向島練へ(そろそろシーズン意識しだしたよ!)
現地到着までで約1時間。もちろん帰りも1時間。それらはアップとダウンとなる。向島練本体は約6.6kmを6往復、40kmちょいを走る。約1時間10分。
そこのところの様子がわかっているので、合流後、現地までは緩いペースで身体を起こしながら向かった。
天気は、ホドホドに良い。
ただ、誤算は思ったよりも気温が低めだったこと。日が照っているときには暖かく感じられるものの、日陰に入るとかなり寒い。それでも走っていれば身体も温まるが、合間での休憩時には身体が冷えてしまう。
そんな中での現地までの道のりだったので、寒さと身体の暖め方、アップとしての負荷を考えると、どれが正解なのかわからない感じで現地に到着することになった。
スタート地点に到着後は休憩を済ませ、おもむろにスタートした。
この日は集合直後から、左膝に違和感を抱えていた。負荷がかかると関節がカクカクするというかなんというか。その衝撃が痛くはないのだけど、明らかに違和感があった。ずっとではないので様子を見ながらだったが、距離を重ねると少し痛みも感じ始めていた。
向島練に入ってからも、負荷が高くなるとやっぱりその違和感は続いた。「今日は無理かな?」「痛みが強くなってきたら途中でもやめたほうがいいかな」などとも考えたが、コンディション不良であっても一応最後までは走っておこうと切り替えて走り出した。ただし、なるべく膝の違和感を感じないで済むように調整しながらである。
走していると、案外1周回目は調子よく走ることができた。大きなカーブを描く平坦部分では40km/hも越え、気持ちよく走ることができた。
しかし折り返し後は完全な向かい風。この日は行きは横風に近い追い風。折り返し後は完全な向かい風の影響を受ける中での走行となった。なので「行きはよいよい、帰りは・・・」というのをそのまま地でいった感じだった。
SRさんもいるので、先頭を交代しながら走ることも考えたが、それぞれのペースがあるので、別に走る感じになっていた。私も前回一人だったので、牽いてもらうことは考えず風除けに使ってもらって、あとは自分のペースで、と考えた。
2周回目に入って少ししてから、突然右脚ふくらはぎが軽く攣りだした。「あら? やばいな」と思ったが、ここでもとりあえず完走を目指すのを命題に、ストレッチしてふくらはぎを伸ばしながら走った。
3周回目。加えて左脚ふくらはぎ、そして右脚ハムストリングスが軽く攣りだした。ここでもさらにストレッチを強化してだましだまし走った。ちょっとして、危ない走行をする車をよけたときに、完全にキタ! とはいっても完走を目指す以上、攣ったまま走るしかない。もうしばらくだましながら走り続けた。それが、2周回はじめから3周かい終了あたりまで。
3周回目を終え、4周回目に入ると、半分を終えた安心感もあってか、少し楽になった。でも脚は消耗しているのでペースアップはできず。そして5周回目後半には左膝も再度痛み出した。今回はその痛みも強い。軽めに回すのをメインにペースも落として完走を果たした。
なんか今回はギリギリな感じ。膝の痛み、脚の攣り、向かい風。いろんなマイナス要因が一度に降りかかってきた練習となった。そんな中折り返し地点ですれ違うことになるSRさんとの声の掛け合いが、案外励みになった。
すれ違うたび、
「あと2周半!」
「あと2周!」
「あと1周半!」
とカウントダウンしていく。
そのおかげでなんとか完走までこぎつけることができた。
帰りは尾道でラーメンをいただき、昼過ぎの帰宅となった。午前中のライドとはいえ、けっこうな消耗度。なかなかきつくはある。でも、「走った~」という満足感は距離と時間に比べるとかなり大きく感じられ、いいトレーニングにはなっているのではないかと感じている。
帰宅後、走行データを見てみると、膝、脚攣り、向かい風という悪条件はあったが、練習中の出力は前回よりも上がっているように見受けられる。GARMIN VECTORのおかげではあるが、同じような条件での走行時のデータを比較できるのは次へのモチベーションにつながる。また近いうちに向島へ向かうことにしよう。
ところで、前記事
に書いた、「レック・マウント Type19」。
今回の「向島練」の最中にずれることはなかった。安定して撮影できたという印象。しかも、走行中の視界には全くといっていいほど入らないので、撮影開始後はその存在を忘れてしまって、電池を使い果たすまで回しきってしまっていた。
いい感じだ!
で、DashWareでデータを乗せるんだが、けっこう楽しいだけでなく、出力の変化が比較でいてなかなか役に立つ。時間を少しかけなくてはならないが、自分のトレーニング記録としてストックしていくと、変化を感じられて良さそうである。