AMITY があれば、墓参りも立派なレジャーに!(墓参りプチ・キャラバン in AMITY 一日目)
このお彼岸、3月21日から22日にかけて墓参りに出かけてきた。私の実家はかつて松江市にあり、お墓はそのまま松江市内のお寺に残してある。昨年11月に亡くなった父もそこに眠る・・・。
この墓参りに間に合うようにと、アミティの納車を急いでもらっていたのだが、さらに予定は早まりこの一週間前に納車となった。そしてそのおかげで、これが二回目のアミティ出動。と言っても通勤含めての日常使いも使ってはいるので、2回目の車中泊での利用ということである。
今回はバアちゃんを含めた4名での旅となった。
出発は12時。本当は蒜山の方を回って行く予定にしており、10時出発のはずだったのだが、天候を考え、蒜山はまたの機会に回してゆっくり出発することにした。
昼食を済ませ、DVDを借り、松江道を通って松江を抜けた。

はじめの目的地は皆生温泉にある日帰り入浴施設「オーシャン」(http://www.ocean-g.com/)。

相方ちゃんが二、三日前にみつけて興奮して眠れなかったと言っていたところである。
早めに入ってゆっくり過ごそうと思っていた。しかし、12時に出発したにもかかわらず、現地到着は実に夕方6時過ぎ。途中途中をゆっくりしすぎてしまった。休憩もかなり多めにとっていたから。
「オーシャン」に到着すると、その向こうに海が見えた。そして消波のためのトライポッドに当たっては砕け、空高く舞い上がる波しぶきが見えた。ムスメちゃんも相方ちゃんも、そしてバアちゃんも大興奮であった。そういえばここ数年、こんな感じの日本海側の荒い海の様子は見ていない。なんか懐かしく感じた。
中へ入るとそこは「バリ風」の施設。エントランスには足湯もあったが冬場は使用されていなかった。そして、建物内部。海の見えるレストランがある。そしてマッサージも。7時45分に予約を取り、早速風呂に入ることにした。この日は男性は2階の海の見える風呂。女性は一階だった。
浴室に入った後、身体を洗うとすぐに外の海が見える浴槽に浸かった。期待通り、空高く舞い上がって砕け散る白い波しぶきが見えた。十数年前、仕事関係で皆生温泉のホテルに泊まった時にも見えた景色。懐かしさを感じながら眺めた。普段の私の入浴時間は短い。そんな私でも海を見ながらの入浴は長時間に渡った。途中少し眠ってしまったかもしれない。海から吹いてくる冷たい風が長時間湯船に浸からせてくれた。

身体も温まったところで食事となった。ここの海の見えるレストランは値段も手頃。とはいえ、予約してあったマッサージまでの時間が思いのほか短く、ゆっくり食事を楽しむ暇はなかった。
食事の後はいよいよマッサージ。私と相方ちゃん、バアちゃんの三人がマッサージを受けた。ムスメちゃんはその間相方ちゃんのそばでゲームをしながら待機である。
そして私はその後の、アミティ内での酒宴を楽しみに、マッサージの痛みに耐えた・・・。上半身、特に肩、首がひどく凝っている。慣れない新しい車の運転のせいもあるだろうが、そもそも私は首、そして肩が凝りやすい。この時にも後で「すっごくかたいね〜」と言われた。それでもマッサージ後は上半身は少し軽くなった気がした。
9時前、この施設を後にした。
近くのコンビニに寄り、寝る前の酒宴のためのアルコールとつまみを補給した。翌朝の朝食は場所を決めてある。なので酒宴の準備だけである。
その後、仮眠をとる場所へ移動した。

場所は「道の駅あらエッサ」。安来にある道の駅である。比較的新しそうで、EVの休息充電もできる設備も整っており、トイレ等も綺麗だった。就寝候補地は松江市内の「道の駅本庄」や境港の「夢みなと公園」などもあったのだが、その時に一番近い「あらエッサ」を選んだ。
到着し様子を見ると、すでに何台もくるまがとまっている。時間的にももうボチボチ就寝準備の時間帯。みんなひっそりとしていた。トラックも数台いたが、あとは雰囲気的には車中泊の車が多いようだった。キャンピングカーも7台程度とまっていた。トイレ等の様子をみてみたところ清潔そうでもあるし、周りで同様に車中泊をしている車もあるということでここを就寝の場所として決定した。
ムスメちゃんはすでに眠くなっており、到着直後にトイレを済ませ、バンクベッドで就寝となった。相方ちゃんも最初だけ添い寝。ムスメちゃんが寝付いたあと、相方ちゃんもおりてきて、酒宴となった。もちろんFFヒーターのお世話になっている。外は時折みぞれが降ってくるほど寒そうな気配。そんな中、車内はヌクヌクだった。FFヒーターは本当に助かる。前回の前泊スキーの時にも大活躍してくれたが、これまでにも憧れの装備であった。FFヒーターの恩恵にあずかりつつ酒宴は11時頃まで続いた。酒宴といってももちろん大騒ぎはしない。まあ、大騒ぎになるメンバーでもないが。テレビを小さな音量で見ながら、久しぶりにゆっくり会話をした気がする。
酔いも程よく回った頃、就寝となった。バンクベッドで寝ているムスメちゃんのところで相方ちゃん。二段ベッドの下段でバアちゃん。上段で私という感じである。ダイネットは朝片付けることにして、そのまま放置して就寝した。
周りの車や人の気配に悩まされることなく、朝までぐっすり眠ることができた。たぶんみんなそれぞれによく眠れたのではないかと思う。