバイク。実際、硬過ぎて余計に疲れるようだったらどうしよう?と思っていた時もあったが、VELENO RN に関してはその心配は必要なかった。フルカーボン、という点でアルミの Madone2.3 よりも十分快適なようである。
走りに関しても、楽で良く走る感じであった。今回は坂も少し上ってみたが、かなり楽させてもらった。そんなに急ではない勾配の坂で短め、さらに Mくんに合わせて休憩もいれたのでずいぶん感覚のズレはあるはずであるが、上りながら更に加速したいと思った時にも、可能なくらいの余裕が残っていた。そして、少し足を休ませるペースに落とした時には、しっかりと足を休めさせることができた感じであった。
そして、M組んと別れた後の自分のペースでの帰路では、表示される速度は 2〜3km/h程度速い感じがした。しかも楽。身体に伝わる振動と衝撃が少ない分、疲れも明らかに少ない感じであった。驚いたのは自宅直前の上り。これまでの感覚では最後の上りをダンシングのみで上り切るのは、ちょっと・・・という感じがあったが、VELENO RN ではあまり迷わずにできてしまった。私は楽で足を休めるダンシングというのがどんなものかわからなくて、ダンシングするとどちらかというと疲れてしまう。なので VELENO RN のおかげで、ダンシングのみで上り切ることができたのは少々驚いている。

さて、寒い中での久しぶりのナイトライドとなった。なかなか時間が作れないのが残念であるが、今後は土日中心に、行ける時には走りに出て、プラス1〜2回程度は夜に走るという生活を取り戻したいと思っている。
今回のナイトライドで、やっと気分的にはロードバイクのシーズンに入った。テンションは上がる。


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