Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

20130427ヒルクライム二本

この日は朝から時間をいただき、昼前までにヒルクライムを二本行ってきた。
と言っても、メインは四川ダムで、そこへ行く途中、短めのコースがあるのでそこを通って行った、というだけのことであるが。

一本目は、赤坂から新市へ抜ける約5kmの上り坂。前の記録もとってあるので、タイム短縮を目指した。

しかし、スタート地点に到着前、突然トラブル発生!
サドルが落下してしまった。
家を出てからカチャカチャ音がするな〜、と思っていたが、どうやら振動でねじがゆるんでいったらしい。レールもカーボンなので、緩みやすいかもしれない。今後は定期的に点検が必要だと思う。幸いこの時は、落ちたネジ類もすべてあったし、アーレンキーも持っていたので、とりあえずの固定をして、気を取り直してヒルクライム一本目に向かった。その後、途中にあるショップへは寄る予定にしていたので、そこで確認してもらうことにする。

一本目の赤坂から新市方面への峠越えは「鈴池ヒルクライム」と言うことにする。

鈴池HCに入ってからの様子はというと、なんとなく身体全体がが重く感じられた。前回はもっと楽だったような感覚があるのだが・・・。それでも何とか上り切って一息。結果は後のお楽しみにとっておいた。

上りの後は下り。芦田川まで一気に下り、しばらく川沿いを巡行した。いつもそうだが、坂を上った後はなんだか足の回りが軽く感じられる。これまでの感覚だと 35km/h 弱での巡行でヒィーヒィーいっていた感じであったが、その時には 40km/h くらいでももう少し余裕があった感じであった。後にもう一本ヒルクライムが控えていたので無理はしなかったが、それでも実は結構体力使っていた(当然といえば当然であるが)。

その後ショップへ寄り、サドルの確認を済ませ、四川ダムへ向かった。

その途中でも足が軽く回るので、やっぱり 40km/h 弱での巡行も入り、後悔することになる。

スタート地点。
「四川ダム」の案内標識を左折しスタートとなる。

緩やかな坂から始まり、しばらくすると少し斜度がきつくなって行く。
やっぱり身体は重い。
しかし 一本目の重さとは違い、今度のは完全に疲労。
一本目のヒルクライムと途中の巡行が効いている。
すぐに息が上がってきた。

目標は25分を切ること。少なくとも前回のタイムは切ることができるように頑張ろうと思っていた。

しかし、上るにつけ、何度か足をついてしまいたくなった。
前回は気分的に楽だった。特に目標タイムを定めるわけではなく、とりあえず上り切ることを目標に、淡々とペダルを回していた。今回はその時の記録を切ろうという目標があるため、気持ちだけは焦る。

ようやく見えてきた四川ダムにも、前回と同様この時点では興味はわかない。それよりもその上方に見えるこれから上ることになる道路が気になってしょうがない。「今日はダメかもな」と思いながら見上げることもあった。

四川ダムをぐるりと回り、上ってきたみちと180度向きを変えるとちょっとだけ下りがある。そこで休んではいられない。少しでもスピードを稼ごうとペダルを回す。上りは時間がかかるが、下りはあっという間に終わる。当然その後はさらに上って行くことになる。斜度も7%前後が続き出し、なかなか苦しい。
苦しいが、この辺りからはチョットだけ気分が盛り上がる部分もある。
ここまでくると、上ってきた道をダムの反対側に見ることができるようになる。チョットだけ達成感を味わいながら、その後のモチベーションとして盛り上げる。

しばらくいくと、大きくカーブし、さらに向きを180度近く変えてもう一段上の道路に出る。何台かの車とすれ違ったり、上りの車に抜かされていったが、一様に不思議そうな表情を浮かべて通り過ぎて行った。
上の段の道路に出るとさらにモチベーションは上がる。さらに上から美しいダムの姿と通ってきた道を一望できるからである。周りの景色ものどかで美しい。

ここまでくると、ゴールまではあと3分の1程度。あと少しであるが気は抜けない。
きれいな景色を抜け、ちょっと単調な景色が続き、残りの距離感が狂わされるからである。「結構長いな〜」という感覚を持ちながら進んで行くことになるので、結構厳しい。

そして、視界がいくらか開け、斜度も少し緩くなったところで、ゴール地点まであと数百mとなる。左手には「聖地」と呼ばれているらしい?グランドゴルフ場が見えてくる。タイムが気になるので足を緩めることはできない。すでに出し切ってしまっている身体にムチ打ってさらに加速する(してるはずだがわからない)。

そして、やっとの思いでゴール。

天気はイイ!
しばし、穏やかな雰囲気の中で休憩である。

下りはゆっくり、景色を楽しみ、写真を取りながら下りてみた。
もちろん、このエントリーで使っているモノは下りで撮ったものである。

帰りにショップへ寄り、無事を報告。
店長には私から名言をプレゼントした。

「ヒルクライムは一本やっちゃったら、もうそれはアップにはなり得ないね」
店長も苦笑していた。

記録の方はというとどちらの上りも前回のタイムは切ることができた。
とはいえ、四川ダムの方は目標の25分は切れていない。一本目の鈴池と、途中の無理な巡行が祟った。
次回はフレッシュな身体で再度挑戦したいと思う。

鈴池HC
前回 0:15:28 2013/04/03
今回 0:13:44 2013/04/27

四川CH
前回 0:26:56 2013/04/14
今回 0:25:35 2013/04/27


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