第一回「アニキ練」開催!

私とアニキは前の夜から前泊。アニキを積んで、お酒と晩御飯を買い込んで、サンセットビーチ入り。自転車乗りの二人の会話なので、それらしい話で盛り上がり、23時半頃には就寝した。

当日朝、8時頃にN仲さんも自走で合流ということで、準備万端でお待ちした。
N仲さんはこの10月に転勤で福山にこられたばかり。アニキとはFBで知り合っており、アニキが今回お誘いしたらしい。今治にいる「先輩」の所へ自走で出かける途中での合流だった。

合流後、軽く挨拶を交わし三人で出発。まずは予定の、生口島一周、高速ローテーション練習。一人一人が長く牽くことなく、次々と先頭を交代しながら速度を維持していくアレである。
出発直後は普通に回しながらはしり、少しして停車。この日のテーマをアニキが確認した。そこから、高速ローテーション開始。。。
とはなかなか行かない。
上手くいかないの。
三人だと、下がっていって先頭に出る人の後ろにつく所のタイミングが難しくて、そこで脚を使ってしまう。これをペース維持しながら続けるにはかなりの熟練度がいるわ。また練習しよう!
なんて感じで瀬戸田練は、一周で終わりにしたよ。なんせ、キツイことキツイこと。久々に心拍も最大近くまで上がったよ。何度も千切れたし・・・。
で、その後は、三人で一緒にサンライズ糸山まで向かうことに変更!
時折景色を楽しみながら向かった。
そんな中での上りで、アニキは何度かペースアップ。なんとかついて行ったり、千切れたりしながらたどり着いた。

アニキはこの週末、ジャバンカップにオープンで出場するんだとか。そのために上げ目に調整してるんだって。
N仲さんとはそこで分かれて、アニキと二人で帰路に着いた。行きは、実はスゴイ向かい風だった。帰り道は案外早めの時間帯になったので、風向きが変わる前に出ることができたので、帰りは概ね追い風。いつもなら行きで向かい風、帰りも向かい風というパターンも多いのだが、ラッキーな展開となった。とはいえ、脚は使ってるので、それなりに辛い旅ではあったが。
特に大島の二つの上りでは。かなり「一生懸命」走った。二つ目ではアニキに千切られたが、思ったよりも食いつけている自分に気づくこともできた。
脚、心肺のキツさに比べて早めに折れてしまう「気持ち」の弱さが露呈した。これまでは、心の方のリミッターが先にかかっちゃって、実はまだいけるのにとどめおいてしまってたような気がする。
「もうちょっと行ける」と信じて、もう一踏ん張り、いや、あとふた踏ん張りくらいできるようになれば、もう一段階高められるのにな。
アニキとは伯方島と、生口島で「発射」の練習をした。
私が前を牽き、アニキが数百メートルほどスプリントをかける。最後の生口島では、やや追い風の中で51km/hまで上げたあと、アニキ発射。その後65km/hまで加速して駆け抜けていった。アニキの加速も驚くが、多少の追い風とはいえ、平地で、50km/hを越える速度まで自力で到達でき、しばらく維持できてた自分にビックリだった。
心のリミッターが上手く解除されたあとだったんだと思う。
車での帰り道は「楽しかった」、「いい『練習』になった」という会話に終始した。
こんな第一回「アニキ練」。
また「練習」として、アニキには第二回目も付き合っていただきたい。