Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

20130512「ツール・ド・大山」に向けて調整03

勘違いで焦ったけど、結果的には良かった、そして、もう一つのヒルクライム編

25分を切るのを目標にゴールを目指した「四川ダムヒルクライム」。
目に飛び込んできた結果は・・・。

タイム:25:45

???25分切れていない???

よく見ると、これはゴール後にタイマー計測を終えるまでの時間差も含むものだった。

目標タイムは切れたかも、という期待を持っていただけに、ちょっと焦ったが、改めてラップを確認した。

タイム :24:51!

ということで、無事、目標達成。焦った分、やり切った感が強まった。

ちょっとして、店長。その後しばらくしてスタッフMくん。その後しばらく後に全員無事にゴール到着となった。

しばしの休息後、下山は一気に!

速度オーバーには十分気を付けつつ、安全マージンをたっぷり取って下ったつもりであった。

しかし、思わぬところに「危険」は潜んでいた。

上りの途中、橋を渡って、その先が少しの間下りになる部分。当然帰り道には上ってから橋を渡ることになる。調子良く下って上りに切り替わったところで、いつものように失速。えっちらおっちら坂を上り、橋に入ったところ、地元のおじさん運転の軽自動車が寄って来た。私の自転車に突っ込む形で。当然左の端寄りを通って橋に入ったのであるが、除けようと更に左ギリギリに寄った。向こうは進路変更なしでそのまま。瞬間「後輪に突っ込まれる!」と思った・・・。が、ギリギリすり抜けることができた。
向こうの車は橋を渡っていた。橋の出口はT字路。当然一時停止プラス、インを開けて曲がらなければならない。多分、私の存在に気づいていなかったのだろう。交通量の少ない道でもあるし、地元で走り慣れている道なのでいつものように、ヌル〜っと回ろうとしたのだろう。パッと見た感じ、車は来てないようだし・・・、ということで。

一瞬イラッときたが、取りあえず事故になってないので、気持ちを切り替えることにした。そして、やはり車に乗っている時も自転車に乗っている時も、そして多分歩いている時にも、「他人を信用してはいけない」そして「他力本願ではいけない」と再確認した。いつも「この車は突っ込んでくるかもしれない」「この車は止まってくれないかもしれない」と疑いながら走らなくては自分の身は守れそうにない。

さて、その後四川ダムからの下りを終え、いったん集合の後にショップへの帰路についた。途中で一人抜けて帰宅されたが、残り5人。マッタリ並んで。
これが結構楽しかった。話をするわけでもなく、ただ黙々とマッタリ走るだけだが、一人だと絶対にペースが上がっていく。その方が楽だから。その分、見えるはずの景色も見えなくなっていく。

この時の帰りのペースだと、まさにマッタリ、ポタペース。景色の色々を楽しみながら「自転車」の違う楽しさを味わうことができた。

ショップで少し休憩し、帰路についた。
ちょっと走り足りない気もする。でもヒルクライムしてるし、帰ってシャワーで締めよう、などと思いながら走っていると、前方に見覚えのある背中。さっきまでご一緒していた、TREKのMTB乗りのMさんであった。

「お疲れ様です!」

Mさんに声を掛けると、いきなり、
「お疲れ様です。帰りにもう一つ山越えて帰ろうか、迷ってたところなんですよ。」
というなんとも魅力的なお言葉。

なんでも、ご自宅もウチとそう遠くはない方面。上ろうとしている坂は私がたまに上る坂を反対側から上るコース。私自身、上ったことのある坂を反対側から上ってみることができる機会に大いに興味をそそられてしまった。反対から上がってみればいいだけのことなので、いつでも行けるといえばそうなのであるが、ルートとして考えると、そこは帰りのルートにはなりにくく、これまでに上ってみる機会はなかったのである。
そんなわけで、別の坂ではあるが、再度ご一緒することになった。そこまでのルートは知らないらしいので、私が先導し、その坂のスタート(どこがスタートかはわからないので勝手に決めている)にあるコンビニで準備(トイレ)を済ませた。

ちょっと休憩して、再度山にチャレンジである。
いつも通る方からのルートだと、距離5km弱、平均斜度4%弱、最大でも7〜8%くらいの坂道である。今回上る側はこれまで下ったイメージとしては、そんなに変わらないかな、ちょっと後半きつくなるくらいかな、という感じで軽く考えていた。
しかし、山というのは表と裏でガラリと表情を変える、というのを何かで見聞きしたことがあるような気がしたが、正にその通りであった。今回のルートは距離は3km、その距離で同じ高度まで上る。単純に計算しても斜度は1.67倍程度上がる。更に後半、Edge800の斜度は15%を超える数字を示すところもあった。斜度計に関して、どれくらい信じていいのかは不明だが、数字と目の前にある坂道は「ゲゲ!」と思わせ、ちょっとばかり「足付いてもいいかな〜」と思わせるには十分だった。結果的には足を付くことはなかったが、それは、頂上が目の前にある、とわかっていたから。もし先が分からなかったり、もう少し続いているようだったら、足を付いてしまっていたかもしれなかった。
なんとか上り切ったあと、へたり込んで休憩。

数分後、Mさんも上がってきた。頂上付近で停車後、すぐに休憩のため座り込むものと思いきや、バイクにまたがったまま。燃え尽きた感のある私に比べて「すごいな」と思わされた。まだまだ余裕がありそうだ。毎日通勤でちょっとした坂を上り続けているのだとか。自分のペースでしっかり上って行くことを繰り返す大切さを感じた。

Mさんとはその坂を下り、赤坂で分かれた。

四川といい、この坂といい、それぞれのペースではあるが、頂上という共通の目標を見据えて黙々と足を回す。なんか魅力的に感じた。一人だけの時でも感じられる達成感に加え、連帯感も感じられる。
ヒルクライムのイベントになるとどうだろう。お互いに競い合いながらも、それぞれの目標に向かって一緒に上って行く。そこには連帯感も感じられ、充実感もひとしおとなるのではないだろうか。
このMさん、昨年、一昨年と高梁のヒルクライムに参加されたと言っていた。今年も参加の予定であるとも。
「ツール・ド・大山」が初イベント参加となる私の次の目標は「高梁ヒルクライム」となるのかもしれない。開催は秋。ショップからも参加する感じなので、入れてもらおう。

次の日曜日はいよいよ「ツール・ド・大山」である。
あらかじめ宣言しておかなくてはならないことが一つ・・・。

当日は雨ならDNSで!
となる可能性は非常に高い!
今のところ、降水確率50%・・・。

ところで、Mくん(同僚の方ね)。四川ダム試走なしで、本番大山はキツイのではない?
当日までにちょっと坂に慣れとかないとキツイかもね。
事の顛末は、何か面白いことでも起こったら、イベント後に報告、ということで。


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