Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

cervelo S5 その実力は?

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休養週明けライド S5でチネくんと

      私 「明日は走るの?」
     チネ 「モチロンです」
     私 「じゃ、いっしょに走ろう!」
     チネ 「了解です」
 
といういつものやりとりで、11月23日(日)のライドの予定が決まった。「チネくん、ほかに友達おらんのん?」とも思ったが、考えてみれば私も同じようなもんだった。
 
さて、今回は先日持ち帰ったcervelo S5の本格的なシェイクダウンとなる。先々週ポジションチェックで数キロ試走したのと、前日にローラーで乗っただけである。
なので、S5での本格的なライドはこの日が初めて。いろいろ感度を高く保って観察してみようと挑んだ。
 
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準備で迷う

準備で迷ったはボトルケージ。せっかくなのでボトルケージは、サドルマウントにしたかった。ダウンチューブ、シートチューブにはなくてもいいくらいに考えていた。で、TNIのサドルマウントを購入しておいたのだが、、、付かなかった。
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ご覧の通り、かなり前乗りの状態になっているからである。しかも、もう少し前でもいいくらい・・・。この状態だと、シートポストの端が干渉して取り付けが出来ないのです。
なので、とりあえず今回は、VERENO RNから付け替えた。後日、他のサドルマウントを物色してみることにする。
 
こんな状態で、前日に準備完了。ホイールもコスミック エリートで、基本全てが完成車デフォルトの仕様となっている。これから、ホイール、ハンドル、非真円チェーンリングなどといったパーツを導入して変化を楽しんでいくことになる。
 

冷え込み、凍える朝

当日朝は、冷え込んでいた。当たり前だが。しかし、天気は悪くなさそうで、前日は昼前くらいには暑いくらいだったのを考え、朝のうちだけチョットガマンすればいいか、という感じでウェアを選んだ。
下はビブタイツ。上はサイズ間違いでややガバガバなコンプレに、半袖ジャージ。その上からベストという出で立ち。
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グローブは先日購入したフルフィンガーの通気性の良いもの(多分夏でもいけそうなヤツ)。
 
いつものトンネル出口に7:30集合にしていたので、7時過ぎには出発して、現地へ向かった。
 
出だしは、アップがてら軽めにペダルを回した。天気は良さそうだが、霧が少し出ていた。御調のあたりまで行くと、霧の中を走ることになるだろう。
それにしても寒い。特に手先と腕は。やがて暖かくなるはずだが、さすがにちょっと不安になった。
こんな感じなので、まだS5を味わうまでいかない。
ただ、ポジション的には特におかしな感じはなく、ハンドル位置が少し楽めにしてあるおかげか、快適には感じられた。
 
そうこうしている間に、集合場所到着。チネくんもちょうど来たところだった。朝ごはんを食べていないので、コンビニ・ブレックファストをリクエストして、ルートを確認、そして出発した。この日はこれまで走ったことがないコースを一部通る予定になっていた。
 

cervelo S5 の効果が感じられたのは?

まずはいつものように府中へ向けて、芦田川を遡る。32km/hくらいの、極めて快適な巡航で今回のライドははじまった。二人で交代を繰り返しながら、府中のコンビニまで快適に走った。
S5はさすが・・・?。巡航は楽な気がした。特に人の後ろについての巡航は極楽だった。先頭に出ても、速度の維持はしやすく感じられた。
ま、ひいき目に見ているのは確実。特に人の後ろとかって、エアロフレームの効果とか、あまり関係ないじゃん!、とは自分でもわかってはいるのだが。
コンビニに到着すると、汗をかきながらも、手、腕はかじかんでしまっているという妙な状態となっていた。霧も先ほどに加えて濃くなっている様子だった。早く霧が晴れてほしいものだと本気で思った。
軽く朝食を済ませ、再び出発。
この後は御調から尾道方面へ向かい、途中から三原へ折れるというルートを辿る。三原までは休憩なしとなった。
御調までの間の巡航は、ちょっと速度が上がって34km/h程度となっていた。私はがんばっているつもりはないのだが、脚がよく回り始めたチネくんが先頭交代で出たとき、上がってしまったのだと思う。
そして御調からの山越え。
先も長いので、チネくんと会話できるくらいで上っていった。話題はクリスマスライド。遅めに出発して早めに帰ってきたい。そういうグループを募ろう、なんか、そんな話をしたのを覚えている。
峠越えを終え、しばらく下ると国道184号線から県道55号線へ右折して入った。ここからがこれまでには走ったことがないルート。前半上り勾配だが、そんなにキツクはない。30km/hを維持できる気持ちの良いルートだった。後半は少し下りになり、これまた気持ちいい。下りに入ってからは私が先頭へ。そして、そのまま三原市街地へ入っていくのだが、振り返ってみると、チネくんの姿が見えない。ちょっと速度を落として待っていると、追いついてきた。ちょっと間があいてしまった感じだった。そんなに必死になって踏んだ感じではなかったのだが・・・。
ここで、ちょっと感じた。
 
「オレって、下り速い???」
 
まあ、速いのは私ではなく、S5の性能なのだというのは重々承知している。S5の下り、けっこうハマるかもしれない。
また、乗車時のフォームについても気づいたことがある。
S5のハンドル高は、VERENO RNよりも高めにしてある。なので比べれば多少アップライトな感じにしてあるということになる。しかし、実際の乗車時には肘に余裕を持たせることで、より前傾姿勢を深めることができるとともに、維持しやすくなったと感じられた。特にブラケットも持ちながら深めの前傾姿勢をとると、VERENO RNだと、腕に体重がかかっていってしまう感が強かったのだが、S5だと、重心を適度に保ち、腕に寄りかかりすぎない状態で姿勢を低くできていることに気づいた。さらに、S5の位置だと、ブラケットを持って姿勢を低くすると、ちょうど、手首から肘までの部分をハンドルバーに乗せることができる。そのおかげで腕の力で支える必要なく深い前傾姿勢を保ちやすい。
そんなことを試しながら下りを楽しんでいたら、いつの間にかチネくんがいなくなっていたのだった。
 
このライドはまだまだ前半。この後、良くも悪くも、新導入したS5にいろいろと気づかされることになる。
 

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