Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

ROTOR Q-RINGSの影響なのか、それとも体力の衰えなのか?

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Q-RINGSにまつわる、重大な問題?が発生!
去る4月12日の日曜日、岡山国際サーキットにて「トロッフェ・バラッキ」に参戦してきた。この冬も当然スキーシーズン真っただ中であり、実走こそ機会は少なかったものの、ローラー練については前年の同時期よりも良く回すことができていたという実感を持って臨むことができていたレースだった。

そしていつもの通り、冬の間の10%弱増量が効いて、上りは超絶苦しかった。

ただ、レース自体は楽しく、結果も概ね納得のいくものだった。そして疲労も、時間的には1時間程度という短いものだったので、レース直後の回復具合を見てみると、「時間的に考えてこんなもんだな、いつものレースと変わっていないな」と思われる程度だった。

 

しかし!

しかしである!

 

翌日の月曜日の夕方くらいから、ふくらはぎのひざ裏付近の筋肉痛が出はじめたのだった。そしてレースの翌々日の朝にはその筋肉痛は増大。その日は歩くのもなんだか不自然な感じになってしまうくらいの筋肉痛となっていた。

レース翌日の夕方から筋肉痛が出はじめるという現実・・・。まあ、これは年齢的にみて妥当ではないかと思われるので気にしない。

ただ、もっと気にしなくてはならない現実がここにはある。実はこれまでレースに出た後に上記ふくらはぎのひざ裏付近に筋肉痛が出たことはなかった。出るなら大腿四頭筋あたりで、出てももっと軽いもの。ちょっと張りを感じる中で、少し力が加わると、「あ、痛いな」程度のものだったのである。

 

しかし、今回は場所は違うし、痛みもひどい。

これはどうしたことか? と、恐怖に打ちひしがれたのであった。

 

なんで?

これまでのレースでもここまで痛くなったことないのに。。。

冬場も昨年よりは乗れてるのに。。。

でも、何だか今年は違う。。。

 

これが俗にいう、「年を取って体力が衰えた」ということなのか?

 

それとも・・・、他に原因が?

むしろあってほしいのだが・・・。

 

あ、そういえば、Q-RINGSの「セッティング・ガイド」になんか書いてあったな。

 

そう思いあたりひも解いてみた。

Q-RINGSをご購入いただきありがとうございます。

従来の真円チェーンリングに慣れている脚の筋肉や脳の考え方を少し変える必要があり、それ馴染むまである程度の時期を必要とします。

Q-RINGSにはOCPシステムと呼ばれるポジション変更システムが搭載されています。はじめて使用する場合、まずは上記に記載のノーマルセッティングでフィッティング方法をお試しください。

Q-RINGSはペダリング効率が上がるため、従来の真円チェーリングとは異なった脚の筋力を使用します

この筋力バランスの変更をスムーズに行うために、このガイドを活用ください。

あなたの脚にフィットするまでには個人差がありますが、ロードレーサーで500km/MTBで200km程の距離を必要とします。

 

ADAPTATION PHASES(フィッティング方法)

 

1.意識をせずにライディングしてみよう(0km~)

 はじめてQ-RINGSを使用すると、クランク1回転する間に今までの真円リングと異なり、クランクスピードが一定で無く速かったり、遅かったりする場所を感じる場合があります。最初の数キロは違和感を感じるかもしれませんが、次第に滑らかにペダリングできるようになります。
真円リングを使用していた時と同じようなギヤ比で走行してください。
Q-RINGSを意識せず、今まで通りのペダリングを心掛けてください。円運動の動きにとらわれず、ペダルを踏み込むことを意識してください。

 

2.イージーライディング(~250km~)

 Q-RINGSは、ペダリング効率良くなるため、負荷がかかる部分が減少して膝の負担を軽減します。
通常の真円リングに比べて筋肉の負担が分散し、均等に使うことができます。
そのため今まで使用していなかった筋肉を使っていることに気が付きます。疲れる場合があるかもしれませんが慌てないでください
まずはゆっくり過負荷をかけないで走行してQ-RINGSに慣れてください。

 

3.筋肉を適応させる(~500km)

 使っていなかった部分の筋肉の負担は、使いつづけると次第に消えていきます。ハードに乗った場合はこの部分に痛みや疲労を感じる場合があります。その場合はライド後しっかりとストレッチやマッサージを行ってください。より早くQ-RINGSにフィットすることができるはずです。
この筋肉の負担は、人間が円運動において効率よくペダルに力を伝達するときに使用するべき筋肉を使った結果です
従来の真円リングでは、ムダな力を使ってペダリングを行なっていたのです。

 

4.フィッティング完了

 規定の距離を乗るとあなたの脚の筋肉はQ-RINGSにフィットしているはずです。回転は従来の真円リングと比べても違和感がなくなり、よりスムーズにペダリングできているはずです。さらに心拍も通常よりも低く保てる可能性もあります。
もし、規定の距離を乗ってもなおQ-RINGSに違和感がある場合それを解決し最適化する方法があります。セットアップガイドPART2へお進みください。問題の内容に従いOCPシステムでチェーンリングの位置を変更してください。

 

(以上、Q-RINGSセットアップガイドより)

 

※ 今まで使用していなかった筋肉を使っていることに気が付きます。

  ⇒ 「気づく」というレベルではなく、痛いんです!

※ 疲れる場合があるかもしれませんが慌てないでください。

  ⇒ 思いっきり慌てました!

※ ハードに乗った場合はこの部分に痛みや疲労を感じる場合があります。

  ⇒ 確かにハードだったと思います!

※ この筋肉の負担は、人間が円運動において効率よくペダルに力を伝達するときに使用するべき筋肉を使った結果です。

  ⇒ ほう・・・、そうなのか!

 

ここまで、自信を持って書かれていると、納得せざるを得ない。身体全体の疲労感は実は「やっぱ、年取ったな」と感じざるを得ないものはあるが、この「筋肉痛」はQ-RINGSに身体が馴染んでいくために必要な過程だったのね!

そして、痛む部分は、確かにこれまでとは違う部分。「ペダルに力を伝達するときに使用するべき筋肉を使った結果」ということなのだろう。ホントにその部分で合っているのかは定かではないが、前向きに解釈して、「そうなのだ!」と自分を納得させた。

 

そしたら、なんか元気出てきた!

 

Q-RINGS使いはじめてからの走行距離、たかだか200.73km(内ローラー127.52km)。上記「ADAPTATION PHASES」の「2.イージーライディング」の段階である。きちんと規定の距離を走った時には馴染んでいるのを信じて、そして筋肉が適応してくれているのを信じて、もうしばらく様子を見ることにしよう。

 

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