Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

逃げに逃げた! そして下ハンの神様が微笑んだ日(笑)

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前回までのあらすじ・・・

(すいません前回から続いているわけではないです)

 

数日前のミーティングで、監督であるアイカタさんからこんな指令が出た。

アイカタさん:「次の土曜はムスメさんとご飯食べに行ったりするからパパはフリーで自由にしていいよ!・・・(てか、パパはじゃまになるから〜)」

監督「次の土曜は自由にしていい。できれば、一人でも小集団でもいいから逃げろ!」

 

ということで?

今日は「ツール・ド・しまなみ ひとりで勝手にステージ」に行ってきた。

 

とはいえ、なんか疲れてて起きたのは9時前。これから出かけるとちゅと半端だな〜、ローラーで済まそうかな〜とか思いながら外の様子をうかがうと、なんだか涼しい。陽は出ているが、風が冷たいのだ。これなら快適に走れそうだな〜。

ということで出かける準備を行った。

ちなみにこの時点で、アイカタさん・・・、いや、監督はムスメさんと出かけてしまっていた。

 

そして出発。

スタート直後から、監督の指示に従い、逃げに乗った。というか、一人なので乗るとかいうよりも。単独で逃げた。

何から逃げたか?

そこから逃げるべき集団はもちろんない。一応家庭生活から、ということにしておく。いわば単独の逃避行!

 

あ、悪乗りしてしまった・・・。これ読んだらしばかれるかも。

 

トレーニングの観点からいうと、今回のテーマは、「下ハンキープで姿勢維持」。そしてできるだけ脚を使わないエコな走りで距離を走る。といったところ。

 

スタート直後から行きはほぼ下ハンを持って走った。強度はそう強くない。その分とにかく姿勢維持である。

行き先はスタート時には実は決めていなかった。行けるところまで、という判断で時間に応じて、という感じ。

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そんな感じでまずは、尾道、向島、瀬戸田と進んだ。下ハンキープなので負荷は強くなくても、スピードにはある程度乗れる。それが気持ちよく、負荷も少ないのでかなり楽にここまで走れた。大三島あたりで引き返そうかと思ったが、この分ならあまり時間のロス(休憩による)もなくいけそうだ、ということで結局サンライズ糸山まで行くことにした。幸い日差しもそう強くはなく、風も冷たさが残っていて暑くて仕方がないということもない。平地・下は120W〜200W、上りでも210W〜250W程度を目安に走り続けた。

結果、サンライズ糸山まで休憩、補給なし、手持ちのボトルの水一本で到達した。かなりエコな走りに徹していたらしい。 

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サンライズ糸山でも、ドリンク補給と、アイスを食べたくらいですぐに引き返した。ほんの少しの休憩だったが、少し体力は回復しており、大島の二つの上りも無難にこなして伯方島へ渡った。

しかし、このあたりで身体に異変が。相変わらず下ハンキープでいたのだが、やはり首とか肩が凝り始め。姿勢維持がキツくなってきていた。せっかくなのであとは家まで休憩なしで行こうかとも考えていたが、姿勢維持ができない状態で行っても、今回のテーマを完遂できないことになってしまう。そこで瀬戸田で休憩を入れて首肩を少し休ませ、その後も下ハンキープのテーマを貫くことにした。

そして、瀬戸田のコンビニで休憩。

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白くまくんアイスブレイク。この間に首を回したり腕を回したりして少しでも姿勢維持が楽になるよう気をつけた。

休憩後、走り出して、因島にわたるあたりで、なんと雨に見舞われた。結果から言うと、向島あたりではやみ、その後は完全にドライに戻ったのだが、降られた時には路面も濡れるし、下は怖いし、何よりもバイクが汚れそうだということで、この天気の変化を少し怨んだ。

しかし、考え方を変えてみると、結果的には、あれは下ハンの神様からのご褒美だったのだった。たぶん途中やめにせず、最後まで下ハン姿勢をキープしようと決断した私に下ハンの神様が微笑んだのだ。そんなに暑くはない日ではあったが、「逃げ」も後半(まだ言ってる笑)。汗も白く浮かび上がってきてたし、熱っぽさは身体に溜まってきていた頃だった。そんなタイミングでの雨。あとで考えればそれはかなり心地よかった。まさにご褒美だった。そして何より、小さめの上りを上りきった時に一瞬だけ現れた「虹」!。

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それもかなり近いところではっきり見える。ただしホント一瞬だけで、思わずバイクを止めて写真を撮った。まずはバイク入れずに一枚。せっかくなのでバイクも入れて、と思い、バイクを置いている間にその虹は消えてしまっていた。これは、下ハンの神様が絶対微笑んだんだ、としか思えない(笑)。

 

その後は順調にライドを終え、帰宅した。

せっかく成功させた逃げなのでその間この連休は逃げまくろうかとも考えたが、そこはやはり家族のいる身。家族を悲しませてはいけないので、最後は逃げは吸収され帰宅に至った。

9時45分に家を出て、17時47分に帰宅。8時間2分で約177km。まずまずかな?

 

そして見事な逃げ(逃避行)に「敢闘賞!(笑)」

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