体力テスト

2015年に入り、スキーも毎週行きながらも、ロードバイクのローラーでのワークアウトも数回行なってきた。昨年の同時期に比べれば、明らかにモチベーションは高い。これもVECTOR導入のおかげであることは、昨日のエントリーでも書いたとおりである。
一方、昨年の12月はロードバイクに乗る機会は比較的少なかった。その前の年に比べても明らかに少ない。スキーシーズンに入ったというのもあるが、気持ちの中で途切れていたというのもあったようだ。バイクのシーズン中とは変わらず、できるだけ乗る機会をキープしたいと思っていたのだが、身体が休みたがっていたらしい。今振り返って見れば、オフトレ前の休養の期間として位置付けてもいい時期だったのかもしれない。
そして年が明け、2015年。
気持ちも新たにオフトレ開始。VECTORも導入し、パワー・トレーニングみたいなことをはじめてみた。あまり乗っていない期間が約1か月。その後のオフトレ開始は思ったよりもキツク感じられた。
そういう意味でも、年明けいきなりにFTPの測定にチャレンジしたのは無謀だったか?
年末・年始でなまったからというのも大きい。
そして約2週間のうちで、スキーもしながらワークアウトを数回。ここに来てやっと身体が自転車に再び馴染んできた感じがする。
そこで、いい機会なので「体力テスト」をやってみた。「パワー・トレーニング・バイブル」で書かれている、「パワー・プロフィール」の作成をやってみようと考えたのだ。実施方法は以下の通り。
この「パワー・プロフィール」とは、5秒、1分、5分、20分の最大平均出力を出し、それらがどれくらいの値になっているかを見て、脚質もしくは弱点を探していくというもの(なのだと思う)。
「パワー・トレーニング・バイブル」の中にはその一覧表が掲載されており、それぞれの時間での最大平均出力値が「世界クラス」、「国内トップクラス」、「優秀」~「普通」~「一般(トレーニングなし)」などのカテゴリーのうちどれに該当するのか探していく。それらの並び方により、脚質、弱点、強味等を判断していくというものである。
ウォーミング・アップとクール・ダウンを端折れば1時間足らずの「ワークアウト」となるので、この「メイン・セット」の部分のみをEdge510のワークアウトとして作成して取り組んでみた。
中では、5分、1分、15秒という全力走が含まれる。15秒はともかく、1分、5分は完全にペーシングに失敗して、後半尻すぼみの出力になってしまっていた。今後は「ペーシング」によって、求められる時間帯きちんと出力をキープして「出し切る」術を身につけなくてはならないと感じた。
そして、結果。
細かくは晒さないが、5秒、1分での出力が、5分、20分に比べて少ない傾向がわかった。もちろん全般的に低いのだが、特に1分はかなり低め。ペーシングに失敗して、20秒くらいまで踏んで後悔したというのもあるし、ローラー台なのでむやみにバイクを倒せないというのも影響しているかもしれない。が、これまでの自分の走り方を見て、なんとなくわかる傾向ではあったのであきらめる。
あきらめて、そこを強化すべきか、短時間での出力はあきらめるか判断していくことにする。とはいえ素人話ではあるので、まずは「強化」してみて、様子を見ていこう。
1月、2月、3月をオフトレ期と考えている。1月、2月でベース部分である基礎体力向上のワークアウトを中心にして、3月に入るあたりから短時間、高出力を向上させるワークアウトの割合を増やしていこうと思う。
せめて、昨年の4月のコンディションよりも良い状態で4月を迎えたいものだ。