Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

久しぶりのソロ・ライドで初心にかえる

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昨日は出張明けで休みをとった。

出張明けなのでユックリ身体を休めればいいのだが、それでは気持ちが落ち着かない。身体の疲れはともかくとして、精神安定上、100km位をめどに走りに出かけてきた。

前々日には、出張中で走れない、ローラーも回せない状況でウズウズしていて、ショップのサイトで「ご一緒できる人」を募ってみた。しかし平日であるがため、当然合流できる人はおらず、結果的にはソロで出かけることになった。

 

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目的地は「大三島」。これまでにも何度かソロライドの時には目的地として設定したことはあったし、ショップからのツーリングなど昨シーズンは回数もそこそこ行っていた場所。しかし今シーズンに入ってからは初めてであった。

行き先については直前まで迷っていて、峠越えを4本程度交えたコース(こちらも100kmちょい)も考えていたのだが、中4日空けてのロードバイクということもあり、今回は平坦基調でイーブンペースで身体を動かす、ということを目的にしまなみ海道を走ることにした。

なので、ホイールもミッドナイトエンデューロからそのままのFFWD F6R。単にブレーキシューを交換するのがめんどくさかっただけというのもある。

出発はムスメちゃんを学童保育に預けに行ってから、ということで9時半。これから暑くなる時間帯に突入する頃だった。手持ちの荷物はボトルに財布、iPhoneにエネイドゼリーを二本。今回はできるだけ休憩を取らずに行って帰りたいと思っていたので、昼食なども途中でとらず、エネイドゼリーなどで補給して済ませようと考えてのことだった。

出発後、まだ少し空気の涼しさは残っていた。その空気は走り出すと風となって、うっすらと汗ばんだ身体から体温を奪っていってくれた。出張明けとはいえ、中4日間バイクには乗っていないので疲労も少ない。なので妙に身体は軽く感じられ、軽快に尾道まで走ることができた。はじめはできるだけ完全停止(信号などでの)は避けるべく、前方の様子を見ながらスピード調整して走っていたのだが、あまりにも気分よくそんなスピード調整も面倒くさくなり、気持ちよく走っては信号に引っ掛かり、という場面は多くなっていった。また、ペースも、イーブンペースで、と考えながらもついついオーバーペース気味。はじめは良かったのだが、今回のライド後半ではつらいことになってしまった。

とりあえず尾道まで走り切り、いつもの福本渡船に乗船。

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だんだんと暑くなってきており、止まるとかなりの汗がしたたり落ちてくる。空を見上げると雲に覆われてはいるが、時折強い日差しが照り付ける。スカッとした空の下と違って、閉塞感のある雲に覆われ、時折照り付けてくる日差しで蒸しあげられる空間に押し込められているような錯覚に陥った。それでも再度走り出すと、身体に当たる空気が熱を奪ってくれる。

 

因島大橋を渡り、生口橋を渡り、最後に多々羅大橋を渡って目的に到着した。途中ははじめの予定通り、特にどこに立ち寄ることもなく目的地へ到着することになった。しかも水分は、ボトル一本分のドリンクのみだった。別に制限なく、飲みたいだけの身ながら、そして足りなければ買い足していけばよかったのだが、なんとなくボトル一本で・・・、という雰囲気になってしまって往路は最後まで行ってしまった。ただ、計画的に10分から15分おきに少しずつボトルのドリンクを口にするようにはした。おかげで身体に大きな負担もなく到着することができた。

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大三島への到着は11時10分。少し早めの昼食の時間といえたが、お腹もすいていないし、できるだけ手持ちのモノで補給を済ませすぐに出発しようと、エネイドゼリーを補給した。そしてもちろんドリンクも。ただ、一本をかなりの勢いで飲んでしまい(やはり身体が欲していたのでしょう・・・)、もう一本をボトルに詰めて出発したのだが、その後は飲みたい放題になってしまった。身体も疲れているのだろうが、一度グビグビと冷たいものを胃に流し込んでしまうと、その後我慢できなくなってしまうらしい。今後のライドでは水分補給の仕方、特に暴飲?に注意しないと、かえってばててしまいそうな感じである。

 

さて、このように暴飲してしまったのが原因か、ただオーバーペースだったからだったのかはわからないが、帰路はかなりの疲労感にさいなまれてしまった。ここ最近数名の早い人たちに牽いてもらって距離を延ばすことが多かった。それに対して今回のソロ。その違いもあるのかもしれない。

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帰りには寄って帰ろうと計画に入れていた「ドルチェ」での休憩以降、休憩は入れないように、という当初の予定通り、コンビニ等へ立ち寄ることはなかった。しかし、渡船に乗る前に自販機で「コーラ」、帰宅直前に我慢できなくなり自販機で「スポドリ」、と水分補給に関してはダァダァになってしまった。

そして、最後は自宅へ続く団地の坂を、ヒィヒィ言いながらヨレヨレになって帰宅を果たした。前後半での平均時速の差は3km/h強程度だった。予定通り、イーブンペースで前後半を走るペースづくりができていればもっと楽に行って帰ってこれただろうが、気持ちが良いとツイツイ踏んでしまう。そんな私自身の「弱さ」のおかげでかなりつらい後半となってしまった。反省しきりである。

 

今回のライド、結果的にはちょうど5時間で往復116km。今回は諸々の事情から出発が遅くなり、帰宅も昼過ぎの14:30だった。走るには暑すぎる時間帯に走ることになってしまった。しかし早朝出発なら十分昼までに帰ることができる。今後午前中の涼しめの時間帯を狙えばもう少し楽に行けるかもしれない。

この距離、116km。昨年の今頃なら、「チャレンジ」に近い感覚で走っていた。今日は120kmを目標に走ろう。そう考えて走り出していたように記憶している。それがここ最近、120km弱トレーニングしておこうという感覚に変わってきた。

ある距離を目標に、力を出し切る感覚から、その距離を使ってトレーニングしようという感覚に変わってきているのである。自分の中では大きな変化である。その時その時の目標としてきていた距離をトレーニングとして自ら「利用する」感覚。うまく言えないが、距離の感覚の違いとともに、目的意識の持ち方の違いもあるのだと思われる。

願わくば、せっかくのトレーニングの機会なので、その目的(当初の予定)をきちんと意識して途中でダレることなく全うできるようになりたいものである。今回は完全にペース配分を間違えてしまった。同じことを繰り返さないよう、ここにきちんと記しておくことにする。

 

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