坂を上ってみる
ここのところ「サカリ」がついたように、「サカ」を意識している。
一応、おやじギャグ的なモノもはさんでみたが、そっとしておいてください・・・。
その理由は、「もっと坂に強くなりたい！」と思っているからである。
冬のスキーシーズン中、バイクに乗る機会は減り、その後バイクシーズンに突入したのだが、明らかに身体はなまり、筋力も低下していた。坂ももう少し楽に上れていたイメージがあったのに、しんどくてしょうがない。
まあ、今シーズンに入ってから速い人たちと走る機会が多くなった。その流れの中で上りに入りしんどさが身に染みているということもある。昨シーズン並みに走れるように戻ればいいということではなく、絶対的に鍛えなおさなければならないと思い始めているところである。
ということで、昨日も仕事が終わって早めに帰宅できた夕方、My坂へ出かけてきた。自宅から5分のところからスタートなので、こんな時は気軽に出かけられる。日曜日に4本。一昨日のジテツウの帰りに一本。そして昨日は三日目となった。
連日通っていることになるが、いずれも夕刻。犬の散歩や農作業をする人たちとすれ違う。しかも、数本繰り返して上っていると、同じ人に何度も目撃され、「なにやってるんだろう？」といぶかしがられているに違いない。それでもすれ違いざまに挨拶をすれば挨拶を返してくれる。こんな感じになれてもらって、この田舎の景色の中にお溶け込むことができるころには、少しは速くなっているだろうか？、と淡い期待を抱きながら登坂を繰り返してみている。
My坂練習も、はじめてまだ三日目なのだが、共通して感じていることがある。
当然と言えば当然だが、四本上った時には、一本目が一番早い。でも一番キツク感じる。二本目、三本目と身体の感じ方は楽になっていくのだが、タイムは少しずつ落ちていく。そして四本目、最後の頑張りが出て少しタイムアップするも、一本目ほどのタイムは出ない。やはりはじめに出し切りすぎな感じなのだろう。坂でのインターバルの場合、出し切らず少しきつめに感じるくらいで・・・と書かれていたのに。でも最後の500mは12％の坂が続くので、少しきつく感じられるくらいで抑えることはできない。かなりキツイ思いをしなければ上り切れないのである・・・。
それでもインターバルを四本終え、家に向かうときにある2本の短い10％越えの上りは楽に感じることができるようになってきた。初めて上った時には途中で失速して脚を着いてしまいそうになったのだが、ギアを一枚残しても完全に息を切らしてしまうことなく上り切れるようになった。短期間ではあるがMy坂練の効果なのかもしれない。
脚はここのところ張りが続いているのは確かである。でも前と比べて階段を上ったりするときには筋肉が力を出しているのだ、ということを感じることができるようになった。以前はただ漠然と脚が疲れていただけだった。
こんなことを繰り返して入れば、少しは速くなれるだろうか？
今週と来週は幸い帰りがあまり遅くはならない。
夕方に1時間ほどMy坂練に出かける機会は多く取れると思う。
本来なら、朝練！といきたいところで、昨日も今朝も目覚ましはかけているのだが、やっぱりダメみたいである。もう少し暑くなって、朝練のありがたさを本気で感じ始めるころでないと、私には無理かも・・・。朝練に関してはちょっと弱気になってしまう私である。
