Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

STRAVA画像で見るHC反省会

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四川に行ってきた。

今年何回目になるのか? 9月に入ってから毎週に近い感じで行ってる気がする。

そして、今回、二度目のPB更新を果たした。めでたいことに。

そして目標タイムは切ることができたのか?といえば、、、

 

答えは「NO!」(泣)。

 

でも、おしかった。ホントおしかった。そしてあのトラブルに見舞われなければ、きっともう少しタイムは短縮され、余裕で目標タイムは切っていたのではないかと思われる。タラレバの話ではあるが、そう思わないとやってられない!

 

そのトラブルがどんなトラブルだったのか?

これについては「反省」の中で振り返る。

ここんところの3本の四川トライをSTRAVA画像で比較しながら反省して、記録としたい。

 

比較する記録データ

①(黒)今回のデータPB 9/24

②(紫)2番目の記録 9/10

          →1年ぶりに更新した時

③(青)3番目のタイム 9/18

          →ダムまで飛ばしすぎて後半失速
          →前日もワークアウトしてしまった

 

というわけで、今回のライド(現在のPR)の様子を追って比較と反省をしていきたい。

まず、コンディショニングについてここのところ気づいたことは、以下のような点。

 

1...前日は完全休養がいい

2...前々日は強度は強くても良いが短時間で

      または、リカバリー程度で

3...アタックの少し前に一度心拍を上げておく

      最大心拍の90%以上まで

 

今回は、ほぼこれをクリアできた。ただ、前日は酒飲んでる。オマケに体重は少しオーバー気味。でも、上の条件をクリアしてると心拍も上がりやすく、脚も回りやすいことに確信を持てているので、正直、目標タイム切りを狙っていった。そのためにスタート直前にはボトルの水もカラにしたほど(笑)。それでも体重オーバー分を差し引きできてはいなかっただろうが(涙)。

 

そして今回は、必殺技として、「バーチャルパートナー」のみ意識して走ってみた。対象はもちろん前回までのベストタイムの②。このタイムより15秒程度速く走れれば目標達成できることになる。

そしてもうひとつ参考にしたのは、前半飛ばしすぎて後半明らかに失速した③。この時は前日にワークアウトもしているし、心拍を上げるルーティンは経ていなかった。そのためもあっての失速とも思われたが、そこまでペースを上げずに、この時よりは抑えめに行こうと前半のペースを設定していた。

 

さてそれでは、思い出しながらスタートしてみる。

 

まず、スタートダッシュ。前半速くて後半失速したライド(以下、「③」)の時とほぼ同じくらいのスタートダッシュで入った。早めに落とすつもりで、またここのところの中ではケイデンスは気持ち高めな意識で。とはいってもデータは表示していないのであくまでも感覚に頼って。

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バーチャルパートナー(以下、「②」)からは1秒から4秒程度先行。その後ダムまでで差は開いて、12秒先行することに成功した。この時、③ライドはさらに5秒先を行っていた。今回(以下、「①」)でもキツく、斜度が緩くなるのが待ち遠しかったので、③は完全にオーバーペースだったのだと思われる。

 

その後、橋に到着するちょっと手前で、①は③をパス。

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この後しばらくは、③も粘っており、差は開かない時間帯があるが、縮むこともなかった。しばらく先には失速しているのがわかる。

 

次に、橋を渡って下ったのちの上り返し、そして展望台まで。ここまでの間に①は②に15秒前後先行というのが続いている。③は前半飛ばした時に①との差を最大17秒ほど付けてその後失速しているので、それと比べれば良いペースかも。

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この後もこの差をキープできさえすれば目標タイムを切ることができそうだったので、この差をキープするように走ることにした。

 

そして、その後少し走ったあたりで、なんとか①との差を広げないように頑張っていた(その時の意識としては②が対象で、先行キープだったのだが)③は力尽きて失速をはじめ、もう浮上してくることはなかった。

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15秒差キープを命題になんとかペダルを回し続ける①。しかし思いのほか脚がよく回ったせいで、少しずつ差は開いていく。

前半は③と近いペース、その③もすでに失速しはじめているのに、まだキープできていることに驚いた。と同時に、ルーティンをこなしたおかげかもと、コンディショニングの大切さを再確認。

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しかしいつまで持つのか?、という不安もあるにはあった。一方で、まだしばらくは行けそうな感じもあったし、このまま行けば確実に目標は達成できるというモチベーションもある。このまま無事に走り切ることさえできれば!、という思いで折り返しに入った。ここは少し斜度が緩むので、数段ギアを重くし、ダンシングして出力値キープして速度を乗せた。

ここまでは良い感じ。②との差は最大20秒くらいまで広がっていた。

 

が、突然ガーミンの表示がおかしくなった。

そこまで20秒程度先行と表示されていたバーチャルパートナーとの差が、突然15秒遅延の赤表示に変わったのである。一瞬ドキッとしたが、そこまでも、15秒程度の先行だったのが一瞬5秒差に縮まって、ちょっとしてからまた元に戻るというのを何度か目にしていた。たぶんGPSの精度によるものなのだろうが、すぐに戻るので特に気にしていなかった。

今回もそれと同様だろう、としばらく待ってみたが、なかなか表示が戻らない。

「ん?、こっちが正しいの?」

「これまでの表示がおかしかったの?」

と思ったのが下の画像の地点。

そう思った、というか気づいてしまったところからみるみる②との差が縮まっていっている。

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ちょっと見にくいが、下の画像の編みかけの部分は明らかにその前後より出力が落ちてしまっているのがわかる。

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正直、ここで心が折れた。混乱もおさまらない。表示戻ってくれ〜!、と思ってみてもいっこうに戻らない。

とはいえ、トレーニングは続いている。更新とならなくても、脚を使い切ろう、と気を取り直して少し回しはじめたのが以下。

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なんとか平静を保ちつつも、頭の中の混乱は続いている。

差はどんどん広がっていく一方。やがて30秒になり、1分、1分半と差がついていった。2分くらいの差になった時、あきらめとともに少し冷静になった。
そして2分遅れキープでゴールした時のタイムを計算してみる。で、気づいた。


「今のペースは、そんなに遅くないよな?」

「ひょっとしてGPSデータの読み違えとか?」

 

そう思えるほど脚は悪くなかったの。

それを鵜呑みにはできないかもしれないが、ここからペースを上げてできることをやって終わろう!。そう思って最終局面に突入した。

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で、結果はご覧の通り。

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20分切り目標で、20分ジャスト!

 

「おいおい、ここでGPS計測の誤差が発揮されるべきところでしょうよ!」

 

なんていってみても結果が変わるはずもなく、どうしようもない。受け入れるしかない。

20分切りなんて、平凡な記録ではあるが、ここ数年秋限定ではあるが取り組んでみてた課題。それをホントギリギリのところで逃してしまった。悔しさ半分と、やっと20分切りが現実味を帯びてきた喜びが半分というところか。

 

次回は、同じルーティンで、同じ走り方で、んでもって体重もも少し落として、それでもバーチャルパートナーには惑わされないで走りきってやる!

 

ホントは今日達成しておかないと、設定期限が迫ってきた今、プレッシャーに負けてしまいそうだと思ってたんだけどな〜。